ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ぴあアリーナMM公演のざっくり感想 その1(ネタバレ)

 7ORDER、Date withツアー初のアリーナ公演であるぴあアリーナMMでの4公演、無事終了いたしましたよ~。本当に目出度い!お客さんの入りは3/4くらいだったけれど、まずは無事にみんな元気で終わって、そして、アリーナ公演ならではのステージ構成&ステージ演出をしっかり楽しめて、本当によかったです。彼らはまた、更に自由なフィールドに新たに飛び出すことができたんだなあと。本当に萩ちゃんと7ORDERは自慢の推しだなあと改めて感動した2022年2月19日、20日になりました。

 さて、今回、チケットも順調にFCで取れたので(相方である家族と4公演全て取れました。一方で代々木は1次全滅・・なぜ?)、4公演とも参加してみました。いい感じでお席もばらけていて(19日昼:アリーナ・センターステージ正面2列目!、19日夜:Bブロック上手端っこ、20日昼:3階上手寄り、20日夜:アリーナCブロック下手寄りほぼ最後列w)、最前Aブロックからの眺め以外は、ほぼほぼいろんな角度からこのアリーナ公演を楽しむことができました。そして、とっても得心したことがあります。

 7ORDERはお客さんを喜ばせるのがほんとに大好き!ということ。ライブがホールからアリーナに出て、色んな事が進化してできることが増えたて、それを達成するために一段とパフォーマンスの向上を遂げた訳だけれど、そのこと自体も大切なんだけれど、一番彼らが目指していたのは公演に来てくれたより多くの、いや概念的には全てのお客さんに喜びと満足を届けること・・だったように思うのです。色んな面から言いたいことがたくさんある初のアリーナ公演(正確には武道館もアリーナ公演だけれど、このぴあアリこそアリーナの意義があった初めての公演のように感じます)なんですが、4公演見ていくうちに、上の大きな文字のところに行きつくな・・って感じています。

 さて、具体的にどうだったのか。まずステージ構成は、アリーナが前からA、B、Cの3つのブロックに分かれていて、メインステージから中央に花道がBブロックまで延びて、ちょうどBブロックの下半分の円形のセンターステージに繋がっている形でした。つまりそのセンターステージはスタンド席まで含めて円心上に、上手下手、ブロックの位置関係なく等距離になるように設置されていたんですね。もちろん花道に近い遠い、センステに近い遠いはあるけれど、メインステージ1つだけのように位置によって「良い席」「良くない席」が「ない」状態になっていたように感じました。どこで見ても、ほぼ同じような「楽しみ」が散りばめられていて、私だったらすべてのお席で萩ちゃんのパフォーマンスを満喫できたように感じています。上手、下手や、良席・・の概念が薄らいでいく、そんな感じがしましたよ。

 その要である花道、センステで行われたのが、今回のツアーの注目曲でもあるRest of my life、もしも、Monsterの3曲と、今回のツアーから加わったFeel So Goodと横浜千穐楽のアンコール曲として初披露したLonely Nightです。Rest of my lifeでは、美勇人くんの渾身のソロのコンテンポラリーダンスをそのセンターステージでただ一人で踊り、他のメンバーはメインステージで歌とコーラスを担当。真っ暗なアリーナにただ一つ輝くセンターステージでの美勇人くんのダンスの神々しさ。もしも、では萩安がメインステージの左右に分かれて歌うところから、順々に7人がセンターステージに集い、円形になって客席を向いたと思ったらそのセンターステージがリフトして更に全客席から彼らの様子がよく見えるようになり、手の届かぬ愛しい人への想いを表情たっぷりに歌いあげる様子を客席に披露した後、今度はそのリフトしたステージが360度回り始めると・・。360度どこからでも彼らが歌い上げる様子が見えて、思わず客席からは小さく拍手が起こりましたね・・。

 Monsterではアニメ(モンスターロボットが生まれてぴあアリーナを襲撃するというもの)の後で、メインステージに炎の特効が爆発し(初日は爆発の前にあの燃料の匂いが漂ってきたので大興奮ですよ。来るぞ!と)センターステージがやにわにスモークに包まれたかと思ったら、黒を基調としたストリートな、いかにもナカサチさんらしい新衣装に身を包んだワイルドな7人がバーーーンと登場し、せり上がっていくセンターステージの上でフォーメーションの移動も激しく、あのめちゃくちゃカッコイイMonsterのダンスを踊りまくる訳です。そして、センターステージが降りてきたと思ったら、今度は花道へかけていき、花道での一列になってのダンス、そして、3人4人に分かれて、上手側、下手側を向いて客席を煽るようにダンス。そして、センターステージに戻ってきて終了・・と思いきや、今度はあのFeel So Goodの爽やかなイントロに変わる訳ですね・・。

 Feel So Goodでは、Youtubeにアップされた手作り感あふれるMVと同様のワンカメショーな演出。センステから花道をメインステージまでわちゃわちゃしつつ、楽しいダンスも交えつつ、花道左右や2階席以上のファンにもファンサしていくと。後方のファンにも嬉しいのはその様子がリアルタイムの映像としてメインステージのスクリーンに映し出されて、ちゃんと7人の楽しいパフォーマンスが見られるましたね(20日の夜公演では推しの萩ちゃんがさなぴーの後ろでめっちゃ濃厚なチュー顔かまして久々に色気で死ぬかと思いましたw)。Lonely Nightも花道とセンターステージでのパフォーマンスとメンバーがその場でカメラを使っての映像をスクリーンに映すという形でした。
 こんな風なアリーナのお客さんすべてにできるだけ等しく彼らのパフォーマンスを届けていくという思いが顕著に見えたのが、初日の最後のご挨拶のところ。センターステージに7人輪になって挨拶して、そしてお礼して終わるのかな・・と思ったら、安井くんか萩ちゃんが「ぐるっと回ろう」って言いだして、メンバーがセンターステージを何回か回ってくれて、最後まで7人の姿を等しく客席に届けて行こう、そしてこのアリーナ公演を待っていた人たちに喜んでもらおうという気持ちが本当によく伝わってきました。ファンへの想いを、方法として、手順手順として、具体的な形に変えていく力をしっかりとつけて実行できていることが本当に嬉しかったですね。

 さて、こんな風に書いていると、お客さんを喜ばせることだけが主眼のアリーナ公演なのかと思われてしまうかもしれないんですけれど、上に書いた新演出の演目の見事さだけでなく、バンドの演奏、唄、ダンスと更なる向上を見せていて、本当にこの数週間での7ORDERの研鑽や向上ぶりにびっくりした次第です。「その2」では、そのあたりのことや、ホール公演とアリーナ公演で感じた違いをもう少しまとめてみたいと思います。ひとまずは、ぴあアリ公演お疲れさまでした。少しだけでもゆっくり休んでね~。

 で、この間の萩ちゃんのツイッターをざくっと貼っておきますね~。まずは関羽さんから!20日の朝にあった公開リハーサルでは、最後関羽さんの撮影会もあったとのことです~。

 萩ちゃん、本当に嬉しそうだったな~。張り切りぶりも凄かったですね。そんな感情表現豊かなところがホントに大好き。

 そして、ライトくんよろしく(あ、初日開演前の影ナレが萩ちゃんだったのですが、ほんとにイマジナリーライトくんで、めっちゃ解釈一致な素敵なはぎらいとでしたよ~。感激しちゃった~)、SNSを頑張ることに、フォロワー増やすことに楽しみを見いだした萩ちゃん、素敵な自撮りも頻回にくれるようになりました~。

  今回は髪を切って重め前髪になった萩ちゃんですが、ステージでは可愛くアイロンを聞かせたゆるっとウエーブヘアで、重さと軽さのバランスがめっちゃよくって可愛かったですよ~!

 萩ちゃんが願う「奇跡」が代々木にも舞い降りますように~!