ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

初めての6人でのオンラインライブ

 6月の美勇人くん脱退から、実質的には活動休止状態であった7ORDERが6人でのライブが、2023年11月21日のさなぴーのお誕生日に、オンラインで配信されました。これがよかったのなんのって!自分の印象ですが、6人が個としてぐっと力をつけて存在感を増し、グループの力もしっかりと示してくれた、そんなライブであったように感じました。個人活動が満載の期間でもあったからではあるけれど、約半年の「時間」に彼らがいかにグループに、自分に、各メンバーに向かい合ってきたのか、その確かな歩みを見せてくれたように感じました。ともあれ、ともあれ、まずはそのライブを見てくださいませ~。本当にこれがYoutubeで無料で配信されていることのありがたさ、本当にすっばらしいです!

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 セットリストは、1.雨がはじまりの合図、2.青空と爆弾、3.SUMMER様様、4.なんとかやってますわ、5.Ups &Downs、6.Rest of My Life、7.カシス、8.Make it ture、9.Monster、10.Heavy、11.ONE、12.Get Gold、13.What you gotと全編たっぷりとライブパフォーマンスをみせてくれましたよ~。事前の説明では全編ライブになるかな?もしかしてならないかも・・と思っていたりもしたので、まずはそこにびっくり。そして、曲目も12月からのツアーのDUAL Endrollの名のとおりに、DUALツアーの曲目をしっかり再アレンジしてやってくれたのもよかったし、そんな中にカシスとかUps & Dowsのようなジャニーズから飛び立った彼らならではの演目も入ってて、見ごたえ、聞きごたえ十分でした。

 7人でやっていたライブパフォーマンスを6人でやるのにあたって、Youtubeの概要欄に示されているとおり、マニピュレーターにYosuke Minowaさん、ベースに KNTさんが入ってくださってるとのことです。映像には映らず影のサポートメンバーということでしょうか。後でも書きますが、今回、メンバーの個々の楽器、歌、ダンスの力はとても上がっていたと思うのですが、バンド感もありつつも、いい感じで楽曲の音源がミックスされているなど(美勇人くんのお声が聞こえてくるのがまたグッとくる)、(この時点では)、「バンド(概念)」へのこだわりというより、音楽全体をどう作るかを基礎にして作っているのかなあとも感じました。きっとこれから実際のお客さんを前にしたライブでも作り方がどんどん変わっていくようにも思うのですね~。

 とはいえ、メンバー6人の個々の力が爆上がりしてることがまずは印象に残る再スタートのライブでしたよ~。一番それを感じたのが「歌」ですね!もともと安井くんは音程、安定していたけれど、そのこなれかたがさらに増した気がします。さなぴーは歌の滑らかさが増し、コーラスの高音パートが無双って感じ。大黒柱のモロちゃんは本当に細かくニュアンスを付けて柔らかで密な歌になっていたし、萩ちゃんは朗々と喉を開いて気持ちを込めて歌う様が素晴らしかったし、顕嵐ちゃんも音程もしっかりとそして得意のラップ(ONE)は少し歌い方を変えて言葉がしっかり伝わっていたし、ながつは全般的に歌爆上がりだったですよ~。あらんちゃんとのカシス、本当に素晴らしい~。その6人が声を合わせて、素晴らしいハーモニーを聞かせてくれたRest of My Lifeが自分的にはこのライブで一番心がつかまれた1曲でした~。しかーし、それにしても美勇人くんの歌パートめっちゃ難しかったんやなと改めて感じたりもしましたね~。本当に、もう天才だな、あの人はー。また歌うところもぜひ見せて欲しいぜ~。

 そして、ダンスもどうしてそうなのかわからないけれど、6人とも切れ味抜群で、個の魅力が満載だったようにも感じました。もうこれは最推しなのでご容赦いただきたいのですが、萩ちゃんのダンスめちゃめちゃよかったです。得意のターンが芯がぶれずに綺麗に回っていたり、とにかくよく動けているに加えて、きっちりコントロールできてて、芯がしっかりしていた気がします。だから萩ちゃんらしい大きなアクションが煩い動きに見えず萩ちゃんらしい艶や色気のある綺麗さに感じました。ドラムのタイトだけれど存在感のある雰囲気に「舞台月の鏡にうつる聲」のアナタを感じ、ダンスの美しさに「舞台Eternal Gost Fish」のオモイを感じていました。歌もそうですが、6月からの個人での活動の期間の間の研鑽がちゃんと7ORDERのライブにもつながっていたし、きっと7ORDERでのパフォーマンスがこれからの萩ちゃんの俳優や声優活動にもつながっていってくれるだろうと「初めて」実感することができました。

 あと、カシスのバックダンス(萩安がシンメの動き!できっちりカメラに収められたの最高)の演出であったり、お得意のワンカメショーであったり、彼らが前事務所で学んできたことを今もブラッシュアップしてるのも何気に嬉しかったですね~。単にキャンセルするだけでなくって、残すべきところ、繋いでいくべきところ、そういうのを彼らがしっかりと意識して大切にしてるのも凄いことだなあって思いました。

 さて、今回のオンラインライブで、一番感動したのは、6月からの個人活動の期間に、すべてのメンバーが自分の基礎力や実力をしっかり上げてきていたことなんですよね。萩ちゃんだけでなくながつやあらんちゃんもしっかりと個人活動からの実りを持ってきていた。グループでやることを増やすだけでは、ツアーを続けていくだけではできない、個の力を高めること。そして、それを更にグループに還元すること。個の力をどう引き入れるとグループにとってよいのか、そしてグループとして何を目指していくのか、そういう意思がしっかりと伝わってくるライブだったなあって思います。結果的にではあるけれど、しっかりと考えて、しっかりと自分を磨いてくれて、新たなステージに上ってくれた。その嬉しさでいっぱいなのです。

 そして、もう一つ嬉しかったことが。安井くんのインスタでそこが明確に述べられていましたので貼っておきたいと思います。

 
 
 
 
 
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  この中で、安井くんが「今回オンラインを選んだのは、みんな同じタイミングで今の僕たちを見届けて欲しかったからです。」というのがとても嬉しくて。どんな立場の人にも6人の7ORDERが大切にしてるものを届けたいという公共心をみせてくれた。できる限り誰にでもまっすぐに自分たちを伝えていく。公共心と個を大切にするグループ、ひとりひとりの気持ちをできる限り大切にするグループ。時間がかかっても、そこをゆるがせにしない・・それが本当に嬉しかったです。このグループはやっぱり推せるグループだなと心から思いました。

 
 
 
 
 
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A post shared by 萩谷慧悟 (@keigo_hagiya_official)

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  そして、いつも気取らずまっすぐに自分の、自分たちの思いを伝えてくれる萩ちゃんのインスタ。その愚直に「自分」を貫いて、それがファンの幸せにつながってるとしっかりわかってくれているのが心から嬉しいです。ありのままの姿をこれからも見せてくださいね!