ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

雑誌記事のこと

 やっぱり気になるあの雑誌記事。ツイッターにもちょこちょことまとめ的なものが流れてくるので、生半可に知っていたのですが、だったらちゃんと読もうとオンライン版を購入して読んでみました・・。その感想というか、気になった点というか。ちなみに、有料放送で伝えられた件については、直接自分で聞いていないので、このエントリーでは触れていません。

  • ファンとして知りたかったのは、多くの方が指摘しているように保留した契約書の内容。でも、それについては一切触れず。そここそが今回の問題でのアイドルとファンの信頼関係に一番大きくかかわるところなので、知りたかったところ。でも、雑誌側としてはそれよりも別のところに注目していた。
  • 雑誌の内容をまとめると、グループのメンバーは、事務所にタテをつく気はなかった。あくまでも契約保留は一時的なものであった。何度も、誤解を解きたいと自分たちの本当の気持ちを景子さんに伝えようとした。11月30日の時点でも。しかし、一発契約をしなかったらぶを、景子さんが一貫して拒否し、退所に追い込んだのだと雑誌はまとめている。この雑誌のいつもの論調もあるのか、らぶ側のことを全面的に擁護しているような形になっている。これはファンとしては、ありがたいと考えるべきか、どうなのか。ちょっと解釈違うかなともw。
  • これは個人的な感想だけれど、この一連の説明には違和感がある。雑誌ではまったくノーチャンスだったような書きぶりだったけれど、「Jrのらぶ」としての最後のお仕事なってしまった雑誌掲載がなくなってからも、個人で掲載されるメンバーが複数いたり、別のグループのお仕事にかかわったり、事務所の大物さんやデビュー組からもお名前を出してもらったり、11月30日の5人の退所までジャニショのお写真が何度も何度も増刷されていたり、HPにお名前の記載があったり、事務所から個々のメンバーへの引き合いはそれなりにあったと感じることは少なからずあったように感じていた。メンバーが出演する2本の映画への力の割かれ方も相当なものだったように思う(1つのグループに使えるお金が決まってるのかな?)。そして、ラジオのお仕事は問題の発端と言われた2018年1月の後の4月の改変期を乗り越えてまだ続いている。
  • つまりは、事務所の中は一枚岩ではなかった可能性や、全員ではないにせよ、事務所に残らせたいという考えもかなりあったのではないかと思うのである。それとも、12月1日の記事が伝える9月頃にあったという「グループでの活動はできない」という側近の話というのがターニングポイントだったのか。。
  • でも、なぜ7人揃って退所という、ものすごく辛いけれど、ある意味、グループとしての筋を通すことになった結果は、夏以降の動きからは大逆転だったようにも思うけれど、その疑問に応えてくれる雑誌の説明はなかったなあと感じるのであるし、逆に、事務所の公式発表の説明は(色々な肝心な点を端折っているとは思うが)時系列的にはまだ理解できるのである。
  • この微妙に状況を見ていない感は、12月31日の記事にもあって。退所した彼らの近況として、「大学生メンバーは卒業に向けて学業に専念できている」と書いたすぐ後に、あのふたりのSNSデビュー(というのではないけれどw)の文章が続いている。もしかするとこの記事を書いた方は、大学生が誰を指すのか知らないのかなとちょっとだけ感じてしまったのだな。まあ笑い話みたいなものではあるけれど。
  • 何より、12月1日の記事で「今年3月くらいから事務所内にはメンバーと向き合って、話を聞いてくれるようなスタッフはほとんどいませんでした。それは今でも変わらない。」とあって、そんな状況であの素晴らしい横アリ公演ができたのか、その後の素晴らしい編集の局動画の編集は誰がやったのか。また、らじらースタッフさんの毎回の素晴らしい気配りぶりを見聞きしていると、会社側から完全に切り離されている感じではない気はする。
  • まあ、そんなかんなで、やっぱりあの雑誌だな・・と穿った見方をしてしまうのだけれど、タクチケのこととか微妙に大事な話も書いてくれたのは面白かったなーと。これはあくまで個人の主観だけれど、この話を聞いてとっさに思ったのは、いじわるとか差別ニュアンスというより報奨か?みたいな?とか、だとすればあの2月・・などと、まあ余計に自分の根の暗さを露呈してしまうので書きませんが、ホントにメンバーは辛いこと多かっただろうなあと思うのだった・・。
  • ともあれ、メンバーの全員のお名前とかこれまでのお仕事の経歴とかきちんと書いていただいているのは、これからの彼らにとってはマイナスにはならないだろうし、何より、「しかし、彼らからは『諦めた』という言葉は一度も聞いていません。」と書いてあるのはちょっとだけ嬉しかったなあと・・。もちろん、ソース不明だけどな!w
  • こういう雑誌は往々として、アンチを先導するためとか、書かれる側を陥れるためにとか言われがちではあるけれど、おそらくそうではなく、そういうものを読みたい読者がすでにいて、彼らの注意をひくために書かれているのように思う。12月1日の記事はかなりの多くの人の目に触れたようで、それは、単に自分たちファンだけではきっとないだろう。それをチャンスに変えるような逞しさがこれからのらぶめんにはきっと大事になってくるだろうし、事務所も変わっていってくれるといいなあとふんわりと考えてる。