ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

総論と各論

 7ORDER全体での活動のお知らせはまだないものの、先日お知らせした萩ちゃんの個人ちゃんねるの開始のお知らせや、SNSをご自身ではやってないのでなかなか動向がつかめなかったモロちゃんもこのところお世話になってるthe telephonesの石毛さんのスレッズに素敵なお写真載せてもらい近況がわかり、さなぴーも映画30Sのグッズ販売のお知らせであったり、ながつはどうもドラマの撮影がクランクアップした感じだし、そして顕嵐くんは更に映画の舞台挨拶なども告知されたりして、個人活動を着実に進めてる感じがあります。安井くんの動向が気になる(とはいえ7月下旬にはヒプステ映画の舞台挨拶に登壇予定)ところだけれど、そりゃ色々と忙しいんだろうなって思ったりして、のんびり構えてる毎日です。

 グループ活休みたいな感じなのかな~。ひとこと言ってくれたら気持ちも落ち着くのに、と言ってるファンも多いように思います。自分もその気持ちわかると思いつつも、言葉は言葉を必要としていくから、今は休養期間として言わないのもいいかもなあとも思ったりしています。毎回書いてるけれど、2019年の1月13日のメジャーデビューから走り続けてきた彼らだから、一度、きちんとリフレッシュするのは大事だろうなと思うのです。そして、やっぱり、最初のお知らせの文章を読むと更にそういう気持ちが増すのですよね・・。みんな涙涙の動画でファンも気持ちがやられているかもしれないですが、もう一度、こちらの正式な文書を読んでもらいたいんですよね。

7orderproject.com

 2年くらい前から美勇人くんが脱退したいとの意向を伝えて、それから何度も話し合いを続けてきたこと、DUALツアーの時も更に話し合いを進めていたこと、萩ちゃんも、モロちゃんも、さなぴーも、運営さんも「何度も」と繰り返し使ってること。そして、萩ちゃんは美勇人くんを敬愛してるからこそ「彼の決断を応援するべきだと考えるようになりました」と書いている。そして、さなぴー、モロちゃん、萩ちゃん、ながつといったメンバーの多くがこれからの7ORDERをよろしくお願いいたしますと書いている。この文書を読むとネガティブ入ってるかなと感じられる顕嵐くんも、自身のFCではグループに前向きな発言をしてらっしゃるそうです。そう、残ったメンバーはほぼみんな7ORDERを続けていきたいと文章で明記している。そこは6月14日から揺るがないところだと自分は思っているのです。

 一方で、最近の萩ちゃんの動向を見ているだけでも、今後の7ORDERの活動がどうなるのか、ファンも(おそらくメンバーも)それぞれに思うところは違うようにも感じるのですね。もともと7ORDERは個人活動とグループの活動を十二分に両立させるというところがとても魅力だったけれど、脱色と着色ツアーの頃からライブとリリースが立て続けにあって、個人仕事をするメンバーとグループに専念するメンバーが分かれてきてるようにも感じていました。それでもなかなかスケジュールを合わせるのは大変で、バンドリハは全員がそろわないと難しいことが多いと、萩ちゃんがNACK7で言ってたように思うんですが、それでもギリギリのところで各メンバーが頑張って、あれだけ素晴らしい内容のライブを完成させたの本当に凄かったと思うんですよ。そのライブの素晴らしさは今になっても全然変わらない。更に尊さが増している。

 でも、それが本当に7ORDERが当初望んでいた姿だったのか。安井くんが言ってたみんなで美味しく一緒にご飯を食べるグループと言ってた最初期から、グループのお仕事の規模が大きくなってきて、色んな関係の中で、そして、メンバー個人のキャリア形成という面を考慮する中で、優先するべきこととそうでないことが分けられ、その中での仕事のグラデーションが付き始めているなあとは感じていたんですよね。人気商売だから仕方がない、ライブにお客さんがたくさん集まるんだか致し方ない、そして内容的にも素晴らしいライブができるんだったらしょうがない、それが一般的な芸能界的な見方なんでしょうが、彼らが望んでいた姿だったのか・・。やっぱり、自分はそれを考えてしまうのですよね。

 しかしながら、もう一度、原初に立ち戻って、メンバーそれぞれの思いを成立させるグループ活動が、いわゆるメジャーシーンで可能であるのか。それぞれにしたいことをするというのが難しいのであれば(それはそうでしょう・・・)、どういうようにグループ運営をするのがよりよいのか。きっと今はそういうところを考えておられるんだと思います。本当に難しいことだと思うんですが、やっぱり自分は、今の萩ちゃんの個人仕事の充実ぶりを見ていると、そしてずっとやりたかった「萩ちゃんねる」を楽しそうにやってる姿を見ていると、メンバーひとりひとりのそういう姿を見ていたいし、そういうグループでやっぱりあって欲しいと思うんですよね。人気のあるメンバーはそれにふさわしいステージが用意され、そうでなくてもそれぞれがやりたい目指したい活動ができる。そして、グループの音楽活動もライブもその延長にある・・そんな様であれたら・・と思うのでした。ほんと何度も書いていますが、これは常識的に考えればなかなかの難問なのです。総論的にはみんな思うところは一つだけれど、各論を同一時間上に成り立たせるは本当に難しい。でも、すべての各論を成り立たせるグループであって欲しいなあって思うのです。だからこそのラボからビーチに出た彼らだから・・と思うのでした。