ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

はぎれおの音楽のお話メモ

 いつもお知らせは突然に。UNORDERの頃から色々と7ORDERに関わってくださっている湘南乃風の若旦那さんこと新羅慎二さんのラジオ番組に、はぎれおともろみゅが登場するとの情報が1月22日発表されました~。うっかりしていましたが23日はその翌日。ちょうど予定など入れていなくって本当によかったです!

  新羅さんの「僕らは海峡を渡る」という番組を聞くのは申し訳ないことですが初めて、というかお名前や7ORDERに関わってくださってることはよく知っていたのにはっきりとお声を聴くのでさえ初めてでした。でも、萩ちゃんとながつが元気よく登場して、新羅さんと親しくお話を繰り広げていく様子を聞いて、ほっとしたというか、いや、こんなに親密に、心の中をぜーんぶお話しできることに大変安堵しました。こういう方と一緒にUNORDERや武道館ライブを作っていたんだなあと大変嬉しかったです~。

 さて、今回45分くらい、はぎれおや7ORDERのお話を聞いてくださったのかな。そのボリュームの凄さもですし、また内容がよかった~。新羅さんと7ORDERが出会った経緯、そしてUNORDER配信までの秘話など、7ORDERの2020年前半の歩みにおける重要なお話も聞けました。何よりながつと萩ちゃんの音楽についてのお話をたくさん聞けてよかったですよ~。バンドメインの活動をしている7ORDERさんだけれど、なかなかお二人からの音楽の話が聞けなかったので、ちょっとだけ不安なところがあったんですよね~。もちろん、武道館での演奏や歌唱を聞いたらそんな疑問はありようもないんですが、やっぱり言葉で伝えてもらえると嬉しさもひとしおですね。

 そんな大事な番組でしたが、さて、いつもと同様、今回のラジオの内容をかいつまんでメモしておきたいと思います~。

  • UNORDERの配信が決まるまで、コロナ禍の中で情報が錯綜していて、何が確定情報かわからなかった。だからなかなか確定したお返事を渡せなくって、その間、みんな不安だったろうなと思っていた(新羅さん)。ちょうどその間が自粛があって、リモートワークが増えて、みんなにも会えなくなっていたところだった(萩ちゃん)。配信ライブのことの確定情報が下りるまで不安だったろうけど、よく頑張ったね(新羅さん)でも、元々ライブをする気でいたので、何かを作る気でいたから(大丈夫だった)(萩ちゃん)。
  • 配信ライブを作っていく過程で、メンバーが頑張ってくれているし、レベルも高いし、感動しちゃった。ゲネプロとか見てもガツッとやってくれているし、わあ凄いなあ、やっぱりコレだよねと(新羅さん)。配信までの時間が急遽になったが、振り付けとか照明の方もめちゃ頑張って形にしてくれた(ながつ)。凄いパワープレイだった。曲も少なかったしライブの成立もできるかだった。そこで出てきたのが気配切り(萩ちゃん)。

  • コロナの中で静観することも大事だけれど、暗中模索の中でも動くことが大事なと。未来を手触りして触っていく、そん中で自分たちが間違っていても正しくても進んで行くことが大事だなと、7ORDER見て思った(新羅さん)。これからはそうやって進んで行くしかないんだなと思って。何が起こるか分からないから(萩ちゃん)。でも、進んでよかったよね(新羅さん)。進んでよかったです(萩ちゃん)。予定とは全然違うんですけど。すっごくよい予定不調和ってグループで言ってるんですけど。ここでこういう風に動いたことが結果としてこうなって。そういう違う化学反応が起こって、それがエンターテーメントじゃないかなあと(萩ちゃん)。そこでやりきる・・、失敗も成功につながると思い切ってやりきるのが大事なんじゃないかと(新羅さん)。

  • 新羅さんのお知り合いでもある彼らのボイストレーナーの人から伺って、新羅さんと一緒に走ろうとコンタクト取っていったメンバー(安井くんや美勇人くん中心に)も凄いし、ランニングで頑張って新羅さんから信頼を得たお話もよかったなあと。そして、配信が決まりかけてもなかなか形にならなかった時もしっかり待てたことについて新羅さんの評価が高かったのが印象的だったな。よく7ORDERのファンが「待つのは慣れてる」ってついつい言っちゃうけど、メンバーの「待つ力」の堅固さを思えば、いわゆる担タレなのかと腑に落ちたというww
  • 貰った曲をどのように習得するかという話題になって、貰った曲を楽譜に起こして「メモ」として置いておきたいという萩ちゃんのここはしっかり固めておきたいっていう意識とかも好きだったな。また、その楽譜を書けるようになったのも、子どもの頃にジャニーズに入るための習い事としてピアノを始めたことから始まると。ドラムを始めた時もやっぱり楽譜を見ながらJ-POP曲(JUMP曲?)を叩いていたそうで。楽譜と萩ちゃんの長い歴史をもっと聞いて見たくなったな~。ながつは耳コピ派で、もしコピーが間違っていたら、現場で直していく派とのこと。

  • 萩ちゃんは、隙間の多い曲が好き(新羅さんも同じ)でそこに自分の内なるものを込めたいみたいなところもあるそう。萩ちゃんが好きなRest of my lifeもパフォーマンスがちょっとバラード風なコンテンポラリー寄りで、自分の内なるものを表現できる、ある意味トランスする感じであると。常々、萩ちゃんの表現って「残心」の部分が濃いなと思っていたけれど、そういう意図(思いを込める)がちゃんとあるんだなと。

  • (前事務所時代の)ながつのキーボード加入のあたりのお話が、なんとなく学校のバスケのスターを自分のバンドに半強制的に引き入れたバンド漫画みたいだったな~。で、持ち前の才能と頑張りでものにしちゃうながつみたいな・・ほんとに漫画みたない子だよねえ。今は、グランドビアノで指トレの練習を頑張っているそう。キーボードと違って指のタッチで出る音が違うのが奥が深くて、いずれはファンの前で披露したいと萩ちゃんと一緒に言ってた。
  • 萩ちゃんも、家ではエレドラがあるけれど、生のドラムとは全然感覚が違うので、家では「手を起こす程度」しかできないと。感覚が違う。エレドラで「手の動かし方」を入れて、「音の出し方」は生ドラムで、とさらっと言っちゃう萩ちゃんやっぱり音楽の子だなあ・・。あー、リハとか練習風景とか見てみたいなあ・・。
  • 新羅さんから最初に学ぶ楽器として何をお勧めする?と聞かれて、萩ちゃんはWAIAWIスティールバンドでお世話にもなったスティールパンと即答。でも、その答えが奮っている。単に自分が好きとか音色がうんぬんだからじゃなくって、トレーニングしなくても普通に叩けば音が出るし、音階もでるから楽しいからと。つまりは、音を出すのが簡単な楽器で音楽を楽しめることができるのが一番大事なことなんだと。「音楽=楽しい」をしっかりと守る、守りたいところが本当に萩ちゃんらしい萩ちゃんだな~。色々と細かくうるさそうな萩ちゃんだけれど、そのこころは「楽しむために」というところでブレがなく、決して技術優先にはならないのが凄いな。
  • そんな風に音楽についての深いお話が聞けた新羅さんのラジオ。この土曜の深夜のCDTVサダデーのように数量の結果として出せたものの成果みたいなところがストレートに伝わる番組も、新羅さんラジオのように作ったものの中身や過程をしっかりと濃く伝えてくれる番組も、両方あって凄く恵まれているなあ。ファンやっていて本当に楽しいなあと改めて感じたのでした。