ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

雨が始まりの合図

 さて、毎週金曜日恒例の7ORDER公式Youtubeチャンネルの動画更新。今週は、7月21日に29歳のお誕生日を迎えた安井くんのお誕生日会の様子とビッグプレゼントのことでした。まずは、こちらの動画をどうぞ~~。

youtu.be

 お誕生日のサプライズ。メンバー6人からリーダー安井くんへのお祝いと感謝の歌のプレゼント。もう見ているファンの自分も涙なしには見れないものでした。16分ほどの動画には、7人メンバーのひとりひとりの動きとかお顔とかいちいちコメントしたくなるくらいににいっぱい詰め込まれてていて、でもって、全部、安井くんへのお誕生日ソングに集中していくところが素晴らしい。7ORDERのこれまでの色んな画像(オフショットも多くて泣けた)の編集もほんとよかったですよね。7人の仲良しぶりをいっぱいみせつけてくれる動画だったけれど、単に仲良しだけじゃない、それぞれの技とかスキルとかチームワークとかもいっぱい見せてくれて、でもそれは仲良しだからこそ、一緒に時間を積み重ねてきたからなんだろうなあって思うだけで涙が出ちゃうよね。この動画を見て、ひとりの誰かのために想いとスキルを込めて何かを作ってもてなすって、素晴らしいことなんだなあと目の覚める思いだったし、7ORDERのメンバーはみんな仕事人なのに、結集すると純粋の発露になるのが凄すぎるし、やっぱり純粋なものを見せてもらえる7ORDERが大好きだなあって心から思うのでしたよ。

 そして、サプライズプレゼントの安井くんに捧げる曲「雨が始まりの合図」。真田くんが作曲して、1番の歌詞を6人が安井くんへの思いをそれぞれにしたためたという。これが、本当に素晴らしかった~。更には2番を安井くんと一緒に作ろうといういつもながらの熱い気配り(って変な言い方ですけどw)。とにもかくにも、この歌詞をしっかり読んでいただきたいので、少しまとめておきたいと思います。

(真田)
小さな体に背負い込んだ
余計な荷物は下ろして
一緒に旅に出よう

(諸星)
未知への交差点たたずむ
赤になる前に動き出さなきゃ

(萩谷)
真っ白に駆け抜けたそこには
広い世界と小さな足跡

(顕嵐)
祈りは届く 
何もかも全て懸けて 
二度と架からない道へ渡ろうか

(諸星)
君は空を見上げ傘をさす

(6人)
泣くんじゃないよ神様だろう
七色の光見せてくれ
「せーの」で奏でよう

(真田)
愛と秩序を固く結んで
容易いことさ僕等ならまた歩けるよ

でも天気予報はいつも雨

(美勇人)
何も感じさせずに君は笑うだろう
その黒い瞳の奥底で叫んでいるんだろう

(長妻)
たとえずぶ濡れでつまずいて転んだとしても
それでも自分自身に正直に生きている

(諸星)
投げた靴は上を見て笑っている

(6人)
泣くんじゃないよ神様だろう
七色の光見せてくれ
「せーの」で奏でよう

雨が始まりの合図

 少しでも7ORDERのことを知ってる人やファンならば、6人が作った歌詞のほとんどが前事務所を揃って辞めて、独立して、7ORDERとして再出発することに決めたその決断や決意と、そんな状況での安井くんの姿や安井くんへの感謝の気持ちを歌ってるということは容易に理解できるのではないでしょうか。彼らがその変化を彼らの自身の言葉で綴ったのは初めてのことで、その思いの強さに、そこでの安井くんのリーダーシップへの敬意に、ファンのひとりひとりが驚きと感動でむせび泣いているんですよ。前事務所の頃から今までをしっかりとつないでいこうとする姿勢の描写は、本当にメッセージが明確で多くのファンが同じ解釈を共有できるのが素敵だなと改めて思いました。そして、彼らが自分たちの経験を過去から現在まで全部を大事にしてて、それを事あるごとに見せてもらえてることが、ファンのメンタルヘルスにどれだけ役立っているか。だから、彼らもそうだといいなあって祈るように思うんですよね。

 個人的には一番ドキッとしたのが「神様」という言葉。この重い重い言葉がどうして出てきたのか、色々と考えているうちに、ふとこれは先代のことを指しているのかもしれない、あの人のようになりたいって言ってるのかもしれないなあと思ったんですよね。きっと彼らの周囲には創業の頃のことを話してくれる人はいっぱいいるんだろうなあと思ったり。彼ら自身もたくさんそういう逸話を聞いているだろうし。そっから繋いで、7ORDERの7人がどんな新しい世界を開いていけるのかみたいなことを、彼ら自身も、彼らを応援する少なからずの人が思っていたりするのでは・・とついつい考えてしまって。彼らが大きな決断をしてくれたのも奇跡だし感謝だし、そしてそんな大変なことをサポートしてくれた周囲の方々にも本当に感謝です。

  さて、歌詞に戻って。そこで語られる言葉の数々とさなぴーが作ったメロディ。まっすぐな青春の香りがただよう日本のロック。本当に日本のロックらしいポップな香りもするロック。いやあ、さなぴーの曲、ほんと好きだなあ。何曲も作ってきて、ちょっとスタイルが見えてきたような気がします。エバーグリーンなまっすぐの青春ポップスが眩しいなあって思うし、アイドルとしての彼らにもぴったりな気がします。そして、歌詞の中枢を担うさなぴーの言葉の力が今の7ORDERにとって本当に大事なものになってるってぐっと来たし、その言葉の力の由来とか、とっつーと文系兄弟だったみたいな、って前からの流れを思うと、ほんとにみんな繋がっているんだよなあとジーンとくるんですよね。

 ながつやみゅーさんの歌詞は、そういう風に年下が思えるような背中や佇まいを最年長が見せていたんだろうなあって思っていい関係性が作れているんだなあって思うし、あらんちゃんやモロちゃんの歌詞は、いかに彼らの決断が大きなものだったか、未来に繋がる決断だったかを語ってくれている。そうそう、お誕生日会の方で、ながつがもらい泣きしそうと、なにげにさらっと重要事項情報を突っ込んであらんちゃんはトークでいい味が出しつつあるなあ。そして萩ちゃんの歌詞は、ORDER後のことだけ言ってるな思えるところに、そしてとてもシンプルで価値づけのないそのまんまの光景に、なんだか、簡単には言葉で言い表せないような大きなものを感じたりもします。

 そんな中での萩ちゃんのブログ更新。そのお誕生日会のお話。

ameblo.jp

 言葉で愛を綴るのではなく、もくもくと自分のすることで愛を伝えようとする萩ちゃんの姿勢(そして、作ったものを安井くんが美味しそうに食べるのをすぐ横で見届けたいという熱愛)。ローストビーフを自宅で、ちゃんと炭起こして直火で焼いてるの愛だよな・と思ったり、チゲをちゃんと鉄鍋(土鍋?)で仕立てたのも愛だよなとおもったり。昔、お母さんとお買い物に行くというお話を読んだことあるけど、今回のたくさんの手料理の材料も買い出しに行ってるんだよねとか。安井くんが大好きなお店のドレッシングもそのレシピを見てみたんだけど、材料、かなり複雑だし、きちんと材料揃えてこないとできないやつ!ひと手間、ふた手間もかかる。萩ちゃんのやっすーへの思いが、全部そこに詰まっている。そして、喜んでくれて嬉しいとストレートに表現する萩ちゃん。

 7人それぞれの愛のかたちや示し方があるのが本当にやられた安井くんのお誕生日会。やっぱりこの7人だから、この7人と一緒に行動できて、自分の思いや能力を最大に発揮してるんだろうなあって思う。萩ちゃんもこの7人だからこそ、自分のやり方で愛を表現することができる。そして、お互いにそのことをリスペクトしている。7ORDERを応援していて楽しいのはそこなんですよね。それぞれがそれぞれのやり方で全力を尽くして、それが一つになって大きなものを作ることができるところ。本当に見ていてワクワクするのですよー。じっくりじっくり大きくなっていって欲しいなあ・・。そして、このお誕生日動画、とにもかくにも、おうち普段着ですっぴんのお顔で肉をアウトドアで焼く萩ちゃんという素晴らしい光景を見せてくれてありがとう公式動画!なのでした。