ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

1st写真集発売日のあれこれとざっとの感想など

 あっという間に月日は過ぎて、2020年9月26日、7ORDERの1st写真集「WE ARE 7ORDER 1st PHOTO BOOK」が発売されましたよ~。2019年5月22日の結成から約1年間の彼らの素晴らしいフォトグラフと振り返りのインタビューがぎっしり詰め込まれた1冊。A4判の手ごろなサイズ感ながら180ページ超えの重みがずっしりと両手に感じられます。メンバーにとっても大事な最初の写真集、色々とお知らせも充実していました!

 7人で開封の儀のYoutube動画~。Amazon限定版と通常版の手触りの違いを音で教えてくれているところがなんかいいなあと。

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 萩ちゃんからの発売のお知らせはこちら。

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 今回、26日の発売日に、東京、大阪、名古屋のTSUTAYAさんで、店舗購入限定のポストカードの配布と、渋谷店でのポスター展があって、大いににぎわいを見せたとのこですが、27日の夜にメンバー7人で、そのポスター展を見学に行くとのことで、ゲリラインスタライブがありました。私はもう早くに寝ていたので、全然見そびれてしまったのですが、今回はちゃんとアーカイブに残していただけました~、URLはこちらです!

https://www.instagram.com/tv/CFpLkilD9aJ/?hl=ja

 とにかく楽しそうな7人。7人で楽しそうにお仕事に向かい合ってるところを見るのが何より楽しい~。ちなみに同じ日のお昼に、自分も予約分をいただきにシブツタに行ってきましした。こんな感じの展示でしたよ~。

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 インスタにあったように3枚のポスターもどれもそれぞれの味があって本当によかったし、装飾の7色のペンキ缶が泣けたですよ。色を乗せていこうという Sabãoflowerの歌詞にぴったりで、ちゃんと年齢順になっていて。あと、その右隣のポップもほんとによかったですよ~。萩ちゃんファンなのでついつい萩ちゃんのところ見ちゃいますが、本当にその通りだなあ、一歩踏み込んでるな!って感じました。そのあたりはまた・・。そして、萩ちゃんもお礼のブログを~。

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 さて、その本誌ですけれど、どこをめくってもカッコいいお写真と、内容の濃い言葉がいっぱいで、末永く楽しめそうな気がします。かなり突っ込んだ話題もあるので、ネタバレご遠慮期間を踏まえつつ少しずつ話していこうかなと。

 まず、今回のお写真は徹頭徹尾、それぞれのメンバーのかっこいいお写真ばっかりなんですよね。公式インスタグラムにたくさん掲載されているオフショットのわちゃわちゃな7人も、日常のヒトコマも、それこそプールの7人も、見たかったなあって思ったりもしました。でも、とにかくかっこいいに振ってくださって、20歳代というメンバー若い時代の美しさに溢れたの貴重な瞬間をかなりしっかりと切り取ってもらった気がします。そこは180ページと言えども7人とグループで分けると各20ページしかない訳で、色んな方向に振れるよりはこれでよかったんでしょうね。その一方で、シチュエーションはバラエティに富んでいて、ストリートなのもナチュラルなのも白Tもエスニックな風景でのブラックもそしてロックな荒野も、どの状況でもしっくり嵌りながら7人それぞれの個性も見せられる。まあ、欲目かもしれませんが(笑、7ORDERが大切にしてる多様さや表現の幅がよく表現された写真集だなあと思いましたね~。

 さて、ご贔屓の萩ちゃんのお写真。本当に、本当によかったですね。ほんとフェルメールの絵画のようでした。お顔のアップが多くて、抽象的に「美しい」とはこのことだみたいな感じでしたね(すでに贔屓の引き倒しかもしれませんがお許しを)。どのお写真も大好きだけれど、1枚上げるとすれば、「MIDNIGHT COWBOY」の章のブラウンの板塀を背にした1ページもののお写真が素晴らしすぎて目頭が熱くなりましたね。カーキの皮のジャンパーに濃い緑のTシャツを中に着て。物憂げに横を向く萩ちゃんの美しい頬や首の肌の感覚。その肌と、ジャケットの皮のの対比というか、美しいお肌は皮でもあるという生き物の持つ艶めかしさを直観させてくれる、そんなゾクゾクさのあるお写真でした。こんなお写真を撮ってもらえただけでも本当に嬉し過ぎました。

 たぶん、それは萩ちゃんだけでなく、どのメンバーもきっと見る人が見れば(例えばそれぞれの担当さんが見れば)、そういう生理にくる「ゾクゾク」があるんじゃないかと思ったりしています。そんな艶めかしさや危なさがあるのが写真集なんだなあとひとつまた賢くなったきがしますね。なのにしょっぱなのアビーロードリスペクトのお写真の可愛いこと。背中なのにめっちゃ可愛いよ、萩ちゃん。昨日の開封動画でさなぴーが突っ込んでくれてありがとうでしたけど、そんなところも忘れないこの写真集がますます好きになりそうです~。なので、欲がいっぱい出ちゃうんだけれど、オフショでもう一冊作ってもらえないかな~。雑誌みたいな作りでもいいから、そっちも欲しくてしょうがない~。どうにかならないですかねえ・・。

 さて、お写真も本当に素晴らしくって圧倒されるんだけれど、それと近いパワーがインタビューと座談会にあるのが凄くて。フォロワーさんも書いてらっしゃったけど、先日のガルコンと合わせて全体になる感じもあって、どんなに彼らは濃い時間を過ごしてるのかと胸が熱くなりましたね。萩ちゃんが「成長記録」と言っていたけれど、1年後とじゃなくても、定期的にこういう写真集があると嬉しいなって感じます。

 今回の、インタビュー、特に前半のメンバーが別のメンバーに聞く部分では、彼らが前の事務所から退所して、2019年に再結成して7ORDER proectを始めることになっての思いをかなりしっかりと聞いていますね。あと、事務所時代に経験したこと、事務所時代の7人の関係性にも言及することが分量的にも結構あったなという感じです。これまでもそんな感じたけれど、彼らが「ちゃんと地続きの人生」と「そして、再結成」、そして、未来へと語っていく姿を見ていると、世の中が少しずつ開かれたスタンスになって行けばいいなあとか、自分の知らない時代を本人の声や文章で聞けるのはありがたいなあとかストレートに感じましたね。そして、彼らが過ごしてきた中、乗り越えてきた中でのファンのありがたさや、とにかく、ファンを大事にしてくれている感じが溢れていて本当に嬉しかったです!何より、さなぴーをはじめとしてずっとこのグループを続けていきたいこと伝えてくれていたことが嬉しかったですね。萩ちゃんも色んな趣味があって興味も移っていくけれど、「回遊魚か渡り鳥」のようだとも言っていたので、ホームはこの7人なんだなあって知れたのが本当によかったですよ。ダイブマスター取ったと聞いた時に、「環太平洋を巡る回遊魚だなこの子は」と思ったんですが、その通りでなんだか嬉しくなりました。

 さて、こんな素敵なビジュアルの7人が一冊の写真集の中に納められて、発売初日に沢山のファンが集まったり、全国津々浦々で手にしているんだなあと思うと、ほんとよかったですし、今この時が大事な一瞬で、ここからまた始まっていくんだなあとしみじみしました。当たり前なのかもしれないけど、全然当たり前じゃないことを伝えてくれる写真集です。よかったらぜひご購入いただけると嬉しいです。