ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

舞台「ETERNAL GHOST FISH」観劇4回目

 さて~、この10月22日で大千穐楽を迎える舞台「ETERNAL GHOST FISH」。本当にあっという間に終わってしまう感じです。今日、自分的楽日になるので更にロス&哀しみは増すばかりの朝です。ちょっと自分の仕事でドタバタしてるのでざっくりとになりますが、10月19日夜公演、自分としては4回目の感想を書いておきます。

  • この日は、アフタートークで瀬戸さん、傳谷さん、萩ちゃんのアフタートークが。なんと萩ちゃんがMC。萩ちゃん、頑張ってお芝居のお話を聞こうと頑張りつつなんだか滑り、瀬戸さんふわふわ、傳谷さんがしっかりの可愛い「最年少トリオ」でした~。最初の顔合わせの時の脚本の状況からだんだんとお芝居が作られていった感じが聞けてよかったなー。萩ちゃんは李香蘭(傳谷さん)が怪しいと思っていたらしい。
  • 一方の本編のお芝居、個人的には一番感動したかなあ。しみじみしちゃうくらいよかった・・・。静と動のメリハリが大きかったなあと。溥儀の哀しみが更に個人的な思いや個人的な感情が現れてて辛かったなあ。溥儀、李香蘭、オモイの歌も凄くよかった。本当によかった・・心の襞が更に深くなるような・・。ラストの婉容の歌、涙と感情の溢れが。嬉しさと悲しさと希望が・・。配役それぞれのきめ細かな思いがダイレクトに伝わってくるような気がしました。
  • 1幕のドタバタのパワーも凄くなってるけれどw、萩ちゃんの可愛いところも舞台で出させてもらえるようになってきてて。19日夜はラストの西田さんから萩ちゃんへのリクエストが「〇〇やってみろ」風に変化してた。この夜はオラフ。アナ雪見ていない自分はどこまで似てるのかわからなかったけれどw、すっごく受けてたな~。後で資料見ていたら、目つきとかなんか似てたw
  • そして、ラスト付近で舞台の一番前から、勝吾さんとすれ違って奥に引っ込むときに、すれ違いざまに勝吾さんが萩ちゃんの鼻当たりをちょこっとつまんでいたずらっ子のように笑ってたの素敵だった。萩ちゃんも思い一杯でちょっと涙や色々なお水が流れてたの拭いてあげたの?みたいな・・・。
  • これは最初の方からずっとだけれど、萩ちゃんの死体演技が凄くよき~。オモイは3度撃たれるのだけれど、蝋人形のようにまったく生体反応がない様子(これが凄い!)と、普通に撃たれて死んだ感じの時と、急所を外されて少し呻いてる感じの時と違いがあって、めっちゃ気になってる・・。前の2つどれかがシネマでどれかが振り返りなのか・・
  • で気になっていた、開作さんが振り返ったけれど、選ばなかったという執事さんの言葉が何かちょっとわかったような気もする。選ぶことによってほんの蝶の羽ばたきくらいでも変わった歴史と、選ばなかったことで続いていった未来の何かと。どちらもとても胸がじわじわと熱くなるようなな思い・・。
  • お芝居の流れは自分的にはつかめていると思うけれど、この物語は、「タイムリープもの」であるのか「異説溥儀と婉容と関東軍川島芳子生存説みたいな)」のどっちなのか気になってて・・。些細な違いかもしれないけれど、個人的には前者がいいなあって思うんだけれど(個人的にはいわゆる正統派の史実をあまり覆したくないんだけれど、不幸な戦争の歴史や婉容のあまりに悲惨な最期をどうにかならないだろうか、その願いな感じ)、アフトの萩ちゃんの発言を聞くと後者の面(みんなで助けちゃおう作戦みたいな)もあるのか・・みたいな。でも、歴史を感じる、作るって両方はいってるんだろうな・・。
  • だから、振り返るって、新たに歩みだすための、歴史や出来事の捉え方の変容ではないかと思う昨今の自分でした。萩ちゃん属する7ORDERの只今の振り返り企画と微妙に連動してる感じがなんだか不思議だわ・・。