ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

萩ちゃんの声優第1歩

 萩ちゃんこと萩谷慧悟くんが、12月19日発売のエンタメ総合誌CUTにピンで登場されましたよ~。先日、ちょこっと書いたかもですが、本当に本当に掲載されていました!ありがたいことにいい感じでまとめられたネット用の記事もありますので、貼っておきますね~!

rockinon.com

  ボリュームはグラビア2ページ&インタビュー2ページのしっかりしたボリューム。1人で2ページって凄いです。ネット記事ではニコニコの普段着の萩ちゃんの笑顔が可愛いのですが、本編は、蠱惑的というか、萩ちゃんが時折見せる誘い込むようなちょっと「危ない」表情を見せてくれています~。ほんとねえ・・、萩ちゃんのこの手の表情に弱いんですよ。思えば、2015年のクリスマスSPで一瞬見せてくれたこの系統の表情1つで落ちた人間なので、もうドキドキが止まらない感じです(笑。でも、そっから、本当に一年一年と大人の表情になっていって、2022年の12月の表情は素晴らしくカッコよく、すみずみまでピンが合ってるなあっておばバカ満開で見ています~。そしてカワセさんのスタイリングも素敵!

 さて、記事の中心はテクノロイド・オーバーマインドで声優初挑戦することのお話でした。ネット記事にもありますが、萩ちゃんが声優を志すようになった経緯というか歩みが語られていて、大学時代の状況(15年度入学、16~17年度年2年3年、18年度4年&卒業)も知ることができて、その頃の状況を振り返りながら頷くこと多かったですね。萩ちゃんは前事務所時代のことはあまりストレートに言わない方だけれど、特に周辺部分の話を中心に伝えてくれることが多いなあと思います。大学1,2年で音楽の勉強をして、大学3,4年ではアナウンス系の勉強をして、卒業研究的なものとしてはスティールパンのことを勉強して、WAIWAIさんにも入ってて、本当にいい感じで自分のキャリアを積み上げて、そして何本かの紐を組み上げるように、築いていってるなあと改めて感じましたね。上映会の時に萩ちゃん担4人で楽しくお話させてもらったんですが、ほぼほぼせぶんになってからのファンの方ばかりで新しいファンの人も増えてきてなあという実感だったので、このインタビューみたいに改めてすんなりと萩ちゃんが自分の経歴も含めてお話できる状況になってるのも嬉しいなあと思ったりしました。

 そして、俳優の延長線上で声優をやるのではなくて声優になりたくて一から学んでいるし、今も学び続けているところ、本当に凄いと思うんですよね。そういえば、テクノロイドFCでのストリーミングの公開アーカイブでも、ノーベル役の野島健児さんが上映会の日に萩ちゃんとお話をされたことを語っておられました(10分20秒くらいから)www.youtube.com

 お二人は共通のボイストレーナーさんのとっても痛いトレーニングを受けてることがわかったそうで、野島さんのようなベテランさんと同じトレーニングを受けていると聞くとびっくりしますよね。「声優の萩谷慧悟と7ORDERの萩谷慧悟のキャリアはまったく別」と言われると、そこまで分けなくてもと思ったりしますが(やっぱり人気のこととか7ORDERと無関係とはいえないだろうし)、どんなお仕事であってもそのお仕事へのリスペクトを欠かさず、自分の今の現状を踏まえて、謙虚に研鑽を積もうとしてる気持ちの現れないんだろうなと思います。

 それは7ORDERのみんなもきっと同じで、でもお客さんに見ていただく以上、技術的な面だけじゃなくって楽しさや気持ちの面でもフロアに伝えていこうとするところを大切にしていかなきゃいけないというロジックになるんでしょうね。その中でも萩ちゃんは、自分とそのリスペクトするべきところのプロの皆さんとの距離感を割とシビアに感じて、そこをまっすぐに見つめているからこその、恐れや不安や、強がらない姿勢を音楽の面でも、お芝居の面でも、もちろん声優の面でも思ったりします。

 「まだまだ弱いところがあること」を見つめられる、そしてそこを自分で絶えず詰めていこうとするところ、それは表現の仕方は違えど、メンバーそれぞれにそれぞれの方法でやってる、やることができてるからこそ、グループのメンバーと「違っていてもいい」と言える、「(学生時代だったら一緒のコミュニティになれないが)違う人間が長年一緒にやれてるのが強みだし、刺激になる」と言えるのが7ORDERの強みであり、萩ちゃんのグループとの関係性の中での「強さ」だと思うのですよねぇ。それこそ小学生の頃からの長年の中で培われた関係性は単に「仲良し」という言葉にはおさまらないところもあるけれど、お互いを活かし尊重するということからできてるのが改めて言葉にしてもらったなと感じます。そして、やっぱりこういう関係性でいられるのは得難いものなので、その点においては本当に運に恵まれている萩ちゃんだなと感じています。でも、それも萩ちゃんも踏ん張ってるからだし、なんだか天の配剤だなあと・・。

 このインタビューでもそうなんですが、萩ちゃんの「こだわり」って決して専門用語に陥ることなく表現されるのがユニークだなあと。「捌き方を習ったら自分で捌いた刺身の方が美味しい。ワインもちゃんと縁が薄くて口当たりのよいグラスで飲みたい」、「ひとつひとつのことにこだわるので凄く時間がかかる」、「こだわりを突き詰める現場とそうじゃない現場の見分けを付けられるように(なりたい」、「サバゲーとかダイビングとか好きだけれど案外体調悪くしやすい」などなど萩ちゃん特有の感性や美意識も改めてまとめてもらってよかったなあと。なんていうかこだわりが強いのに、難しいところに行かないし、全部日常生活の中からでてきてるものであるってことや、それを包み隠さず言えるっていうところがやっぱり萩ちゃんの魅力だなあと改めて思いました。

 こうやって萩ちゃんが長く準備をしつつ声優の仕事を始めたということを思うと、これからも舞台や映像のお仕事もどんどんやってと思いつつも(めちゃめちゃ舞台も見たいんですよね~。もちろんライダーにも出てもらいたい・・)、7ORDERなどで音楽やお歌のお仕事だってやって欲しくもあるけれど、早く声優のお仕事でもう1作して裏を返せるといいなあと思うのでした。ほんと昭和の感覚だと思うんだけどw、履歴書とかにやっぱり2つ並べて書けて、初めてその仕事(ジャンル?)をしてる感じがする小並な人間です(笑。7ORDERの子たちのキャリアの積み重ね方はなかなか異例づくめだし、一筋縄ではいかないなあとも思ったりしますが、一般的な俳優さんなどとのキャリアプランにもと上手くすり合わせてくれてて嬉しいなと思います。ともあれ、萩ちゃんの初めての出演アニメいい作品になりますように~。