ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ひとりごと

 しゃぼふらとめいきっちゅ。3月からYoutbeで公開された2本のフル動画も大好評で、再び興味を持ってくださる方が増えているのはとても嬉しいなあと思う日々だったりします。何より元事務所のファンの方々のお褒めの言葉をみると「歌と踊り」の強さを痛感しますよね。もちろん私も大好きだし。でも、そこにドラマチックで演劇的な演出が更にくっきりとスキルフルに入れ込んできている彼らの進歩とか、今後、バンド展開ももちろんあるんだろうなとまたびっくりする人増えるんだろうなあと思うと、コロナの状況は色々と不安な今日この頃ですが、どんな未来が待っているのかまた楽しみが増してくるなあって思ったりする毎日です。

 そんな嬉しい日々であったりしますが、お褒めの言葉の中にもちょっとしたひっかかりを感じるのが、「元事務所からデビューしてほしかった」というお言葉。それだけ彼らのパフォーマンスを買ってくださっているとは思うものの、彼らが再始動して1年近くなるのにまだひっかかりを感じてしまう後ろ向きファンな自分です。ファンによって色んな立場があると思うんだけれど、やっぱり私は外に出てよかったなあと心から思っています。理由の一つは、彼らが辞めたその動機に関するもの、もう一つが辞めることによって得られた彼らの可能性の広がり、になります。今日はその理由を、ほとんど妄想なその理由をちょっと書いてみたいと思います。

 まずは辞めた理由。これについてはもう端的に自分たち仲間たちの可能性を広げるための選択だったということです。KPちゃんたちがデビューして、さて、その後どうなるかとなった時に、たくさん在籍している比較的高い年齢になってきた有能なJrたちをどう処遇するかという局面はあったように思うんです。もし、7人のデビューが仮にあったとしても、それは同じような境遇にあったJrたちにそれこそとどめを刺すものであっただろうし、逆に別の子たちがデビューしていたら、7人のうち少なくとも何人かはとどめを刺されていただろと。これまでの長い慣例から、そんなギリギリの状況が2018年にはあった気がします。そして、そんな未来よりも、「みんながハッピーになる」違う未来の可能性を彼らは選んだのかなという気がしています。実際、彼らが事務所を出てから色んな物事が大きく回り始めました。だから、いて欲しかったという見方もあるんでしょうが、私は7人の選択が変わっていく「きっかけ」になったんだろうな・・とそこはひいき目ですけど強く思っています。

 もう一つの理由が、7人がそれぞれにやりたいことやるための可能性を広げたかったということがあるんだろうなとこのところ強く感じます。音楽の人がお芝居に活路を見出し、逆にお芝居の人だった人が音楽に自分の表現を託し始めた。好きなダンスをもっと自由にワールドワイドに極めたい。誰も知らなかった才能を花開かせる。色んな場に出て行って持っている能力を存分に発揮する。大会社にいることで強いられる全体の序列とか、会社の要求に従って振り分けられる仕事以上のことにチャレンジしていきたい、などなど。彼らが才能を豊かに持ち、これからも長く芸能人として生きていきたいということを考えた時に、外に出て自分の手札を増やしていくという選択肢は十分にあったんだと思うんですね。これは、本当に正統的な自分のキャリアへの向かい方だと、至極真っ当うな考え方だと思います。そして、その可能性は今着々と形を成してきていると思います。

 もう一つ、7人でのできることの可能性と、一緒にいることへの喜びみたいなものにやっぱり手ごたえがあったんだろうなと。先日のネット記事のやっすー&ながつ対談はかなり大事なことを伝えてくれていたように思います。安井くんはこの7人でなかったらこの仕事を続けていなかったとまで言ってくれているし、ながつは最後まであきらめなかったと言っている。何をというとやっぱり7人でいることだと明言はされていないけれどそう思うんです。彼らは2018年の秋に一度はバラバラになりかけた(もしくはなった)。それはきっと事務所に残る人のことを考えてということもあったと思うんですよね。巻き込んじゃいけないみたいな(そろそろ妄想成分強くなってきましたw)それでも、やっぱり「諦めなかった」最年少がいた。きっと彼は残るはずの立場だったと思うんだけれど、思い出すとつい泣いちゃったり、疲れていても7人一緒にいたい、離れていたくないと訴える最年少が、きっとその時もいたんです。そして、その根っこの思いは他の6人もきっと一緒なんだろうなあって思うのでした。

 じゃあこの7人じゃないといけない何かって何だろうと思うと、それは「芸に対する考え方と価値観」かなあって感じることが多々あります。アイドルとして、お客さんを、何で、どう喜ばせていくのかそこの価値観が一緒なんだろうなと。その価値観の根っこにはきっと元社長がいるんだろうなと。変わっていく世の中にあっても変わらず残したいもの。様々な外の風や新しい価値観を求めつつも大事にしたいもの。妄想おばさんにはそれもなんとなく感じられているのですが、そこはまたいつかになりますが、ゆっくりと書いてみようかなと思うのでした。本当に興味が尽きない7人ですよー。追いかけてきて本当によかったです。