ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

初のリモートバラエティ@イケダン7

 それにしても2020年は7ORDERにとって「初めての」がつく試みが次から次へと登場する年になっていますね。コロナウイルス感染拡大の影響で大切な舞台やステージが5つも立て続けに中止になったのも初めてですが、一方でSabaoflowerのCDリリースも筆頭に嬉しいこと楽しい「初めて」がたくさんあって、彼らの逞しさや今いる環境が素晴らしいことに心から感謝する日々であったりします。

 それにしても、アイドルのバラエティ番組が、メンバーが全員おうちにいる形での放映になるとは。結構長く生きてきましたが、これには本当にびっくりでした。そう、4月20日と27日の夜8時のゴールデンタイムに放送されたイケダン7のリモートワーク回のことですよっ!その内容を、テレビライフwebにまとめてくださっているので、まずはリンクしておきますね~。本当に番組を放映してくださったMXさん、まとめを作ってくださったテレライ様に心から御礼申し上げます~。

www.tvlife.jp

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 内容はまとめが素晴らしいのでひとまずおきまして、方法としては7人とタイムマシーン3号さんをテレビ会議システムでつないで9人が全員画面に顔出ししながら、初回、2回目のドライブ企画をタイムマシーン3号さんにコメント(ダメ出し?)していくというもの。いつも以上に山本さんや関さんの切り込みとか厳しくも可笑しいダメ出しが炸裂し、メンバーのボケやリアクションもどんどん上手くなっていくから、本当に見ていて飽きず、あっという間に時間が経っていくから、不思議なくらいでした。

 あと、この2回のテロップの入れ方が本当によくって。出演者9人がそれぞれのおうちにいるからともすれば同時並行的にお話が進んでいくんですけど、テロップで方向整理してくれたり、外野の声みたいなのをバシバシいれてくれるから、見る側の全体を把握もよくできてよかったなあって。それにしても、社長がキレたて出しちゃおうとした時に、店長がゴールデンだからダメ~みたいに言うんですが、その下に真面目なガチテロップで「地域によって放送時間帯は異なります」とか入れてあって大笑いしました。

 おそらく収録から放映まで時間がない中(2回目の収録は4月13日より前だったようで収録から2週間ほどで放映かな?)での、初めてのリモートワークバラエティという試み。スタッフさんもベテランのタイマさんたちも本当に手探りだったと思うんですよね。もちろん7ORDERのメンバーはなおのこと。初回(20日分)は、出演者のお顔もみな暗かったり、声も聴きとりにくかったりで、ちょっとだけ心配にもなりました。でも、2回目にはそういうこともなくなったし、分割画面で各人の持ち場がちゃんとあるから、いい意味で出演者全員が、そして作り手の方も、しっかりと試される、自分の爪痕をしっかり残そうとする意識が画面から伝わってきた気がします。あらんちゃんの譲らないスタイルとか、2回目の各人のボケのたたき込み方(萩ちゃんのシオンちゃんは嬉しかったし、さなれおみゅのフックかけてくるとことか、安井くんのアクスタ芸とか)とか熱が入ってきてるのがよくわかって、好きだ~って改めて思いましたね~。

 テレライさんのまとめにあるように、店長は「9人でイケダン7」という名言とともに「マイナスな状況をプラスに変えるという我が社らしかった」とテレワーク収録の感想を。社長も「これもいつかいい笑い話になるように、今できることをやりましょう」がひしひしと感じられる初のリモートバラエティでした。ほんとね、この人たちが集まったこと、webでのリモート映像がこんなに簡単な配信できるようになったこと、色んな状況の積み重ねや幸運があっての、今、この時間。大切にしたいなあって思ったのでした。