ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

2020年夏の終わりの風景 その2

 先日、発売が発表された7ORDERのファースト写真集ですが、amazonでの限定版(表紙のみ通常版と異なる)が早々に売り切れ、たまに入ってくると秒殺な争奪戦になっていると、GIRLS CONTINUE vol.2から引き続き出版物の売れ行きが好調(ガルコンは初版8000部を売り切って重版となった感じですね)なようです。
 そんな中、2020年9月10日木曜日、またびっくりするお知らせがありました。

  なんと、あの日本一の渋谷スクランブル交差点にそびえるSHIBUYA TSUTAYAさんでのポスター展、そして、先着順でのメンバーのソロありポスターカード(運が良ければサイン入りも)付きでの写真集販売。やにわにツイッターのTLは電話や現地に向かっての予約合戦になり、ほどなく渋谷店は売り切れとなりました。翌日以降に予約開始となった大阪や名古屋のお店でもあっという間の予約終了は同じだったようです。その後のお店の情報では、最初は当日売りもあるとのことだったのですが、予想以上に予約が殺到したのか、発売当日の入荷未定となりました。おそらく、イベントを開催してくださるTSUTAYAさんも想定外の予約状況だったのが原因ではないかと考えております。どうか、当日の店舗売りそして多くの方が特典のポスカをいただけるといいなあって願っております。
 そして、週末は、モロちゃん、みゅーさん、ながつが出演する大分での「高原のプリンスは君だ」イベントがありました。彼らが出演するショー(他に永瀬匡さんや丞威さん、そしてなんとあの、あの後藤くんも参加とのこと!)は大変すばらしかったのですが、運営面での問題もあって、TLがそこそこざわざわしていました。そんな中での、パフォーマンスの素晴らしさ、ツイッターで様子を感じている私たちにも十分伝わってきて、「ああ、やっぱり現場行きたいなあ」っていう気持ちがめっちゃ高まりましたよ。

 さて、上の二つのお話に共通しているのは、今まで自社のみでCDやグッズを売ることが多かったし、雑誌などもかなりターゲットを絞った売り方をしていたけれど、もうひとつ外部のところでの売り方になってきてるというところでしょうか。これまで、MXさんにしろ、ネルケさんにしろ、ABCマートさんにしろ、とてもファンに密着して、ファンファーストで7ORDERという「商品」を売ってくださっていたんだと思うんですよね。ファンもストレートに感じる、手厚さや優しさ、別の意味での過保護さみたいなのがあって、それはそれは、ファンにとって本当に楽園だったように思うんですね。
 でも、長い目で見ていけば、外で仕事をしていく時に、そういうところとばかり仕事をしていく訳ではないでしょう。色んなところと手を組んで、販路を広げていく、知名度を上げていく過程で、いろんなタイプの業者さんと仕事をする時期にちょうど来ているのかなという気がしました。組織の作り方、やり方、色々とやってみて経験してみて、これっていうやり方を選べるようになるといいなだし、選べるようになるためには大きな所帯にする必要もあるし、そのためには収益も大事で。。でも、きっと一度は全部経験してみるってのがいいんじゃないかなと。ファンも、そのあたりのことを感じ取りつつも、思うところをバランスよく届けていけたらいいんじゃないかなって思いましたね。

 さて、冒頭に述べた写真集のamazon限定版、これについて、日曜日(9/13)のらじおごっこで安井くんから、「増刷をお願いしたが、決めるのは出版社の方なので、これ以上なんともしがたい」っていう話がありました。個人的にはこれは凄くナイスで、ファンに「できることとできないこと」をちゃんと伝えていくのは大事だし、それを自分たちの裁量で伝えるメディア(Youtubeですが)を持っているのはいいことだなあって思いましたね。それについて、カスタマーセンター的なことを彼らが矢面に立ってやるのはいかがなものかっていう話もあったし、なんでも安井くんにお願いすればいいっていう風潮はよくないっていう意見もありました。ただ、個人的には今回のらじおごっこの写真集のくだりを聞くと、まったく自分の想像だけれど、個人事務所的な形態でやってて、メンバーもマネジメントにも関わってる感じを受けたんですよね。もし、そうだとすれば負担は増えるし、特にカスタマーセンター的な、駆け込み寺的な責任を押し付けられることも出てきちゃうでしょう、ただ、それ以上のメリット、例えば、自分たちでできることはやることができる、という面もあるんだと思うんですね。

 これから本格的に「事務所的」になっていくのかもしれないし、もしかするとどこかの事務所に雇われるという形になるのかもしれない。それは一介のファンにはわからないけれど、前者だったら一歩一歩そういうところの整備もいくことになるだろうし、その時に、きっと話を聞ける先達はたくさんあるようにも思うので、どうかよい組織ができてくるといいなあって感じます。そういう、エンタメの裏側のが見えるのはヤダみたいなファンからの要望もあるかもしれないけれど、「適度な距離感」でそのあたりを見せていただけるとしたら、ある意味、ファンとタレントの関係性が変わるような気もします。ついついファンは見えているところだけであーだこーだって言っちゃうけど、その裏でやってることとか、繋がってることとか、可能性とか色々とあるんだなあとさらっと感じつつ、彼らをみていきたいなと実感した、日曜日の夕方でした。ほんと、こげプリ配信楽しみなので、どうか配信頑張ってくださいね~、こげプリ運営さま!

 おっと、そんな話を書いていたら、amazon版の重版が決まったとのこと!

  嬉しい~。でも、安井くんに直訴はよっぽどのことがない限り止めようね~。