ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

UNORDERライブ、メンバーへの思い其々

 まだまだ余韻を引きずっている7ORDER、UNORDERライブ。ますます増していく7人の一体感と今回しっかりと強調されていた7人一列の並び立つ感じ。この2つの相反するかもしれない流れが絶妙にミックスされていたなあって、まだまだ心の中にじわーっと、どーんとくるものがあるんですよね~。「個の協調と強調」っていうのか・・。まだまだ上手く言えないけれど、その手触りを上手く表現できるように追いかけていきたいなあと思うのでした。

 さて、そんな思いの中でのメンバー個人別の感想を書き留めておきたいと思います。

  1. 安井くん:今回、どのメンバーも歌が本当によくなっていたけれど、安井くんの高音の強さが更に引き出されていたなあって。つまりは「Monday morning」最高ってことなんですけどね!もともと強い声の持ち主だけれど、Youtubeのらじおごっこみたいに柔らかくも癒し系な声でもトークできて、それがめちゃ好きなんですけど、歌でもそうきましたか!って感じでしたね。それがあるから、「LIFE」や「Break i」tでの強さ(恐さでもある)も更に生きるなあって。
  2. 真田くん:今回のダンスのフォーメーションでたびたびセンターに来る場面があって、そこでの弾けっぷりや存在感の大きさに「うわーっ」ってやられていました。侍風オールバックもベレー帽も大人のカッコよさ、実のあるカッコよさが素晴らしかったし。芝居に頼らないカッコよさみたいな。特に「Perfect」のどーんとセンターに入ってくところの明るい弾けっぷりがね!。あと、27のイントロのギターの音!ずっと忘れられないだろうなあ。
  3. 諸星くん:7ORDERの誇るオールマイティの天才の座を揺るぎないものにした気がするUNORDERライブだったなあと。全部いいんだけれど、歌もますますよくなって、細かいニュアンスの付け方とか、ふわーっと柔らかくもしっかりと持ち上がるような発声とか。きめの細かいグラデーションがあるのがモロちゃんの表現だなあって最近思うな~。サックスもそうだよね~。個人的には本当に本当に東宝系のミュージカル方面で活躍して欲しいし、きっと準備してると思う。
  4. 美勇人くん:七三分けなオールバックな髪型が面長のお顔立ちと最高にマッチしてて、大人の男らしさが溢れていて大好きだった。歌も、堂々と、ラディカル・パーティの曲は俺の曲なんだという強さに痺れた。ダンスはひたすら眼福。その後、福澤くんのダンスを見て、いかに福澤くんの振付を本当に大事に大事に踊っていることが分かって、そういう人だからこそあんなに踊れるんだろうなって感じたな。その上、ベースに一番力入れていたくらい上手になるんだもんな。
  5. 萩谷くん:ステージで「表現」する人になってた。ヘアスタイルも、メイクも、ダンスも、歌も、身体の各部と全体の一つ一つのアクションもそして感情も。全部、表現してやろうとするその過剰さが萩谷慧悟の青春になるんだなってその先の未来に胸がいっぱいになったな。バンドではみんなをしっかりと支えるドラムプレイ。土台から上物まで全部見通せてる感じはある。このごつごつとした各部が萩ちゃんの中で、そして周囲と綺麗に溶け合っていく日が楽しみだなあ。
  6. 顕嵐くん:臆せず、ひるまず、手加減しないで、自分のカッコよさや美しさをまっすぐに出していたライブだったなあと。ナカサチさんの衣裳やビジュアルの作り方も最高だったけれど、「俺はここがかっこいいんだ」というくっきりとしたメッセージにやられた。ボーカルののびやかさも更に素晴らしかったし、何よりラップ(特にBreak it!)が素晴らしかった。そういう意味で、顕嵐ちゃんの中でヒプステの佐馬刻をやりきったのがどれだけ大きかったのかなと感じたな。
  7. 長妻くん:何が凄いって一手にこの7ORDERというグループが生み出す「笑顔」を引き受けているのが凄い。ながつが明るく元気に笑っていることが、ファンの、グループのハッピーなんだって、すぐにわからせてくれる真の主人公力があるなあって。そういう点で、「Whtat you got」の最後のお絵かきシーンって、ながつの絵の才能とハッピーの才能がなければ成り立たない演出で、ほんと天才だった。ダンスも歌もアクロもキーボードもどんどん上手くなる。素晴らしい!

 2018年3月25日の横アリから約1年半経ってのフルライブ。当たり前かもしれないけれど、7人が7人ともすべてのスキルにものすごい向上を見せてくれて、そして、全曲オリジナル曲という新しい景色を見せてくれた。それでも、彼らの本質は変わらない。個人の魅力と7人に一体になった時のパワーで、見ている者の心にボウボウと火をつけてくれるライブだったなあ。DVDでブルーレイで擦り切れるまで見たいし、次にはどんな風景をみせてくれるのかなともう待ち遠しくてたまらないのだった。心からありがとう。

舞台「死神遣いの事件帳-鎮魂侠曲-」感想(ネタバレたぶんあるよ)

 安井くん出演の舞台「死神遣いの事件帳-鎮魂侠曲-」をサンシャイン劇場に見に行きました。その前に7月23日の初日の配信も見ていました。あと1回、劇場で見る予定ですが、まずはざくっと感想をまとめておきますね。いわゆるネタバレ的なこともあるやもしれませんので、気になる方はご注意をば~。

 さて、お話は、この舞台の前編にあたる映画「死神遣いの事件帳-傀儡夜曲」から約1年後から始まります。新之助は権左、義助、伝吉と一緒に「鬼八一家」を構えて、任侠として荒っぽい方法ながら困っているお江戸の市中の人たちを助けることを邁進しております。死神の十蘭も、幻士郎をなくしてからも死神の世界に戻ることができず、新之助の下に身を寄せる形で早1年を過ごすこととなっておりました。そこに、市中を騒がす謎の辻斬りやら、弟を探して欲しいというお菊が現れて、その解決を引き受けた新之助たちの冒険譚とそこで明らかになってくる死神・十蘭の過去・・といったテイでお話は進んでいきます。そこに再び現れる死神・百目鬼、謎の大変魅力的な用心棒天元とその配下の西洋死神メメントとヴェリタス。新之助の育ての親ともいうべき羅厳親分。映画から引き続き登場する保科正之も怪しい活躍。一体、新之助は江戸の、そして十蘭の危機を救うことができるのか・・そんな冒険大活劇でした。

 お話はとてもストレート。今回のヒーロー新之助は、喧嘩っ早いし、まあ暴力的ではありますが、自分が決めた正義の道をまっすぐ貫き、弱気を助け、悪しきをくじく。色んな人(死神も・・)の思いや命を全部その肩に背負って、まっすぐ前を向いて明日を切り開いていく、ヒーローとしての成長がしっかりと描かれておりました。その背景として、映画で彼が亡くした人たちのことがしっかりと描かれ(名前だけならその亡くなった幻士郎と一八の方が頻出していたなもです!)、だからこそ新之助は成長する、十蘭や仲間と共に。そして、もう誰も亡くしたくないという覚悟を決める。鎮魂侠曲という副題はそのことを伝えてくれている。2020年、コロナの流行で色んな形で苦しめられるこの世の中だからこそ聞きたかった言葉がたくさん散りばめられた舞台だったと思います。そして、その大きな強さと芯の明るさでしっかりと背負うという人間の大きさ、ひたむきさを新之助演じる崎山さんはしっかりと表現されていたなあと感動したのでした。きっと、昔から、私たちが大きな厄災に襲われるたびにこういう「物語」が紡がれたんだろうな・・とまだまだ大きな不安の残る東京の街を歩きながら色々と思いを馳せる帰り道となりました。

 そんな風に、どこかでくぐもった心を解き放ってくれる物語だったのですが、何より楽しかったのはそんな風に勧善懲悪なストーリーながら、登場する人物たちがみな魅力的にしっかりと描かれて、全員が活躍する舞台だったこと。今回、キーマンといってもよい百目鬼の一筋縄ではいかない魅力、人々を支配する神になりたいと野望を抱く天元の人たらし的で文武両道なオールマイティな魅力(あのすぐ人にぐっと寄っていく演技の蠱惑的だったこと)、羅厳親分のこれこそ侠客といった立ち居振る舞いやセリフ回しの素晴らしさ、そして憎めない義助に伝吉。そして、とにかくダンスが上手い権左。飄々とした保科様も本当によくって・・その上にお菊&喜三郎のお話もあって、本当に満足度が高ったです。さすがは毛利さんの脚本だなあと惚れ惚れしました。

 中でも、応援している安井くんが演じる十蘭のストーリーの素晴らしさ。おそらく充て書きなところがたくさんあると思うのですが、500歳越えなのに少年感が溢れていたり、二面性の表現とか、生き方の複雑さとか。でも、とにかく小さくて可愛いを周囲の動きで見せてくれるところ。天元を始め色んな人に頭ポンポンされる十蘭のなんと可愛かったことか。安井くんの持つ特性を物凄く考えて活かしてくださった脚本に演出だったように感じたし、安井くんのパブリックイメージ(あざとさみたいなのね)の超え方の一つの形を見せてくれたように思いました。やっぱり外部舞台って面白いな~。安井くんのダンスも殺陣も、実際に舞台で見ると、こんなに早く細かく動ける、軽くて、不思議な存在感を醸し出せる俳優さんだったのかと目からうろこでしたよ。この十蘭の雰囲気は唯一無二なものだし、おそらく、カメラを通してはわからない、舞台で他の人と一緒に演じてこそ感じられるものなんだろうなあって感じましたね。そして、物語の諸元に戻る、ラストの十蘭の大切な大切なセリフ。もうあの決まり方がばっちりで、もう目から星が溢れるわ、溢れるわという・・・本当に安井くんが誇らしかったです。

 今回のストーリーは勧善懲悪なスタンスは揺るぎのないものであるけれど、天元の「内面の欲望を開放しそれまでの価値観を揺らがす」という方向性とか思想が、十蘭の全体性みたいなものを蘇らせて、危機に陥るけれど、そこを踏まえてもう一度自分の生き方(死神だけれどw)を選び直すみたいなストーリー展開がめちゃ痺れましたよ。幻士郎とはまた違う、十蘭と新之助の対等でまっすぐな関係性でお互いに保護しあう関係性にもやられましたね。前にも書いたけれど、その「揺らぎ」を起こす谷口さんの天元の演技が本当に魅力的と言うか色気がいっぱいなんですよ。セクシーと言うか、こうギューッと小さい十蘭を後ろからハグする天元、本当に反則でした。もっと見たかったけど、きっとドロドロになるから、あのくらいがいいんでしょうかね?そんな天元と十蘭の間の色っぽさ思うと、全部背負う生き方をしている新之助は、今回本当にヒーローだったけれど、どこかでもう一度揺れる時がくるのかもしれないし、それは幻士郎さんが戻ってくることと関わってきそうだし、でも全部羅厳親分は承知なのよ・・そんな物語もみたいなあって、心から思うのでした、はい。

 さて、久々の劇場での観劇。生の舞台ならではの広い視点、多視点なビジュアル。それは、セリフもそうだったと初めて感じましたね。俳優さんたちが同じステージの上で、それぞれに語る言葉の力強さ。一個一個も聞こえるし、同時に聞くこともできる。そんなところも映像とは違うんだなあって思いました。ともかく、身体にビリビリっってくるのは劇場ならでは。そして、お芝居が終わった後に劇場一杯に響く拍手のいつまでも鳴りやまない音。劇場に行かないと聞けない音とか声とかあるなあと改めて感じるのでした。そして、何より、心置きなくお芝居を見ることができたのは、主催者様、スタッフ様、そしてキャストの皆様の感染予防対策のおかげですね。素晴らしい体験をありがとうございました。本当に大変なことばかりだとは思いますが、どうか最後まで無事で駆け抜けていただきたいなあと思うばかりです・・・。

UNORDER ライブの構成の印象

 早いもので7月17日に配信された7ORDERの初のデジタルショー「UNORDER」から1週間。18日から本日23時59分まで有効のアーカイブチケット(streaming+)も購入して、来る日も来る日も初めての7ORDERのフルライブを繰り返し見ている。まるで砂漠に水を撒くように見ても見ても見飽きないのは、いかに自分が7ORDERのコンサートに飢えていたのか、待ち望んでいたのかという証拠でもあるのかなあとは思ったりしている(いや、去年からの連続舞台にもそれはそれは満足していて、彼らへの憧れと尊敬は更に上昇していたのだけれど)。

 でも、それだけではなく、しっかりと構成され、ダンスやバンドの歌の細部にも意匠とスキルを凝らしており、更にはコンセプト通り生のライブでできないことをしようというコンセプトをしっかりと貫いたからいたからということも本当に大きい。いまだに、全然見切れていない、どっからこの堅牢な構築物を攻略したらいいのか・・そんな感じが自分の中に漂っていて、途方にくれていたりもする。アーカイブの配信は本日24時までで終わる。とてもじゃないけど時間が足りない。このデジタルショーの円盤を早く出して欲しいと焦るような気持ちで今祈っているところだったりする。

 さて、今回のUNORDERライブは色んなライブの経験はしてきている彼らにとっても初めてのことが多かったという。お客さんのいない中での初めての収録ライブ。AR技術とのコラボ。だからかもしれないけれど、ライブの構成や曲の選び方は実にしっかりしたものだった。マイナビニュースさん他色々なネット記事も発表されているセットリストはこちら。

1.Make it true
2.Perferct
3.Sabaoflower
4.BOW!
5.タイムトラベラー

(ゲームコーナー:気配切り王者決定戦)
6.Monday Morning
7.Rest of my life
8.Love Shower
9.ダンスナンバー
10.What you got
11.LIFE
12.Break it
13.27
14.GIRL

  まず、ドラマチックにめっちゃ動くダンス曲(1,2)から始まり、7ORDER最初からやってるバンド曲(3,4)でグループの調子を整え、その後長めのアナログなバラエティコーナーでさらにリラックス、しっとりでもカジュアルにバラード系の完全新曲を披露(6)、そこからいよいよ佳境に入り、意匠を凝らしたダンスパフォーマンス曲(7~10)を披露。そして、がっつり&歌ものなバンド曲(11~13)で本編を締めくくり、そして、ファンから募集した塗り絵とGIRLの衣裳を披露するアンコール(14)ってて感じだったかなあと。

 個人的には華々しいダンスパフォーマンス曲(7~10)とストレートに演奏力と唄の力(13曲目27の7人の歌唱力に自然と涙)を披露するバンド曲の対比が少し意外だったけれど、それだけ彼らの今の実力を誠実に見てもらうことが彼らにとっては大事だったのかなあと感じたな。ARチームとのコラボで配信でしかできない演出を交えつつも、そこのスタンスは崩さない。去年の日経womanのインタビュー記事で萩ちゃんが「音楽に対して嘘はつきたくない」というコメントを残していて、もしライブがあるとしてどんなスタンスになるんだろうと思っていたんだけれど、その言葉をきちんと掲げつつ、かつエンターテーメントなコンサートになっていたのには凄いなあ、この人たちのまっすぐな成長とそのための努力は凄いもんだなあと強く感じたなあ。

 そんな全体の構成の中で、個人的に一番、印象に残ったのは、どの楽曲でも、ひとりひとりの表情、お顔だけじゃなくって、腕も、体も、脚も、どこをとってもきちんと感情や思いが迸っていて、「曲の心」みたいなものをしっかり表現して、それがストレートに伝わってくるところだった。例えば、1曲目のMake it tureが終わって、、暗転して2曲目パーフェクトに入る時にパンッと明かりがついて、7人のフォーメーションが表れる。その立ち姿とかポーズの決め方が全員とも本当にカッコよくってビリビリと痺れてしまうんだよなね。7人とも立っているだけでかっこいいし、何か溢れるものがあって凄いなあって、その1瞬で引き付けられてしまうと。

 そんな風に1曲、1曲がとても濃い存在感や完成度を放っていたけれど、その理由として、今回のライブの曲の多くが別の演劇舞台の中で作られて、何回も何回も自分たちの体で練ってきたこともあるのかなと。2019年の8月~9月に公演された舞台7ORDERのナンバーでそれからのイケダンイベントやファンクラブイベントでも演奏されてきた3~5と11、12。みゅーさん主演のラディカル・パーティーの劇中歌1、7、11とゲストであった安井くんと顕嵐ちゃんと一緒に踊った2.そして、さなぴー主演の27の劇中歌8.そして、舞台が中止になってしまったけれど2度目の7人公演のタイトル曲だった14.どれも約1か月くらい何度も何度もパフォーマンスしてきた曲をもう一度今度は7人のためのパフォーマンスに構成しなおして披露することとなった。

 この体に染みついた曲を他のメンバーのために構成しなおすこと、そして他のメンバーが渾身の力を振り絞ってやっていた曲を自分に落とし込んでパフォーマンスすること。もともとJr時代に先輩たちのたくさんの曲を、同じであっても曲を何度も色んな風にかみ砕いて表現しなおすのはとても得意な人たちだったことを思い出したりもした。そんな風に、メンバー間に曲の解釈や再解釈が行き来すること。それを7人で演じるよう組み立て行くこと。今回、コロナウイルス流行の影響で、様々な舞台やイベントが中止になったことで返って7人だけでの練習やリハーサルにもかなり集中してできていたように配信の購入者特典メイキング映像を見ても感じていた。なかなかこんな風に一つのコンサートに集中して時間を取れることってなかなかないのかもしれない。こんな風に積み重ねてきた時間が、7ORDERメンバーの今回の曲の表現の強さや深さに表れていたのかなあと思うのだった。

 そんな風に、UNORDERライブの特典メイキング映像や本番映像を見てると、若い人達が「本番」に向かいあうことって、彼らの成長のために本当に大切なんだなあって感じる。大きな課題に向き合って、観客のためを思って、ひたすらものを作り上げていく。そんな時間を持ちながらの、7ORDERのファーストライブだったのを、ファンである自分も知ることができて本当によかったし、それも含めての一個のライブだったのかなあとも思う。きっと、彼らには、まだまだやることはいっぱいあって、きっと色んな世界に目を向けてやることを広げていくんだろうなとも思うし、長い目で応援できるグループになるんだろうなあ。そんな、明確な姿を見せてくれた第1歩がこの大変な大変な2020年の夏に起きたということを、それがグループとしての7ORDERのコンサートの第1歩だったということをしっかり覚えていこうと思う。

安井謙太郎くん、29歳のお誕生日おめでとう!

 もうじき日付が変わってしまうけど、2020年7月21日は安井くんの29回目のお誕生日だった。本当におめでとうございます。色んなことを乗り越えて、グループを支えて引っ張ってファンに確かな未来を見せてくれて、本当にありがとう。今年はやっすーがギラッギラに輝く姿がたくさん見れますように。ずっと長くいつまでも応援させてくださね。

 2016年から安井くんのお誕生日にメッセージを書いているけど、今年のお誕生日は一味も、二味も違う。それは、17日のUNORDERライブの気配切りコーナーでながつとの頂上決戦を制して、正式にリーダー就任されたから(笑。ずっと、当たり前のようにグループのまとめ役で、実質リーダーだと思っていたけれど、前事務所の時も、そして再結集してからも、公式にそう言われたことはなかったんですよね。でも、メンバーたちもそれを待っていたんだなあと・・・

 まずは、お誕生日になってすぐに更新した萩ちゃんのブログ

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 そして、さなぴーのツイート

  このお二人が「リーダー」って言ってるのがとっても心強いし正式感が溢れている。そして、行間から溢れる嬉しいっていう感情。みゅーさんも、ながつも、モロちゃんもそれぞれインスタのストーリーでお祝いを言ってて本当に心がほっこりしたな~。そして、あらんちゃんは昔のお写真を。随分前みたいだな~。

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 色んな距離感で長い付き合いを経て一緒にお仕事を積み重ね、今こうやって「安井くんがリーダー」っていう「一つの形」を見せてくれた。たぶん、その背景には、彼らのグループがしっかりとした形を持って、この世に存在して、社会の中で何かをなそうとするはっきりとした志を持ったっていうことなのかなと感じたりしている。本当に7ORDERって昔から仕事は早いし、集中力も凄いんだけれど、人間関係については時間をかけて慎重に慎重に作り上げてきているなあって思うんですよね。だから、私は大好きなんですけれど・・・。
 そして、夜23時を回って、恒例の7ORDERのお誕生日会の後、モロちゃんの車で帰宅する安井くんがインスタライブをしてくれましたよ。その中で、今日発表されたファーストアルバムのことも、そしてその先のことも期待していて・・みたいな締めのお言葉を言ってくれて。さすがリーダーって思いましたよ~。メンバーも誰一人として、他のメンバーに(少なくともお仕事では)依存しない強いグループ。そのリーダーに就任した安井くんがみせてくれる29歳の世界を心から楽しみにしていようと思うのでした。本当にお誕生日おめでとうございました!

ざっくっと感想UNORDER

 そして、2020年7月17日の21時を迎えて、デジタルショー「UNORDER」の配信が始まりました。今回自分はZAIKOさんの配信でみましたが大きなトラブルもなく、無事に見ることができました。配信中はたまに止まったり、画質が大きく落ちたりすることもありましたが、かなりの時間綺麗な映像で見ることができた気がします。その後は何度もリピートして、久々に7ORDERのパフォーマンスに溺れる24時間でした。いやあ、本当に楽しかった~。ライブの様式なども色々と語りたいですが、まずは、忘れないうちに生の感想を貼っておきたいと思います~。意味不明なところも多いと思いますが、ひとまずは備忘録として。。後程、きちんとまとめたいと思います。 

(生配信直後)

  • こんなに素晴らしいショーを、ライブを届けてくださって本当にありがとうございました。感無量です!素晴らしい機会を作ってくださったスタッフの皆様、そしてみんなが愛する7ORDERのメンバー7人、心から愛しています!
  • なんていうか曲の心を表現する力が凄い・・・
  • 彼らの強みは一人一人ができることを他のメンバーが本当によく知ってることだなあ・・。それでいて、絶対引かないところがあるのが、よく出ていたライブだった。まだまだどんどん伸びていくところはあるだろうけど、彼らの可能性が全部詰まったライブだったなあ・・。
  • めっちゃ変わった訳ではないんだー。ある意味ずっと同じなんだよなあ・・・。それがどんどん磨かれてるのよーー。凄いなあ・・。
  • 今回は湘南乃風の若旦那さんがエグゼクティブプロデューサーだったとのこと。こんな風にまた色んな方とお仕事で来た。人と人をつなげていって、そのみんなが一緒に動かないと大きな仕事はできないんだよなあ・・・。そんな仕事を彼らも始めたんだな・・・。
  • 萩ちゃん、いつもながらに美しいお顔をギンギンにたぎらせてガツガツとパフォーマンスしていて、ほんと大好きだった~。君は本当に凄い。

(リピート1回目)

  • ふわ~。めちゃくちゃ濃いのに際限なく見たくなるライブ映像。そして、こまごまとしたところの配置に意匠を感じる~。アゾミュ曲の萩安シンメとか、ぶらんにゅーの落ちサビがあらみゅとか・・まだまだ他にもいっぱいりそうでもうそれだけで感極まる・・
  • モロちゃんの歌はジョーカーでどこでも切り札だし、さなれおの歌がめっちゃ安定して持ち味出てきたし、サマトキ様には心からお礼を言いたいせぶおだファンだった・・。あらんちゃん最高だなーー。
  • 新曲の萩ちゃんの歌は新機軸🙏
  • で、ラブシャの少クラ感・・。もうめちゃくちゃ好きだーー。
  • 舞台27とラジパの曲のアレンジとか構成の作り方が対照的でそこも面白かったなあ・・おふたりの意向もあるのかな・・
  • 前事務所から彼らがギフトしてもらったものとか本当にあれこれ言いたくなるけれど、またそれはもうちょっと後で噛みしめたいな・・・
  • にしても、ほんとBOW!!とタイムトラベラーってめちゃくちゃ育ってきたなあ。そして、きっと何より7ORDERのバンドをよく知ってる人が作ったからこそぴたーって来てる気がするな・・すっごいリズムが合ってるのよ~。
  • アゾミュ曲の正式題名は「What you got」あなたが得たもの、って感じかなあ複数形であってもいいし、ゲットだからもっと強い感じで訳した方がいいのかも。
  • 歌、みんな本当に上手くなってるんだけど、今回はさなぴーの歌が本当によくなったなあってじわじわじわじわしていた~。大人の声で歌える素敵な声だからもっともっと歌っていって欲しいなあ。あとラジパ曲でのみゅーさんの主役ですからって感じの存在感もめちゃ好き~。
  • あらんちゃんの歌が本当によくなったなあ・・。そして萩ちゃんはダンスが安定した。萩ちゃんのダンスで安定してもう好きしかない・・。
  • 最初のMCで「緊張してるね」って安井くんが言ってたけど、珍しく安井くんが噛んだり、モロちゃんが声伸びなかったり、それだけ経験のない状況でのチャレンジはほんとに大きかったんだろうなって思う。そんな中でいつものバンド曲とかゲームコーナーでその空気を立て直す手順を持ってるところが強いな。
  • ヘッドホンで聞くとまたよくわかるけど、萩ちゃんのドラムがまたまた上手くなったなあ~。凄いなあ。当たり前と言えばそうなんだけど、ほんと凄いよ~。
  • 7ORDERの曲は曲自体もいいけど、歌詞がいい。ほんと素直で、等身大で、前向きで。きっと誰もが共有できる曲な気がする。そういう骨のある曲が何曲もあるとこれからのレパートリーも安心して幅を広げられるなあと。

(1夜明けて)

  • 今の7ORDERの強いところは借りてきたものじゃなく、ダンスも歌も歌詞もきちんと自分の中に落とし込んで形にできたものを表現してるところかなあ。心を表現できてるって最初に思ったのは、そういうリアルな感じが伝わってくるからなんだと思うな~。
  • もちろん彼らがスキルも何もあったもんじゃないうちから、ポーンと本番舞台に上げられて、そこで表現できてなんぼやみたいな育ち方をしてるからというのは大きいんだろうなとは感じるけれど。
  •  What you gotも27も舞台の大サビ曲で、ああいう感動巨編みたいな曲がリミックスされてポップスやアイドルのステージにポーンと乗ってくるのがまずもって異色かもと思う~。
  • 彼らに、ロックやヒップホップはたまたポップスの本道やその進化系をやって欲しいっていう訳ではないんだよな~。できれば少しずつでも新しいものに挑戦していって欲しいけれど、それは今あるジャンルの先頭を走って欲しいっていうんじゃないんだなあ・・・。じゃ、何?ってことなんだけれど(笑。
  • GIRLでナカサチさんの衣装を着て、踊っているところを見せてもらえたのは本当に幸せだった~。どうかその舞台を見れますように
  • ナカサチさんにメインのあのエンジ色をなぜ選ばれたのかを聞いてみたい気がする~。新赤衣装のタグのことが知りたいな~。個人的にはキョンシーのお札に見えてしょうがないのだけどw。そして、GIRLのお衣裳の美しいこと~。踊るとなおさら美しさが着る側ともども増すので、もっともっと着ているところを見たいなあ。
  •  きちんと杭を打ちながら進んで行く人たちなんだなあっていうぼんやりとした感覚。足場や命綱をしっかりとして、もっと先に挑んでいくのかもしれないなあって感じるなあ。あと1つ1つの作品を残していくことの意義をわかっているんだろうなあとも。応援する側にはありがたいことだよね・・。
  • 久々に、大好きなグループの楽曲やパフォーマンスにどっぷりどっぷり嵌っていられるのって、ほんと幸せでありがたいことだなあ・・。見るほどに発見がある・・。

そんな中で18日の深夜に萩ブロの更新がありました。

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  • 萩ちゃんの言葉はいつも、まっすぐで、実があって、素朴で、力強くて、そしてほんと可愛い・・。大好きだよ~、寝ても覚めても、7ORDERと萩ちゃんが大好き。

UNORDER、リハーサルのひとこま

 素晴らしい時間はあっという間に過ぎて、無事に昨日夜、7ORDERのファーストフルライブ「UNOEDER」の配信が終了しました。ほんとに素晴らしかったなー。その感想はかなりしつこく書くと思いますが、まずは昨日公式ツイッターさんで開演8時間前からアップされたメンバーのリハ写真のツイートが素晴らしかったので、貼っておこうと思います~。まずは・・・

  さてさて、そんな風に大いに盛り上がっている中、公式さんからのインスタライブのお知らせもあり・・・

  ファンのライブ前の慌ただしいひと時に嬉しい悲鳴を上げながら、21時を迎えるのでした・・・

いよいよ明日!

 さて、本日は2020年7月16日。7ORDERのデジタルショー「UNORDER」まであと23時時間となりました。なんだか緊張するなあ~~。でも、そんな緊張を吹っ飛ばすかのような凄い、リハ風景がYoutubeで公開されたのですが、あまりの本格さ度合いに、いつもながら斜め上の7ORDERさんにびっくりする一ファンでした。まずは、その映像をご覧ください~。 

youtu.be

  とにかく豪華、ARの華やかさはディズニーみたいだし、観客入れていたら絶対できないレーザーの思いっきりさ、モニター映像からわかるカメラ数など会場の本格さ、そしてスタッフさんの多さ。カメラもいっぱいあるから、色んな方向から彼らのステージを見ることできそう・・。新衣装もあるみたいで、新しいステージの新しい衣装って、ほんとワクワクするんだよね。ああ、本当に7人のライブが始まるんだと、否が応でも期待が高まっております・・。

 そして、湧き上がってくるのが、今回のライブへの自分の思い。何より、7ORDERになってから初めてのフルライブだから、どんなテイストになるのか本当に興味深いんですよね。Love-tuneの頃からの通りでもよし、また新しい一面を見せてくれてもよし、AR技術との融合はどうなるのか・・・考えればキリがないなと。何より、独立というかデビューっていうファクターが彼らのテイストにどんな影響を与えるんだろういうことが興味深いところ、Jrの頃の様に毎回毎回この後もうできないかもしれないという立ち位置ではなく、このデジタルショーが7ORDERとしての最初の一歩になる音楽のステージ。先を考えれば、彼らのことだから、きっと一つ所にとどまらず、どんどん変わっていくのかもしれない。だから、余計に今の彼らをしっかり楽しみたいと思うばかり。

 ある意味、言っちゃえばデビューライブを、こんなご時世もあって配信であるのに、配信であるがゆえに素晴らしい技術との融合(湘南乃風の若旦那さんが「世界基準」と言ってくださった。ありがたい)と彼らの更にレベルアップしたパフォーマンスを日々予告編を見せていただけて、ドキドキと楽しみを持って迎えられるのは、本当に幸せなことだよなあってしみじみと思う。その「しみじみさ」の基盤になってるのは、あの2018年のことよりも、メンバーがこれまで積み重ねてきた10年前後の年月を思ってのことなんだろうとちょっとセンチメンタルに思ったりもする。特に、前事務所で、彼らが色んな先輩のバックについてきた経験(ほとんど見てない自分だけどw)やあれこれ研究してきた経験っていうのはこれから発揮されるのではないかと思うのだ。でも、ともあれ、7人がそれぞれの力を存分に発揮して、新しい世界を切り開いて欲しいなあ。

 そんな中、美勇人くんからとても心に染み入るメッセージが届きましたよ。下のリンクをクリックして、メッセージ欄ご覧くださいね。   

www.instagram.com

 そして、一方萩ちゃんからは、ストレートにたくさんの人に見て欲しい、自分もいっぱいお知らせしてるよ!とのメッセージが・・・。なんだか営業部長はぎやの声が聞こえてきそう・・・。

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 きっと7人とも相当な自信を持って、このステージに臨むのが手に取るように伝わってくる。信頼できる周囲の人たちとのつながりを大切にして、いいお仕事を積み重ねていく今のやり方はとってもいいなあってちょっと憧れるし、所帯が小さいからこそできるやり方だなあとも思う。7月ももう終わりになろうというのに、新型コロナウイルスの流行はさほど収まらず、with コロナの時代に日本人は右往左往してるようにも見える。みんな一人一人が色んな方向で努力している。でも、回復までにはまだ道は長そう。こんな状況だからある程度多くの人に届けるとなると、TVと配信なのかな。TVが狭き門だったり、意外と色んな制約が多いことを考えると配信番組の可能性は手放すべきでなく。業界の成長を見守りたいなあと思うな。

 最後に、今回のデジタルショー、リアルタイムで多くの人に見てもらいたいのももちろんだけど、早く円盤化して、更に多くの人に届く形になるといいなあ。これからもライブ系は厳しい状況が続きそうだから、ひとつひとつの機会や一個一個の作品を大切にして、上手く広げられる方法を考えるみたいなのはとても大事かもしれない。1枚のDVDが10年近くをかけてじわじわと広がって、そのタレントさんの代表作になることもある、きっとこのUNORDERはそうなる気がする。だから、ぜひぜひぜひ・・と最後におねだりをして、明日のためにそろそろ寝るのだった・・・。どうか、無事に明日の公演が迎えられますように、恙なく配信がすすみますように。