ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

できていないこと、できていること

 7ORDERのツアーも真っ盛りの今日この頃ですが、ちょっと自分の気持ちと言うか、考えを整理しておきたいなあと思ったので、少し書き留めておきたいと思います。コトの発端は、先日、古巣の事務所から新しいデビューグループが決まったんですが、その関係でデビューできなかったグループのファンの方が7ORDERメンバーのように事務所を辞めて欲しくはないというツイートをしてらっしゃって。第一印象としては、まだこういうことを言うんだなあと思ったり、こちらのことを一歩踏み込んでは知らないんだろうなあと思って、まあやめなくていいんじゃないとか思ったりと、そこまでもやっとはしなかったんですね。まあ、これも再結成して3年目に入って、うちの子たちの活動が安定して、拡大しつつあるからなんだろうなとそう思ったりはしたんですね。でも、ちょっとだけひっかかりものがあって、これは少し精査した方がいいかなと、そうすることで「あなたの気持ちもわかるし、自分の思いも根拠がない訳じゃ全然ない」と自信を思って言えるのではないか・・そんな気持ちに至った訳です。そんな訳で、「今の」おーだーさんたちのできてこと、でききてないことを整理しようと思います。

 まずはできていないこと。

  1. 地上波TVの番組に出演する機会がほとんどない。特に歌番組とドラマ。
  2. オリジナル曲がまだ少ない。
  3. 大きなキャパでのライブがあまりない(と言っても武道館からまだ半年ですが)
  4. アイドルっぽいライブが少ない(ファンサタイムがと少ない)。
  5. Youtubeで音楽やダンス動画の視聴数がまだそれほど多くない
  6. アルバムやシングルの売り上げがそれほど多くない
  7. 全般的に言って、ファン数がそこまで多い訳ではない

 まずはこんなところかな・・。とりあえず、できていることに行ってみましょう~。

  1. 7人の音楽、ダンス、そしてトークの魅力を詰め込んだライブツアーを1年で2回以上している(まだ増えるかも)。
  2. オリジナル曲の作詞作曲や振り付けやダンス、ライブの構成などメンバーやグループの主導性がとても高い。
  3. メンバーの能力やスキルがどんどん上がってることを常に実感できている。
  4. 地上波や全国放送ではないけれど質の高いバラエティ番組の供給。
  5. 週1回以上供給されているグループの新動画。
  6. メンバーのキャラ付けがあんまり固定化されておらず、ファンも変な順位みたいなのものに縛られずに応援できる。
  7. 豊富で質の高い個人のお仕事。頻度も高い。外部舞台やラジオ番組。それぞれレベルも高く、多ステファンも大満足。さらに、それぞれの界隈でのファン獲得であったり、共演の俳優さんや脚本家、演出家の方々と外へのネットワークを広げている。また、外部仕事の度に、彼らの能力が上がっていることが実感できている嬉しさ。
  8. 個人のクリエイティブな方向性を更に高めるようお仕事の中で組み込んでいってくれる。の上、個人の収入にもつながっていること。安井くんのマネジメントやグループの中での広報的な役割。さなぴーの作詞・作曲。写真や文章も公開する場がある。モロちゃんの青春ファンク内で披露されるサックス。みゅーさんのGround Yさんでのファッションや服飾デザイン。萩ちゃんのダイビングやフォトブック。あらんちゃんのRAP。ながつの小田ちゃんや7ORDERのロゴマークやその他の絵画。どれもどんどんレベルが上がっていって、プロレベルの力が発揮できるようになりつつある。そ安井くんはあえての内回りのお仕事なのだろうけれど、ここの充実ぶりは凄い。

 できていないこと、できていることを通じて思うのは、今の段階では表に現れる数字や全国的な露出にはまだ弱いところはあるけれど、その中でやってることの質の高さであったり、メンバーの個性を大切にして、その能力を引き出していくことを継続的にできていることであったり、それが個人の収入につながっていることは凄いんじゃないかなと思うんですよね。グループのために、個人が犠牲にされてると思うことはごく短期的にもやっとすることはあっても、それはほんの一瞬で済むことが多いし、その個人が磨いた力がちゃんとグループにも還元されているという。その上、今回のツアーではグループとしての実力も更に上がっているという・・。いやほんと自分的には理想的なグループ展開なんですよ~。

 これは萩ちゃんファンだからかもしれないけれど、きっと前の事務所でこの7人でデビューしたとしても、今の状況にはならなかった思う展開を経験させてもらえて嬉しさ200%な日々だったりはしています。萩ちゃんで言えば、辞めてなかったらダイビングの有名雑誌に出たり、地上波の番組に出たり、主演舞台をもらったり。そんな展開もあったかもしれない。でも、ダイビングのインストラクター資格まで取るレベルになって個人写真集出したり、思い出深い舞台の数々のようにキャリアや能力のある俳優さんに力を伸ばしてもらい、あたりまえのように舞台俳優として存在していて「演じることは辞められません」と堂々と言える状況になれたのか、音楽において「嘘はつきたくない」と言った言葉をきちんと通していける状況になれたのか、ダンスにおいても全体のレベルを上げるのに貢献できるような、そして外部舞台でダンスリーダーになれるような向上を見せることができたのか、何より日々楽しいと思って仕事をしないと・・と言えているのか、自分でこういう仕事をしていきたいと思いをストレートに形できる仕事をできているのかと思うと、ちょっと違うんじゃないかなあとついつい思ってしまうんですよね。

 でも、もちろんそういう事よりももっと大事なことがあると思うファンもいるんでしょうね。このあたりはメンバーそれぞれの状況が事務所を辞める前は違っていたし、彼らが事務所を辞めてから大きく事務所の方針も変わったし、それに伴って更にファンの思いも違うところなんだろうなあと思ったりもするところです。お仕事の大きさがまだ小さいこととか、全国的な知名度とか露出とか、そういう面で物足りなくなるファンもいるんだろうな。その辺、ある意味前の事務所はそういう面での突出が凄かったから。でも、個人的にはそれってファンのプライドみたいなところが大きくって、タレント本人からすれば個人個人がやりたいことを伸ばしていってくれるところの方がありがたいんじゃないのかなと思ったりするんですよ。
 オリジナル楽曲の数や贅沢な楽曲作成もまだこれからのとこもあるけれど、これはもっとお金が貯まったり(笑、さなぴーや他のメンバーの力の更なる向上であったり、今積み重ねているグループの力や知名度が上がってきてから、寄り添うように充実していくのかなあと思ったりしています。それなりに時間はかかるのかもしれない。でも、きっとどこかで素晴らしい楽曲を作ったり、出会ったりして、全国的なブレイクに至る・・、そんなルートをたどるのかなあと今はぼんやり思っています。でも、そんなこと言ってるうちに形を見せてくるからうちの子たちは始末に負えないんだよなあとずっぽりファン目線に戻ってこの駄文を締めくくりたいと思いますww