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結び農縁、嬉しいじゃがいも初販売だったけれど・・

結び農縁 安井謙太郎 萩谷慧悟

　ほぼ毎週、農業と癒しを届けてくれる安井くんと萩ちゃんの結び農縁。なかなかブログに取り上げることができなかったんですが、またまた新たな一歩を踏み出しましたね～。まずは、明後日7月16日にさんいん中央テレビさんで、結び農縁の地上波番組の第４弾が１時間番組で放映とのこと！（重要なお知らせってドキドキするからやめてｗ）

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　農業初心者の萩安が、大根島の方々の手を（たくさん）借りて、農業を少しずつ学んでいく「学びもの」としての楽しさ。大根島で農業を営み、土地のものを食べていく、大変だろうけれど眩しくも見える生活の様子、そして、何より島や畑がくれる癒しの風景。約10分の番組が本当に楽しくて、その割に再生回数あんまり稼げていなくて、ファンとしても、これこそもったいないなあ（そして少しの申し訳なさ）を感じていたのですが、地上波の第４弾が決定して、ホントによかったです～。１時間に伸びたのも嬉しいし、これまでは総集編って感じでしたが、この予告動画を聞いているとまだ明かされていないネタもありそうで、とても楽しみです～。自分はTverでの視聴になりますが本当に楽しみです～。

　さて、この日の結び農縁は２本配信。もう一本が収穫したじゃがいもの通販のご案内でした。

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 今回、さいいん中央テレビさんのオンラインショップでの販売だったんですね～。

「結び農縁」島根県大根島産じゃがいも３キロ ＜８月上旬頃より順次発送＞｜TSKオンラインショップ

　もともとからのアイデアだったのかどうかはわからないですが、こうやって番組を放送してくださってるところが常々からやってるルートを使っての販売だったからこそ、こういうゲリラ的な販売も可能でしょうね。生鮮食料品を売る訳だし、クリアしなければならない要件って色々とあると思うんですが、大根島での農産物を出荷していくルートと、それを売りさばくTSKさんのルートがあって本当によかった～。流通のことも大事ですよねえ・・・。

　それにしても産直大好き人間として、今回のじゃがいも3kg2100円は、結構お値打ちな価格だったかと。通常、プロの人たちがやってるところだと1000円から1500円くらいが多いようですが（食べチョク見ると）、若干お高いものの、十分に納得できるお値段になってる気がします。なんたって、300箱だから総売り上げ63万円くらいにしかならない。上に書いたように色んな経路を使ってるので、実際いくらの利益になるのか・・。もちろん、プロの農家さんにお手伝いしていただいてる（実際は大部分をやってもらってるでしょうね）とはいえ、農業素人の安井くんと萩ちゃんが初めて作ったじゃがいもですから、そんな高いお値段付けられる訳ないんですが、これでは農縁のお手伝いしてくださってる方々へのお礼も出ないんじゃないか。いやー、本当にありがたいことです～。

　そして、現在のサムネイルにもあるように、動画配信と共に収穫したじゃがいも３kg入り300箱が瞬く間に完売しちゃいましたね。自分はちょうど配信時間にPCと向き合っていたので無事買えたのですが、抜き打ち的な販売だったので、多くの人が販売のことを知る前に完売してしまって、その日のツイッターのTLには嘆きの声があふれたのでした。いやー、買えてる方もなかなかに辛い展開・・。とはいえ、上にも書いたように本来だったら売り物にできるかどうかわからないもの、でも作ったんだったら捨てるのはもったなさすぎる（とんでもない食品ロスになっちゃいますよね）。当然、コストもあまりかけられないし、一度植えて実ったら、タイミングよく収穫して早めに食べ手に届ける必要がある。そんな制約の中での、今回の「売り方」になったのかなあって気がします。まあ、直売所はそんな感じですもんね。いつお目当てのモノが現れるかわからないし、欲しい場合には何日も開店時間に合わせて長蛇の列に並びますもんね・・。

　農作物ですし、簡単に現物は増やせませんからね。じゃ作付けを増やすというのも、もともと初心者が農業に親しんでいくというコンセプトと離れそうだし、自然のリスクもたくさんあるし（先日も大根島がある島根県で大変な大雨の被害があったばかりでした。畑どうなったかなあ）、最初だからファンも飛びついたけど、安定して長く売れるかどうかなんてわからないから、なかなか難しいところがありますよね～。個人的には、この結び農縁の企画の中では、あまりそういう経済的な悩みを抱えて欲しくないので（リアル農業ではそうなのかもしれないですが）、あくまで個人が自分の出来る範囲で、農業に触れあっていくというのでいて欲しいですね～。

　ということで、なかなか難しい問題があるのだなと思った訳ですが、ひとまずどう売るかというところで考えると、抽選販売はきっと手間とコストで見合わない気がします。たぶん、今のところの最適解は、販売時間をあらかじめ発表して、よーいドン！ですかね～。でも、それだと転売ヤーが現れて・・なのかもしれないですね。ファンの思いは一つで、萩ちゃんや安井くんの作ったお野菜が少しでいいので食べてみたい、ってところなんだと思います。じゃがいもだったら、それこそ１個だけでもいい。おうちにじゃがいもが届いたら、おすそ分け会でもしようかなーなんて思ったりする今日この頃です。こういう嘘がないところ、やっぱり好きですよ。いろいろとまっすぐ悩みたいですね～。