ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

Prince of STAGE vol.15の西田さんが語る慧悟と怜央

 さて、萩ちゃんとながつがW主演するDisGOONieプレゼンツ、舞台Little Fandangoの初日まであとちょうど1週間になっています。間近に迫ってきたこともあるのか、作・演出の西田大輔さん、共演の方々、そして萩ちゃんもツイッターやインスタでお稽古場の様子を教えてくれています。やっぱりしょっちゅうあるわけではない、がっつりの舞台(それもW主演)。否が応でも私の心の中の炎は轟轟と燃え盛ってしまうのです・・・。萩ちゃんの最新ツイートはリピート必至のお告げ~。それにしても西田さんのツイートにある萩ちゃんのお背中がめちゃめちゃカッコよい・・。

 さて、そんな中、西田さんと、ながつと、萩ちゃんの鼎談が雑誌「Prince of STAGE vol.15」に掲載されましたのでその話題に少しふれておきたいと思います。って・・・いや、これがめちゃめちゃよかったんですよーー!ながつは人気的にも売り出し中ということもあってここのところいくつか雑誌もありましたが、萩ちゃんは最近なかなか紙の本に載っていなかったので本当に嬉しかったですし、何より萩ちゃんもながつもビジュがめちゃめちゃ良いのですよーー。おそらくお稽古着的なTシャツ姿なのですが、着飾っていないのにこんなに美しいお顔を残していただけたとは。この7年萩ちゃんを追っ掛けておりますが、たぶん今回が最高のビジュアルではないかと思います(もちろん、ライブや舞台の生の萩ちゃんも素晴らしいですが、こと写真に限ってはです~)。

 そんなビジュアルも色々と語りたくなるのですが、今回の鼎談では、リトファンのお話のみならず、PSY・Sで萩ちゃんを、デカダンでながつを、そして、前回のMOTHERLANDでは二人を一緒に見ていた西田さんの二人のお話がとても印象的だったので、それをメモしておきたいと思います。そして、ここからは、雑誌での呼び方でもあり、ディスグーニー流と言いますか、二人を「慧悟」と「怜央」と表記したいと思いいます。まずは、西田さん、7ORDERの代々木のDate with・・・・・・・公演を見に来ていただいたそうです。たしか、ぴあアリの時には植木さん来ていらっしゃったし、もちろんグループからのご招待に応じてくださったんだと思うんですが、多様なステージに立つ彼らをまるっと見ていただけるの本当にありがたいなあと思います。・・では、まずは怜央のお話から。

西田さんからの怜央の印象

  • 感性の怜央とストイックな慧悟
  • ライブでは、思い立って前に出ていっていたのが印象的。
  • デカダンお稽古の休憩中、上手くできないって、まるで漫画の様に、端の壁にいて悔しそうにしていた。こんな人初めて。
  • みんなが集まっていても一人だけ出て行ってしまう様な独特なところもあるけれど、優しいからみんなに好かれるし、そうやって好かれる理由もわかるし、華もある。
  • MOTHERLANDのゲスト出演の時には、舞台の袖で、出の合図を西田さんが背中を叩いて合図していた。怜央は競走馬のように一瞬で駆け抜けていったと。

 インタビューを読んでいて、西田さんは怜央の華やかさや親しみ深いところもしっかりとわかっていらっしゃるけれど、独特の感性の強さを感じていらっしゃるのかなあと思いました~。そして、お次は慧悟!

西田さんからの慧悟の印象

  • 爽やかだけれど、凄く真面目でストイック。仕事に対しても役に対しても誠実。
  • ライブでは、着実にリズムを刻んでライブのタクトを取る。そこもストイックに感じていただいたみたい。
  • お芝居では、本番になるにつれて、セリフがどんどん自分の中に入っていく。自分の言葉になっていく。そういう人は少ない。
  • MOTHERLANDのゲスト出演では、慧悟は背中を叩いたその瞬間に人が変わったように歩いて行った。背中だけでもその変わった様子が分かった。

 色んな所で、真面目であるとか、まっすぐと言われる慧悟ですが、「ストイック」とはっきりと表現されたのは西田さんが初めてかもしれませんね。あのドラムを叩いているところを見てくださったのも印象的だったのかも。そして、何気に、お芝居における美点をはっきりと指摘してもらえてるのがとても嬉しいですねえ。

お客さんをどのように意識するのかしないのか

  • 何気に舞台上でお客さんをどのように意識しているかを西田さんが聞いた時の二人の答えが対称的だったのが面白かったです。
  • 慧悟は、「舞台はライブ以上に見られている感じがする。ライブ以上に自分たちに対する期待が高いというか、注目しているポイントや、見に行く理由が違うと感じている。バラードで明かりを消した中で歌っている時は、舞台と同じように感じる。」とかなりお客さんとの距離感を明確にとらえている感じ。ライブでは、ドラムと言う奥まったところにいるからかもしれないね。
  • 一方で、怜央は、「そこまでお客さんの視線を感じたことはない。公演が進むにつれて、本当にその中で生きている感覚になるので、お客さんも引き込めるよう頑張りたい」という怜央。その没入感やそこで生きて学ぶ感じが強いのかも。
  • 自分がどう演じるか、どう入り込むか、自分がどう苦しんで高めていけるかを重点に置いている怜央、お客さんからの見え方やお客さんに伝えたいこと、全体の世界観などを考えている慧悟。

 そんなに長くないインタビューでしたが、二人の演劇や「役」に向かい合う姿勢の違いがくっきりと見えて、ファン的に本当に嬉しいインタビューでした。そして、「尖った」ところも見せていきたいという西田さん。個人的には、この二人は、マジでぶつかり合える二人だと思っているので(ある意味、相手を傷つけてもぶつかり合える二人だと思うんですよね。グループだとなかなかそうはいかないだろうけれど)、その「尖り」をぜひ見せていただきたいと思っております。は~、週末はリトファン特集番組もたくさんありますよ~!