ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

TVアニメ「テクノロイド・オーバーマインド」第9回

 さて~、テクマイ第9回、無事に放映が終わりました~。第9回は、前回、記憶&中枢に致命的な損傷を負ったコバルトを、突如現れたノーベルさんとエソラ少年が中心となって救急修理を行い、ケイ、クロム、ネオンの活躍もあって、なんとか修理に成功(まだ意識は戻っていない)。一方で、KNoCCへの勝利後にカイトがある宣言を行うことを条件に、妹ナギの手術を請け負うとキリヤに乗せられたカイトさんは、5thステージでの対決がお流れになり、キリヤにナギの手術のは一旦反故にされ、ナギへの拗れた愛とロボットへの拗れた憎しみに更に闇化していくのであった(本当は海翔さんだがカタカナでゆるして)。そういう感じでここまでの総集編的な第9話が終わり、グダングダンなって10話の「結」パートに向かうのでした・・。

  • またまた一体あと3話でどうまとめるの??とスタアロファンがやきもきする中、ようやくノーベルさんが何者であったのかが開陳され、ちょっとだけほっとしましたよ(一体何にドキドキしているのかわからないw)。このノーベルさんが何者かなのかはゲームのテクユニからの謎だったわけですが、ようやく(割と予想通りだったけれど)明らかになりましたよ。亡くなった白秋博士の意志を完遂するべく作られたサポートアンドロイドだったのですね。そして、エリザと知り合いというか、エリザを含めてのシステムであったのですね。いやー、そして、謎の地下室が開いて、とうとう白秋博士のこのシステム系を作った意図がわかるらしい~。そこは知りたい。だとすれば、テクユニでエソラとノーベルの間の距離感の理由もわかるのかなぁと。
  • そして、この物語の最大のテーマである(はず)のロボットの人権問題にそのノーベルさんシステムは関わっているはずだし、どんな描き方をされるのか・・。個人的にはゲームのノーベルさん、ルゥマさんはかなり平和主義者で、人間との共生を望む(そして人間の文化を引き継ぐ心意気がある)ひとたちなので、あんまり対立構造には持ち込まない気はするんだけれど・・。
  • しかしながら、人間側の怪しいやつらはそうはいかない。ロボット排斥のために、カイトさんを利用し尽くそうと煽り続けるキリヤ。こいつのやり方は、テクユニの月の恵み教団の裏切り幹部と一緒だよね(というか繋がるのかしら?)。そして、そういう怪しい人間の「手術できる」という諫言に、妹可愛さゆえに既に冷静な判断ができなくなってるカイトさんが翻弄されているのがかなり哀しいのですよ。それは、もしかすると、ナギの治療の際に人工臓器などを拒んできての現状にネガティブが刺激されて更に混乱してるのかもですね。だって、能力の高い士気の高い人であるけれどやっぱり設定21歳だもんな~。色々と幼い、弱い部分があるのかもしれません。
  • それでも、利用され、翻弄されていることには間違いなく、そしてその余波はカイトを慕い、ごく普通にゴミ出しして、キリヤとカイトさんの様子を遠巻きで見ているライトとナイトにも及ぶはず。KNoCCを「本物だ」と見抜く力を持ってるカイトさん。あと3話しかないけれど、カイトさんの「心」が救われる展開になりますようにと心から祈っています(ライト&ナイトはカイトさんがOKならOKな子たちだと思うので)。おそらくそこがロボットの人権を扱うとというこのテクマイの大きな柱になるはずであるので。それにしても、今回の菊田さん&RUCCAさんの副音声でカイトさんとナイトライトの製造日にギャップがあるのには意味がある的な言い方(言えないという言い方だったけど)をしていたのが凄く気になる(逆にテクマイのところでは3人が〇ぬところで終わるのかな。もしかして、to be continue作戦か。ありえないことではないと思っているのが、バベル大爆発事故であったり、大震災みたいなのもあってもおかしくないと!)。
  • そして、今回メインのコバルトの記憶回収(修復)劇。「こころは宇宙」をそのまま絵にした感じでしたね~。そしてSF定番の修復(治療)のために、相手の体内であり、心の中に侵入するというというのは、古式ゆかしいミクロの決死圏を思い出させるもので、こう表現の核というのは変わらないのかなあとちょっとしみじみしましたね~。そして、救出劇という更に一体感を増したNKoCCが、そして、色々な経験を経験し、目撃して、kokoroの発動を目の前にしていそうなボーラさんの行方は?であったりします!
  • 副音声では、10話がかなり重要な回になるみたい。たぶん、そこでテクマイ時間とテクユニ時間が繋がるのか、それとも分断したまま一旦終わるのか、その分岐点になりそうです!元々、このアニメ、ゲームが2022年の1月に開始され3月にメインストーリーが終了後、2022年7月に放送予定だったんですよね~。結構、実時間的にはサクサクとすすんでいたはずなので本当にエピソード0なのかもしれないのかな・・。まずはメインテーマであるロボットの人権確立に関する進展をしっかり描いていただき、ぜひ色々とハラハラしつつもスタアロファンにも高ぶることができるラストになりますよう心から祈っています!