ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

舞台「桃源暗鬼」に行ってきました

 2024年2月17日から始まった阿部顕嵐くん主演の舞台「桃源暗鬼」、2月25日にまずは無事に東京公演の千穐楽を迎えました。出演者全員そろっての完走で本当によかったです。大阪公演もありますが、どうか怪我無く病気なく恙なくで走り抜けてくださいね~・

 さて、私は2月21日に観劇できました。顕嵐くんの舞台は昨年の11月のBREAK FREE STARSぶりになるかな~。この舞台、とっても人気で、数少ない当日券以外はほぼほぼ売り切れていて、それも予想されるところだったので、たまにはのんびりとマチネで作戦が功を奏し、それでも2階席だったですが舞台全体がよく見えるお席で楽しんできました。

 お話は鬼の血を引く主人公四季が仲間と一緒に、鬼の一族を殲滅しようとする桃太郎機関と戦うという王道のお話。舞台の方も、2.5次元の王道といいますか、殺陣もアクションもたっぷりで、舞台装置や映像に合わせる動きとかもふんだんに、敵も味方もキャラみんなでガッツガツに鍛える部活感が好きでした!。顕嵐くんをはじめ、みんな一生懸命に動き回って、フレッシュに舞台を作り上げていくっていう感じが「2.5次元虎の穴」みたいな感じが好きだったんですよね~。まだ完成途というか、まだまだよくなっていくのではないかという期待が終盤に近付いていく程あって、「リピチケ買いたい~!」っていう気になりました。本当にこのメンバー(少なくとも鬼っ子たちは)で、続編を作って欲しいなと心から思いましたね。

 そして、一方で四季たちに敵対する今回のボス役の北村諒さんがよくってですね。とにかくどんな場面でもバッチバチに飛ばしててガッチガチの気合、凄かったんですよ。2幕から登場だったのですが、舞台を統べる力みたいなのがどーんと伝わってきて。四季や学園の子たちに「もっと来い、もっと来い」って煽るような引き出すようなそんな存在感でした。このところ、ギーツでずっと拝見していたし、次のディスグーニーの主演舞台も行くのできたむーさんちょっとご縁モードに来てますね~。あと、リトファンの松田さんも出演していらっしゃって、こちらはゲキ渋なお芝居でしたねえ・・。二丁拳銃での四季のアクションもあったから、更に心に染みましたね~。

 そんなかんなを思うと、この作品って、舞台の主役として堂々たる存在を更にランクアップさせるための、ありとあらゆるものを叩きこまれる、そんな「大リーグボール養成ギブス」のような作品であったようにも思うんですよね。顕嵐くんって、本当に何でもできるというか全方位に「できる人」なんだと思うんですが、そういう面からはちょっともったいない作品が続いていた気もするんですよね(個人の感想です)。もちろんそれはそれで与えられた役割やそこで必要とされるものを思いっきり表現することもちゃんとできていたと思うけれど、やっぱりこの作品のような「若手俳優」ならではのチャレンジができるのは見ていてすっごく楽しかったです!。難しいところですが、観客として演者さんやお話自体のレベルが高くて、見ていて楽しい、面白い作品にも出演して欲しいけれど、自分の持ってる可能性を広げてくれるような作品にも出演していただけたらなあと、そんな作品がこれからも続いていくといいなあって感じました。

  あと特筆するべきは顕嵐くんの「座長感」ですよ。上に書いたように色々と書いたりしていますが、堂々の主役としての存在感があるなあって、うちの子なので欲目はあると思うんですが、やっぱり感じるんですよね。人気の俳優さんもたくさんいらっしゃったけれど、銀河劇場をこれだけの期間ほぼほぼ満員にできるのって凄いし、どーんと真ん中にいるその魅力が多くの人を引き付けるのかなあって改めて感じました。だからこそ、どんどん体を動かして、どんどん色んなお芝居にチャレンジしていって欲しいなあと感じました。

 さて、あとは余談ですが、珍しいことに萩ちゃんが24日に観劇されたとの噂がでていました(25日にはながつとモロちゃんも)。このところ、なかなかメンバー同士のこうした交流も見えるところがなかなかなかったので、やっぱりなんだか嬉しかったですね。仲間だから応援しなきゃっていうより、やっぱりグループメンバーのそれぞれの「現状」はできるだけ共有した方がいいと思うんですよね~。特にお芝居は劇場で見ないと伝わらないもんがあるから余計にですよね。そんな中、割と忙しいが先に立っていた萩ちゃんがこうやって足を運んでくれたのは、「7ORDERをよろしくお願します」と言った言葉を思い出せてくれた感じがして、すっごく嬉しくなったのでした(ほんと見に行ってくれてたら嬉しいなあ)。