ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

私の今のスタンス

 2021年もいよいよ12月になりました。ほんと早いな~。今年は3年目の7ORDERにとって、メジャーデビュー、3回のツアー(うち2回は全国ツアー)、2枚のリリースといった飛躍の年になりましたね。それだけでも凄いのに、それがコロナ禍の中でやり続けてこれたこと・・と考えると本当に凄いなと思います~。彼らにふんわり被さっていた色んなフワフワした夢みたいなものが、だんだん現実世界での建造物に置き換わってきた・・そんな1年だったかもしれませんね。ファンにとって、叶えてくれた夢もあるでしょうし、あの夢はすぐには叶わないかもといういう今を知る、そんな感じでしょうか。でも、やっぱり現実に彼らが重ねてきて作り上げている彼らの建造物の新しさとあずましさを思うと、やっぱりこの子たちが好き、ずっと応援していきたいなあと改めて思うんですよね・・。
 そんなファンは、ある意味ふわふわと夢を見続けているのですが、この1年を経て、自分が見たい、自分がいたい場所であったり、好きなやり方とか好きなコンテンツが改めてわかってきたような気がします。自分はお花畑的に彼らのやってること(それこそ色々と言われている運営も含めて)にほぼほぼ全面的に賛成なのですが、やっぱりその中でも好きなことってあるよね・・と思うんですよ。

 前回書いたように11月が本当に忙しかったのでじっと我慢の子だったのもあり、12月の現場は7回(7ORDERツアーが2回、その他お芝居が5回)くらいになりそうです。でも、できればもっと行きたい。昨日、シアタークリエで「グリース」を見たんですが、「あー、出演者によらず、クリエにかかるミュージカルを月1くらいでは見たいな」なんていう気持ちになっていて(笑。やっぱり劇場で見るお芝居や演劇が好きなんだなあと改めて思う今日この頃です。無料や安い料金で見られるテレビドラマや映画もいいけれど、舞台で感じるエネルギーとパッションと響き・・という「生」の成分の魅力には抗いがたい、と思います。そして、やっぱり技量の向上がちゃんとわかるのが好きすぎて。だから、7ORDERおよび7人にはジャンルを問わず生の現場を大切にしてくれたらなあと感じているところです。

 そして、もう一つは、マスじゃなくても全然大丈夫ということ。これは、自分が今までそういうアーティストやエンターティナーの方々を愛してきたところの習性でもあるんですけれど、規模によらず、いつも新しかったり、質が高かったり、どこか変わっていたり、「あー、こんな他にはないものを見られてなんて贅沢な!」な体験が大事だなあと思っています。彼らを取り巻くファンはアイドル畑の方々が多いので、どうしても「天下」と言えば「数で一番になること」になりがちだし、そこを狙わないと何故か「夢がない」と言われちゃうんですよね。でも、そういうマス以外のところに、愛でるべきもの、賞賛するべきものは一杯あって、彼らにはそこにいて欲しい・・と思ったりしています。7ORDERのミカタに出てくる先達の素晴らしさを見るたびに、彼らになって欲しいのは・・といつも思ってしまうのです。
 そして、できるならばベンチャーでいて欲しいということ。これはやっぱり大変なことであるし、大手には大手の良さもあるだろうし、7人のスタンスなので、今後どうなって行ってもそれは彼らの決めたことを支持するだけなのだと思っています。でも、贅沢を言わせてもらえば、自分たちの責任で自分たちのやりたいことを一つ一つ叶えていいけたら最高だなと。彼らを今推していて一番の信頼感は「彼らはきっと彼らの意思で今の選択をしている」としっかりと思えるところにあるんですよね。すべては彼らがやりたいことに繋がっている・・そう思えるから、その「自律性」こそが彼らの確固たる未来を切り開くのだと思って、このスタンスをとっているのでした。

 まあ、何にせよ、私のスタンスを決めていくのはおそらく彼らの姿勢なんだろうと思います。そういうものが透けてみえるように思わせてくれるところが大好きなんだなあと、彼らの応援を初めてもうじき満6年を迎える今日この頃思うことなのでした。