ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

7ORDER×ナタリーHappy Jackの2日間

 2022年12月7日と8日、7ORDERが初めて経験する対バンライブ「7ORDER×ナタリーHappy Jack」を聞きに、TDC(Tokyo Dome City Hall)へ行ってきました~。

live-lp.natalie.mu

 対バンのお相手は、the telehonesさんとSHE'Sさん。どちらもナタリーさんが(おそらく)厳選された本当に素敵なバンドだったな~。昨日と今日と全く違う方向で、でもどちらもバッキバキの強者バンドで、両方聴くことができて素晴らしい経験でした。ナタリーさん、本当にありがとうございました!返す返すも本当に贅沢な2日間だったな~。10年くらい前まではどっぷりライブハウス(って言ってもZeppみたいなやつじゃなくってもっと小さいところね)で邦楽ロックに浸かっていたおばちゃんには本当に楽しい2日間でした。2日間で腕と肩と足が痛いくらいにクタクタ。テレフォンズさんで全曲踊って、SHE'Sさんで座ってたけど身体ブンブン揺らしまくって、そして、7ORDERでは全曲腕振りまくって(いやフロアの光り物への熱気が凄かったねw)、なんだかいつも以上に燃焼した自分でした・・。あー、よかったなあ・・・・。まずは各日のセットリストを~

 (萩ちゃん、テレフォンズさんのリスト見つけてくれてありがとう!)対バン相手のバンドがかなり毛色が違うっこともあって、もう少しセットリストを変えてくるのかなと思ったんですが、バンド曲に関してはGrowing up以外は、先の脱色と着色ツアーとあまり変わらず、逆にダンス曲が久々の&YとWYGとカシス(8日のみ)と結構レアめの曲を入れてきた・・という印象でした~。本当に充実の2日間だったんですけど、the tehephonsesの石毛さん(だったかな)がライブのしょっぱなに「サルの様に踊れ~!」と煽られて、私のスイッチがパキッと入ってしまったので(やっぱり、ロックといえばサルなのよ、自分)、実はあんまり記憶がないのでざくっとの感想だけ書いておきたいと思います~。

1.対バンの2バンドの感想

  • the telephonesさん、最高ー!。元々フロアに思いっきり踊れる躍らせてくれるバンドが大好きなのでジャストミートしすぎて最高でした!更にノブさんの圧とキレの強すぎるパフォーマンス。踊れるバンドは疲れない、楽しいバンドは高揚する。ずっと聞いていたい、また出会いたいです。the telephonesさんはほんと初めてだったのに自分のホームに帰ってきた感じで楽しく踊れて自分の血がよみがえった感じがあったし、あー、ここは声を出すのがホント!みたいな声出しの重要性も痛感したし、も凄く凄く楽しかったので、飲み友としても交流を深めつつある美勇人くんはどんどん交流深めてね~。
  • SHE‘Sさんよかったーメロディアス&グルーヴィ!サイコーでした!そして関西弁やっぱズルいー。SHE'Sさんは家族が好きなので音源は聞いていたんだけれど、じつのところちょっと苦手感もあったんですが、ライブで好きが3倍になりましたよ~。各楽器の生き生きとした音であったりエモーショナルな音感とか、生ならではの魅力があって。歌詞も綺麗なだけじゃなくって、どこか陰キャな雰囲気も心惹かれたところでしたね~。本当に行けてよかったな。

2.2バンドとのコラボ。そして7ORDER、初めての対バンへの向かい方

  • telephonesさんとはホワチャという曲とSUMMER様様(石毛さんのみ)でコラボ。特に、ホワチャは、7ORDERゲストでMVをつくるならって感じで最高でしたー。ノブさんとブルースリーなながつを中心に、胴着姿の6ORDERの小技や小芝居の効いた構成面白かった!。バラエティも演技もできる7ORDERならではのコラボだったかも~。こういうやり方もあるのねと。その上、小道具も作っちゃうながつ美術リーダーのいる7ORDERさん、ほんと最高でした!石毛さんがギター&ボーカルに入ってくださったSUMMER様様もほんとよかった~。石毛さんから出てくるリズムのキレ!RAPのギアを一段も二段も高めて、刻むギターがバンドのグルーヴを更にしなやかにでもガツっと締めてくれ、最高でした。生音ライブならではの醍醐味でした! 
  • 一方、SHE'Sさんとはカシスでのコラボ。久々の顕嵐くん&ながつのメインボーカルと5人のバックダンサーズに沸き立つファンを尻目に、突如登場してボーカルをとった井上さん。これがもう本当に上手くって、強くって、キレが凄くってね。音源聞いててちょっと偏見を持っていたのを心の中で謝らせていただきました。そして、やすさなもろみゅ萩ちゃんのバックダンサーズ、本当にかっこよすぎてなのよ。かっこいい音楽の後ろで踊るかっこいい音楽を知ってる男たち。これはもう痺れるしかないでしょー。もしかすると禁断の手法なのかもだけれど、今回のカシスもだし、また新曲も欲しいなあと思っちゃうのよね・・。
  • 石毛さんとの様様、井上さんとのカシス。曲の素晴らしさやポテンシャルを改めて感じて本当に一緒にやれてよかったし、ホワチャのせぶん劇場やカシスのバックダンサーズの使い方に新たな7ORDERエンタメのフロンティアも感じて。上手くなってできることが増えると楽しい!って見せてくれてよかったなあ。今だって十分に素敵だしかっこいいし、どんどん上手くなってると思うんだけれど、ここまで行くともっとカッコいいね~みたいな景色がせぶんという文脈で見せてもらえることの幸せだったな~。個人的には7ORDERメンバーにもっともっとうまくなってほしいと思ったかな。そして、それを楽しくみせてくれたナタリーさんの企画ほんと凄いと思ったのでした。2023年の夏は、7ORDERさん、ライジングサンに出て欲しい~。もちろんライジングに限らないんだけれど、色んな景色を見に、感じに、連れて行って欲しいな~。

3.初対バンライブの7ORDERが見せてくれた景色

  • 一方で、セトリのところで書いたけれど、7ORDERは&YとWYG以外の曲目はいつも通りだったけれど最初のGrowing_upや終盤のLIFEや雨はじもバンド全体のリズムが凄くよくなってた感じで気持ちよい演奏~。そのリズムのよさが&Yにもばっちり嵌っていて、よりグルーヴィに踊るダンスになってた感じで素敵。でも、1日目のLonely nightの振り付け指導とか思ったより普段着でだったなあと。1日目はちょっとドタドタするところも多かったけど、2日目はせぶんのボーカル&バンドが超調子がよくてなー!ホントよかったなあと。普段の自分たちがやっぱりきっちりだせていたなと。
  • そこは安井くんのMCにも表れていて、今回、フロアも、圧倒的にせぶんのファンが多かったと思うんだけれど、そういう状況の中でも、初めてであろう対バン相手のファンの方々の人の視点に立って、でも自分達の特徴を伝えていこうという姿勢、ちょっと感動したんですよね。音楽好き、バンドが好きっていう人(たとえばフェスにガンガン行く人とか)、この辺りのMCや振り付け指導って匙加減ではtoo muchであったり、not for meになっちゃう気もするんだけれど、自分達の芯を崩さず、上手く配慮ができてる感じで本当によかったなと。
  • そういう気持ちもありつつも、個人的にはもっと音楽自身も楽しませてねとも思ったりもしたそこはちょっとだけ複雑だったかも。でも、そのあたりの(音楽端でのイベントに出ていく上での)強みと弱みみたいなことをちゃんとわかってて、その上で戦術を組み立ててる感がめちゃゾクゾクする7ORDERさんなんだよなあと思いましたねえ。

4.そして萩ちゃん、色々と。

  • 1日目の萩ちゃんはダンスよし、歌よし、ビジュよしで、よかったけど、特にビジュはちょい茶髪を少しだけふわっとさせて作戦が素晴らしくって、最高でした。特に、お衣裳は萩ちゃんのジャケット&中に白地の紺のスタンドカラーのお衣裳が素敵すぎて、痺れましたね~。最初あんまりカメラに抜かれなくって、はいはいいつも通りよねと思っていたんだけれど、次第に抜かれることが増えてきてめちゃ嬉しかったな。2日目のくるんとターンすると必ずどこかに巻き付いちゃう白カーディガンもよかったけれど、この日は白のほわほわニットのモロちゃんと可愛いブラウスの顕嵐ちゃんめちゃ素敵で優勝って感じ。そして2日間ともさなぴーの後頭部のセットがカッコよかった!それにしても、モロちゃんのイエベ春っぷりは本当に素晴らしすぎる・・今日のコーデ光り輝いてた~。
  • 萩ちゃんのGrowing_upのAメロの歌い方がいい感じのビート感でめっちゃ好みになっていたり、&Yのダンスのしなやかで音にハマってる感じとかほんとよかった~。そして、股関節の可動域とバキバキの動かしっぷりに感動していた。1日目のLonley nightの振り付け指導のところで、telephonesのドラムの松本さんに凄く丁寧に優しく接してて、なんなら松本さんのお顔を下から覗き込んで背中押してる感じでとっても凄くよかったなあと。そして「すー」がわからない萩ちゃんとはぎや担、最高だった~。

  • 2日目は、ボーカルの井上さんが「萩ちゃん」って言ってくれて話を始めてくれたのがめっちゃ好感度!って感じで、そういう人たらしなところが大阪の人ってなあ・・ってため息ついた(一方でテレフォンズの皆さんの優しいのにさりげない感じはこう馴染み感があって好きすぎたのよ~。東浦和、最高だった)。その時のお話が、萩ちゃんのドラムセットのシンバル事情が、フロアからの見えを重視してるってところで、7ORDERの立ち位置を他のバンドから見るとどうなのかというところを肯定的に感じさせてくれてよかったな~。そいえば、家族が萩ちゃんのドラムセットはシンバルが全部水平にセットしてあるのが珍しいねと言ってたんだけれど、それも観客からの見え方を考えてのことなのかもしれないねえとひとしきり焼肉を食べながら話をしたなー。
  • そして、本当に2日間ともダンスが更に一皮むけたと思った萩ちゃんだったけれど、特にリズムの取り方が変わってきた感じと連動してるのかなと個人的には思ってるかな~。その場で、自分で、バンドの中に流れているリズムを捕まえて、乗っていく感じがあるなあと。メトロノームの様に刻むことや置きに行く感じがなくなってきてて。それが揺れであったり、走ったりもたまにあるけれど、せぶんのバンドのグルーヴがイキイキしてきてる感じもあるのよねと~。それが上手くいくと、2日目の様に本当にバンド全体がシームレスになってるようなリズム感が素晴らしかったなあと。

  • そんな萩ちゃんからの対バンの感想が来ていますので貼っておきますねー。
 
 
 
 
 
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  • 初めての場所で、初めての人達と、それも超強力な人たちと、一緒にやることは、萩ちゃんも書いてるように震えて緊張してしまうこともあるんだろうけれど、それは相手の強さを知ってるからこその「震え」だと思うかな。そして、震えれば震えるほど「学び」も「楽しさ」も多くなると思ってるよ~。また素敵な景色をたくさん見せていってね~。