ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ライブってやっぱり凄い

 7ORDERの武道館公演が終わって1週間が経過した。ひとまず今のところ悪いニュースは流れてこない。でも、こっから1週間が大事だし、それ以上に月末の大阪公演に向けて、まだまだ緊張感のある日々が続くんだろうとぼんやりと思う1月の晴れた日であったりする。当たり前だけれど、やれる対策はしっかりやろうとか、人に会う回数も自分比だけれどしっかり減らし、まあ、それがどれだけの効果があるかはわからないけれど、彼らがこれからも興行が打てるよう、どうか少しでも落ち着いた世の中になればいいなあと思うし、彼らとそれを取り巻く多くの人にきちんと幸せが届きますようにと思う日々だったりしている。
 メジャーデビューして、CDショップやラジオやテレビ番組でも取り上げていただけるようになって、MV番組でも取り上げられたり、スタジオライブの様子も見ることができたりして、アーティストとして当たり前と言えば当たり前のことだけれど、これができるってことがどんなに嬉しいことが改めて実感する日々。萩ちゃんがメインパーソナリティのグループの冠番組も順調に放送。一方で、今まで通りYoutube動画やFC動画も順調に上がっていて、その上、夏までやっていた懐かしいTV番組も心が籠った特典満載のブルーレイディスクを出していただけて本当に嬉しさ百倍にも二百倍にもなったりしている。傍目で見たらなんでもないようなことなのかもしれないけれど、「なんでもないようなことが幸せ」なんだと改めて思う日々を過ごさせてもらっているなあと。
 でも、それでも、やっぱり、彼らの全力のライブパフォーマンスを武道館で見せていただけたこと、それを力いっぱい応援できたことは、何よりの宝物のように思ってしまうこのところでもある。色んな才能を持っていて、どんな場面だって輝いている彼らだけれど、一番の根本はライブパフォーマーなのかもしれないとうかつに思ってしまうほど、7人だからこそできるパフォーマンスに全力を打ち込んで輝いていた。7人一緒だからできること、7人一緒だから際立つ一人一人の個性。彼らの頑張りに、そしてファンに向けての言葉に、ファンが呼応して大きなエネルギーが武道館という場に渦巻いていたようにとても感じた。そして、こんなにライブパフォーマンスという場面で輝き、きっとこういう場が大好きであろう彼らが、2年半も7人でフルライブをすることができなかったということに改めてその大きな重みも感じたのだった。7人でフルライブをするためにどれだけ努力と思いを積み重ねてきたんだろう・・・。どれだけギリギリの場所にいたんだろう。ありがたいことに運営や周囲のご協力いただいている方々の感染症対策などの手厚いバックアップもあって、そして彼ら自身の力もあって、開催できた今回のライブは、その彼らの力を確かに証明するものになりそうだ。
 おそらく、武道館でその力を証明した彼らにはもっと沢山の大きな新たな場所が与えられることと思う。きっとその場所ではもっと多くの、今回参加できなかった人も、一緒に楽しめることになると思う。次は必ずある。でも、やっぱり、凄くわがままなことを言ってると思うんだけれど、できることならば、行ける方は彼らの「今」のライブを見ていただけたらと思うのだ。なんて言ったらいいかわからないけれど、ギリギリの場所で生き続けて爆発できた彼らの力を見てもらいたい。そう思う。ぜひに。