ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

言葉で事実を紡ぐこと

 さて~、今日も嬉しい7ORDERがしにつか映画の新作の主題歌を担当することになったと嬉しいニュースがありましたね~。

 色々と思うことがあった昨今で、必ずしも自分の考え方が皆と一緒になることはないのだ・・ということでちょっとどよんとしたりもしたけれど(自分には自分の経験から来る信念があるから考え方が揺るいだりはしないのですけれどね)、自分の場合、彼らの歩みをこういう「実績」で示してもらえたら、本当にオールオッケーだし、やっぱりセブンのファンも殊の外嬉しそうなので、まあそういうことだよなーって思うんですよね~。やっぱり、作品が、パフォーマンスが、何より自分の励みなのですよ。言葉じゃなく・・・。

 そういう意味で、先日出た安井くんのインタビューは殊の外よかったです。

mag.sixty-percent.com

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 とっても落ち着いていて、大げさでもなく、過不足なく、自分たちがやってることをまっすぐ伝わる言葉で語ってくれているインタビュー。地に足をつけて、できないことも比較的そのまま、そして、できることを一段一段登ってる感じが、自分はとても好きだなあと、改めて思いました~。

 色んな声が聞こえてきて、至らぬところであったり、自分たちの理想や歩みを理解してもらえないことであったり、そういう色々な声も感じてるんだろうなあと思ったりしたけれど、これだけ背筋がしっかりと落ち着いて自分たちを見つめているのは、やっぱり安井くんが本当に大人の人になってきたんじゃないかなと感じましたね。安井くんは、言葉を使うのが上手だし、多くのファンの気持ちもわかる人だし、不安があればそれを言葉で納めたりもちろんできる人なんだけれど、言葉を武器にしなくなった感じがこのインタビューから感じたんですよね。顕嵐ちゃんへのお誕生日メッセージの様に個人FC設立で不安も沸き立つファンの気持ちをびしっと収めて決める時ももちろんあるけれども、そういうのよりも、このインタビューのナチュラルさや、言葉を感情コントロール(主に不安を収める・・かな)の道具(約束の指輪みたいなものね)として使わないようになったこと(そう思うとらじおごっこの休止には意味があったなあと)、事実を語るものとして使っているのは凄くよかったなと。

 安井くんは昔は敵に回したら怖い人・・と昔、萩ちゃんが言ってたけど、この1年くらいは目に見えての賢しらさ(裏を返せば怖さであり鋭さ)みたいなのが表に出なくなってきて、周囲を見渡しての冷静な優しさみたいなのが感じられる様になったなあとかんじておりますよ。いい意味で怖い人じゃなく、隠し立てもせず、誰とでも向き合える人になった感じがして個人的にはそれは成長だなと。それはきっと、自分たちで作るようになって、しかもグループを運営したり経営するようになって、周囲の人々も視野におさめるべき人々になってきて、色んな立場や声の中で、磨かれてきた部分かなあと。演者だけの時にはファンが世界の100%だったかもしれないけれど、それ以外の人が見えてきて、そこに対しての実直な言葉をどう伝えていくか・・みたいな感じがしていて。

 たぶん、安井くんの一般的なイメージの言葉の人ではなくって、確かに持っていた視野の広さが活かされてきたような。だからみんなが優しい気持ちになれる。ファンは200%で自分たちに向かってくれて、自分たちの心の不安をかき消す言葉や表情をくれる人をアイドルとほめそやすけれど、そういう地点からはもう抜き出たのかなあと。きっと昔のままだったらファンの不満も少なかもだけれど、あえてそうしていない気はしたかな~。言わないことへの意味とか意義をわかってる気がする。

 小学校6年生から見てる萩ちゃんに「変人だ」と、きっと理解(共感)できないけれど、でも、大人に、成長してるなあと、何か庭に映えてて育っていく植物を見てう感じが凄くいいなと思うな~。距離感をわかってもらえてるのがやっぱり嬉しいねえ。たぶん、安井くんも周囲のみんなも、萩ちゃんが第一に大好きな事、やりたい事、そのために技量を大きな熱量で磨いていることは何か、それに対してどう向き合ってるか知ってるとは思うのよね。でも、それを言わないことにはきっと何かしらの意味があるんだろうなと思ったりする今日この頃です。
 そして、この間、言葉少なに、自分が守るべきこと、守りたいことをやり続けている萩ちゃんにも改めてリスペクトしていますよ。語りだせばキリがないことだろうと思うし、一歩間違えばウソになってしまうことだから、ウソをついて欲しいと、自分をだまして欲しいという一部のファンからの言葉に対して、優しい嘘で対応するのではなくて、淡々と受け止めてるところもやっぱり好きなんですよね。言葉で事実を紡ぐことの難しさ知ってるからこその萩ちゃんであり安井くんなんだろうなあと思うのでした。だから、この度個人FC開設にあたり六男坊の彼が背負った言葉が本当に叶うのかちょっとだけ心配だけれど、その言葉がそのまま叶うよう、周囲の大人と言われる方々には頑張っていただきたいと。それを自分は祈りながら、遠くから楽しく眺めていようと思うのでした。