ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ぴあアリーナMM公演のざっくり感想 その2(ネタバレ)

 さて~、ぴあアリーナMM公演の感想の2回目を勢いと記憶があるうちに書いちゃいたいと思います。週末の大千穐楽である代々木の公演を経験したら、またまたそのパワーに圧倒されちゃいそうですしね~。なんとなく、また代々木で新たな進化があるのでは・・とついつい思っちゃうのが、7ORDERさんたちの前進力やパフォーマンスマニア力200%UPの魅力なんだと思うんですよね(ちょっと最近、萩ちゃんが出演してるソーシャルゲームテクノロイドユニゾンハートの言葉の影響が見られるようになっててすみませんw)。

1)ぴあアリだからこそ実現したかもしれない歌とバンドの向上

 今回、初日に思ったのは、歌とバンドの向上が半端なかったということ。もちろん、歌に関しては今回ホールの時から、Rest of my lifeやもしもで歌やコーラスそのものを聞かせる演目が出てきたり(Restで本格ハモリの世界にとうとう一歩踏み入れたなと)、あらんちゃんとながつのユニット曲とか、重点項目だったと思うんです。バンドについても、萩ちゃんとみゅーさんがagitateの演奏の難しさを何度も語っていたように、武者修行に引き続きそこをしっかりやってるぞとアピールしてましたしね。そんな風にわかっていたけれど、実際のぴあアリは更に凄くて!

 特にながつがほんと大きな声が出るようになってて、自分のボーカルパートで前に出るような感じで大きな声で歌うし、とうとうLIFEではショルキーの空男の生音を大きくフィーチャーしてもらって、モロちゃんのサックスとセッションのような掛け合いパートを見せてもらえたし(モロちゃんもよく引っ張ってくれたなあって感じで。現場でのモロ力ほんと凄い、舞台の中央でいつもみんなをひっぱってるなと)、すっごい進化したなあって大感動でした。他のメンバーもながつに張り合うようにみんな腹からの大きな声で歌えるようになってましたね・・。あのダンスそのものも激しいし、フォーメーションの変化も凄いのMonsterの冒頭での萩ちゃんのソロ歌唱も公演ごとに声が強く大きくなってってほんと感動でしたね。なんていうか、メンバー全員が「歌うための基本」ができてる~って感じでした。もちろん、歌って大きな声だけじゃダメなんだけれど、声をお腹から大きく出せるのが前提ではあると思うので~。今後さらに上手くなりそうだなあと感じましたねえ。

 歌についてもバンドについても、メンバー同士の楽器でのコミュニケーションやその場で合わせていくということが明確に見えた公演でもあって。agitateかLifeだったか、少しだけ全体にズレが生じてて修正すべく、まずはドラムとベースでぐっと目を合わせながらリズムをとって、そこに安井くんがドラム近くにやってきて、ドラム台に足を乗せて、はぎみゅと目を合わせながらリズムに乗ってくみたいな歌い方をしてたのも凄いなあって感じましたね。歌モノについても、萩ちゃん、Restのサビの部分でモロちゃんとがっつりアイコンタクトして、それから隣の安井くんと、そして振り返ってさなぴーと向き合ってちょっと腰を落として力を入れるように目を合わせていたの素敵だったんですよね・・。あと上手で繰り広げられるさなぴーギターへのあらんちゃんの煽りであったり、一緒にノる感じの華やかなロックバンドっぽさ、みんなに見てもらいたい~。7ORDERの魅力の一つが楽しさであったり、暖かいコミュニケーションだったりすると思うんですけど、こんな風に、基本的な技術も踏まえつつ、それを形として見せる力がついてきたのかなあと感じました。

 この音楽的な進歩を支えてくれたのがぴあアリーナという会場だったのかも・・と感じたりもしました。4日間で上手と下手の両方入れたんですが、上手ではギターの音がよく聞こえるし、下手ではベースの音がよく聞こえて、当たり前かもしれないけど、自然な感じがよかったんですよ。さなぴーの細かいギターのフレーズが初めてよく聞けてよかったなあと思ったし、夢想人のドラムは、マレットとスティックの両方使いで、スティールパンの経験もある萩ちゃんならではの感覚で、美しくて力強くて色んな表情を見せてくれるパーカッションズのようなドラムだったなあと目が開かれる思いでした。モロちゃんの更に艶かなサックスも、みゅーさんのリズムと聞かせる部分のメリハリ、ながつキーボードの更なる抑揚。ほんとどの楽器もだけれど、綺麗に一つ一つの音が聞こえるようでよかったなあと思いました。ぜひこれからもぴあアリーナでやってもらいたいっす!

2)そのほか色々と感じた事。

  • Restのみゅーさん、ダンスの素晴らしさは言うまでもないんですけど、舞台に上がってきた時の表情が本当に疲れて胸に空洞を抱えた人のそれなのが凄いと思うんですよ・・。そして、曲の最後に、ほんのほんの少しだけ生気のある表情になるんですよね。その「ほんの」の世界観が好きだなあと。あと、ホールツアーではみゅーさんのダンスの後で6人のコーラスが背景になって見えていたんですが、今回はセンターとメインに分かれていて同時には見えなくて、その距離みたいなものに勝手にやられてましたね、自分。同じようでホール版と解釈が違う・・そんな風に見えました。
  • 初日公演、もしもの時のセンターステージに登場した憂いに満ちたながつはほんとマリウスだったなあ・・。その花を捧げたい人には捧げられない恋なのだなあ・・
  • 森田さん天才回だったったハンドサインMMの件!最後のセンステご挨拶でモリターのみなさん中心にあのサインをめっちゃしてるのを萩ちゃんジッーって見ててましたね(萩ちゃんが客席をじっくり見るとあんな風になるのだなと初めて実感!)自分のサインも欲しそうで全身でHやって、その後安井くんがYやってましたね。可愛い萩安w。
  • 千穐楽挨拶がコマネチンコになってしまったけどw。ながつやみゅーさんがぶっ飛ばしてくれてるから萩ちゃんが回収することができててホントありがとうね(でも聞くところによると萩ちゃんも小さくやってたのねw)。でも、そんな風に萩ちゃんがマジな優等生風に収めてるからこその完成度もあるよねと。7人の個性の違いとバランスのよさを改めて感じたアリーナ公演でしたね。
  • 今回の挨拶の順番は、あらんちゃん(ファンへの思いを熱くシンプルに伝える)⇒さなぴー(コロナ禍での公演の大変さと感謝)⇒モロちゃん(俺らグイグイがんばってくんでツイてこい~!な熱さ)⇒ながつ(ここで1度ふざける大笑い担当。そして素直にお礼を)⇒みゅーさん(さらにふざける。もしくはクールに色んな方々へお礼を)⇒萩ちゃん(ふざけの場合に〆るw。そして奇跡の完遂を願う)⇒安井くん(暖かく〆る。こころもからだも健康でいましょうが合言葉)。
  • カフェ7のらんれお登場回、あるはるトレカショッピングの時に萩マスターとあらんちゃんが振り返って肩寄せ合ってその映像を見てるのがめっちゃ仲良しあるはるでしたホントいい感じのおふたりでした。初めて真のあるはるを感じた日。
  • 萩ちゃんは髪全体にくりっとウエーブ入れて前髪もくりっとでも下ろしていい感じに流してて軽さもあってとっても可愛いかったです。
  • その安井くんの萩ちゃんへの思いの複雑さに色々と感じたアリーナ公演(笑。萩ちゃんのフォロワーが増えたタイミングは、髪型変えたタイミングじゃなくって、あらんちゃんのLINELIVEで3万人視聴を達成した時だったと思うんだけど、その髪型にこだわる安井くんとフォロワーが増えて嬉しい萩ちゃんのはぎやすの掛け合いが可愛すぎて・・と思っていたら、安井くんの「元々末っ子的存在だった萩ちゃんは後から入ってきて末っ子に収まったらんれおに嫉妬」発言があまりにお母さんぽくって大笑いでしたよ。このはぎやすどんなふうにこれからなっていくのか、ならないのか、じんわりと見守ることにしましたよw。
  • アリーナの萩ちゃん、ダンスよかったなあ。ふわりとかるくてでもグニってて好きな踊り方だったし、グレースーツの時にくるっと回る時の裾の開き方が最高で。歌はコブシを効かせるような感じで攻めてて。大舞台でも、守りに入らず、攻めてた萩ちゃんがとても好きだったですよ。そして、バー7の酒瓶上げの時の、オレの背中についてこい、の声が大きくてしっかりしててカッコよかったなー。今回、ほんと大きな声がでてて凄いなあと。あ、違う~。「一生俺の背中についてこい!」、だった!。参った~。萩ちゃんからそんな言葉をいただけるとは、本当に本当にありがとね~。