ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

DUALツアー初日のざっくり感想(ネタバレ満載です)

 さて、昨日ブログに書きましたが、昨日、仙台サンプラザホールでの7ORDERのDUALツアーの初日に行ってきました~。東京から仙台って本当に近くて、今回のホールは仙台駅からも比較的近くて、よいところでした~。あと、仙台駅で充実のお土産お買い物ができてつい買いすぎちゃうんだけれど、JREポイントが全部つくのが素晴らしかもしれない(最初っから余談ですみません)。 今回は推し活らしくアイテムを持参して・・・

 今回、アルバムをひっさげてのツアーが初ということで、かなりアルバム準拠のライブになるかなと思って、昨日のようなWho I Amのパフォーマンス予想みたいなものをしていたんですが、斜め上に全然、嬉しい予想外の方向できましたね!そして、初めての制御付きペンライトの使われ方も予想外の嬉しい意外性だったな~。まずはそのあたりをざっくりと書き記しておこうかなと思います。ネタバレ満載なのでそこはご容赦くださいませ!

1)セトリとバンド&ダンスというテーマ

1 Who I Am(ダンスVer.)、2 Edge(ダンス曲)、3 Bow(バンド)、4 Feel So Good(バンド)、5 Growing up(バンド)、6 Heavy(ダンス)、7 &Y(ダンス&バンド)、9 F(バンド・撮影OKタイム)、MCタイム、10 Stunnin’(ダンス)、11 なんとかやってますわ(ダンス:衣装替え)、12 レスポール(バンド)、13 爛漫(バンド)、14Who I Am(バンドver)、15 Make it true(ダンス)、16 RAP(バンド)、17 Power(バンド)、18 Break it(15~18はバンド、ダンス、どちらも入り乱れてのメドレー)、19 Get gold(バンド&ダンス)、EC1 サマー様様、EC2 Ups&Downs

 なんていうかどの曲も曲名を書く以上にいろんな要素が詰め込まれていて、バンドとダンスを縦横無尽に行き来するスタイルを前面に押し出していた気がしました。極めつけはバンド成分なしのWho I Amで始まったこと。ダンス&バンド曲と聞いていたのでとてもびっくりしたのですが(登場シーンといいダンスといい本当にかっこよかったけれど)、中間部分まで来て、今度は純粋なバンドバージョンをやったのにはさらにびっくりでした。そして、「ダンス&バンド」と銘打ったWho I AmやGet Goldを超えていろんなダンス曲にバンド成分が加わっていくこと。その中でも、&Yがめちゃめちゃ最高だったんですが、これは後ほど書きます~。後半の15~19あたりは、いついつバンドやっていつダンスしていたのかもう覚えてないくらい。まだまだパフォーマンスが落ち着いていない、こなれていないところがあるかもですが、これが行き着く先の光景を想像するだけでドキドキしますね!

2)&Yの破壊力となんとかやってますわの構成力。取り入れる力の凄さ

 たぶん今のところこの2曲がダントツに人気がある気がするんですが、特に&Yが本当に凄くて、バンドでありダンスであり、音楽的でありショービズであり、聖であり俗であり、求道的でありファンへの欲望にも塗れていて、まあ凄かったです!。

 まずはいつものように切れ味の鋭いダンスから始まるかと思ったら、主にバンドメンたちがステージ2階の階段に位置をとった時の怪しげな攻撃的な視線に背筋がぞくっとしたら、7人最上段に並んでからの攻撃的で力強くエロスのあふれるダンスを踊って、頭抱えていたら、今度はステージ最前での「キャーッ」というしかないコンビダンス。もうそこで処理容量超えてるのに、今度はバンドですよ。&Yのバンド編成はかねてから聞きたかったのでそりゃもう最高だったんですけど、ギター、ベース、ドラムでグルーヴするスカのリズムから、今度はモロちゃんサックスが萩ちゃんのドラムをひっぱり、さなぴーギターも加わってのめっちゃJAZZな展開。萩ちゃんが玉田に、モロちゃんが大くんに見えたのは当然です。ここは仙台、雪が降りそうなお天気ですもの・・・。今回はそのあたりしか見れてなかったんですけれど、1曲の中にどんだけの要素が詰め込まれていたのか本当に凄いものがありました(当社比)。

 一方で長妻くんのソロ曲「なんとかやってますわ」は、ちょっとオタクな風貌に寄せた長妻くん(でもめちゃめちゃかこよいよ。ソロピアノも最高でした)をセンターに、6人のいろんな変人たちが怪しげかつ一糸乱れぬバックダンスを披露するジャニっぽい、そしてより物語性を高めた世界を展開してくれましたよ。個人的には、昔のキスマイ宮田くんのオタクだって・・のパフォーマンスがぐるぐる頭の中を巡ったんですが、やっぱりバックの6人の演技力はさらに凄いし、タットなどの振りがあったり、「ああ、この人たちはこういうのが本当に得意で大好きなんだな」と改めて思うのでした。

 一方で、後半のRAPコーナーはヒプステみたいな3MCなRAP曲を生バンドでぶちかますという趣向(ってこれ新曲って言うのではないですか?)で、当然のことながらの爆上げ空間があふれ出していてとんでもなかったなあと。そっから、7ORDERが誇るダンス&バンド曲の至宝であるGet Goldまでつながる流れもすごかったな~。彼らが持ち合わせているものの豊かさと多さに圧倒された、そしてそれを一つのパッケージとして見せていく7ORDER流というものが少し見えてきた感じがしましたよ。

3)制御付きペンラと声出しライブ

 制御付きペンラって、大きな会場で大きな絵を見せるために使うのかなと思っていたんですが、そうではなく全体で色や輝き方を見せてくという趣向。繊細な色合いの光のショー的な輝き方をしてて本当に素敵でした。特に爛漫の時の淡くて少しくぐもった桜色は本当にきれいだったな~。その他にもいろんな色がたくさん見ることができて、現在のペンライトのポテンシャルを存分に感じることができました~。そして、仙台のお客さんのしっかりした声出し。安井くんやメンバーのコールに合わせて、きれいにC&Rできてて楽しかったな~。そして久々に「せぶん👏👏おーだー」ができてうれしかったです。みんなで作り出す一つのライブ・・そんな熱さが仙台にはありました。

4)みんな音楽がうまくなったなと

 萩ちゃんのドラムは始終、大活躍。ながつのソロキーボードも何回さく裂したことか。爛漫のアウトロの萩ちゃんのドラムと長妻くんのキーボードだけが残ってずっと暗い会場に響いてるのもよかった。まるで人の命が終わる、体が動きを止めていく、でもその瞬間に熱く強く鳴り響いている命の重さのようで。しにつかの映画と爛漫の歌詞の始まりを改めて思い出したな~。あらんちゃんはボーカルに専念して、そのレスポールの深い声、変わってきたなあと。本当に年下組の音楽的な深化すごかった気がします。そしてバンドがバンドらしく、音でのキャッチボールが自然とできる・・自分たちでちゃんと音楽を作り出している。そんな感じが漂っていたDUALツアー初日でした。。いや、なんか、うちの子たちのまだ底を見せないポテンシャルと、でも、ここまで行ける、まだ行けるというところをしっかりと見せてもらったなあと。本当に感動した!自分の次は、23日名古屋での初の大規模アリーナ講演、本当に楽しみです~!

 最後にフリー写真タイムでの自分の写真を置いておきます。後方席なのでゴメン!