ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ひるどき!さいたま~ずの萩ちゃん その1

 前にもちょこっと書きましたが2月10日にNHKさいたま放送局のお昼の番組「ひるどき!さいたま~ず」で45分間にわたって、色んな事をたっぷり語った萩ちゃん。そのあらましは、聞き手の岩崎さんがとても上手にブログにまとめていらっしゃるのでまずはそれを貼っておきますね~。

www.nhk.or.jp

 萩ちゃんのまとまらないくらいに熱くて広範囲の思いを、やさしく穏やかに、要所要所をまとめて聞いてくださった岩崎さん。本当にありがとうございました。らじる☆らじるの聞き逃し期間も終わってしまったので、とても雑で申し訳ないのですが、そのログを書き留めておこうかと思います~。正確な書き下しでないのでそこはご容赦を。まずは、前編、萩ちゃんが語る7ORDERのことです~。

メジャーデビュー1周年とコロナ禍でのライブ活動への思い

  • 中身は詰まっていたけれど、ようやく2年目、気を引き締めていかないと。2021年にツアーを3本やらせてもらって1度も中止になってないのが凄いとは感じているとのこと。
  • 最初の武道館の時は緊急時代宣言下で、武道館の空席を見ると、色んな覚悟を持ってこないということをきめたんだと感じた。その後だんだんみんな前向きになってきてツアーも3本やらせてもらって、みんなコロナ禍の中でのライブに慣れてきて、感染症対策もちゃんとやってもらえるようになって、ライブでもみんなの感情を見せてもらえるようになってよかった。でも、いつも、「今日は大丈夫だった」「今日も大丈夫だった」の繰り返しで生きています。周りの舞台も中止になったのも多くあって、でもツアーをやり遂げならねばならないという気持ちで感染症対策頑張っています。
  • 僕らの中ではお客さんに何かを持って帰ってもらいたいと考えている。声は出せないけれど、バルーンスティックや、簡単なフリでみんなで踊ったりとか、クラップできるところを造ったりとかということで、お客さんとコミュニケーションできるようにしている。色んな会場でのライブということを実感できるように、木彫りの関羽像と会場の写真も撮っている。お誕生日にメンバー(ながつ)から貰って、使い道に困っていたけれど、ご当地を感じるように、現地や会場のどこかで関羽の写真を撮って、SNSにあげていると。

CDを出すことへの思い

  • インディーズで初めてSabaoflowerのCDを出した時に、2万5千枚のCDのシーリングと梱包を自分たちでやったこと。初めてのCDを出すことは特別なことで、世界に一つの形で感謝の気持ちを伝えたかった。後悔するくらい大変だったけれど、人力を経験出来てよかった。
  • だからこそメジャーデビューした時に渋谷の看板とかトラックとか大きく宣伝してもらえて、全国のレコードショップでPOP UPやってもらえていて、誰にやれといわれてい分けでもないから、愛されていることを感じてのありがたさを感じられている。あれも店員さんがひとつひとつ自分の手で、自分から書いてくださっていて、そうやって届けてくださっていることにとても感動している。

7ORDERへの思い

  • グループの仲・・どの程度で仲がいいのかわからないけれど、僕らの中では普通でいられて。特別なことはないけれど、普通にしゃべったりするし、特にべたべたする訳じゃないけど、近況報告をしたり、価値観だったり好きなものが合えば一緒に行ったりもするんですけど。もちろん一人の時間も大切にしているので・・・。とにかく「めちゃくちゃ普通」です。ずっとこの関係が続けられるのかなと思っています。(家族に近い?)そんな感じですね。もっと昔から7年くらい顔を見て青春時代を過ごしているメンバーもいるので、要は一番の友達と言うか、高校時代の友達のように会えば変わらない関係で居られる、そんな関係だと思います。
  • グループ円満の秘訣は、関係性を作ることを頑張ろうとしないこと。大人になるにつれて、だんだん離れている、帰り道一緒に帰らないとか、そういう時間も増えてきてる気もするけれど、その時にそれを気にしすぎない、それは家族も恋愛でもそうだけれど、何かを頑張ろうとすると居心地のいい場所ではなくなってしまうので、それぞれをリスペクトした上で、「今日は突っ込まない方がいい日かな?」とか、自分もそういう風に思わせているかもしれないけれど、それでもいいかな・・と思うようにしている。居心地がいいようにと、、しゃべりやすくできるように、そうあれるように努力している。
  • 仕事の話をする時には、僕は前はガツガツ行く方だったけれど、それでよくない思いもさせたことがあっただろうから、今はあんまりしなくなった。今は「空気を読もう」となってきた。大切なことは対面で話す様にはしてるけれど、リモートで話すことも多くなってきたるけれど、グループLINEに送られてくるちょっとした写真や動画にはちゃんと反応しようとしている。曲ができた時に「いい曲ができたからスタジオ入ろうよ」と言ってくれるメンバーもいるし、連絡をよく取るメンバーもいる。
  • ケンカも結構する。意見の対立で結構マジで「こいつヤだなな」と思うこともある。7人で何かをを作ろうとするときには、全員の意見が必ずしも一致するとは限らないので、そうなったときに、ある程度の方向性はずれていないんですけど、そうなったときに気が立つメンバーもいたり、意見が言えない、気持ちが伝えられないメンバーもいるので。でも、最近は意見が違っていても「一回そうやってみよう」ということになってきて、みんなで経験してからみんなで考えてみようとなってきてて。それこそセットリストの順番とかで一番揉めたりするんですけど、「一回やってみよう」ですぐやると。そうすれば、なんとなくいいじゃんとか、違ったねと憶測じゃなく実体験で語れるようになると。そんな風にみんなで考えてそうやっていこうとここの数年で変わってきた。

萩ちゃんが思い描く7ORDERの将来像

  • 昔はシンプルなものが多かったと思うんですよ。グループだったり、音楽だったりやってる人の目標というものは。それこそ大きな会場だったりとか、テレビの特番だったりとか、紅白歌合戦みんなで出たいとかっていう夢を持って活動してる人多いと思うんですよね。(一方で)今って、色んな市場がでてミックスされてきてて、才能のある人たちが自分の知らないところで一杯やってて、才能さえあれば自分の芸を簡単に披露できる世の中になってきたし、需要もそっちに傾き始めたなと感じていて。いっぱい競争が増えてきててると感じていて、そんなかでどうしようとは考えていて。ぱっと売れたはいいものの、ずっとそのままいき続けるのは大変じゃないですか、この業界で。
  • 長く7ORDERというものをいろんな角度でやっていくか、個人で思ってる、僕だったら俳優やりたいなあとかもあったりするし、社会活動やってるメンバーがいればそういうものもやっていく、そういう7人のそれぞれの個性を生かしていく、それを長くやっていくことで「7ORDERという居場所」が長く残っていけばいいなとおもいつつ、ライブもずっと、毎年とは言わないけれど30歳、40歳になってもやっていけたらいいなと思います。し、僕らダンスとバンドと両方やるので、ファンの方も応援の仕方も切り替えられるという楽しみが長く続けられて、ファンもそういうところで色んな楽しみ方ができるようになってもらいたいなと、色々と考えていると・・・。

ここまでの感想

  • 萩ちゃんが「空気を読むことを覚えた」というのをなんだかとても新鮮に伺いましたよ。というか、自分のやりたいことや意見も大切にしつつ、メンバーであったり、業界の方々や動向であったり、ファンであったり、周囲の人たちの思いや様子をとても大切に考えているのが嬉しかったですね。萩ちゃんってやっぱり周囲に関する愛情の濃い人なんですよね、そこがやっぱり信頼できるなあと思うのです。
  • そんな中で、「ごく普通におしゃべりしたり、一緒に楽しめたり、仕事もできる」「7ORDERという居場所」がずっと続いていくこと、そのために今何をしていこうか、自分がどうあったらいいのか、それを考えて、実践しているのが本当に嬉しですね。ずっと応援させてもらえたらなあと改めて思ったのでした。その萩ちゃんが感じている「ごく普通」が続いていくことの奇跡と共に歩んで行きたいですねえ・・。

ひとまずはここまで、後半は萩ちゃんの芸歴のお話&さいたまのお話です~。