ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

自分たちの気持ちも周囲の気持ちもファンの気持ちも全部やってくこと

 明日は7ORDERのニューアルバム「Re:ally?」のフラゲ日。12月の頭にagitateが先行配信されてからあっという間に2カ月経って、少しずつその全容が見えてきましたね。今回は、このアルバムと言うか彼らの姿勢について思うことを、次の3つのMV(ひとつはMVというかバラエティ動画というか)を見ながら簡単に記しておきたいと思います~。

 まずは「agitate」。存在感と美しさを極めたメンバーの美しい姿とリアルなバンド演奏を合わせたようなMVでした。

www.youtube.com

 萩ちゃんや美勇人くんが言ってるように演奏激ムズなagitate。最初の音源を聞いた時には「本当に彼らの演奏なの?」とちょっと疑うほどの音源ぶりでしたが、こうやってバンドでの演奏もきちっと映像化していただけて、見ると確かに彼らの演奏なんだと実感できたのは本当によかったです。楽曲を作ってくださる方々の「ミュージシャンとしてこんなのを彼らにやってもらいたい!」っていう思いが溢れている曲だなあと感じています。MV化されていませんが、若旦那さんの青空と爆弾もそんなところありますよね。曲の印象的には正反対のアプローチだと思うけれど、ミュージシャンシップとしてここは押さえていてほしい、超えていってもらいたいってところでは同じだなあと思ってるところです。

 そして、「もしも」ドラマバージョン。

www.youtube.com

 こちらはファンの間では色々と意見がありましたが、7ORDERの新たな楽曲を更に広く世間に向けて聞いていただくための、俳優さん出演のドラマ仕立てMVになっているように感じています。よき楽曲、よきトラック(私はほんと絶品だと思うんですよねえ。どんな世代にも受け入れてもらえる普遍的な音楽になってると思います)を、ボーイズグループの曲と言う枠組みを超えて、広げてもらえる一つの手立てであるように感じています~。できればこれからもこういう姿勢も続けて欲しいなあと。そして、ファンはよく知ってると思うのですが、「もしも」MVにはもう一つメンバーのみでできてるバージョンもあって、ファン的にはこちらの公開も待たれるところです~。まだ断片的ですが、ひとまずこちらのリンクも貼っておきますね~。

www.youtube.com

 そして、最新作の「Feel So Good」。って、こちらは正式なMVではなく、メンバーとツアーディレクターのUNOさんが中心となって即興で作ったもの~。

www.youtube.com

 FC動画の方では、会員限定ですが、そのメイキングまで見ることができて、いつも通り「なんて手厚い!」なのです~。

7orderproject.com

 1月28日にYoutubeで公開されたのですが、ファンの「こういうのが見たかった!」という反響が物凄くって。綺麗に7人へ歌割された爽やかでウキウキするような楽曲に乗せて、ファン大好きなワンカメ動画で、楽しくて、お芝居みもあって、7人のキャラクター性と仲の良さが存分に味わえる逸品になっております~。7人のことが大好きなファンにとって素直に「嬉しい楽しい大好き!」と言いたくなるような動画なので、どうか同じような感じでフルサイズの楽曲で作っていただけたらと願っちゃいます~。agitateともしもが音楽だけでも完成してる楽曲ですが、このFeel So Goodは映像や彼らのパフォーマンスも込みで完成する楽曲のようにも感じます。

 そんな風に、様々な7ORDERの魅力を伝えてくれる色んなアプローチのMVが作られているのがとても興味深いですね~。自分たちや制作サイドの方々がやっていきたいこと、プロモーションの方法を考えてくださってる方々の工夫、そしてファンの心を存分に満たしてくれるもの。色んなアプローチがあることが彼らの強みなんだなあと思う次第です。

 スペースシャワープラスの「7ORDER/QUESTIONS」という配信番組(アマゾンプライムでも視聴可)の中で、安井くんがこれにぴったり合うお話をされていました。

www.amazon.co.jp

 『ファンが見たいと思うもので楽しんでもらいたいし、一方で、自分たちがやってファンに見せていきたいこともプレゼンテーションしていきたい。時にはいびつで不安定なバランスになるかもしれないけれど、どっちかに偏らずに進んでいきたい』と。そこに7ORDERが目指していくエンターテーメントの世界があるのでしょう。みんなで一緒に楽しんでいって、より広く新しく面白い世界を目指していって欲しいなあと思うのでした~!