ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

先行配信曲「agitate」

 本日は既に11月28日。昨日、7ORDER「Date with…….2021-2022」ツアーの立川公演で無事初日があけて、ツイッターなどでのたくさんのファンレポートが飛び交っています。自分個人のことですが、今年の大きな仕事がひと段落して、色んな面からほっとしつつ久々にのんびりとしてる日曜の朝ですね。
 さて、そんな自分の状況はさておき、11月26日に来年の2月2日に発売のアルバム「Re:ally?」の先行配信曲「agitate」が配信されました!いや~、ほんと新曲のリリースっていつながらに気持ちが高まりますね!。agitateの作詞作曲は、ヒプノシスマイクの楽曲を作っておられて、顕嵐ちゃんや安井くんもお世話になっている井手コウジさん!さっそくツイッターでコメントもいただいております。

 印象的なティザーのイメージをそのまま引き継いで、バンドサウンドで、RAPも多用されるボーカル&歌詞ながら、単に攻撃的じゃない美しさに溢れているところが本当に好きだなあと思いましたね~。agitateという題名がある種強烈(アジテーションといえば昔の学生運動や政治運動で自分たちの行動を鼓舞したり相手を糾弾するための威勢のよい演説)だし、ティザーの雰囲気に不穏感もあったから、ガチガチゴリゴリでくるのかと思いきや、鼓舞する面もありつつ綺麗さと哀愁もある曲で。

 萩ちゃんがNACK7で言ってたように、スルメ曲ってのがよくわかる曲調。美しいメロディとラップのコントラスト、思わずハッとする歌詞。ボーカル3人の色の違い、各楽器のクリアな音色と味わいが二重にも三重にも。安井くんの耳にはっきりと残る印象的な声、モロちゃんの更にグレードアップして伸びやかさと優しさが印象に残る声、そして顕嵐くんのこれぞヒプステメンバーと井手さんのコラボというキレと迫力に満ちたラップのライン。3人それぞれの歌い方のクセまで活かされているなあと。このあたりは、ヒプステでじっくりと顕嵐くんと向き合ってる井手さんだからこそと感じますね。

 そして、歌詞の面でも、いつも変わらぬ7ORDERの姿勢を歌ってくれているのが何より嬉しいのですよ。そして、自分たちの力で夢を追っていく7ORDERの7人のことをしっかりと理解してくださって、更にその夢を後押ししてくれるような力強い言葉を沢山くださっているような。多くのファンが語ってますが「ひとりじゃない」っていうサビの歌詞は支え合ってるメンバーのことを唄っているだけじゃなくって、周りにいる人たちもその仲間なんだ・・と言ってくれているようで本当に嬉しいのですね。雨はじMVの三石監督にも思ったけれど、彼らの思いを上手にそして綺麗に抽象化して多くの人に届けられるかたちにしてくださってるように思えてジンと来ちゃうし、井手さんをはじめ、沢山の方に感謝したくなる気持ちになりましたね。7ORDERが見ている夢って、きっと多くの大人が見ている夢でもあると思うんですよね。簡単な道ではないからこそ、色んな辛さもお互いにわかってるからこそ応援したくなるんですよ。きっとたくさんのミカタがいらっしゃるんだあとなんだかセンチになりますね。

 今回は更にバンドサウンドを広げてくださった感もありますね~。更に複雑になる各楽器のライン。でも、くっきりと聞こえてくる楽器の音色。スタジアムロックのようなスケールの大きさと、一方で感じるバンドの手作り感のある手触り。今回、インストも配信してくださったこと、本当に嬉しいんですよね・・。

 まず聞いて思ったのは、「綺麗さ」を大切にしてくださってること。綺麗さは7ORDERの芯になる要素の一つだからそこを拾い上げてくださってるのは嬉しいな~。あと、バンド&ボーカルも大事な特徴の一つだし、ある意味これから磨いていく部分だから、全力で取り組めるようそこを押し出してくれるレコ社にはとっても感謝ですね。こういう彼らのことをよくわかっていて、だからこれを今やろう・・っていうのが伝わってくる、そんな先行配信曲「agitate」でした!