ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

電波に乗る7ORDERさん

 さて~、夏の武者修行ツアーも終わって、秋冬のDate withツアーまでのちょっとした狭間の時期・・とつい言っちゃいたくなるのですが、このところこれまでとは違う動きがテレビ上に現れていたことを知ってますか?みなさん!(と大袈裟・・)。

 それは、予約録画の際に「7ORDER」で検索すると、ほぼほぼ何か出てくる訳ですよね・・。イケダン7の最終回から1年余り。久しぶりに、BSとか、CSとか、はたまた配信サイトとかありますが、テレビで見ることができる7ORDERが増えてきているところです。ちなみに、現在、放映中&放映予定であるのは・・・。

7ORDERのミカタ(メ~テレ&CSプレミアム・ダンスチャンネル:隔週火曜深夜)

www.nagoyatv.com

真田・森田のローカルデリバリー(CSスペースシャワーTVプラス:不定期)

www.spaceshowertvplus.com

の2本があり、そしてゲスト出演ではありますが

BomberE(メ~テレ9/16&CSエンタメーテレ10/17~

www.nagoyatv.com

www.entermeitele.com

もあったりいたします。そして、待ちに待った武者修行ツアーのZepp羽田公演の様子が放送されるBSスカパーの番組は10月19日に放映決定。

www.bs-sptv.com

 それぞれの番組にはオンデマンド配信もあったりして、なかなかアクセスしにくいCSやBS放送でありますが、できるだけ多くのファンに見てもらおうという配慮もとても嬉しいところです。他にも7ORDERでテレビ番組の検索をすると、先日放映された「セブンの始まりテレビ(完全版)」のリピート放送や、MVのクリップ番組(エムオンなど)もまだまだあったりして、こうやって複数の番組が検索結果として出てくるの、なんだかしみじみするなあとジワジワするのでした。

それで、電波と言えば、ラジオも3本!

7ORDER萩谷慧悟のNACK7

www.nack5.co.jp

真田・森田のPIZZA WAVE

www.interfm.co.jp

7ORDER諸星翔希の青春ファンク

twitter.com

 こうやって見ていくと公共(になるのかな?)の電波に乗っかっている7ORDERさんの数、なかなかなものになっていますね~。2020年の主な活躍の場が無料のYoutubeだったのに対して、2021年は有料のTV番組になっていると!なかなか7人一緒に揃った内容にでないのがちょっとだけ寂しいですが、一歩一歩活躍の幅(というかフィールドであったりモードであったり)を広げて、いつも新たな展開を作っているのが嬉しいですね。

 個人的に特にいいなあと思っているのは、有料&CS番組であるところ。CSって機材の面からもアクセスにハードルがあって、一気に視聴者を広げるメディアではないとおもうんですよね。一方、Youtubeって無料であるし、現在の状況だと簡単にアクセスができるので、多くの人に気軽に7ORDERを知ってもらえるという宣伝効果もあり、膨大な人に見てもらえればそれなりの収益もあるという大きなメリットがある。でも、やっぱり無料だから、作る側はすべて彼らの持ち出しになる訳ですね。見てくれたファンがそっから先に繋がるかどうかはわからない。広い形でゆるく楽しむ人も作り出すことも大事だけれど、きちんとそこにかかる費用を視聴者にきちんと負担してもらうことで、作ったものを大切にしてもらえる新規でかつコアなファンを作り出せるかもしれない、なんてことを考えたりもします。もちろん、「有料&テレビ」が要求するクオリティの前提って、作り手側の気持ちの面でも重要であると思うし。
 無料コンテンツからの大きな数を取っていこうとするやり方って、どうしてもやりがい搾取的なところ(アーティスト側にとってもファンにとっても)が出てきてしまうし(数の魔力っていうヤツかも)、何週かするうちに自分たちの価値を低めていく方向になってしまうのではないかということで。一方で、きちんとスポンサーが付いた地上波にはやっぱり大きな数を取るための色々な制約(一番大きいのは地上波の送料が限られていることかもしれない)があるし、更に今はその地上波であってもファンの数(金銭的、時間的、労働的な貢献)をアテにしてるところがある。これまで地上波が担っていた新たなエンタメの創造であったり広いファン層の開拓みたいな「結果」をすっとばして、ファンの数を「前提」にしたビジネスになってる。コロナ禍での広告収入減も大きいのでしょうが、そんな流れを感じる今日この頃です。

 古い人間なので、そして思い出は美化されてるので、新たな面白さの価値観を作っていくテレビの力(今でももちろんそういうものはあるのですが)は今どうやって作り上げられていくのか、そんなある意味「再生」のシナリオをつい考えてしまうんですよね。その中で、有料で見たい人に届けるという方法は、ハードルがあるが故のポテンシャルを持つ可能性もあるのかなと感じた次第です。この経験が更に7ORDERの力となるよう、勢いのある面白いものをどうか作ってくださいますように、と願ってやまないのでした。