ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

初日まであと4日

 萩ちゃんが出演する劇団おぼんろさんの定期公演「月の鏡にうつる聲」の初日まであと4日となっちゃいました。とはいえ今日はほぼ終わってるし、4日目は初日だから正味あと丸3日しかない。萩ちゃんの出演が発表されて、7月になってお稽古が始まり、先日の稽古見学会を経てあっという間に時間は経っていくという。それにしても、この9人衆がずらっと横並びするメインビジュアル、本当に素敵で、更に涙が溢れちゃうのですよ・・。

 おぼんろの劇団員の方々や共演の井俣さん、石渡さん、そして再共演の松村さんまで、9人でつくるこの演劇の進捗具合を熱心に伝えてくれているので、少しずつ変わっていくその風景と熱量に自分の心がどんどん煽られているんですよね。応援しているこちらもぐああああって感じるようになってきました。ファンもここに参加させてもらってるそんな感じ。末原さんが昨日のツイッターで「残すところ2週間かと思うと・・」と書いていらっしゃるけれど、本当にこの演目がいったん終わってしまうと思うと、もう既にロスなんですよ。始まってもいないのに。既に心細くて泣いちゃっているこの時間であったりします。でも、この「終わりがちゃんとある」ところが演劇公演の魅力なのかもしれませんね。

 そんな萩ちゃんを中心にみなさんのログを追いかけて張っておきます。まずは見学会の前。

 そして見学会が終わってから・・・

 はじめの頃は、他の役者さんと比べて、なんだかどこか一味薄いところがあるなあって感じていたんですよね。もちろんこんな風にお稽古中の萩ちゃんを見るのは初めてだったのですが、うまい方々の中でちゃんとやっていけるのか、自分もネガティブなもので少し揺れてしまって。個人的に、7ORDERの時もだけれど萩ちゃんってスロースターターっていうか、ひとつひとつブロックやタイルをまんべんなく並べていくように習得する人な感じがしてるんですよね(西田さんもそんなこと言ってた気がする)。だからこの成長曲線の2次曲線な感じは、きちんと丁寧に積み上げていくからかなあって思うし、それでも、もしできることならばもっとお芝居を頻回にやってもらえたらなあとも思いますね。もうじき27歳を迎えるし、どんどんガツンと飛ばしていけるようになるといいなあって思っています~。

 しかしながら、ここにきて切り取られた萩ちゃんの表情や動きにいろんなものが馴染んできてる感じがあって、石渡さんにもポジティブなコメントいただけて嬉しい限りです~。その中で、主宰の末原さんにも、井俣さんにもだけれど、今回の萩ちゃんに求められている「光」の役割を発揮できるよう毎日祈っております~。ともあれ、「熱く」ですね!萩ちゃんが、その熱さや、陶酔に体がはじける瞬間をみせてくれる時の魅力はたまらないものがあるので、本当に楽しみにしています。

 さて、そんな中、末原さんと萩ちゃんのインタビューがネット記事に掲載されました。

engekisengen.com

 本当に盛りだくさんのインタビュー。萩ちゃんがある方の紹介で末原さんと出会うことになったこと(1年ぶりの舞台として萩ちゃんをおぼんろさんに推薦してくださった方に本当に感謝です!)、末原さんが主宰する劇団おぼんろも初めて多くの客演を迎えて新たな取り組みとしてこの舞台を位置づけていること、それでも「チームであること」、時間をかけて「最小の時間で作り上げるので半句、何でもない時間を大切にして、本当に心が通ってから作るものが本当の作品になる」というお言葉から、いろんな面で萩ちゃんの資質に合った場であると感じています。顔を突き合わせ、みんなで論議をして作品を作り上げていく。それがちゃんとできる大きさでの取り組み。今の時代、色んな面からなかなかに難しいところがあると思うのですが、これだけのビジョンを持ってやってらっしゃったんだなあと。

 あと、おぼんろさんのモルドバ遠征を経て、末原さんが感じられた「そこで出会った人たちは、それぞれの感性に対してエゴイスティックに正しいと思うことに突き進むというスタンスなんですよ。それは、文化に裏打ちされているからできるものなのですが、自分もそうやって立っていようという気持ちが今、あります。」という一節が自分もとても共感する部分で。アートでもエンタメでもどっちでもいいんですが、作り手が「これが正義だ」であったり「これが正解だ」と思う信念こそがその作品を真に「面白くする」んじゃないかなあと思うんですよね。一人でその思いを持ち続けるのは大変だけれど、誰かに手渡すことのないその「正解という信念」に向かうことで煮詰められたエッセンスを私は浴びたいと思うんです。

 萩ちゃんにはその「正解」に真っ向から取り組んでもらたらなあってつい思てしまいます。萩ちゃんがきっとテーマのように抱えている「人によって見えるところが違う。でも、全体は一つ」みたいなところに今回も向かっていくんでしょうね。その中で、その世界を、「魂を削ってみんなで横並びになって前を向いて走っていく姿を強く感じ取っていただけると思うので」と「魂削り」という熱い熱いお言葉をいただけたから、きっと、そんな熱い熱い夏になるのだと思っている初日4日前でした~!。そうそう、萩ちゃんNACK7でも、舞台のお話しているので、そちらもじっくりと聞きます!