ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

TVアニメ「テクノロイド・オーバーマインド」第2回

 さて~、早く水曜日にならないかな~って思ってたらあら水曜日じゃないですか。ということでテレ東さんでTVアニメ「テクノロイド・オーバーマインド」の第2回を見ました。今週は、主要登場人物である、ボーラさんとノーベルさんが登場。KNoCCとの関係性が描かれ、そしてKNoCCとエソラ少年が一緒に生活を共にすることになって、本格的に物語が始動した感のある第2話でした~。ということでざっくりと感想を~。ネタバレたくさんで、更には深く連動しているゲームのストーリーについても書いちゃうかなもので、ネタバレが嫌いな方はお気を付けを!

  • 第2話は萩ちゃんが演じているライトくんが所属するSTAND-ALONEの出番はなかったのだけれど、初公開されたOP映像でカイトさんの過去についての衝撃的なカットが!これまでの事前情報から過去に色々とあったことは推測していたけれど、親しい人を亡くしていたこと(それが孤児院への力の入れ具合に繋がるのかな)であったり、幼少期と思われるカットもあってこの辺のからくりはいったいどうなるのか、何よりライトやナイトはカイトにとってどういう存在なのか更に謎は増すのでありましたよ~。今回EDもなかったので完全にスタアロ渇望症です!
  • 一方でアンドロイドとして警視庁(!)に配属され、溶鉱炉おじさん(なんとあの後、後ろにいたアンドロイドも続いて溶鉱炉に落下したのだった!)事件を担当することになったボーラさんは、すっごい生真面目というか、出来立てというかゲームのアインザッツの様に、まだKokoroが十分に発達している訳ではなさそう。そこがまたいい!それで、色々と苦労してゲームの様になっちゃうのかと思うとと思うと彼が不幸な目に合わないでいてくれたらとも思っちゃう。
  • 一方で、突然振付師としてKNOCCの前に登場してI Demptyの曲と振付を提供し、レッスンまでしちゃって、極め付きはエソラ少年が持ち主不明のアンドロイドであった4人のオーナーになれるように登録を書き換えちゃうという荒業まで披露。なぜそこまでしてKNoCCとエソラ少年に近づくのか?登録を書き換えられることを考えるとやはり白秋博士(4人のオーナーコードをみると恐らくHAKUSHU SHIBAURAであるように見えた)と深いつながりがあるのか・・。カイトさんの過去についてもそうだけれど、飛び道具的なアイデアが安易に使われるようになると(例えば、アンドロイドになる前は人間だった事案が頻発するなど)イヤなので、そこはアンドロイドの開発と人間との軋轢の歴史に即して上手く作り上げていって欲しいな~。
  • そして、エソラ少年との別れの淋しさにKokoroが発動する4人。そして、紆余曲折を経てエソラ少年を家族として出迎えて「今日からはただいま、だよ」というコバルトというオチは、ゲーム冒頭で(色々と隠しながら)KNOCCを出迎えたエソラ博士「そこはただいま」だよとと入れ違いの同型であり、どんな思いで成人したエソラ博士がその言葉を言ったのか、本当に泣きたくなるくらいの謎があるんだなあと思うのでした。
  • ただ、こうやって感想を書いてきて、自分の感想や心が動く部分が、ゲームで描かれた未来の彼らとの照合があってからこその感動が多くて、そういう方法が作劇としてフェアなのかどうかと少し心配であったり、未来の彼らを知らないアニメからの視聴者の人々がどんな風に思っているのか、そこはとっても気になるところなので、早くアニメオリジナルの部分が増えていくといいなあと思ったりもするのでした~。でも、そういう心配を飛び越えて、エソラ少年が物凄くよくって、心優しい天才少年が素晴らしくって、全部許せるかも・・になってたりします(笑。
  • そして、今回の曲は「I Dempty」。何度も聞いてきた曲を4人が踊っているのを見て、本当に嬉しかったというか、ああダンスっていいなあ、素晴らしいなあと思ったんですよねえ。その感情は、7ORDER(や個人舞台で)が曲を発表しつつも、なかなか7人でのダンスMVを発表できなかった時に、初めてMake it tureのダンスMVが発表された時のような感動を思い出していました。本当にダンスパフォーマンスって凄いなあと思えるアニメでよかったです!アニメ見ていると、アイドルアニメの要素は薄いなとも思ったりしますが、「アイドル」「歌って踊る」ことの力の根源ってなんだろう・・みたいな感じで描かれるのかもしれないなあと思うし、前から思ってるんですがあのマクロスの一番最初のやつのラストシーンがついつい思い浮かんでいたりしますよ(古くてすみません!)
  • さて、ラストシーンでノーベルさんがKokoroの発達について述べてらっしゃいましたが、ゲームではよく出てくるKokoroシステム(人工知能が人間のようなKokoroを獲得していくシステム)の話が全然出てこないし、ボーラさんもめっちゃピュアなので、そのKokoroシステムがアンドロイドに搭載される標準的なシステムとして出来上がるまでのお話かもしれないなあと思ったりしています(今回もKNOCCは人間と見分けがつきにくい珍しいタイプと言ってたしね!)。そして、そのカギを握るのはエソラ少年が操っていたメロディプログラム・・なのかもと。まあ本当に妄想ですが、最後にどうなるのかの答え合わせのために置いておきたいと思います~。ともあれ、来週はスタアロ兄さんたち、どうぞよろしくです!