ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

グループの現在地とこれから

 4thシングルの発売のすぐあと11月18日付のロッキング・オン社のエンタメ雑誌CUTに、7ORDERが7人で揃って登場。グラビアとインタビューが掲載されました。

rockinon.com

 インタビューは2ページでしたが、前半が4thシングルについてのお話、そして後半がグループと個人の現状、みたいなお話だったかと思います。7ORDERは、本当に結成当初(2019年5月)からグループであったり、グループの目標の立て方が、他のボーイズグループとは違うところがあったかと思います。色んな状況もあってか、アイドルグループの常道である「マスメディアでの展開を目指して」、「大きな数を目指す」活動を取ってこなかったところがあると思うのですが、そこについて最新モードでの話をしてくれたように感じました。箇条書きにしていくと・・

  • 元々のグループの軸の指針としてはダンスとバンドを両方やるということだった。
  • 最初はあまり「グループ」と言いたくなかった。ずっと言っていたのはファンとかけがえのない時間を過ごして行くことだった。状況としても目の前のことをクリアすることで精いっぱい。それくらいヒリヒリとした3年間であった。
  • ここにきてようやくこれからどういう風にやっていくのか、「プロジェクト」の定義を改めてゆっくり考えていってもいいかなと考えられるようになった。
  • 顕嵐くんのイメージとしては「7人が背中を合わせてそれぞれ外側を向いている」であったが、真田くんは「ライブをやる時には完全に内側を向く」し、「このメンバーのこういうところを活かしてやってみよう」と変化していくこともできる。
  • そのことについて、萩谷くんは「作品ファーストで、セブンの見せ方としてはこっちが正解なんだろうな」と自ずと見えてくるもの、暗黙の了解的なものがあると述べているし、真田くんは異なる面について「助け合いの精神」で支え合ってるところもあるとお述べていると。
  • そういうグループの最大の転帰として、2022年夏のフェスへの参加があったと萩谷くん。上には上が、凄い人たちがたくさんいる中で、7ORDERの「その場の空間を楽しませることができる」のが強みであると使うことができたと。
  • グループとソロについては、安井くんは「7ORDERがあるからこそソロとしてもできる」と感じていると(確かに数のことを考えるとそうなんだよね、実際に)。諸星くんは「ここ最近はメンバーが個人で何をやってるか把握できないようになってきた。顕嵐くんの地上波番組もその番組を見て知ったくらい。地元の友達をTVで見つけた感じになってきてる」と。安井くんも「確かに、グループというよりもコミニティ的になってきた」と。
  • そして、最後に真田くん⇒安井くん⇒萩谷くん⇒諸星くん⇒美勇人くん⇒長妻くん⇒顕嵐くん⇒真田くん、という順序で他者紹介でした~。この辺りは昔あんまり変わっていないのよね~。そして誰一人やっぱり「数」や「大きさ」のことを言わないで、自分の感じていることを追求していきたいというところがが徹底してるねえと。

 そんな風に話を聞いていくと、自分的にはやっぱり彼らの個人志向の強さを感じるし、それが3年間の7ORDERの立ち上げ期の大変さを乗り越えたからこそもう一度そこに立ち戻れているのかなあと思ったりしております。でも、萩ちゃんが言っていたけれど、やっぱり7人の「OKラインへの暗黙の了解」というのは大きいんだろうなあ・・。そして、それが具体的に言語化されるのは、ここからの7ORDERを一巡りしてからのことのように感じましたね。
 そういうとグループの在り方としてはなんとなーく不安になるのですが、来週は、TDCでThe telehonseさんやSHE'Sさんとの対バンライブがあるし、本日も、

7orderproject.comこんなフェス参加が発表になりましたよ~。タイトルも凄いですけど、7ORDERが出演する12月21日の共演は、櫻坂46/Da-iCE /7ORDER 他(中国の人とか来るのかな?)とめちゃメジャーなグループとも共演することに。ますますグループとしての活動の幅と強さを高めていくことになりそうです~。

 彼らがこうありたい自分と自分たちにどんな風に近づいていくの、本当に本当に楽しみなCUTインタビューでした!