ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

7人が集った日

 2016年5月21日、7人がLove-tuneの名のもとにシアタークリエの舞台に立った日。それから4年。色んな場所で、色んなことを経験して、でも7人一緒にずーっと活動してきて、その4回目のファンにとってとても大切な日が今年も巡ってきた。本当に色んな思い出があるけれど、この1年ちょっとの勢いがあまりに凄く、毎日のように楽しく、ついついLove-tuneとしてジャニーズJrで活動していた日々をふと忘れてしまうこともあるくらいになってきた。

 もちろん7ORDERになったからと言って彼らの活動やパフォーマンスの質が変わった訳ではない。メンバー個々の個性や活動を大切にして、家族のような仲の良さで笑顔を運んでくれて、パフォーマンスはずっとドラマチックに切れ味良くて、スタイリッシュさとエネルギッシュさが両立している。そんな彼らは、Love-tuneから7ORDERへと文字通り「正常進化」を続けているといってもいいくらいだ。彼らの姿が見えない期間もあったし、Love-tuneという名前と心から愛していたオリジナル曲は事務所にお返しした訳だけれど、今はまだホールクラスでのライブはできていないけれど、それでも彼らは本質的にはずっと地続きで活動できているように思う。だから、この7人になった記念日を今に繋がる日としてお祝いできるんだろう。

 それにしても、振り返ってみれば、今日は7人が全部を背負うと決めた日になるんだろう。4人だったLove-tuneが何の前触れもなく7人になった。多くの人から見れば、色んなバックボーンを持つ彼らが急にグループになったようにさえ見えた。賛否両論になるのはきっと彼らもわかっていたことだろう。でも、彼らは7人の自分たちに自分たちの未来を託した。その時の決断は、事務所を辞めた今にもずっと繋がっていて、ファンのみんなをずっとハッピーにしててくれている。その決断が素敵な素敵な未来につながったんだなあと思うと、心から感動してしまう。

 なんだか思えば、ずっと決断ばかりしている彼らだなあ。7人になるのも、事務所を辞めるのも、また7人で活動すると決めるのも。そして、7人が一つのグループに再びなることも。更には、事務所時代にはやっていなかったような、自分の中に眠っている才能を引き出すような新しい活動に飛び込むことも。どれも「決断」という言葉がふさわしい。そして、その決断が本当に間違ってない。より多くの人をハッピーにしていると思うし、これからもそうなっていくんだろうなあ・・。

 ずっと思っているのは、前事務所時代から今に至るまで、彼らは自分自身のやりたいことや、色んなファンの思いがある中で、それが相反していても、どれも捨てないというか、どこかで全部をそれぞれに拾っていこうとしてるところがあること。時間がかかっても、できるところから一つ一つ拾い上げてくれて、最後には全部を完成させていく。そんな彼らの軸は全然ぶれない。彼らの姿を見ていると、粘り強く考え抜きながら生きていく、成長していくってのが凄く伝わってきて、こちらの気持ちを叱咤激励してくれる、そんな清々しい7人なんだな・・。

 本当にありがとう。Love-tuneの名のもとに7人が集ってくれて本当にありがとう。Love-tuneから7ORDERへ。色んな経験をして、逞しく強く美しく伸びていく姿を見せてもらえているのが本当に幸せ。そして明日は7ORDERの1周年記念日。7人になって、実のところ、4年目にして初めてのグループ結成のお祝いだと思うと本当によかったなとしみじみしてしまう。彼らが、自分の力で掴んだお祝いだ、と感じるから明日は思いっきり楽しみたいな。ケーキもちゃんと買ってこよう・・。