ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

舞台「PSY・S」思いつくままに(ネタバレです)

 またまた嬉しいことがあった今日な訳ですが、まだまだあの素敵な舞台「PSY・S」の感想を綴っておきたい今日この頃。今週末(23日、24日、25日)と大阪公演がありあすが、色々と想いが溢れてしまったので、書き留めておきたいと思います~。ガッチガチにネタバレですし、とんでもな私見なので、どうぞご容赦のほど、よろしくお願いいたします(笑。

①2回は見て欲しい舞台のこと

 色んな謎やエピソードが詰め込まれていて、1度で理解できる方は本当に凄いと思うけれど、それでもやっぱり2回見ると更に感慨が深くなる作りになっているなあと。特に、前半の少し経ったところででてくるOPのパートは、そこにこの舞台のすべての登場人物のあるべきだった場所が埋め込まれていて、本当に泣けるんですよね。特に、お互いにキラキラの愛おしさを振りまいて手を振り合う教授と大佐のヒトコマとかすれ違うディマリオとリオンとか、ドイルとメアリーのあの黄色い花を手に取って仲睦まじくしてるところとか・・。気づいた時にうわーってなるんですよ・・あれは反則です。
 時間旅行がひとつのテーマの作品だから、もう一度、時間をさかのぼってこの舞台に向かい合うのもいいのかなあってついつい思います。

②シンプルに真犯人の動機について
 まずは、すっごく単純にホームズへの愛、執着だったのかな。だから、ホームズを自分から奪ったリサを、そして彼女が守ろうとしている娼婦たちを手にかけたのかなあって。純粋(というのかわからないけれど)にヤコブの花を使って神になりたかった、自分の周りのものすべてをコントロールしたかった、そしてホームズに勝ちたかったってのもあるんだろう。でも、リサの店まで来て、執拗に彼女の存在を認知して、付きまとおうとする姿を見ていると、「この女が!!」みたいなのを感じてしまう女子目線なのでした。
 書いてしまうとめちゃめちゃ単純でちょっと恥ずかしいけれど、ホームズに「尊敬『は』していましたよ」と愛情の存在を否定されてしまったから、その本心をどこか隠そうとするー自分の手を汚さないとか、闇に葬ろうとするとかーそのジタバタしてるところで「欲」も見え隠れするところが、人間くさくて、憎めないんだよなあって、ついつい思っちゃいました。

③ワトスンについて
 ホームズも教授も本質は同じ人間で、サイコロの目を予言できるような神の目を持ちたい人。知恵を駆使して、サイコロの目のような、そして教授が言うように人間世界のほとんどがそれに影響されるような、「偶然」というものまでも自分の力でコントロールしたいと思う人。そして、教授がその念が犯罪の根本の鍵の一つであると言ってるようにも思う(彼らの犯罪係数をついつい知りたくなるw)。ホームズも何かあればコインを弾くのは、自分でその出目がコントロールできるかもしれない、したいと思ってるからなのかなあって感じる。
 でも、この舞台のワトスンは、その言葉を遮るかのように「表だ!!」とそれしかありえないと舞台いっぱいに声を響かせる。「解決するんだ」と神に負けそうなホームズに叩きつけるように檄を飛ばす。ワトスンは俯瞰から下界を見やり、そこにサイコロの目を見出そうとはしないんだよね。自分が求める、みんなが求める世界を自分の意思で選択する。運命は神が決めるものではなく、自分の意思で「表だ!」と宣言する。この舞台のワトスンはサイコロを振らない、アインシュタインの世界の人。その強さを、龍之介さんの力が実現化する。誠実で、熱くて、意思の力で、困難な運命に立ち向かおうとする。そのサイコロの世界とは別の世界観にホームズは強く惹かれているんだろうなって感じたなあ・・。
 そして、エピローグ、ドイルの語るその後のホームズとワトスンのくだりで、賭けをしようと相変わらず言うホームズに、「表だ!」とワトソンがいつものように言う訳だけれど、そこでドイルも「表だ」ってはっきりと言うんですよ。そこに自分の力で未来を切り開く意思を得たドイルを見てまた泣けましたよ。
④ライザのこと(めっちゃ厨解釈w)
 舞台でのライザは舞台の登場人物で一人だけ宙に浮いた存在、ディマリオ(個人的にはディア・マリア:マリアを愛する人な意味かなあ)を偶然見つけて保護して、見守っている人となっている。それ以上の繋がりは明示されていなくて、でも彼のことを心配して「信号」を送り続けたり、娼館まで出かけていったり、本当に献身的な愛を示してくれる人。物語の中で、登場人物たちの愛がそれぞれおさまるべきところに納まっているのに、彼女だけ本当に一方通行の愛を、それも俯瞰的にディマリオに注ぎ続けているんだよね。その孤高の美しさをそのまま受け取ればいいのかもしれないけれど、やっぱりついつい思ってしまう・・。
 彼女は、きっとミケランジェロが時間を超えてまで探し求めた、花屋の娘の記憶まで奪って得ようとしたマリアの生まれ変わりだったのかなあって。時間の迷子になって、悪党たちに翻弄された彼を救うために現れた奇跡・・みたいなw。あー、書いていてほんと厨だなあって思うんだけれど、そう思うと彼を思うライザの献身はきちんと報われた・・と思うし、ミケランジェロとマリアの愛はきちんと達成されたのだなあと、ひとりで勝手に涙している(笑。最初の感想がこれか・・って思うけど、すっごく心に残ってるところで、松岡さん本当に綺麗に気高く演じられたライザが気になってしょうがないので書かせてもらいました。

⑤燈さんルパンの一番カッコ良くて好きだったシーン 
 初めて拝見した俳優さんなのにとても初めてとは思えないみんな大好きな赤澤燈さんのルパン。全編200%カッコイイが詰め込まれているし、ルパンらしい気取りとか見栄っ張りとか欲もあって、本当に当たり役じゃないかと新参者ながら思うくらいで。本当に綺麗に切っ先が真円を描いているような剣の殺陣も見事だったし、あのコートとシルクハットがこんなに似合う方はなかなかいないと・・。
 でも、個人的にそれ以上にカッコよくって総毛だったのは、警察官に変装して、その正体を明かすところ。ポーズも素晴らしく良かったんですけど、とにかく、あの平警官の制服が似合っている~。明治期くらいの兵士の服にもにて、あの縦襟とスカーフタイがホントに素敵で。あの服装でぜひ一本見たいと思うくらい好きでした。ぜひ、サイズの続編でもそんなお姿が見たいと期待しております・・。
 あと、その警官に変装したルパン、ワーカー警部と揃ってやってくるところから一緒に出てくるんですよね。セリフもあったし、相当コミカルな演技もされてて、ほんと気づかなかったなあって、そこも素敵でした。

⑥ディマリアのこと
 鈴木勝吾さん演じるディマリア。この舞台で一番の変化の多い役かつ最大の「あなたは誰?」の謎が隠されていた人物。その多彩な役柄(おおよそ4役務めていたみたいなもの!)をまとっていく華麗さと影をまとったお姿、本当に素敵でした(特番で萩ちゃんが演じてみたいと言っていたのが今となってはよくわかる・・)。ルパンの影を演じている時のアクションが、燈さんのルパンとクッキリと違えているようで、その重さ、袈裟懸けに切り分けていく剣先の動きが本当に痺れました。できることなら、この方の眠狂四郎が物凄く見たい・・・。
 そして、もう一つびっくりしたのが、初日から東京千穐楽にかけて一番お芝居が変化したのがディマリアだったように思うんですよね。初日とその次(11日)に見た時には、恋人を無くして失意のうちに時間の迷子になり、真犯人に翻弄される人で、あまり自分の意思はよく見えず、ようやくリオンの愛によって正気を取り戻す受け身な人・・に見えていたんですよ。犯罪に翻弄される不幸な人という位置づけにも思えました。自分が、あまり物語の筋が見えていなかったせいもあるのかもしれません。 
 でも、13日昼だったか14日夜に再び見た時には本当に印象が変わっていて。正気を取り戻しかけ、ドイルとメアリーのやり取りを見て、「その人が君の愛している人なの?」と自分の現実をはっきりと知った時、ぽろぽろと涙を流されて、そこからは熱く熱く気持ちの入った、ミケランジェロとしての魂を取り戻した姿にまさしく変身されるんですよね。自分がなくしたものをはっきり認め、そして自分の傍にあった愛をきちんと受け止め、彼本来の輝きを取り戻したのがはっきりと自分にもわかった気がしました。複雑な人格にひとつ芯がはいったような・・。もちろん、こちらの思い込みも多分にあるでしょうが。
 さて、ディマリアの関係で、よくわからないことが一つ。ひとつはなぜ彼はヤコブの花を持って時間の旅にでかけたのかということ。そして、もう一つは、花屋の2階は2部屋あったのか(ディマリアとホームズの)ということですw。こちらは来年の秋にDVDが発売されたらゆっくりと考えたいと思います(笑。

舞台「PSY・S」覚書、11月11日夜、13日昼

 ディスグーニー第7回公演、舞台「PSY・S」東京公演千穐楽を11月15日に迎え、私の乗船もこれで終了となってしまいました。本当にあっという間で、まだ大阪公演があるのに本当に泣きたくなるくらいロスしています。本当に考えることが、楽しめるポイントがたくさんある舞台でした。まだまだ色々と考えていたい・・なので観劇後のメモをそのまま残しておこうかと思います・・。

11月11日夜

  • 今日は初日以来2回目の舞台「PSY・S」でした。出演のみなさんすっごいテンション高くてほんと面白かったなあ。殺陣の切れ味ハンパない。ある程度色々わかってから見ると面白さが2倍にも3倍にもなるね。勿論キャラクターの存在感は1回目でも存分にあるんだけれど、更に色々な深みが待ってるという。
  • 2回目でひとまず筋は追えたと思うんだけれど、最大の謎は明言されないまま終わったでおけ??まだ見落としてるかな・・・。
  • 今日のドイル萩ちゃん、本当によかった~。セリフの抑揚の豊かさ、声の張り、音楽聞いてるみたいだった。初日にちょっとひ弱さがと思っていた存在感もぐっと増して、PSY・Sの世界の一員になってた気がする~。殺陣もスムーズになっててカッコよかった。ドラム缶の端っこに乗っちゃうところか、アクションの時の足の上がり具合とか、更に磨きがかかったしゅーっと引っ込むユウレイドイルとか・・すっごく体がよく動いていたなあって。
  • 萩ちゃんドイルの指の先、あごの先までの気取りも入った綺麗さと打ちひしがれてしゅーってくしゃくしゃになってしまうとこの可愛さにメロメロになってる・・。 でも、カテコの時の表情に大人の男性の雰囲気が漂ってきていて、また成長しているなあと・・・。幸せだ~!!
  • ともるさんのルパンのすさまじく早くてヒットポイントが誤差のない正確な立ち回りもものすごいけれど、勝吾さんの力感のある立ち回りもすごく好きだ。鈍器な重さが凄く好き。対比がよくわかるような演出。またそれがその人の在り方を語ってる・・ほんと素晴らしいです。
  •   栗山さんの今回のホームズ見てると洋ちゃん思い出すんだよねえ・・。長身で、一筋縄でいかない曲者みたいなとこあるけどど真ん中な感じ似てるなあ・・。
  • サイズを見てて色々とパヤオ映画を思い出すのは名探偵ホームズとか紅の豚とかもあるけれど、やっぱりカリ城みたいなシーンがあるからかな・・。ワーカー警部の登場シーンでの警部と部下の警察官の隊列とか(埼玉県警だけど)
  • この舞台を作った西田さんのことをフォロワーさんから伺ったり、ネルケの野上さんのテレビなど見ると、7ORDERのメンバーは前の事務所の時ももちろんそうだけれど、事務所を出て、更に色んなところで色んなリーダーと出会うことができて幸せ者だよなあってつくづく感じる。色んなやり方や考え方、接し方を見るだけじゃなく経験して実感できるの、本当に素敵なことだなあ。きっとそれはファンもそうだよね・・。 

 11月13日昼

  • 今日で3回目。ストーリーが頭に入ってから見ると、ああこのシーンは・・という発見がたくさんあってとても新鮮に見ることができた。特にOPは本当に泣ける。登場人物全員好きだけれど、更に好きが増して胸が痛くなる・・。
  • たぶん全部説明しないから、見る側の頭の中でつなぐ部分が多分にあるから、色々と考えて自分なりの結論を出すストーリーな感じもするな。真犯人の真の動機をどう思うか、それは見る側が何を大切にしてるかで違ってくるのかなって気がする。
  • 個人的にアンサンブルのダンサーさんたちの演出の仕方、出方がすっごく好き~。女性陣は娼婦たち、男性陣は警官っていう基本の役割があるからか、めっちゃみんな個性が際立っていて、すっごい好き~ってなる・・。ダンサーさんたちのダンスがクラッシック系&キレイ目ジャズ系で統一されているのが目に爽やかだなあ。
  • ドイル萩ちゃんは、リサ良子さんとワーカー洋二郎さんの渾身のパートに正面から挑ませてもらえて、そしてルパンともるさんとも一緒にガッツリ殺陣も絡まさせてもらえて、ホントありがたいなあって涙出た。
  • それにしても、ドイル萩ちゃんのメインの殺陣がどんどんうまくなっていくーー。初日は、実戦経験のないドイルにおっかなびっくりの殺陣をつけてくださったのかと思うくらいだったのに、今では結構な戦闘力のあるドイルになっている・・凄いなあ・・
  • ディスグーニーの俳優さん一人一人の個性が際立ち、もちろん役の魅力も際立つ、2つが両立する舞台って凄いなあ・・。この人はこうだから凄いっていう説得力がありすぎてすぐ一人一人の魅力にひきこまれる。その舞台づくり、凄いなあ・・。そんな中にいる萩ちゃんを見る幸せ・・ 。
  • 舞台はどれもそうって言われるかもしれないけれど、7ORDERメンバーが出演する舞台は、さなぴーのサイコパスも前山さんのブログにあったように、この舞台はこう作るんだみたいなものとか、こう立ち上げるんだっていうのが凄く感じられる。全部整ったいい舞台に出演させてもらう以上のプラスアルファみたいなものを経験させてもらっている気がする。ありがたいなあ。
  • さて、アフタートークショー。萩ちゃんは、司会の谷口さんや他のキャストのトークにしっかり絡んでてとってもよかったよ。バラエティのイケダンMAXの時もそうだけれど、安定して話を拾えるようになったなあ・・。
  • 谷口さんから、よく帽子を前後ろ反対に被ってるって暴露されてて、とってもいつもの萩ちゃんだったw
  • あるシーンでホームズ、ワトスン、ドイル3人のバックでのお芝居があってそこで3人が面白い過ぎやり過ぎと谷口さんが言ってて、それにガッツリ乗った萩ちゃんが栗山さんのノリノリなお芝居をこんなんなんですよーって小学生みたいに言ってて、そこもとってもいつもの萩ちゃんだった。
  • お邪魔させてもらっている舞台でも、萩ちゃんらしく、のびのびとふるまえて、それなり(ちゃんと??)に役割を果たせているようで、おばばは嬉しくてやっぱり涙が出るのだった・・

舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』感想

 アニメ未見の私ですが、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』、11月6日の夜公演が自分的楽日で全部で4回見ました。4回とも初回見た時と同様に、「犯罪係数0」というドミネーターの判定でラストになるところで、そのすべての謎が出そろった感じに「キタキタキタ――!!。うぉぉぉー。どうなるんだ、一体!!早く次を見たい~」と大興奮していました。この純粋に「次を!」という気持ちが沸き立つ感じは本当に久しぶりで、とても素直にいい作品に出合えたなあと感じました。特に、カーテンコールでも全キャストがまったく役の中にいる(久保田さんだけはさすがに最後の最後に一瞬微笑まれますが)ことがまた更に「つづく」感を感じさせるなあって、ついつい大きな期待をかけてしまいます。どうか、今のままのキャストで、後編が作られますよう、心からお願い申し上げる次第です。     

 こんなに純粋に「次」を期待しちゃうひとつの要因が、自分がまだアニメサイコパスの第1期を見終わっていないからかもしれません。自分の初日が終わってから、1話から6話まで見たのですが、アニメも面白くて、逆に「これは最後まで知らない方がいい」と判断し、きっとあるだろうChapter2を楽しみに待っている次第です。ネタバレ好きな自分にとっては、ネタバレ厳禁で臨む人の気持ちってここにあったんだなあってちょっと新鮮な気持ちになっています。
 しかしながら、そんな風に6話までアニメを見て、舞台に戻ってくると、この舞台で自分が見たモノが何なのかより理解が深まる気がしました。ひとつのポイントは、ほぼアニメのままの台詞を使って、更にうまく前後の流れを紡いで、この2時間のステージにまとめているところ。それにより、基本のストーリーのロジックの枠組みを、私のような初体験へ、ストレートに伝えようとしているように思えました。狡噛が抱える最大の問題の出発地点であり、今また新たな展開を迎えて着地しようとしている、その過去と現在とおそらく未来をうまくつないでいくこと。佐々山という「過去の」人物が、ステージの上に置かれることによって、一方で、槙島と狡噛の出会いという未来の時間が冒頭で置かれれることで、その3本の線が旨く絡み合いながらも、自分的には時空の迷子にならずに、見通すことができた気がします。

 一方で、舞台ではより感情と肉体を表現することに大きくウエイトが置かれていた気がします。それをストレートに感じたのが、最初の縢と常守との会話からシビュラに抑圧、排除される者の怒りや悲しみが大きく描かれてれていたこと。もう今回の橋本くん演じる縢くんは本当に魅力的だったんですけれど、アニメではその流れじゃなかったところでの悲しみや怒りの吐露がぐっとこちらの心情を引き付けてくれました。征陸さんのおおらかさ、六合塚さんの底の知れない冷静さと反面の温かさ、唐之杜さんの諧謔性、そして宜野座さんの並外れた愛ゆえの心配性と憎悪(に私には見える)。彼らの感情をクローズアップされた描き方により、当然のことながらのキャラクターへの親しみも、舞台上での存在感もストレートに伝わるようになっていたなあって思います。

 特に応援している真田くん演じる宜野座さんの心の中にあって体中から溢れんばかりになっている「何か」のその切羽詰まった感じ。すぐ上にも書いたけれど、身体にまとわりつくように、頭からその「何か」が立ち上っているように見えるお芝居には始終ジワジワしっぱなしでした。実は少しだけアニメのネタバレを踏んでしまったてから見た麻雀シーンを見つめるあの目線の思いの辛さも甘さもすべて五感が含まれたような目線には本当にやられました。本当に感情を演じるのが上手い俳優さんだなあと久々の舞台(外部の演劇舞台だと2016年10月ぶり)で感じ入りました。

 さて、くだんの「感情と肉体」。それは人物像を掘り下げるだけの役割でなく、一つのテーマとしてあるのかなと感じたのが、このステージの標語と言ってもいいくらいの頻度で出てきた「頭じゃなく心で理解する」というセリフ。これが、佐々山の存在がこの世界(狡噛が変容していく世界)にもたらす意味の核心部分であるように今のところ感じています。そして、それをより強化する舞台の設え。収容所の囚人たちの肉と骨と情念をたたき出すような力強い歌とダンス。観客の視線を自由にさせず、肉体の縛りを強調するような迷宮のような高低差がある回る舞台。そして、超未来のアニメとは反対をゆくようなうらぶれた街並みでたくましく生きる浮浪者たちの群れ。やはりここでも肉体と感情に引き戻す意匠が働いていように感じるのです。

 その最たるものは、やはり狡噛慎也の肉体と直感的判断の表現。個としてあまりに見事な、スターとしての揺るぎない姿を存分に見せる久保田さんという俳優がこの舞台にいる意味を心に突き刺してくれるChapter1でした。このような中で、宜野座さんの心と体をコンパクトな動きで十二分に発揮している真田くんが、Chapter2ではどのような立ち位置を、物語への関わり方を見せてくれるのでしょうか。本当に本当に楽しみです。

舞台「PSY・S」始まりました!

 2019年11月7日。応援する萩谷慧悟くんが出演するディスグーニーの7回目の航海(ここでは公演を航海に見立ててそう呼ぶのだそうです)、舞台「PSY・S」がシアター1010から出航しました。私も乗船してきました。本当に素敵な舞台でした・・・。今回は、シャーロック・ホームズを描くミステリーな舞台。何を書いてネタバレになりそうなので、いつも通りざくっと感想を置いておきますね。

  • オープニングでシンディーローパーが歌うグーニーズがかかった時には懐かしくて懐かしって、すでに涙があふれそうでした。思えば、田舎から出てきた学生時代に最初に一人で見に行ったのがこの映画でしたね・・、と既に回顧厨w。
  • さて、その舞台「PSY・S」。長いと聞いて身構えてましたが、3時間全然長くなかったですね。体感きっちり2時間。ほんと面白かった~。ドキドキワクワクのエンターテーメント。お芝居らしいお芝居の空間で、ここに萩ちゃんを呼んでいただけたのが本当にありがたく嬉しかったです。萩ちゃんの「はじめての○○」をいっぱい見ることできて始終感激でした。
  • 主役のホームズ役栗山さん、ワトソン役の松村さんももちろんのこと、赤澤さん、谷口さん、村田さん、田中さん・・そしてすべての俳優さんの存在感、素晴らしい殺陣、アンサンブルのダンスも素晴らしく、素敵な愛と推理ががいっぱいのお話でした。ハラハラドキドキ、哀しさも喜びも一杯詰まっている素敵な舞台。ぜひぜひまだ予定のない方にも見ていただきたい~。
  • 殺陣、本当にカッコよかった~。フォロワーさんから聞いていたんですが、西田さんの殺陣のつけ方というか構成が素晴らしかった。萩ちゃんの殺陣がね、もうサイコーなんですよ。他の場面もだけれど動きで面白くさせる殺陣をつけてもらっていて、ほんと面白くて、サイコーでした~。
  • 声やセリフがいい萩ちゃんだからこそ、この舞台で先輩方の演技の力感と面と向かい合うのは本当に素晴らしい経験になるなあーって思いました。それでも、舞台の間に尻上がりに存在感が濃くなっていくようにファンの目からは見えまししたよー。これからどんなふうに萩ちゃんのドイルが変わっていくのか本当に楽しみです。
  • それにしても、萩ちゃんの美しさ、綺麗さ。横顔も素晴らしいし、あごから首の線ファンも大勝訴だと思いました。そして、萩ちゃんのお口はハートなんだよね・・ってしみじみした件もあり・・本当に嬉しい演出・・。
  • ビジュアルと言えば、ともるんさん⇔栗山さん⇔のすけさん⇔萩ちゃん・・なグラデーションと言うか繋がり方が素晴らしくぐっときていました。それは、お芝居での存在感というか、役割的なものと対応している感じがあって凄く好きでしたね。この空間に「この人」がなぜいるのか、どういるのかを計算して構築している感じ!
  • 客席を使う演出多かったですね。舞台からゆるやかに傾斜がついてるから走りやすいのかなー。萩ちゃんの全力疾走を2回見ることができて幸せでした。
  • さて、この日は萩ちゃんのお誕生日で、カテコでお祝いしていただけました。本当にありがとうございました!谷口さんが語る萩ちゃんへのお祝いのお言葉に7がいっぱい出てきて、またそこにもジンときちゃいました・・。ディスグーニー7回目の航海に萩ちゃんを出させてもらえたこと、本当にありがとうございます。
  • その感激を報告する萩ちゃんのブログはこちら・・

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  • そして、家に帰ってきて、深夜に7ORDERの冠番組「イケダンMAX」を見られる幸せ。やっぱりこの今は本当に素晴らしいなって。本当に大切にしたいな、彼らを応援したいなと思った一日でした。

萩谷慧悟くん、23歳のお誕生日おめでとう!

 萩ちゃん、萩谷慧悟くん、23歳のお誕生日おめでとうございます。萩ちゃんの22歳、文字通りのビッグイヤーになりましたね。萩谷慧悟という名前で外部の舞台にいくつも立ち、7ORDER projectのメンバーとして強い絆の仲間たちと一緒にアイドルとして活動してくれている、その素晴らしさ。芸能生活に入って10年を超え、2018年と言う大変な年を仲間たちと一緒に乗り越えた、そのキャリアと胆力で培われた萩ちゃんの強いパフォーマンスが花開き始めたように感じる22歳だったなあって思います。どうか、これからも、もっともっと自分のやりたいこと、自分の夢、仲間たちとの夢を叶えていってくださいね。もちろん、社会に出た新米の大人でもあるから、大変なこともあるだろうけれど、自分の責任というものにも向かい合うこともあるだろうけれど、その分得た自分の力で大きく世界を切り開いていってくださいね。心から心から祈っております。

  まだ萩ちゃんを応援してまだ4年ですが、この1年の萩ちゃんはまさしく「勇気」と「笑顔」を体現したような人でした。周囲の人々や支えてくださる方のおかげでいただいたたくさんの素晴らしいお仕事。だからこそ、それを背負うのは勇気のいることで、身のすくむような思いもされたんじゃないかと思うんです。でも、あの鎧武のオープニングの台詞にあるように、少しもひるまず大きな運命を背負って、それに全力でぶつかっていく。毎回毎回全力でステージの上の勝負に立ち向かっていく。その心と頭の中のエネルギーをすべてステージの上に出し切っていた萩ちゃん。なんて凄い勇気なんだろうと思うし、私の好きな人はこんなに凄い人だったんだ・・と前にも書いたけれど、いつも自分見る目のなさを事ある毎に感じています。本当に萩ちゃんの可能性は無限大なんですよね、それを心から知りました。
 そして、何より嬉しかったのは、この1年で萩ちゃんの素晴らしい笑顔をたくさんたくさん見ることができたこと。2018年の12月のWAIWAIさんのお写真の中で見た思いっきりの笑顔、斬月舞台のカーテンコールで大きく両手を客席に向けて見せてくれた笑顔、舞台7ORDERでケイゴがドラムを見つけて叩き始めた時の子どものような笑顔、豊洲PITSの舞台でスティールパンの時にもダンスパフォーマンスの時にもそしてバンドの時にもどんな時でも弾けていた思いっきりの笑顔。そして、7ORDER projectの公式動画の他のメンバーのお誕生日会の時の心配性の親御さんみたいなことを言いながらもメンバーにデレデレ見せてくれる愛情たっぷりの笑顔。以前のあの何かにまっすぐ怒っているような美しい表情は影を潜めて、こんなに萩ちゃんってたくさん笑う人なんだなあってまた認識を新たにしましたよ。本当に7ORDERができてよかったな。本当に毎年毎年新しい姿を見せてくれる萩ちゃんが嬉しくて涙でちゃいます。

 2019年4月には萩ちゃんの公式ブログも始まって、更に一層萩ちゃんの色んな姿や思いを見ることができました。そこに出てくる萩ちゃんは、ファンのみんなが大好きな「好き」のエネルギーに溢れていて、まっすぐに自分の愛する対象に向き合っていて、それで頭がいっぱいになっちゃっうけれど、そこがとってもチャーミングで。生活全般を愛し、全然飾らずまっすぐ真面目に心を傾けて生きることの魅力を存分に伝えてくれる。そして、少し大人の風貌も備えて、最高にお顔が美しくてカッコいい。まさしくこの21世紀に求められているキャラクターだなあって思うんですよ!。「生きる」っていうことの楽しさ、尽きせぬ喜びをこれからもどうぞ一杯に表現している「稀代のアイドル・萩谷慧悟」の23歳を心から楽しみにしていようと思います。

 そして、最後に、心からのお礼を伝えたいのです。自分は、去年のお誕生日のブログにこんなことを書いていました。 

きっと「みんなが同じ未来を見れますように!」の言葉を今も大切にしているんだなあと感じます。3月、本当に嬉しかったその言葉が、萩ちゃんのお姿と一緒に抱きしめられる日を楽しみに待っています。どこへだって「おかえり」と言いに行きたいです。素敵な22歳になりますように。もっともっと素敵な音楽を素敵なダンスを素敵なバンドを見せてくれると嬉しいなあ・・。

萩谷慧悟くん、お誕生日おめでとう! - ラボを捨て、ビーチに出よう

  この夢を全部叶えてくれてありがとう。やっすー、さなぴー、モロちゃん、みゅーさん、あらんちゃん、れおれお、本当にありがとう。本当に素晴らしいアイドル7ORDER と萩谷慧悟くんの23歳が素晴らしいものになりますように。ずっとずっと応援していきますよ!

2019年10月24日のイケダンMAX

 いよいよイケダンMAXの豊洲PITSイベントの最終回の4回目の放映となりましたね。あっと言う間の1か月間でしたねー。毎週見ていたので、上海ファンミよりも前だったとは思えないくらいの感じなのですけれど、あっという間に楽しい時間は過ぎていきますね。秋も深まってなんだかオセンチな今日この頃です(笑。さて、この日は海外出張中だったのですが、なんとかエムキャスでリアタイできましたよー。素晴らしいエムキャス。凄いぜエムキャス。とはいえ、音声がたまにでなくなることがたびたびあって無事完走っていう訳にはいかなかったんですが、概ねOKって感じで「つながるつながるつながる」を体感できた日となりました。もちろん出張から帰って家の録画をリピートしまくりだったりします。

 この日は自分でも入った日でした。その時の感想がこちら・・・。 

tanusun.hatenablog.com

 前方フロアの中ほどで見ていたんですけど、あんまり背が高くないから、やっぱりこうやって映像で残ると本当に嬉しいですね~。テレビではまずは生の現場で衝撃を受けたP.O.P.さんが作ってくださった「1234567」 の披露。嬉しいことにフルコーラス全部やってくれて、全部の歌詞のテロップも出してくれましたよー。さんざんファンが言ってるけれど、本当に各人にあった歌詞。素敵なリスりフレーズ満載(萩ちゃんの、気が付きゃ前後左右ALL慧悟ってかなり好き)。その上、近距離とか恋心からグラデーション(頭文字だねw)みたいなニヤリとさせる歌詞も入ってほんと素敵でしたね~。あとこれは当日もやられてたんだけれど、さなぴーの腹チラがあって痺れた(あー、少クラのBOMB見たい・)し、7ORDERの連呼も本当にパワーもらえるので、やっぱりこの曲これからもライブでやって欲しいなあ。どうかお願いたします!

 その次は、ライブパフォーマンス講座的な感じで、シークレットゲストのINORANさん登場。当日も、ミュージシャンのカッコよさに相当やられましたが、テレビの画面で見てもやっぱりカッコいい~。あんなにビッグなバンドなのに下北とかのミュージシャンの匂いがプンプンとしていのらんさん素敵すぎる・・・。そして、ちゅーりれーをご教示いただき、ファンも永久保存の7ORDERちゅーりれーの映像の残していただき(やっすーを待つ萩ちゃんのドヤ顔とあらんちゃんにちゅーされるさなぴーの乙女な笑顔が本当に最高でしたね・・)、本当に本当にありがとうございました~。

 そして、with INORANさんでのタイムトラベラー。当日も書いたけれど、ほんとねえ、INORANさんと一緒にプレイすると7人とも笑顔になるし、すっごいいい、本当にいいグルーヴを出すようなパフォーマンスになるのよ~、みんな。 ドラムのところに行って煽るINORANさんに一生懸命食いついていく、そして一個一個の音を強く強く押し出していくような萩ちゃんの叩き方がサイコーに素敵でしたよ~。あらんちゃんの楽しそうな腰の揺らしも、さなぴーのキレッキレのギターソロも、みゅーさんのベースも、もうみんなほんとよかったですから。それにしてもバンドって一人はいるだけでずいぶんグルーヴを強化できるもんなんだなってびっくりしましたし、いずれはこの子たち7人が自分たちでこういうグルーヴを作り出せるよう、先を楽しみにしようと思いましたねーー。短い時間だったけれど、凄かったな~。

 凄いと言えば、最終ゲストの岡本真夜さん。もうね、神みたいな雰囲気だし、そのバックにつく7ORDERの7人がぴったり過ぎて、本当に一緒に(っていうかバックとしてでもいい・・)コンサートやって欲しい・・色んな彼らをやっぱり見たいなあって更に思いましたね・・。そして、名曲Tomorrow。上海から帰ってきて、今聞くと、いっぱい泣いてきた、そして今でもついつい泣いてしまうことのあるあの子たちへの励ましの曲だったのかなーってちょっとだけ思いました。でも、彼らには強い絆の仲間も、周囲で暖かく、いや精いっぱいの優しさで盛り立ててくれる人たちがいるんですよね。番組も最後にタイマさんたちも「ぜひまたこういうイベントやりたいですよね!!」って言ってくれたし、その日を待ちながら、日々楽しく暮らしていこうと思いました。色々とあったけれど、まだまだこれからのところもいっぱい見つかったけれど、また先に進んでいけると実感した豊洲の2日間でした。あー、濃かった~~。

ユリイカメモ その1

  あの硬派な文化批評誌ユリイカが今の男性アイドルの昨今を特集する、そして私の大好きな7ORDER projectの巻頭インタビューというびっくりする展開で、本当に久々に手に取ることになったユリイカ。色んなサブカル(と言っていいかな、この時代においても)を扱ってきたユリイカが満を持して特集した男性アイドルだったせいか、それぞれの、全部のテキストの密度の濃いこと、濃いこと。さすが勢いのあるジャンルっていうところかもしれません。みっちりと論考されたそれは、日本に現在あまたあるアイドル的な立ち位置を持つ男性エンターテーメントの百科事典のようでした。日ごろ、どうしてもうちの子たちばかり見ているBBAな自分にはとても勉強になる本だなあって改めて感じましたね。アイドルに対しては単なるユーザーな自分だけれど、考えることで広がり、あるべきところを見つけ出し、愛を深めていく、学問のパッションが感じられました~。

 さて、そんなところに、今現在のアイドルでもあり、本編でもかなりの分量で語られるジャニーズ事務所出身の7ORDER projectのインタビューがぽーんと載っているわけですね。でも、彼らの出自も、現状の立ち位置も解説というか色付けされないまま、彼らがあーでもなく、こーでもなくと語ってる様子が載っていると。とりあえず、特定の見方をしないで、彼らのいうこと聞いてみて、これが令和になった今のアイドルの肉声・・みたいな提示のされ方に、いや、7ORDER projectでいいの?みたいななんだか嬉しいような心配なるような感じもありましたが、当の本人たちは気負わず、いつも通りの「それぞれの」彼らだったように思いました。何より面白いのはその平熱感。自分のいる場所を俯瞰から語る・・それは7人だからできたことかなあ、ひとりだったらそれぞれの思いをもっと熱く刺激的に語っていただろうなってふと思いました・・。さて、最初にざくっと読んだ時の感想を箇条書きにメモしておこうと思います。

  • ユリイカの座談会、不思議な面白さだったな。とても自然に、本質的なところで「アイドルとは」って考える座談会。言説にかっこいいとか頭いいとか言った気取りもなく、一人一人違う肌感覚で話している。それでも、7人での会話として成り立っているのが、私の大好きな7人だなって。それにしても、彼らの行く末の一つとして語られているのが、「最後にじいさんになってみんなで笑っていたい」なんだもんなあ・・。そのために再結集した7人だと思うと本当に胸が熱くなるし、一つの新しい在り方かなあってちょっと感じた。
  • 彼らのいいところは、7人とも、とっても素朴だけれど、自分たちの経験と、それぞれの感覚で考えているところ。そして、その上に、歴史と広い視野をもって、考えようとしてるところ。哲学や学問の基礎、人が物を考えるよすがみたいなところが感じられるのが心強かったなあ・・。生きぬく力の基礎がちゃんとありそうなそんな誠実さだったと感じましたね。
  • グループとしての彼らについてトータルで感じたのは、少なくとも表面的には全然急いでないんだなってこと。これは、再始動してからずっと感じていることだけれど、自分たちの来し方と行きたい未来をひとつひとつ考えて行っていって、その中で「アイドル」としての実像が現れたらそれでいいと思っていそうな感じのする2019年の夏時点って感じでしたね。
  • 幼い頃からジャニーズで育ってきた彼らには、「アイドル」って国籍みたいなものだと思うんですよね。例えば、面と向かって、あなたにとって日本とは、日本人とは聞かれて、自分の中の当たり前だった定義を、改めてその内容とかとか広がる世界をもう一度考えるみたいなところがあったのかなあって感じました。
  • たぶん、彼らはこの雑誌の中で論じられているアイドルの広がり・・それこそマッチや聖子ちゃんが「アイドル」だった頃から、2.5の世界とかワールドワイドに広がるアイドル世界まで全部「アイドル」みたいな世界に至る経緯を、自分たちも戦う中で見てきていて、アイドルを成り立たせる色んな面を見てきている・・。自覚的ではないかもしれないけれど、このユリイカの中で語られていること色々と経験してきているから。どんなものを作り上げていくのかなあって、更に楽しみになりましたよ・・。
  • 7人ともとても興味深い言説をしていて、またじっくりまとめてみようっておもうんだけれど、萩ちゃんファンな自分だから、彼が「誰かに夢を見させることができる存在になりたい」っていうのに胸が熱くなって。彼があるアイドルの姿に夢見て、ここにきたことを忘れていないんだなーって感じてぐっと胸が熱くなりましたよ・・・。
  • そして、やっぱり萩ちゃんの言葉は面白い・・。なんか意味をすっとばすことで、自由さを得る言葉な気がする(あられおの意味や本質を射貫く言葉とまた違うんだよね)。例えば、萩ちゃんが「ワールドワイドな活躍をしたい」って言った場合、それはビルボードで1位を取りたいっていう意味じゃなくって、カリブ海の小さな島で演奏会したいとか、サンゴ礁の綺麗なとことか、野鳥の楽園とかで活躍することだったりするかもしれないなってふと思いましたw。注意した方がいいですね。いや、楽しいわーー。
  • そんな訳でまだまだ読み込めるユリイカ男性アイドル特集号、また気が向いたらメモ書きます・・。