ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

DUALツアーフォトブックの感想

 さて、10月5日は、DUALツアーの様子を中心にした写真集「7ORDER フォトブック DUAL」の一般発売日でした~。特にグループあげての大掛かりなお知らせもなく、限られたメンバーからのものだけでしたが、やすさなはぎのオフショット素敵だったな~。

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 前にもちょこっと書いたけれど、DUALツアーのお写真も素晴らしいんだけれど、心が動くのはこちらのANOTHER SCENESの方で。こうやって3人だけだけれど並べてみると、得も言われぬ色っぽさがあって、ついついと見とれてしまうんですよねぇ。たぶん欠けてるからこその心の襞であったり、自分自身の存在をクローズアップする力があふれている感じがするからかなあなんて思っております。

 フォトブック、前にも書いたように、前半は、安井くんが先日のストーリーでコメントしてくれたようにまさに「真空パック」。色んな思い出深いシーンがあってまさにその時を思い出す・・みたいなところもあるのですが、各個人のインタビューを読んでいくと、何かあの時の7人でのグループをそのままとどめておきたい・・みたいな感じが伝わってくるなあって思うのです。パックを開ける日が来たら、するっとこの時の彼らがそのまま現れそうな(願望ですけれどねw)。前半のツアーの感想のインタビューでもツアーのことを語りつつも、これからのことも語っているようにも感じます。

  • 安井くん:(7ORDERとして今後やりたいことは)。また7人でご飯を食べに行きたい。誰かに言われた訳でもなく、7ORDERという場所が縁で集まってつながった7人だから。(中略)人生単位で考えた時に、また7人で交わる時がくればいい。
  • さなぴー:7ORDERの目標としては「東京ドーム公演」そこは責務であると考えているし、この本を読んでいる人に見せてあげたい未来。そして、みんなが笑っていられる場所をつくること。
  • モロちゃん:後半になってくるに従って、お客さんやメンバーに頼っちゃってもいいんだと思えるようになった。何年か後にこの本を読んだとき、当時はこんな感じだったなあとか、こんな考えだったなあとか。そんな卒業アルバム的なものかもしれない。
  • 美勇人くん:ツアーを終えて、個人的に一人の人間として成長していきたい。メンバーみんなに譲れないものが強くあって、全員が常に同じ方向を向いている訳ではないし、そんな中で共存できた時間は歪であっても前進していた日々だった。これからも自分らしく好きなものを突き詰めてファンに披露していきたい。
  • 萩ちゃん:時期によってみんなやりたいことが変わっていく。具体的にはわからないけれど、なんでもいいからやり続けていきたい。映画でもお芝居でもバンドでも、やっていて楽しいことをやっていきたい。このツアーでは一番状態のよい7人を見せることができた。
  • 顕嵐ちゃん:僕らのことを楽しませてくれてありがとう。デジタルでない魅力があって、自分も読み返したいと思う日がくるんじゃないかと思う。これからもずっとこの写真集を残しておいて欲しい。
  • ながつ:普段から自然体でいられる、ありのままでいられる環境を作ってくれているファンや周囲の皆さんに感謝している。自分もこれからみんなが自然体でいられるような環境づくりの手伝いをしていきたい。

 という感じなんですよね。美勇人くんが脱退して、あれから3か月経ってもグループの形がどうなっているのか、今後どうなるのかわからないところが100%だし、みんな=7人かどうかはもうわからないけれど、何か「7人」という形から決別しようという風ではなかったように感じました(私の願望の故かもしれませんw)。6月の頃ってもうちょっと「別のかたち」を模索してるのかなと感じていたんですけれどね・・。その感じは、後半の各個人のANOTHER SCENESになった時の方が顕著で。まずもって、しれっとというか美勇人くんのコーナーがしっかりとあって。もちろん、美勇人くんは7ORDERのことは一切語ってないし、他のメンバーも個人活動がメインの昨今なので、自分の個人的な内容が多いんですが、「いや、脱退、っていう言葉の定義って何?」みたいな感じにはなりました(あんまりそう書くと、やっぱりもっとはっきりさせなきゃみたいなになりそうなので、自分もしれっとしておきますが)。その後半で7人が語っていること・・・・。

  • 安井くん:(今後は)人を喜ばせるプロジェクトをやりたい。7ORDERとしてもものづくりをやったけれど、そこをがっつりとやってみたい。
  • さなぴー:人と一緒に何かを作っていくことが好き。大工のように、一つ一つてづくりで作品を作って、その中に自分が作品の一部であったことを証としていきたい。人と人を繋ぎ、巻き込んでいく存在でいたい。
  • モロちゃん:ライブを見ていると、ステージに立ってる時に少し感じる不安を払しょくできる。素晴らしいじゃないかと。これからも、自分の中のルーツを持って一貫性を持って表現していくための、バンドであったり7ORDERであったり音楽活動をしていきたい。
  • 美勇人くん:自分のうちから出てくる情熱をちゃんと人に届けるためにどう表現すればいいかを考えているし、そこに自分の満足がある。自分の生き様を絵に残したいと思ったこともあるし、自分の生きて形に残してきたことを伝える個展をひらきたいと思っている。
  • 萩ちゃん:好きなことを好き勝手にやりたいけれど、万人に認められるのは大変。それは自分の一生のテーマだと思う。みんな10年以上一緒にいる中で、みんなちょっとずつ変わってきている。長い人生の中で、今が一番面白い時期だと思う。だから大事にしていきたいし、ファンの人には一緒にいて欲しい。
  • 顕嵐くん:7ORDERとして唯一無二のエンターテーメントを確立するということはブレずにやっていきたい。次第に色んな人がマネしたくなるようなグループでありたいし、今まで誰も歩いていない道を歩いていきたい。
  • ながつ:7ORDERのメンバーにカッコいいと認められる曲を作って、みんなで楽しく演奏したい。ツアーでは、メンバーそれぞれが曲作りやアレンジをする楽しさを知ったかから、それを更に深めていきたい

 読んできてみると、それぞれのやりたいことや、やっていきたいことがブレない人たちだなあって感じるんですよね。本当に変わらないなあと。だからこそ、あれから(もっと前からかもしれない)生じてきた置かれている場所の変化が、彼らの距離感や方向性をくっきりとさせているのかなって感じたりします。「みんな」っていう言葉の定義もそれぞれで違いそうだし。ただ、各人の違いをしっかりお互いに把握しあってこそ、グループで創作に向かう&何かを作っていく・・になっていくと思うので、ぜひ自分以外のメンバーの言葉に、そしてグループとして向き合っていってくれたらなあって感じた写真集でした。とりあえず、メンバーそれぞれにそれぞれのインタビューをしっかり読み込んでもらいたい気がする!(笑。ファンはそうしてるから!(笑(笑。

 7人であるような7人でないような彼ら。でも、どこかで7人は続くのかなあ、続いているのかなあって思ったりもしましたね~。そして、さなぴーからの映画30Sのお知らせ。10月31日の約束の日にイベントだそうですよ。いや、なんかさなぴーっぽい感じ満載でドキドキなんですけれどwww。