ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

美勇人くん、27歳のお誕生日おめでとうございます。

 今年も美勇人くんの誕生日がやってきました~。本当におめでとうございます。前事務所時代の2015年の秋から彼らを応援してきているのですが、初めて彼らの誕生日を意識したのが2015年の美勇人くんの20歳のお誕生日だったように思います。それは懐かしいザ少年倶楽部のはぎやすさなみゅのパフォーマンス披露(自分にとってはあのT×Fが今も続く歴史の始まりでしたよ)の前説で美勇人くんの20歳のお誕生日について触れていたんですよね。そこからあっという間なのか、それともずいぶん時間が経ったのか、とうとう27歳になられた美勇人くんでした。7ORDERのメンバーにとって27歳って、ちょっと特別な年である感じがあります。舞台の主題歌でもあったさなぴー作の「27」のせいだと思うのですが、27歳が成人年齢みたいな、自分の意思を強く持って、一人前の社会人として歩んでいく、そんな感じなのかなと、2年前のさなぴー、そして去年1年のモロちゃんを見ていてそう思ったりしています。
 そんな美勇人くんは去年も自分のやりたいことをしっかりやり込んでいき、自己ブランドのTシャツやYシャツを発表し、障害のある子たちのダンスクラブで一緒に踊って彼らのお兄ちゃんとなり、自分のYoutubeチャンネルで弾き語りを披露して、そして7ORDERのライブやGrowing upのシングルでは堂々の大サビを担当して、その朗々としながらも軽やかな歌声を披露していったんですよね~。もちろん、ダンスの腕はどんどん上がりというか、Date withツアーでは本当に「表現」という言葉じゃないと語れないようなコンテンポラリーなソロダンスも披露し、コツコツなんだけれども、大きな大きな自分の翼を磨いていった、そんな1年だったと感じました。7ORDER以外での大舞台での活躍も待ち遠しいけれど、自分の方向性や自分ならではの感性をきちんと形にして、そのどれもがファンにとってもしっかりと楽しめるものを作り上げてくれているのは本当に凄いなあと思います。

 さて、そんな中で、萩ちゃんファンの自分にとって本当に嬉しかったのは、美勇人くんのベースと萩ちゃんのドラムがライブの時に、一緒に同じリズムを、同じグルーヴを刻めるように、ずっと見つめ合いながら、はたまた時にはその音とリズムだけで一体になっているところを、そしてその成長を何度も何度も見せてくれたことですよ~。昨年の秋から今年の春のDate withツアーでは、終盤の終盤に置かれたagitateで、バンドもボーカル隊も本当に演奏とテンポキープに苦労する中、危うい時にはお互いに見つめ合い合わせておられました。そこまで、そんな風にバンドの中で、もしくはリズム隊で同じリズムを体全部使って合わせて行く様子はほとんど見たことなかったので、本当に嬉しかったです。そして、そんな彼らが今年の夏のフェスの参加を越えて、脱色と着色ツアーの最初に置かれたagitateでは気持ちよく、そしてグルーヴ感満載なリズム隊の一体感と疾走感をしっかりと感じさせてくれる演奏を披露してくれて、こんなに飛躍的に素晴らしくなるなんてと心から感動しました。そして、10月半ばの大阪公演でベースの音が出なくなって更にわかったドラムとベースが一体となって作られるバンドの根底となるものの構築。あの時に見つめ合うはぎみゅの二人は、不安そうでもあったけれど、Date withツアーの時とは違う、何とか乗り切れるよねみたいな信頼感が二人の間にあったように見えたましたよ。もちろん、それは自分が、殊の外、ははぎみゅ好きだからかもしれませんが・・。
 その後の、Growing upや爛漫のレコーディングのお話でも、リズム隊でのお話や意識もたくさん聞かせてくれたのも本当に嬉しくて。大好きな二人が、それは自分の中では萩ちゃんの一方通行的な愛だからこそかもしれませんが、ここで一つ明確な形としてはぎみゅのリズム隊が、(これはあくまで私の主観ですが)ちゃんとバンドらしいバンドのリズム隊として成立したこと、これが本当に本当に嬉しかったですよね。こういう未来を作ってくれて美勇人くん、本当にありがとう・・と思うのでした。
 そんな風に、自分のホームでの飛躍をしっかりと見せてくれながらも、顕嵐くんの個人チャンネルやイベントなどでのコラボレーション、福澤くんとのコラボの予感など、新たな風の予感も感じさせてくれる予感もあります。前事務所時代に所属していて、美勇人くんの大事な一面でもあった、トラビス・ジャパンもいよいよメジャーデビューを果たすこととなりました。これは自分の勝手な思いですが、2016年からのひとつの大きな課題のような、美勇人くんが選択して、背負ってしまった何か(自分でも上手く言えないのですが)への区切りを、ひとまずつけられたのではないのかなあと勝手な想像をめぐらしていたりします。
 どうか、新しい27歳は美勇人くんの「ふらっとな」価値観や感性を存分に活かして、新たな世界に羽ばたいて、更に自由で素敵な表現者となって、羽ばたいていってくださいね~。叶うことならば、その時に、7ORDERでの活動が、そのバンドが揺らすリズムやグルーヴが、美勇人くんの求める世界の大切なワンピースであるよう、心から祈っております。27歳のお誕生日、本当におめでとうございます。