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Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

萩ちゃんと社中テンペストとナイライ製造記念日

 さて~、今日は2月2日。2021年1月から萩ちゃんがCVをしている「テクノロイド・ユニゾンハート」(略してテクユニ)のキャラクター、ライトくんの3回目製造日記念日なんです~。昨日まで製造日記念の新規カードのガチャの発表がなくって心配してましたが(ずーっとサ終の噂もありますしね・・。でも回収されてない伏線が山の様だしぜひまだお話を続けていただきたい~!)、無事に開催されてよかったです~。

 とはいえ、MDボイスはミニストだけで、他のキャラからのお祝いボイスもないので、こちらも縮小路線にあるのかなあ。声優も目指している萩ちゃんの初めての、そしていまだ唯一のキャラクター。そんなに多くない出番だけれど、どんどんとライトくんの声の表現力であったり、存在感が安定してるのが嬉しい限りです!。先日までのめりこんでいた少年社中さんのテンペストにおいても、萩ちゃんのセリフの表現力や、「声の演技」はまた舞台俳優さん達のそれとは違う魅力は、この2年のライトくんでの研鑽のおかげだと思っております。めだたないかもしれないけれど、本当に大事な作品。繰り返しになりますが、ゲームでもアニメでもどちらでもよいので、どうかもう一度、新たなストーリーを展開して欲しいなあ~。

 さて、そんな萩ちゃんですが、社中テンペストの大千穐楽後、2日経って、SNSに登場してくれました。

 これは劇団虎煌遊戯全員での記念撮影って感じですね~。25年の月日を全部この1枚のお写真に突っ込んだような。その歴史にいた人全部がこの1枚に集っている・・と思うと何かまた別の感慨が生まれてきます。社中テンペストのいくつもある大事なキーポイントの一つはこの「25年」という時間なのだと思っています。今回、ゲキを最年少の萩ちゃんが美しい少年のような姿で演じているのは、劇団の古参の人たちも、かつてはみんなこうだった・・っていうことであるようにも思うんですよね。

 そして、劇団もそうだと思うんですが、グループや集団って最初の方が一番よくって、それをずっと長く続けるのって本当に難しいし、更に次代に向けて発展させるというか継いでくれる人を見つけるだけでも本当に大変で。でも、虎煌遊戯ってフィクションの存在ではあるけれど、凄くって!定期的に才能のある新人が入ってきてて(ヒナタもだし、今回のランとヒメなんて本当に大天才が入団!)、その子たちがみんなお芝居を心から愛していて、劇団の存続を考えてくれてて、それこそケイのように自分が継ぎますとも言ってくれる。ミッチさんのように出戻ってくれる人もいる。ジャンクさんのようなちょっとアレな人もイキイキと過ごしてる。ヤスさんやダンケさんのようにバイプレーヤーな役回りになってもきちんと劇団のコアな役割を果たしてくれる。本当に、ユッコさんやドラゴンさんが支えて築き上げてきた劇団虎煌遊戯って、本当に凄いんじゃないかと。

 25年かけて作り上げたもの、その姿自体が、何度も書いてくれているけれど、社会人として働く者にとってリアルに欲しい「夢」だし、綺麗に熱く描いてくれているなあと思うのです。そして、その「夢」の中核には、お芝居を始めた頃の、それこそ「ゲキ」がそのまま抱いている「演じたい」という純粋な夢のようなものがある・・。そんな存在なのかなあ「ゲキ」はと思ってみたりもするのでした。

 そんなゲキを演じた萩ちゃんですが上のポストを投稿した翌日に、インスタの方で、社中テンペストに参加しての感想をしたためられておりました。

www.instagram.com

 萩ちゃんの応援を始めてこの1月でまるっと8年になりましたが、こんなに一つの作品について、そしてそれを演じた自分のスタンスについて濃密に語ってくださったのは初めてなんじゃないかなあ。それにはごこのテンペストだけじゃなくって、8月の月の鏡にうつる聲、10月のEternal Ghost Fishというお稽古期間もいれたら7か月にもおよぶしっかりと積み上げた長い時間が生んだもののようにも感じています。

 やっぱり・・と思いつつもびっくりしたのが、萩ちゃんが2023年6月からの変化を引き合いにして、このお芝居に携われたことを「運命」と言ってくれていること。きっとこのお芝居を見た多くの7ORDERファンも思っていたと思うのですが、萩ちゃん自身もそう思っていてくれたことはやっぱり嬉しいですよね。表立って嬉しいっていうのもヘンだけれど、同じように受け取れる素地を共有できたのはそれこそ「奇蹟」なのかもしれません。きっと前にも書いたように、こういう変化はやっぱり「普遍的なもの」であり、誰にでも同じような(でも個々にちょっとした違いはある)「感情」をゆすぶられるそういう経験なんだろうなと思うんです。そして、その誰もがほぼ同じように持った「感情」をこのお芝居の中心ポイントとして演じてくれたこと、そういう演技を毛利さんが萩ちゃんに求めてくれたであろうことは、(少なくとも私たちにとって)毛利さんの演出の素晴らしくて貴重なところだったろうなって心から思っています。

 そして、この文章で更に嬉しかったのが、「その愛が歪まないように愛したいな」というくだりで。この言葉の暖かさやまっすぐさが大好きで。よく萩ちゃんのことを「光属性」って言う方もいるけれど、この一節は本当にその「光」を感じました・・。それぞれに「愛があるのだ」と言い切って、色々な形で愛を受けってることを実感して、それを「歪まないように」という願いを口に出せる萩ちゃんは本当に芯の強い人に成長していってるんだなあと。そんな萩ちゃんが、3月8日の仮面ライダーギーツのVシネに出演するのは感慨深いものがありますね。それぞれに正義はあるけれど、それぞれに愛もあるけれど、どうしたら「みんながハッピーになれるのか」。そんな重い荷物を背負って(個人的にはお芝居している時の楽しそうな熱のこもった萩ちゃんが好きなのでもっとお芝居に重点を置いてほしいと思っちゃうことも正直ある。でも、萩ちゃんは全部がやりたいと思っているんだろうなあ・・)、広いエンタメの世界を更に目指そうとする萩谷慧悟が心から好きだなあと思った、社中テンペスト後日談でした。