ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

沼落ちの記

 このところ7ORDERへ沼落ちされた方がたくさんブログを書いてくださっている。色んなタイミングで、色んなメンバーから、色んな経緯で、彼らを、7ORDERというグループを好きになったことを話してくださって、本当に嬉しくなります。で、読んでると、やっぱりうずうずとするというか、自分も再びちょっと語りたくなってきたので、少し書いてみたいと思います~。まあ、このブログの最初の方にガツガツと書いているんですけれどね・・。当時の思いを直に知りたいという奇特な方がいらっしゃたら、ぜひ、このブログの2016年の1月から3月くらいを読んでいただきたいと・・。おおむね、7ORDERの前身であるLove-tune結成の経緯と重なっております・・。

1.萩ちゃんとLove-tuneを好きになった経緯

 自分がジャニーズに興味を持ちだしたのが2015年の9月ごろ。それまでほとんどジャニーズに興味を持つこともなかったんだけど、「アルジャーノンに花束を」で当時の推し俳優と共演していた風磨くんをきっかけに少クラを知り、ジャニーズJrの世界にずぶずぶと嵌ったのでした。踊って歌ってのアイドルパフォーマンスはいいおばちゃんの自分にも本当に新鮮で。若い男の子たちが思いっきり弾けているその世界にすっかりやられていたのでした(個人的には、舞台の応援屋の社長の独白は、その時の気持ちと本当にぴったりだったですね)。ちょうどその夏にその推し俳優さんが大きな、でもとても大変な仕事をやり終えて、そこそこ結果を出して、こっちも何か大きな荷を下ろした気分になっていたんでしょうか。ずるずるっとジャニーズっていうか「少クラ」の世界にはまったんですね。

 このタイミングについて、ずっと思っていたのは、「ああ、もう少しだけ早くこの世界を知れていたら!」ってこと。せめて、アルジャーノンに嵌ったと同時だったら、お2015年4月からの兄ちゃんガチャも、あの2015年のガムシャラ夏祭りを見ることができたかもしれない。ふまパラだって見れたかも(いやそれはないw)。そんでもって、はぎやすさなみゅのドリボをリアルタイムで知ることができたかもしれない。つまりは、萩安最盛期のあれやこれやを直接知ることができたのかなあ・・・(遠い目w)、といった新規が必ず陥ると言ってよい「ああ、もうちょっと早く」な後悔に見舞われてましたね。今思えば、もちろん見ることができていたら、楽しかっただろうし、色んな知識も増えていたかもしれないけれど、でも、今の彼らを応援するためにどうしても必要かと言えばそうでもないんだなあって、以前のことをちゃんと超えて、今は本当に素敵だなあって思ったりしています。

 で、家で録画されている少クラの一番最初が2015年の10月7日の回。色んなJrもデビュー組もみんなカッコいい中で、最初はバカレア好きだったこともあり昔馴染みのストに惹かれたのですが、次第にドリボ組とも言われた(思えばその対語はSHOCK組だったんだな。当時は全然気づいてなかったけれど)やっすー、さなぴー、みゅーさん、萩ちゃんの4人を中心としたパフォーマンスに引き付けられていった訳ですね。そして、運命の12月2日の少クラを迎えます・・。その時の衝撃はこちらを読んでw。

tanusun.hatenablog.com

  合わせて、その後すぐに萩ちゃんの切り裂くような視線を受けたクリスマスSPの奇跡を経て、転がるように萩ちゃんと彼らのファンになっていった訳ですね。あの時の萩ちゃんの「ああ、なんて子なんだろう」とかやっぱり異性としてカッコいい子だなあ、惚れちゃうんだな・・っていう感情は今でも忘れられないなあって思いますね。そして、沼落ちするための燃料って絶対必要な訳ですが、その頃の状況(自分で録画した少クラ&ガムシャラ、バックやってる円盤だけが合法であった)を思うと、今の公式動画がいっぱいな世の中って天国だなあってちょっと思いますね~。

 さて、そして、そのままの勢いでLove-tuneの結成に至って、5月にはやすさなもろみゅはぎあられおの7人になって、怒涛の勢いでJr界を駆け巡り、そして、7人の一斉退所となり、そして萩ちゃんは仮面ライダーとなり、グループは奇跡の再結成・・。本当に息つく暇もないとはこのことで、ずっと彼らに魅了されているし、結局のところ、ジャニーズの中で最初で最後の最愛のタレントとグループになりそうな昨今の状況です(笑。本当に、彼らに出会うためだけに、あのアルジャーノンは私をあの世界に連れてきたんだな・・とついつい思っちゃいますね、今だからなおさら。

2.変化と成長の速さにより沼にはまり続ける

 彼らを好きになっておおよそ5年が経つんですけど、好きの気持ちが衰えない理由として、彼ら自身の成長が凄くて、彼らの置かれている状況がどんどん変化していくので、興味が尽きないってことが大きいかもですね。萩ちゃんをはじめとして7人が7人ともびっくりするほど、俳優としても、ミュージシャンとしても、グループパフォーマンスとしても、そしてバラエティタレントとしても、アイドルとしてのカッコよさ、美しさとしても、ぐいぐいと成長し続けているのをちゃんと見て追えているから、この子たちがいったいこれからどうなるのか、見続けたいと思うのが人情かなあと心から思いますね。一方で、ほんと彼らは変わらず彼らであり続けている。先日のUNORDERの萩ちゃんのパフォーマンスって、本質的全然変わってないんですよね。体からあふれ出す熱い心(背中の表現力が凄い)、ファンの目を引き付けさせようとする意志の強さ。そして、芯にしっかり存在する美しさ。全然変わらず、ただ強度と精度と表現手段がしっかりと広がっていく。個人的に、地上波の歌番組に出て欲しいとか大ハコ希望とかメジャーレーベルからCD出してっていう欲があまりない人間なので(必ずしもそれはいいことばかりではないけれど)、余計にいいところだけ見えているのはあるとは思ったりしますが、今いる世界も平和なのに、ちゃんと刺激的で、新しいことにチャレンジしているのは本当に嬉しいことだよなーって思います。

 おそらく、このコロナ禍は、これからもっと色んな厳しい状況を彼らに突き付けてくるのかもしれません。でも、一方で、昔ながらの状況も変わっていくのかもしれないなんてちょっと思ったりもしています。その中で、萩ちゃんと彼らがどんな選択をして、どんな芸能人になっていくのか、しかとこの目で見続けたいと、この沼にはまり続けたいと思うのでした。

萩ちゃんもぐもぐ

 私の理想のファンの姿って、今、出されているものをすみずみまで綺麗に味わうこと。何度も何度ももぐもぐして、自分の記憶の中に焼き付けること・・だったりする。7ORDERはグループのアプローチの面でも運営面でも興味深いことばっかりだし、こんな、もしかすると21世紀の大事件の渦中かもしれない状況なので、ついついそっち方面んついてあれこれひとりごとを言いたくなるけれど、それはけっして本意ではないのよね。7ORDERさんと萩ちゃんのカッコイイ姿、素敵な姿、面白い姿を堪能したい・・それがやっぱり幸せなんだと感じる今日この頃ですね。そんな中、大好きな萩ちゃんについてのあれこれが公式から投入されたので、もぐもぐと噛みしめてみたいと思います。

 まず、始めは、ABCリコメンズの第10回、MCはぎやす編の配信が始まりましたよ。店頭での公開が始まって何度か行ったのですが、タイミングの問題もあってなかなか全部聞くことができず(やっぱりずっと店舗にいるのはちょっと恥ずかしいですよね、この年だと)、こうやってお家でゆっくり聞けるのは本当に嬉しいことですね。

  この配信版ABCリコメンズ、思い返せば、4月、5月の緊急事態宣言の際に店舗に行けないお客さんやファンのことを考えてくださっての配信だったんですよね。あくまでも一時的なものだった。それなのに、緊急事態があけても、こうやって配信を続けてくださっている。本当にありがたいことだなあって今更ながらABCマートさんへの感謝の念は絶えません。お値打ちで履きやすい靴もたくさんお店にあって、日ごろカジュアルな自分にはこんなにいいお店だったのかという出会いもあって、今後も長く使わせていただきたいなあって思う今日この頃です・・。

 で、くだんの萩安リコメンズ。安井くんがおそらくしにつか舞台の合間を縫っての忙しいスケジュールだったせいもあってか、思った以上に萩ちゃんのお話が聞けて萩ちゃんファンとして本当に嬉しかったです。突然の出会ってしまって買った秋・冬物のコートのこと、昔からよく知られている高校生の合唱祭での最優秀指揮者賞をもらったお話、そしてとても嬉しかったのが、子供の頃からの夢を叶えたリスナーの方の投稿を聞いて「うわ~、いいねええ・・そこまで貫いてかなえた夢って素敵ですね」と感極まったお声で反応して、その後、安井くんに「小学校の文集に何を書いたの?」と聞かれて、「何書いたっけかな~。たぶん、将来何になりたいか書いたけれど・・オレもブレてないと思うっ」とちょっと嬉しそうに答えたんですね。安井くんも「えーーっ、そう?素晴らしい~」ホント嬉しそうに合いの手いれて、そして萩ちゃんが「うん。こういうことしたいって思っていたから」と誇らしく言って、安井くんが「三つ子の魂なんちゃら・・だね」って。

 再三書いていますが、萩ちゃんが幼い頃からSMAPのキムタクに憧れてこの道に入ったことはよく知られているエピソードですが、今の自分を顧みて「ブレていない」って嬉しそうに言えるのがファンとして本当に嬉しいし、そのブレなさが今でも萩ちゃんの大きな魅力なんだなあと心にぐっときましたね。何気に安井くんの「三つ子の魂」っていう言葉もきゅーってきましたね。その幼かった萩ちゃんの魂を安井くんは多分知っている。まだまだ、その夢を全部叶える途上なんだと思うのですが、その道をしっかりと歩んでいると実感できている萩ちゃんと、それを支えてくださっているメンバーや周囲の方々に本当に感謝だなあと思いました。

 さて、その萩ちゃんのブレなさは、5月に発売されたar誌のグラビアの中でのインタビューで言ってたことでも見て取れます。嬉しいことにその記事のweb版が今週出たのでリンク張っておきますね~。いや、ほんと綺麗ないいお顔だなあ・・・。 

ar-mag.jp

 この中で、萩ちゃんはメンバーについて「一番似てると感じるのはさなぴー(真田)。理解し合えることが多い分、ぶつかる時も本気。全く違うのはガツ(長妻)。おしゃべりで素直なムードメーカーですね。顕嵐(阿部)は自由。マイペースすぎるんだよなぁ〜って時もあるけど、つい甘やかしちゃう存在(笑)。モロ(諸星)と美勇人(森田)は気遣いブラザーズ。さりげない気配りで、その場の空気を柔らかくしてくれます。そして今や(!?)一番大らかなのはやっすー(安井)。最近、なんだか菩薩感出まくってるんです♪」って言っていて、これがほんとブレてないんですよね・・。

 ある意味、テンプレ感あったり、もう一歩踏み込んだお話とか聞きたいなあって女子視線では思ったりするんですけど、これがかえっていいのかなとも思ったりもするんですよね、まあ身びいき200%ではあるんですけど(笑。なんだか、萩ちゃんの思考パターンっていうのか、考えて実行して叶えていく道筋があって、まずしっかりした枠組みを作って、その中を内実みたいなもので少しずつ埋めていくのかなあと。繊細な機微に弱い女子は、その「内実」を魅力的に伝えられる人が好まれたりする訳です。でも、一方で、実際に長い間付き合っていく人同士として、仕事仲間として見た場合に、その外枠がブレない、自分たちはこうなんだという枠を崩さない人がいるってことはとても心強いことで、そんな役割を果たす人なんだろうなあって思ったりするのですね。でも、10年くらい経ったら、その二つの方向の違いも上手く融合されていくんだろうなって思ったり・・だから、萩ちゃんや7ORDERが長く活動して、その成長ぶりを見せてくれるといいなあって思ったりしています。

 さて、お次はイケダン7の萩ちゃん。先週まで3週間にわたって、さなはぎれおでの南極観測船船「SHIRASE5002」を舞台にしての特集でした。今回から、NCの山本店長とメンバー3人のミニマム体制になったのは、色んな理由があるのかも(ディスタンス対策やらギャラ対策wやら)ですが、ゲストの三枝さんも含めて、凄く全体のバランスが、各人の個性が引き出されてとても面白かったです。とはいえ、出演していないメンバーがいるのはやっぱり寂しく、今回の4人と7人の違いをどう活かしていくか、7人の時も4人でやるのと同じような回しぶりにするには・・とまだまだ考えていくことは多いんだろうなーって思うのでした(安直に考えると二手にわかれて、番組前半後半がよさそうだけど・・)。

 いや、閑話休題・・。とにもかくにも今回、個人的に嬉しかったのは、メンバー3人がそれぞれに山本さんとやる即興劇。コントな感じではありましたが、久々に演じる彼らを見ることができてとっても嬉しかったです。TVLIFEさんのおまとめには、それぞれのストーリーが載っているので、とっても楽しいお写真と一緒に是非に。

www.tvlife.jp

  萩ちゃんらしいちょっとオタク題材風味のテンション高いお芝居。ながつやさなぴーが萩ちゃんから無茶振りされたアドリブも上手く受けて広げてくださって、めちゃ面白かったですよ~。萩ちゃんのテンションの高い顔芸やセリフ回しも存分に味わえたし、何よりほおっておけばどんだけでもアドリブ芝居を繰り広げていきそうな楽しさが存分に伝わってきたのがサイコーでした。題材がコアだったりするので誰にでも向きじゃないかもだけれど、構成力も伝わってきたし、何より走り出したら止まらない感じいいなあって。でもって、やっぱり可愛いし、やっぱりあの緩急の強い声が好きすぎるんですよねえ。もうね、無限リピですよー。おそらく7人7様の面白さがあると思うので、こういう企画ももっとたくさん見たいですね~。

 さて、そんな思い出に残るしらせ回でしたが、SHIRASEグッズも届き、その思いが素敵だったので、お写真載せておきますね。これからも7ORDERと萩ちゃんが自分たちの夢をブレずに追っていけますように。

 

インターミッションな夏

 さて、8月15日にしにつか舞台の大千穐楽である広島公演が終わって、そろそろファーストアルバム「One」の詳細がくるかなあとそわそわしている中、日曜日夕方のらじおごっこでとても興味深いお話をたくさんしてくださいました。この日のゲストは美勇人くん。27分の拡大版です。まずはぜひ本編を聞いてください。映像も可愛いよ。

www.youtube.com

順序が前後するけれど、大きくまとめるとこんな感じかな・・

  1. 夏のイベントが流れたよ
  2.  Youtubeでバズりたい
  3. メンバーの近況

 みゅうたろうの前向きさもあって始終楽しいし、前向きな熱を感じたし、濃い昨今のお話が詰まっていて、7ORDERの運営のファンである自分には聞きごたえがあったなあと。でも、ちょっとドキッとしたことも確か。ただ、これは彼らの運営自体の問題と言うより、このコロナ禍故の問題であって、それに彼らがしっかりと向き合っているという内容だったので、めちゃめちゃ感動したんだけれど、今、彼らがおかれている場所に思いを馳せてもたりもするTLだった・・・。この3点についてちょっと感じていることをつぶやいてみます。

1.夏のイベントが流れたよ

 前からも夏にはリアルなライブやイベントをやりたいとずっと言っていた7ORDERさんだったけれど、それは正式にお流れになったらしい。このコロナ禍のご時世、不安を抱えて、それは本当にその人その人の状況其々で異なっている。そんな中で、もしかするとファンを健康被害に巻き込むかもしれない・・ということもあり開催は難しいという判断になったそう。個人的にそこまでのリスクを認知していない自分だけれど、本当に「人それぞれの事情」があって、参加できる人としない人に分かれることは確かだっただろう。そんなファンの事情を思いやっての今回のイベント中止は今のところ多くのファンに支持されているように思う。

 また、別の配信企画も考えているとのこと。7ORDERやファンの界隈の雰囲気の良さの元になってるのは公式さんからの供給がファン「全体」に行き届く感じがあることかなあって常々感じている。舞台7ORDER以外はチケットも取りやすかった。イケダンも配信つきで東京のローカル局の放送なのに全国でも見られるし、Youtubeで毎週楽しい動画を上げてくれている。あんなにレベルの高い素敵なUNORDERライブも配信&アーカイブゆえに誰もが何度も見ることができた。今回も、リアルじゃないけれど、ファン全員が7人に会えそうな企画を配信企画考えてくれているようだ。ファンだったらほぼほぼ平等に彼らからの発信をキャッチできる。これは前事務所の時代からすれば本当にありがたい状況だ。それが実を結んでいるのか、近頃、新規のファンの方も増えてきている様に思う。本当にありがたいことだなあ。

 でも、そういう理想主義だけじゃなくって、7ORDERはとてもリアリズムに基づいて状況を判断しているようにも思う。この動画では話さないけれど、実際にイベントを実施して、万が一直前にキャスト&スタッフ感染者が出ての中止となったら、負債はもっと大きくなるだろうし、グループへの信頼という面からも失うものが大きいという現実的な判断があるのだと思う。お金は地道に返せるけれど、信頼はそうはいかない。また、このコロナ禍でなかなか経済が復活しないなか(たぶん冬に向けてもっとキツい状況になるかもしれない)、今、経済的なリスクを背負うのは博打も博打だろう。先日まで、しにつか舞台では、大手の東映さんの指揮の下、安井くんは劇場での最新鋭の厳しい感染症対策も経験しているから、同じレベルで7ORDERのライブでもできるのかということを実感もしているだろう。そんな中でのグループとしての決断をしっかりと支持したいな。これは前事務所の頃から思ってることだけれど、この7人のやってることは新しさと手堅さが絶妙にミックスされて提示されていることが多いような気がする。いい意味でもそうでない側面でも「単なる夢みたい」には終わらない、そこが大好きなところだなあと改めて。

 あと、今回、借金という言葉が出てきてファンは大慌てした訳だけれど、必ずしもマイナスばっかりの言葉じゃないとは言っておきたいかな。通常、自営業(プロジェクトと言ってもいい)は資金を借り入れて、色んな活動を行う。自営業じゃなくっても住宅ローンだってそうだ。多くのまっとうな社会人は「借金」をして、それで自分の生活と経済を回している。今の世の中、ちょっとでも「大きいこと」をしようとするとそれは「借入(借金)」で行うことになっているし、商売を成功させて、ローンを返せば、大きな「実績」となるようにできている。真面目に働いて、評価を受けていて、ローンを組む資格があるからこそ借りられるということなんだな。。ある意味僥倖。

 ただ、個人的には「もう少しだけ」ファンも数や買うことに貪欲になった方がいいかなあとは思ってはいる。1位を取るための買うじゃなくって、彼らがこれからも持続的に色んなところで活動できるための「買う」はもうちょっとあった方がいいのかなと。また、彼らが素晴らしい「何か」をできるように、ちょっと貢献したいなあと思うのだった。でも、無理はしない。自分比で少しだけ増やしたいかな・・。それにしても、この動画で、ちゃんとお金のこともきっちり考えていてくれそうでおばちゃんは安心したかなー。きっと回収する手はずも考えてくれてるだろうなと勝手にお金の出せる方法を提示してくれるだろうと、期待している~。

2.Youtubeでバズりたい

 もともと今回のらじおごっこは、先日の安井くんのお誕生日ソングの制作秘話をみゅうたろうで話をするという濃ゆい題材だった。まずは、この曲についてざっとまとめた前回のブログを貼っておきますね。

tanusun.hatenablog.com

 実は歌詞には複数の意味が込められていること(モロちゃんの歌詞の赤と萩ちゃんの歌詞の白は合わせてピンクという安井くんのメンバーカラーを指しているとか)、そして、この曲の完成には顕嵐ちゃんの役割が非常に大きいことを伝えてくれた美勇人くんでした(何気にあらみゅ)。歌詞出しの初日、ひとり歌詞を持ってこなかった顕嵐ちゃん。まあそこでも色々と喧嘩したらしいのですが、その次の歌詞出しの日。顕嵐ちゃんが持ってきた歌詞はなんだかメロディが変わっていた。既にさなぴーが作っていたメロディに歌詞をはめるはずだったので、またもや討論勃発。でも、顕嵐ちゃんは絶対にひかず、また討論しているうちにメンバーもそのメロディの良さに気づき、発表されたメロディになったらしい。

 いや、同じようなお話は何度も聞いているけれど、この歌詞会議見たかったなあ。こうは、あらんちゃんの提案のようにはみ出したところを指摘しつつも、あらんちゃんが主張するだけでなく、周りもちゃんとすくい上げていく粘り腰な会議って、素晴らしくないですか?才能のある人たちがぶつかり合って、認め合って、それぞれの意見をすり合わせて、一つのものを作り上げていく姿を見せてもらえるだけで、元気がでちゃいますよね・・。喧嘩のように討論している時には、メンバーもしんどいかもしれないけれど、それがなくなったら絶対に息が詰まってくるし、「やりきった感」は失われていく。産みの苦しみを味わいつつも、お互いに尊重し合う精神はいつまでも忘れないで欲しいなあって思います。あと、やっぱり周りのスタッフさんがいいんだろなあとも。おそらくもっと経験豊富なスタッフさんがついておられることと思いますが、手を出しすぎず、放任にせず、必要なところのヘルプは惜しまず完成形に持っていく感じが伝わってくるんですよね。どうかこれからもよろしくです~。

 そして、もう一つの大きな話題が、ここ最近動画のネタ担当のモロちゃんこと諸星くんが「バズりたい」と言ってるとのこと。あれだけ面白いバラエティ動画を作り続けている彼らが初めて語った「ひとつの欲」のように思うんですよ。ぜひ、そうなって欲しいし、もっとたくさんの人に7ORDERを知ってもらいたい。でも、公式Youtubeチャンネルの登録者もほぼほぼ毎週末に千人づつ増えているんですよね。コンスタントに増えているのは凄いことだし、面白いってことなんじゃないかと思う今日この頃。この調子で1年続けて徐々に母数を増やしていけば、どっかでバズる日がくるのではと思ってるし、ほんとそこは気長に待ちたいなあって思います。

 Youtubeを通して、ファン層を広げたいってのは、つべのネタ(イヤホンガンガンの下ネタ系とか)を見てても結構感じるんですよね。若い女の子だけが楽しめる動画を超えようとしてる気がする。メンバーも年齢が高くなっていってスキルも上がって能力がアピールできる方法も増えてきてるから余計になのかな・・。もちろん時間がかかることだとは思うんだけれど、先を見ているなあっていつも思んですよね。もちろん、アイドルとしての足元もちゃんと見てるから心配はしていないです。誰が見ても楽しい動画をぜひ作って、バズってもらいたいなあ。

3.メンバーの近況

 そして、さらにメンバーそれぞれの近況まで伝えてくれたという。しにつか舞台の楽屋では、崎山さんがSabaoflowerをかけてくれて、安井くんが崎山さんの曲をかけあっているんだそうだ。その、しにつか楽屋のなんと平和なこと。

 最近、インスタにも挙がっている若旦那さんとれおみゅのランニングはモロちゃん安井くんも参加していたとのこと。すっかり仲良しそうな若旦那さんと7ORDERさん。どんな風に関わっていらっしゃるのか、詳細がでてくるのを楽しみにだな。

 さなあらは、なんと(大型?)二輪の免許を取りに行ってるとのこと。いや、なんてかっこいいんでしょう。昭和のおばちゃんは賛成しかありませんよ。しっかり学んで安全にバイクに乗って欲しいなあ。バイクの効用は凄いんですよ。雑誌も多いし、TV番組も多い。大手さんのCMも期待できる。夏になると旅行番組とかあったりする。さなあらバイク二人旅・・見たいなコンテンツを作ってもらえるかも。ただ、芸能人のマニアは多いのでそこを勝ち抜くのは大変。でも、いい趣味だよ~、やって欲しいなあ。

 そして、萩ちゃんはダイビングに行ったとのこと!本当に久々なんじゃない?久々の海、楽しめたかなあ。なかなかお休みのなかった彼らだから、たまには存分に羽を広げて夏を楽しんでほしいな。今回のらじおごっこの収録が8月10日から12日の間でその頃、ダイビングに行っていたんだな。で、13日には戻ってきて、あの前向きなブログを書いてくれたと・・・。

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 また、萩ちゃんからダイビングのお話聞きたいな~。私がファンになった頃には、萩ちゃんもうダイビングのこと話していなかったから・・・。ぜひ、ブログとかでもそのお話をして欲しいよ~。待ってるよ~。

 アルバム「One」の発売が告知されたのが7月20日頃、お話に出ていたことをつなぎ合わせると時系列が見えてくるようで、この短い期間に色んな経験を彼らがしていて大変だったりもしたんだろうなって想像してしみじみしちゃう。でも、ファンのことを考え、また前向きに次の手を考えてくれているんだなあと。れおみゅはマラソン頑張ってて、さなあらはバイクで、萩ちゃんダイビング。余暇を楽しみつつも、何かに備えている予感を感じてしまうのが7ORDERさんだなあと思って、またの展開を待っているかな。このインターミッションが素敵な秋に繋がりますように。

回顧についてのメモ

 まだまだコロナの流行も収まらず、とはいえ遅ればせながらも暑い暑い夏がやってきました。7ORDERさんもファーストアルバムOneについての発売日などの詳細発表を前に、なんとなくですが夏休みを取ってるのかな~みたいなのんびりムードな気がします。とはいえ、8月26日に発売される雑誌「GIRLS CONTINUE」さんの7ORDER特集が凄いことになってるみたいで、ファン界隈がザワザワしている今日この頃です。

  さて、そんな中ですが、勝手に夏休みということもあって、少し最近のもやっとした思いを書き留めておこうかなと思います。題材は「回顧」。先日Youtubeで公開された安井くんのお誕生日お祝い曲「始まりはいつも雨」の歌詞の中に「愛と秩序を固く結んで」という歌詞があって、前事務所時代から彼らが経験してきたことと今の彼らの在り方をしっかり結んでいこうという姿勢を示してくれたことは、少なからずのファンにとって「あの時代」を愛しても振り返ってもいいんだと感じさせてくれたようです。一方で、前事務所時代に一緒のグループだったメンバーが変わらぬメンバー愛を示してくれたり、後輩のグループの活動から、前事務所時代のメンバーの活動にもう一度目を向ける・・という流れもある気がします。個人的には、後で書く理由もあって、前事務所時代のパフォを見ることがめっきり少なくなってしまったのですが、グループを組んだばかりフレッシュなメンバーが前事務所のフォーマットで見せてくれるパフォーマンスは素晴らしいので、最近7ORDERを知った人には見ていただけるんだったら見てもらいたいなあ(くれぐれも市販されているディスクでね)とか、知ってもらえたらなあとも思う訳ですが、一方でなんだかもやっとする・・と思うところもあったりするのですね。
 まず第一にもやっとするのは、やっぱり前事務所時代のパフォーマンスって、過去のものであり、少なくとも今の状況だともうやることはできないんですよね。たぶん、その時の仲間との直接的な共演も長い時間が経った後(それこそ『十年後またここで会おうよ』です)ならまだしも、すぐには難しいでしょう。彼らは、全部そのことを分かっていて、それをちゃんと引き受けて、その暗黙のルールを守って今活動している。そして、今、新しい彼ら自身のパフォーマンスを作り上げていて、前日の配信ライブでは13曲ものオリジナル曲を見せてくれた。彼らが前事務所時代に作り上げてきたスキルや人間関係という「形にならないもの」はちゃんと今でも続いていて、折あること伝えてくれている(気がする)。だったら、その過去の「形あるもの」ばかりに目を向けるのはもうやめにしてもいいんじゃないのかなあと思ったりします。彼らが本当に作りたかったものは今のこの先にしかない、それは消去法ではなく、彼ら自身がそれを積極的に選んだから・・ということを大切にしたいなあと思うのです。
 もうひとつずっと思っているのは、前事務所時代に彼らが作ってきたものは「彼ら自身だけのものではない」かもしれないといいうこと。彼らが約2年間やってきたあのパフォーマンスは彼ら自身だけで作り上げたものではなく、色んな先輩からの曲や衣装やそしてグループの形態を引き継いで、それに新しいエッセンスをひとふりふたふりするために、彼らが選ばれてその「伝えられてきた形」を新しく更新した。っていうことなのかなあと思うのですね。ジュニアの衣裳の多くが先輩のおさがりの衣裳だったり、先輩の曲をどういう風に組み合わせてどうパフォーマンスをするかが彼らの本分であったのかなあと思うのです。事務所のある先輩が「自分たちは『器』だ」と言っていてことある毎にその言葉を思い出すのですが、バンド形態のJrのグループもあったし、すでに解体されたグループの衣裳も着ていたこともある、すべてはずっと過去から流れてきたものを彼らは「あの時のあの場所」で表現していた(私もそのすべてを知ってるわけではありませんが)。彼ら自身の能力やスキルが素晴らしかったのはもちろんなのですが、その力で表現しようとしていた楽曲やパフォーマンスは「彼ら自身のものではない」、そんな気がする今日この頃です。

 (日本の)会社と言うのは不思議な生命体で、ひとりひとりのいのちをのみ込んで、その代わりにお金やらスキルやら名誉やら色々なものを授けてくれるけれど、そこでそのひとりが生み出したものは「会社のもの」であったりしますし、作り出したものを共有するという面がなければ「会社」にはならない。だから、それを社員一人のものにすることもできない。ゆえに、彼らは自分たちのものと言える楽曲やパフォーマンスをするために独立したのかなあと思うのです。それでも今の彼らが基盤にしている、彼らがその場所で学んで体に染み込ませてきたスキルや理念、築いてきた経験や記憶や友情は「彼ら自身のもの」というか「彼ら自身の中にしかないもの」であり、それは「会社の中にいた彼ら」を見ることで伺いすることができる。いや、まだまだま自分の頭の中の整理がつかないですけれどw。もちろん、何が正しいということもなく、それぞれに道は厳しいでしょうけれど・・。そんな複雑な面も今の彼らにはあるのかなあと思っていただきながら、回顧をしていただけたら・・とつい思ってしまう一人で生きたり、会社でも生きたりもした、退職間際のおばちゃんのひとりごとでありました。

配信のことメモ

 2020年8月9日、安井くんが出演している「舞台死神遣いの事件帖ー鎮魂侠曲ー」の大阪公演も無事千秋楽を迎えて、ほっとしている翌朝です。なかなかコロナウイルス感染流行の勢いが収まらない中、舞台関係では細心の注意と大きな努力を払って1つ1つの公演を開催しておられます。最近では、コロナウイルスへの感染に関わらず、キャストやスタッフのちょっとした体調不良があっただけでも、念のために一時的に公演を中止するところもあるようです。コロナだけでなく日々の体調不良や普通の風邪などのちょっとした体調不良は2~3カ月に一回はあったりするもの。それを思うと、無事に公演を続けていくというのは、まさに努力と運の両方に恵まれなければできないのだなあと、改めて自分が持てている時間を更に大切に想うことが大事なのでは・・と感じる今日この頃です。それにしても、うちの子たちを応援していると、「今この時の大切さ」を実感することが本当に多いなあ(もちろん多くの芸能人の方がそうだと思うのですが!)となんだかしみじみしてしまうことが多いですね・・。

 さて、そんな中、その「しにつか舞台」はこれまでにすでに3回ライブ配信とそのアーカイブ配信がありました。そして、嬉しいことに8月15日の広島での大千穐楽公演もライブ&アーカイブ配信が発表。なおかつ台湾と日本と同時の映画館でのライブビューイングもあるとのことで、本当に東映さんの太っ腹な決断に心からお礼を申し上げる次第です。今のところ、配信映像も3回とも少しずつですがアップや引きの場面が違っており、毎回毎回違う演劇というもののライブ感を少しでも伝えようとしてくださっているようにも思えて、更にありがたいなあと思うのですね。まあ、しにつかの場合には配信料金も5000円とそこそこ高い金額に設定されているので、ついついもっともっとと欲が出てしまう一視聴者です(笑。とはいえ、もちろん、配信が舞台のすべてを届けてくれる訳でもないし、劇場で生で舞台を経験してこその演劇なので、根本的に劇場に行くのと配信が同列になることはないのでしょう。ただ、やっぱり、配信ならではのメリットはあり、そこも大切にして、これからを考えて行っていただけたらなあとは思うのですね。そんな訳で、配信のメリット・デメリットをちょっと書いておきたいと思います・・。

  • メリット1:劇場に色んな状況で行けない人がその舞台を見ることができる。当たり前の答えではありますが、これに尽きると思います。今回のコロナ流行では、色んな事情で舞台を見に行くことを断念した方がいたのは大きなことでした。どんなに主催者の方々が努力されても、お客さんが劇場に行けるかはまた別の問題があるということが明らかになったのが今回のコロナでした。でも、配信があれば、十分とは言えなくても、そこに参加することはできるのは本当に大きいことだなと思います。コロナのことだけじゃなくても、舞台がやってる地域から遠く離れたところに住んでいる人、毎日忙しくって舞台に行く時間を作れない人、大人気の舞台のチケットがどうしても取れなかった人、病気や障害があって舞台に行くのが難しい人、お金はないけどできる限りの応援はしたい人・・色んな事情で「そこに行けない人」に寄り添ってくれる、気持ちを癒してくれる、行ったファンと行けなかったファンの間を平らかにしてくれる可能性を持つのが配信・・と更に思いを強めた今日この頃です。そして、それを考えるとアーカイブって本当に大切なので是非にと・・・。
  • メリット2:新しいファン、次世代のアーティストを作る可能性が高くなる。これもまた配信サービス業者の方の受け売りみたいな感じのことですが、できるだけ多くの人に伝わるメディアでの発信することは、そのものに「出会ってしまう」ファンやアーティストを作り出すきっかけになるとやっぱり信じている昭和のおばさんだったりします。田舎に住んでいたので、TVの舞台中継は本当に大好きでした。うちの子たちに出会ったのもやっぱりBS番組でしたしね。プロスポーツが安定した運営ができているのもやっぱりメディアに乗ってるからで、そこから次世代の選手や担い手が生まれてくる。生が「本当の世界」だとしても、そこに誘うのは何かしらの媒介物つまりはメディアなんだろうなあと思いますし、配信はそこに迫る力があると思います。
  • デメリット1:配信は「映像作品」であること。デメリットと言っていいのかはわからないのですが配信はカメラを通して行われるので、そこで演劇から「映像」への変換が行われてしまいます。「会えるアイドル」から「画面でみるアイドル」への変換がある。5Gによる技術がこれをどう変えるかはわからないですが、それにしてもやっぱり「映像の集積」になるんだろうと思うんですよね。そこをきちんとわかって、配信という「映像作品」を作れるのか、作ろうとしていただけるのかが見る側としては大きいなあと思います。コロナ禍が去っても、求められる新しい表現の形を作る・・・そういう気持ちが大事なのかもしれません。
  • デメリット2:生よりも良し悪しがはっきりする。これも純粋なデメリットではないのかもしれませんが、画面を見ている視聴者は舞台の熱狂を直接感じることはできないので、舞台に入る時よりも色んな悪いところを発見していきます。お手軽な分、冷静に、更に多くの判断要因が生まれてきます。その中で、満足をもたらすことができるのか、きちんとコストとパフォーマンスのバランスが取れるのか、発信者側の負担は思った以上に大きいのかもしれません。
  • デメリット3:人と人が集まる機会が少なくる(かも)。これは配信の直接の問題ではないとは思うのですが、もし配信というメディアがうまくいくと、それこそ1回本番舞台を録画して、編集して、繰り返し配信すればいい・・みたいな流れになる恐れはあるのかもしれません。やっぱり生の表現形態というのは、キャスト、スタッフ、そしてファンも一緒に何度も集うことで、舞台で(を)表現することを繰り返すことで、語り合い、つながり合うことで、表現が作られていく・・その人間同士のコミュニケーションを基盤とした「ものをつくること」の輝きみたいなものなんだろうなと思うのですね。配信がそれをサポートするのならいいのですが、配信がそのかたちを崩すようなことはあってはならないのだと思うのです。

 本当に上っ面しか書けませんでしたが、それでも、やっぱり願ってしまうのは、配信(アーカイブも含めて)はより多くの人、色んな状況の人を、ひとつの作品に繋ぐ可能性を持った大きなパースペクティブだと思うので、どうかもっともっと大きく育っていってくださるよう応援したいなあと思うのでした。

舞台「死神遣いの事件帳-鎮魂侠曲-」感想その2

 舞台「死神遣いの事件帳-鎮魂侠曲-」東京公演は8月2日に無事にサンシャイン劇場での千穐楽を迎えました。そして、明日5日からは梅田芸術劇場ドラマシティでの公演になります。そこから福岡サンパレス、広島上野学園ホールと上演が続いて、8月15日広島にて大千穐楽となります。よその舞台では、舞台関係者の方のコロナによらず体調不良が出ただけでもその日の公演が中止になることもあり、そんな厳しい日本の演劇状況が続いている中、どうかこの舞台のキャスト&スタッフの皆様の尽力、ファンの方々の思いが、天に届きますよう祈るばかりです~。でも、こんな状況だからこそありがたいことに、8月8日大阪千穐楽日のマチソワ両方とも配信になるとのことで、私もさっそく配信チケットを買いました。ドラマシティの舞台は初めてで本当に楽しみです。そんな風に、お芝居の新しい流れが軌道に乗って、より多くの愉しみや可能性が広がっていくように心から祈っております。

 さて、私の実際の現場はすでに終わってしまいましたが、2回目(30日)に見た時は前回書いた個々の事柄が更に有機的になっていて大層ゾクゾクが止まらない舞台になっていました。役者さんと役者さんの掛け合いの妙、練られて練られて練られてきた間が作り出す躍動感、そして役者さんの中に湧き上がってくる感情の温度。どれも素晴らしくって、こういう作られ方をしてこその芸術である「演劇」がどうかこれからも続きますようにと更に祈ってしまうのでした。それにしても、素晴らしい空間でした。

 そして、何回か見るうちに、このしにつか舞台の中で語られる「命」や「魂」というもの、そして、「人が仲間と共に生きていくこと」の大切さを「命」や「魂」に込めていく脚本・演出の毛利さんのメッセージが心から好きだなあと思った訳です。映画の中で、新之助はひとりで戦いに行くことで多くの犠牲を出してしまった。でも、その後悔をまっすぐ前を向いて超えようとしていく。一人ではなく、自分たちの仲間と一緒の「一家」として生きていこうとする。そして、その仲間たちは、「命」や「魂」を分け合う仲間なんですよね。その象徴として、死神が遣われる人(たち)から少し命をもらって、更に強い力を得るという表現になる。十蘭も、前に遣われていた幻士郎のこともあり、「魂」を奪うことに大きな躊躇を抱き、それが舞台前半での新之助との関係性に影響する訳ですが、最後にはその魂のやり取りを通じて、更には仲間たちとも魂のやり取りをして、大きな仕事をなす・・という構造になっているのが、心からグッときました。個人的には、この様子が、実のところ、7ORDERというグループの在り方と非常に近いところがあると思っておりまして、毛利さんにはいつの日かでいいので、7人のための戯曲を書いていただければと心から願うのでした。

 そんな風に、十蘭はそんな遣われる人間からだけ「魂」をいただいている。過去には恣に人を殺し魂を食らっていたけれど、本当に信頼できる死神遣いである幻士郎の父と出会い、一部的な魂のやり取りをするという様式に落ち着いている。ある意味、人が「命を懸ける」ことの触媒。そして「人が本当に生きること」の触媒として、存在しているのが死神十蘭だと感じるのです。だから、十蘭は自分のためだけには魂を味わうことはない。そこは、あくまでも魂の狩人としての死神の美学を貫く百目鬼とは違うところなのでしょう。どうして十蘭がそのような境地に至ったのか・・。そこには幻士郎の父幻太夫との出会いがある訳ですが・・・。個人的には十蘭の衣裳が法衣であるように見えてめっちゃ気になっておりますが・・・。は~、これからこの座組にどのような運命が待ち受けているかはわかりませんが、どうか次の物語につながるように祈るばかりなのでした。

雨が始まりの合図

 さて、毎週金曜日恒例の7ORDER公式Youtubeチャンネルの動画更新。今週は、7月21日に29歳のお誕生日を迎えた安井くんのお誕生日会の様子とビッグプレゼントのことでした。まずは、こちらの動画をどうぞ~~。

youtu.be

 お誕生日のサプライズ。メンバー6人からリーダー安井くんへのお祝いと感謝の歌のプレゼント。もう見ているファンの自分も涙なしには見れないものでした。16分ほどの動画には、7人メンバーのひとりひとりの動きとかお顔とかいちいちコメントしたくなるくらいににいっぱい詰め込まれてていて、でもって、全部、安井くんへのお誕生日ソングに集中していくところが素晴らしい。7ORDERのこれまでの色んな画像(オフショットも多くて泣けた)の編集もほんとよかったですよね。7人の仲良しぶりをいっぱいみせつけてくれる動画だったけれど、単に仲良しだけじゃない、それぞれの技とかスキルとかチームワークとかもいっぱい見せてくれて、でもそれは仲良しだからこそ、一緒に時間を積み重ねてきたからなんだろうなあって思うだけで涙が出ちゃうよね。この動画を見て、ひとりの誰かのために想いとスキルを込めて何かを作ってもてなすって、素晴らしいことなんだなあと目の覚める思いだったし、7ORDERのメンバーはみんな仕事人なのに、結集すると純粋の発露になるのが凄すぎるし、やっぱり純粋なものを見せてもらえる7ORDERが大好きだなあって心から思うのでしたよ。

 そして、サプライズプレゼントの安井くんに捧げる曲「雨が始まりの合図」。真田くんが作曲して、1番の歌詞を6人が安井くんへの思いをそれぞれにしたためたという。これが、本当に素晴らしかった~。更には2番を安井くんと一緒に作ろうといういつもながらの熱い気配り(って変な言い方ですけどw)。とにもかくにも、この歌詞をしっかり読んでいただきたいので、少しまとめておきたいと思います。

(真田)
小さな体に背負い込んだ
余計な荷物は下ろして
一緒に旅に出よう

(諸星)
未知への交差点たたずむ
赤になる前に動き出さなきゃ

(萩谷)
真っ白に駆け抜けたそこには
広い世界と小さな足跡

(顕嵐)
祈りは届く 
何もかも全て懸けて 
二度と架からない道へ渡ろうか

(諸星)
君は空を見上げ傘をさす

(6人)
泣くんじゃないよ神様だろう
七色の光見せてくれ
「せーの」で奏でよう

(真田)
愛と秩序を固く結んで
容易いことさ僕等ならまた歩けるよ

でも天気予報はいつも雨

(美勇人)
何も感じさせずに君は笑うだろう
その黒い瞳の奥底で叫んでいるんだろう

(長妻)
たとえずぶ濡れでつまずいて転んだとしても
それでも自分自身に正直に生きている

(諸星)
投げた靴は上を見て笑っている

(6人)
泣くんじゃないよ神様だろう
七色の光見せてくれ
「せーの」で奏でよう

雨が始まりの合図

 少しでも7ORDERのことを知ってる人やファンならば、6人が作った歌詞のほとんどが前事務所を揃って辞めて、独立して、7ORDERとして再出発することに決めたその決断や決意と、そんな状況での安井くんの姿や安井くんへの感謝の気持ちを歌ってるということは容易に理解できるのではないでしょうか。彼らがその変化を彼らの自身の言葉で綴ったのは初めてのことで、その思いの強さに、そこでの安井くんのリーダーシップへの敬意に、ファンのひとりひとりが驚きと感動でむせび泣いているんですよ。前事務所の頃から今までをしっかりとつないでいこうとする姿勢の描写は、本当にメッセージが明確で多くのファンが同じ解釈を共有できるのが素敵だなと改めて思いました。そして、彼らが自分たちの経験を過去から現在まで全部を大事にしてて、それを事あるごとに見せてもらえてることが、ファンのメンタルヘルスにどれだけ役立っているか。だから、彼らもそうだといいなあって祈るように思うんですよね。

 個人的には一番ドキッとしたのが「神様」という言葉。この重い重い言葉がどうして出てきたのか、色々と考えているうちに、ふとこれは先代のことを指しているのかもしれない、あの人のようになりたいって言ってるのかもしれないなあと思ったんですよね。きっと彼らの周囲には創業の頃のことを話してくれる人はいっぱいいるんだろうなあと思ったり。彼ら自身もたくさんそういう逸話を聞いているだろうし。そっから繋いで、7ORDERの7人がどんな新しい世界を開いていけるのかみたいなことを、彼ら自身も、彼らを応援する少なからずの人が思っていたりするのでは・・とついつい考えてしまって。彼らが大きな決断をしてくれたのも奇跡だし感謝だし、そしてそんな大変なことをサポートしてくれた周囲の方々にも本当に感謝です。

  さて、歌詞に戻って。そこで語られる言葉の数々とさなぴーが作ったメロディ。まっすぐな青春の香りがただよう日本のロック。本当に日本のロックらしいポップな香りもするロック。いやあ、さなぴーの曲、ほんと好きだなあ。何曲も作ってきて、ちょっとスタイルが見えてきたような気がします。エバーグリーンなまっすぐの青春ポップスが眩しいなあって思うし、アイドルとしての彼らにもぴったりな気がします。そして、歌詞の中枢を担うさなぴーの言葉の力が今の7ORDERにとって本当に大事なものになってるってぐっと来たし、その言葉の力の由来とか、とっつーと文系兄弟だったみたいな、って前からの流れを思うと、ほんとにみんな繋がっているんだよなあとジーンとくるんですよね。

 ながつやみゅーさんの歌詞は、そういう風に年下が思えるような背中や佇まいを最年長が見せていたんだろうなあって思っていい関係性が作れているんだなあって思うし、あらんちゃんやモロちゃんの歌詞は、いかに彼らの決断が大きなものだったか、未来に繋がる決断だったかを語ってくれている。そうそう、お誕生日会の方で、ながつがもらい泣きしそうと、なにげにさらっと重要事項情報を突っ込んであらんちゃんはトークでいい味が出しつつあるなあ。そして萩ちゃんの歌詞は、ORDER後のことだけ言ってるな思えるところに、そしてとてもシンプルで価値づけのないそのまんまの光景に、なんだか、簡単には言葉で言い表せないような大きなものを感じたりもします。

 そんな中での萩ちゃんのブログ更新。そのお誕生日会のお話。

ameblo.jp

 言葉で愛を綴るのではなく、もくもくと自分のすることで愛を伝えようとする萩ちゃんの姿勢(そして、作ったものを安井くんが美味しそうに食べるのをすぐ横で見届けたいという熱愛)。ローストビーフを自宅で、ちゃんと炭起こして直火で焼いてるの愛だよな・と思ったり、チゲをちゃんと鉄鍋(土鍋?)で仕立てたのも愛だよなとおもったり。昔、お母さんとお買い物に行くというお話を読んだことあるけど、今回のたくさんの手料理の材料も買い出しに行ってるんだよねとか。安井くんが大好きなお店のドレッシングもそのレシピを見てみたんだけど、材料、かなり複雑だし、きちんと材料揃えてこないとできないやつ!ひと手間、ふた手間もかかる。萩ちゃんのやっすーへの思いが、全部そこに詰まっている。そして、喜んでくれて嬉しいとストレートに表現する萩ちゃん。

 7人それぞれの愛のかたちや示し方があるのが本当にやられた安井くんのお誕生日会。やっぱりこの7人だから、この7人と一緒に行動できて、自分の思いや能力を最大に発揮してるんだろうなあって思う。萩ちゃんもこの7人だからこそ、自分のやり方で愛を表現することができる。そして、お互いにそのことをリスペクトしている。7ORDERを応援していて楽しいのはそこなんですよね。それぞれがそれぞれのやり方で全力を尽くして、それが一つになって大きなものを作ることができるところ。本当に見ていてワクワクするのですよー。じっくりじっくり大きくなっていって欲しいなあ・・。そして、このお誕生日動画、とにもかくにも、おうち普段着ですっぴんのお顔で肉をアウトドアで焼く萩ちゃんという素晴らしい光景を見せてくれてありがとう公式動画!なのでした。