このところ、色々と言いたいこと考えたいことが沢山あるんですよね~。7ORDERのゲリラライブから始まったあれこれであったり、舞台のチケット代高騰のことであったり、某バンドのペンラ問題であったり。色々と変化していく状況の中で、色んな意味でずっと同じままではいられないグループや主催側と、自分の夢(そしてお財布を)彼らにぶつけて夢を食べて支えてきたと自認しているファンたちとの軋み。
もしかすると、それって、全部「貧乏が悪い!」に帰結するのかもしれないけれど、そういった、この日本が置かれた情勢変化も少し長い目でみれば割とありがちなことで、その中でどう生き残っていくのかはグループ側の問題でもあるけれど、ファンにも問われるところはあるのかなあと思ったりしている昨今です。でも、簡単にはなかなか言えない・・もやもやしたものをブログにぶつけることになっちゃうんですよね・・。いつも以上にまとまりのないひとりごとですが、お目汚し申し訳ありませぬ。
さて、ともあれ、SNSはそういうポジティブな思いもネガティブな思いも、簡単に本人たちの眼前に突き付けてくる強力な武器が社会的インフラとして備わってしまった昨今なので、そんな風に言ってたらそりゃ嫌われて当然だよ・・とそろそろ社会人を引退しそうなおばちゃんは思ったりしています。言い方、伝え方が大事なのは、タレントだけじゃないですよね・・。
先日、某舞台界隈のファンの方のお茶会に参加させていただいて、今は大きく花開きながらも、山あり谷ありの推しの歩みを推し続けているオタクのみなさんの青空のような開いたパースペクティブが感じられるお話を伺って、ファンとはこうありたいと本当に勉強になりました・・みたいなところがあったりいたしましたよ。いや、うちの子たちやうちのファンの苦労なんてまだまだちっちゃいものだなあ、ほんと、と思いました(笑
さて、そんなタレントとファンの我欲がともすればぶつかり合うエンタメの世界。ファンの思いにもピュアじゃないところもあれば、パフォーマンスを醸成するタレントの思いにもドロドロとした人間らしいネガティブな欲であったり、それが生まれてしまう困難な状況が故の、危ういエネルギーがあり、その魅力みたいなものもあるなあと、テクノロイド・オーバーマインドの第7回を繰り返しながら感じているところです(8話お休みになりましたが、とりあえず今後はきちんと放映されそうでよかったです)。
もともと推しの萩ちゃん(萩谷慧悟くん)がライト役をやってることもあって、頭ぱっぱらぱーでライトくんやSTAND-ALONEを推しているので、彼らがロボット排斥派で、ジョエルやKNoCCにとんでもない悪行を働こうと推してしまうところがあるかと思うんですけれど、やっぱり彼らの「Bring it on」という楽曲が、人間らしい毒味であったり、あざとい味わいが中毒性がありすぎて、ヤバいんですよ。特にゲームのテクユニで流し続けていると、本当に洗脳に近いものがあったりしますね。原案や作詞を担当してるRUCCA先生のこのツイートが言ってることが全てなんですよ!ほんとに!!!!!!!
#テクマイを場面写で復習シリーズ📺(7話 Vol.6)
— 溝口®️UCCA 貴紀 (@Mizoguchi_RUCCA) 2023年2月28日
👑STAND-ALONE✨ステージ写1️⃣
◆千手アローン🤲
◆舞うカイトさま🪁
◆双子のフォーメーション👶👦
◆腰付きがかなりのエロスだと密かに話題のカット🕺 pic.twitter.com/icaLlhkXYJ
#テクマイを場面写で復習シリーズ📺(7話 Vol.7)
— 溝口®️UCCA 貴紀 (@Mizoguchi_RUCCA) 2023年2月28日
👑STAND-ALONE✨ステージ写2️⃣
◆カイト🪁ライト👶ナイト👦
それぞれの特徴や性格が感じられる個別カット
◆"俺達以外 愛せはしない 躰(カラダ)へとなってく💝
(🤖ええ、なりました🤖) pic.twitter.com/Qht2Ih7gRk
これは現在のアイドルにだって思うことですが、スタアロの、彼らの魅力は、別に腰振りなんてやる必要はないんですよ~。そんなことしなくてもどれだけでもエロスを伝えられる表現はある。でも、そのくらい体の中から溢れる、沸き立つものがあって、そして、それに感応する人間の心に影響を与えて、惹きつけていく・・その魅力があるっていうことなんですよね。。その魅力というのは善にもなるし悪にもなる。人間の心をまっすぐと勇気づけることもあるけれど、それを得た人間が往々にして危うい方向へ向かってしまう・・と感じざるをえませんでした。いやー、その後の、街の乱暴者に冷たい脅しの言葉を投げかけるライト(カイトが言ってるんだよというセリフの響き、最高だったよ、萩ちゃん!)とナイト(さすがなんでもできるよ梶原さん!優しさと狂気の両立!)。本当によかったです。どんなになってもおばちゃんは双子を応援してるよ!
いや、閑話休題。街の人々がそういう熱気にあおられて紅潮してる姿の表現を見てて、個人的にはアニメの明日のジョーで少年院でのジョーと力石の試合に熱中するマンモス西をはじめとする荒くれモノたちをなんとなく思い出していましたよ。彼らが熱中するのは、そういう正邪を巻き込んだエネルギーもあったればこそで、そこで怒りも知ったけれどとても理知的に向き合っているKNoCCの「ELSE」を聴いていると、我々がエンタメに向き合う時の様々な思いが、そして色んな軋みを生み出すエンタメに集う人の思いがそこにあるように感じられるのでした。やっぱりそういう意味でこのアニメは「アイドルもの」なんだと、「なぜ人がアイドルを欲するのか」、「アイドルがもつ力とはなんなのか」ということを問うているなあと思っているのです・・。