ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ライブと舞台での萩ちゃんのドラムとかダンスとか

 2024年1月1日にDUAL Endrollツアーも終わって早10日経って。推しの萩ちゃんは絶賛演劇モードだと思うのですが、このツアーでの萩ちゃんのドラムの成長(あ、あくまでも私個人の印象ですよw)をとっても強く感じたので、少しメモ的に書いておこうと思います。今回のお芝居でもダンスでの活躍を実際に見て、その評判も聞いたりして、割と近いものがあるのかなあって感じたのもあります。

 どう近いかと言うと、7ORDERのライブや音楽でのドラムやダンスと、舞台での太鼓(月の鏡にうつる聲)やダンス(今回のテンペストや21年の舞台ID)が、相互によい影響をもたらしているような感じがするのです。それは、単に長くやってるドラムとダンスが萩ちゃんの演劇での武器として役に立ってる、というだけじゃなくって舞台の上での、演劇と言う別のジャンルでの異文化交流みたいなもの、別の角度からドラムやダンスへの経験が音楽ライブの方に影響してる、そんな気がしています。

 前にも書いていますが、Endrollツアーのバンドや音楽スタンスが本当に好きで。ベースとマニピュレーター&ギターがリアルタイムで一緒に演奏してくださったことで、ああいうロックやヒップホップの下支えになるリズムの柔軟性っていうか躍動感がとっても増した気がしました。美勇人くんと萩ちゃんの時も本当に頑張っていたけれど、あのしっかりと大地に立っていながらも弾んでいくリズムに萩ちゃんのドラムも気持ちよく乗ってる。乗らせてもらうことでドラムにも余裕ができていいグルーヴ感が生まれてくる(うわー、めちゃめちゃ生意気言ってすみませんw)ように感じていました。脱色と着色ツアーの前に萩ちゃんが「自分が止まると全部が止まる・・」とドラムをやることへの不安を表明していたのですが、そういう不安はこのツアーではなかったんではないでしょうか(あくまでも推測)。更には、One more roundのダンスバトルで、ドラムオンリーの萩ちゃんにダンスのお誘いがあった時も「自分がそっち行ったら全部がとまるやろがいwww!」とドラムをやる自分に何か自信めいたものを見せてくれたのも、萩ちゃんとドラムとの新しい関係性を見せてくれた気がします。

 それはもしかすると音楽的な面で様々なバックグラウンドの音が支えてくれた・・そういうところでの体制があってのことかもしれませんが、そこにはやっぱり演劇での経験があったからという推測をしていたりします。おぼんろさんの「月の鏡にうつる聲」のラストシーンで戦い散っていく仲間を鼓舞するかのように叩き続得るアナタの大太鼓。10分以上激しく、そして他の語り部(演者)を見ながら、そこをサポートするかのように叩き続ける。戦い、そして彼らが本当に見たかった月の下で踊る喜びを背に受けながら、叩き続けるアナタである萩ちゃん。シアターミクサという比較的小さな劇場の中で、交じりっけなく自分たちの音を響かせて、それを聞いて、見て、叩き続け、板の上に響かせる経験。それが、あのEndrollツアーでのドラム姿にいい影響を与えてくれたような気がしてるんですよね~。前にも書いたけれど、やっぱりどこか胆が据わったなってそういう感じがすっごくあるんですよね。

 そして、Endollツアーでの萩ちゃんのダンスが一皮むけたっていうか、体の関節が綺麗に回転するようなダイナミックなダンス、そして「俺を見ろ」的なアピール力が再び戻ってきたように感じておりました~。その片鱗は、先日のオンラインライブでも少し感じられるので、無料なので、ぜひぜひ見て欲しい・・・・

www.youtube.com そんな萩ちゃんが迎えた社中さんのテンペストで、がっつりとソロダンスや本田さんとのシンメダンスを披露してるなんて。そこでも、体中の関節が飛んでいきそうな勢いで、自分の周囲にあるものをすべて取り込もうとする、取り込んだその魂のような様々なものを解き放とうとするダンスでした。いかにも体が動く、身体能力や持ち前のダンスセンスがあふれ出ているようなダンスとは違うのですが(一緒に踊った本田さんはやっぱり鬼能力なのでそんな感じでした)、体の限界に挑むようなダンスがとてもエモーショナルでありました。こちらも、ライブと舞台の2つのステージを行き来することで、研ぎ澄まされた・・そんな気がしましたねえ。本当にいい経験させていただけてるなあと。ぜひ多くの方に見てもらえたらなあって思っちゃいます。

 色々なモードを経験する中で深まり広がっていく萩ちゃんの力がどうかこれからもすくすくと育っていきますように、そしてライブや舞台を支える力となっていきますようにと祈っております!