ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

2月10日はニートの日!

 予感はしていましたが、2月のニートの日を中心として、映画「ニートニートニート」が復活上映することになりました~~。やったーーー!!Love-tuneメンバー誰か来てくれないかなあ~なんてちょっとだけ妄想しちゃいますww

  

  本当に、この映画、ファンの思いももちろんのことですが、制作側のみなさんの思いの熱さや、ファンへの思いやりに満ちていて、毎回、毎回嬉しい気持ちにさせてもらっています。私が行けそうなとこは結構倍率高そうですけど、できれば来週はニートしたいですね~~。

 さて、今日は映画「ニートニートニート」の感想の2回目。今回は、お話の進め方について感じたことをちょこっと書いてみようと思います。まず、感じたのは、とても素直でストレートなお話の進め方だなあと。あまり凝ったところはなく、ニートたちの再集結し、月子が合流し、その後は月子の強引な指示に従っての北海道の放浪が続いていきます。その中で、月子の思いを知り、お金もなくなりゴジさんたち北海道の人々に助けられ、そして月子の想いを遂げて、再び彼らの旅が始まる・・という素直に、素直に流れていくのです。複雑な伏線はほとんどなく(たぶん)、回想も、①高校生時代の「人類は時間の概念に慣れていない」のお話と、②物語の核心の一つの「ぎゃくまわし」のお話と、③レンチが逃亡することになったお話と・・くらいで、それもおそらくすべてある登場人物が他の登場人物への説明として出てくるだけ・・のように感じています。あと、本人の独白も、本編の語り手であるタカシ以外はとっても少ない。
 ということは、映画の中で新たにひとりひとりの登場人物が獲得した情報は、その旅の中で他の人との会話や出会いの中で得たもので、それを同じ時間軸で見る側も経験させてもらっているのかなあと感じるんですよね。うまく言えないけれど・・ふつう、私たちが他の人と一緒に過ごす時、その人の情報をすべて知らなくても、そのままなんとなく付き合っていくじゃないですか。あの子が何を思ってそうしているのか、その人がどんな背景を持ってそこにいるのか・・本人に聞きただしたり、誰かから情報をもらわずとも、時間と一緒にその人と過ごしていくことができる。そして、わからない隙間があったら「なんとなくそうなんだろう」という想像で埋めていく。だいたい、それで事足りる・・。そして、事態が動いて初めて、その隙間の意味がわかっていく。そういうリアルな時間の流れがこの映画にはあるなあと感じるのでした。だからこその、旅する人(それは生きていくということの表現でもある)をそのまま映し出していく映画である「ロードムービー」なのかなあと。
 隙間がいっぱいあって、そこを埋めるのはもっぱら見る側の頭の中の働きに頼ってる。だから、「きっとこうなんだろう」という自分の想像がするっと入って、自分なりの映画が出来上がって行ってしまうところがあるのかもしれないですよね。その解釈が正しいのか、正しくないのか、つじつまがあっているとかあっているかどうかを見せる映画ではない。自分がどう見たか、自分の思い、自分のリアルが投影されて積みあがっていく映画なのかなと思いました。だから、何度見ても、飽きることなく、すんなりと自分に寄り添ってくれる気持ちになれるのかなあと・・。
 あと、ひとつ思ったのは、こういう時間の素直に流れていく映画って、昔の映画は結構そうだったと思うんですよね。そういう点でもおばさんな自分にはなじみやすい映画でありました。

2019年1月下旬。今の景色・・

 毎日のように大きすぎるニュースが流れてくるジャニーズ界隈。色々な流れの中で、きっと今、事務所のひとりひとりが前を向いていっぱいいっぱい考えているんでしょうね。そして、Love-tuneメンバーもそんな風に考えて、一歩、一歩、行動してきての今なんだろうなと想像する毎日です。出来る限り、自分が大好きな人たちのことを応援していこうと改めて思うのでした・・・。
 さて、そんな激震の中、動き出したあらんちゃん、さなぴーはしっかりと活動を続けてくれています。先週のあらんちゃんのインスタはテーマ・メンカラと思いたくなるような色を強調した画像をあげてくれていて、ついついLove-tuneの再びの集結に思いを巡らせてしまいます・・・。メンカラシリーズが終わった後が綺麗な白の照明の中に浮かぶ「Dreaming」というのには泣けました・・。様々な色の光が合わさると白になるんですよね・・確か。

www.instagram.com

 そんな風に、ついついLove-tune中心で見てしまうけれど、その次の日のあらんちゃんのセルフポートレートがめっちゃカッコよくって・・。はあ・・。どこまで、どんな風にカッコよくなられるんでしょうか。ぜひ、このスタイルの完成を見たいですねー。どこに連れて行ってくれるんでしょう・・。
 さなぴーもほぼ毎日ツイッターで呟いてくれていて、その言葉が自分の心を勇気づけてくれていますよ・・。「まっすぐに生きてみるよ。そうするよ。」・・って今、ここでそう言える強さと勇気が本当に眩しいです。

 さて、そんな中、1月25日の朝のNAC5、小林克也さんのFunky Friedayという邦楽チャート番組(でいいのかな?)。絶賛、大売れ中の「BOW!!」がオンエアされましたよーー。

  噂に聞いて、さっそくradikoプレミアムのタイムフリー(前に、ニートニートニートの北海道のラジオ番組のために導入)で聞いてみました!。聞きのがしてもちゃんと聞けるラジコちゃん最高ーー。イヤホンで聞くよりも、なんだか柔らかく聞こえるラジオの音。このさなぴーの可愛く元気な曲が関東一円に流れたんだと思うとすっごく嬉しかったですよー。
 その上、克也さんがかなり長くこの曲についてコメントしてくださったんですよね。もうねアラフィフには小林克也さんってDJの神様みたいな人なんですよ。本当に嬉しかった~。かいつまんで覚えていることを書くと、真田佑馬は1か月か2か月にジャニーズを辞めたらしい。なぜ辞めたのか聞いてみたい。犬の声が入ってるのが面白い。サウンドの割に、歌い方がジャニーズで、その取り合わせが面白い・・いやーほかにもいっぱいおっしゃてて。歌い方がジャニーズっていうのすっごくわかる~(私のイメージではトシちゃんですよー。BOW!!のさなぴーは)。
 それにしても、やっぱりお二人はのびのびと活動されているような気がして、そこは退所して本当によかったなーって思うんですよね。私はLove-tuneのグループ活動、パフォーマンス、本当に大好きだったけれど、それでもできないことがたくさんあって。そこをこの期に自由に試しているといってるようで、かえって可能性が広がるんだろうなあと思うんですよね。これも個人的な嗜好ですけど、Love-tuneには、大好きなnacsみたいにひとりひとりがきちんとやりたいことやって花を咲かせて、でもグループで集まったら、ひとつのいきもののよに一言では言えないような相乗作用が生まれて忘れられなくなるという本当のグループの醍醐味を見せてくれるといいなあと感じる毎日です。いやー、はやく、諸星くん、美勇人くん、長妻くんの新しい一歩を見たいです!
 そして、萩ちゃんは、嬉しくも、舞台の追加公演が決まったそうですーー。本当におめでとうございます!!

  いやー。どうなるんでしょうーー。そろそろ、舞台の詳細なども教えていただきたくうずうずしていますよーー。チケットも無事、公式先行もローチケ先行も当たって、楽しく余裕を持って、萩ちゃんの外部のお仕事を応援できそうですーー。いやー、本当に本当に楽しみです~~!!!

自分の値付け

 長く会社で働くことのよくないところのひとつに、自分で自分の値打ちがわからなくなってくることがあるような気がする。会社の目標はコロコロと変わる。自分が意欲的に取り組んでいた仕事がいつのまにか低評価になることもある。「そんなことして何の役に立つの?」と上司に聞かれ、「ああ、そうなのかも・・」と弱気になって、「自分はこの会社の役に立てていないのかもしれない」とか「もう自分はダメなのかもしれない」と思うこともたびたびある。意識高い系の方は違うのかもしれないけれど(笑。自分のやってる仕事は面白いし、まだやらなければいけない余地はいっぱいある。自分なりに世間様に役に立ってるのではと思うこともある・・でも、会社はもっと新しいものを、もっと目先の違うものを、もっとすぐに金になるものを・・と追い立ててくるのだ。そうやって自信をなくしてくると、会社や上司の荒っぽい仕事の指示についついあらがえなくなり、ずっと育ててきた仕事をつい手放したくなることもある。
 そんな時に自分の勇気を奮い立たせてくれるのは、直に接しているお客様の声であったり、思わぬところからの評価の声であったりする。先日、ずっとやってきた仕事が業界団体からの賞をいだだけるというお知らせをもらった。小さな賞ではあるけれど、本当に頑張ってきた仕事だったから本当に嬉しかったし、ちゃんと見ていてくれる人はいるんだなあと嬉しくなった。そうやって、自信が持てると、今直面している仕事であったり、会社とのやりとりにも余裕(笑がでてきて、上司とももう一歩突っ込んで話ができるようになった。もちろん上司の方も頭ごなしのような雰囲気が少なくなったような気もする・・。いやいや、人間というのは現金なものである・・。しかし、もっと早く自分の価値を自分で知ること、自分の位置づけを正しく知ることはできたのではないか、ちゃんと自分が動いていれば、社外の人や色んな人に聞いて自分の価値を示していれば、つまらない卑屈な気持ちに陥ることはなくもっと積極的に会社と話ができたり、会社とももっと別の考え方や解決方法を考えつくことができたかもしれない。
 今回のさなぴーが自分で自分の楽曲を配信して、大きく支持され、大きな売り上げを得て(それは全額本人の収入となるものである)それがランキングなどで公表されたことは、彼らの価値を示す上で大きな大きな一歩だったように思う。どれだけコンサートの抽選が外れる人が多くても、どれだけ写真やグッズが売れても、それが明示されることはない。Youtubeの再生回数が何十万回を記録してもいくらの収入があったのかは明示されず、再生回数が他と比較されて順位づけられるだけだ。ファンはきっと大きく支持をしてくれている、もちろんパフォーマンスだって素晴らしい。でも、それは会社の中だけのもので、すぐに可視化されるものではないし、見えないものを会社が「きちんと」評価するとは限らない。会社は今現在の目標に縛られて、潜在的な価値だったり、外からの評価を案外わかってないこともある。でも、今回のさなぴーの行動によって、彼らがもし外にでれば、どれだけの支持者を、どれだけの収入を生むのがはっきりと可視化されたのである。世間における自分の値付けをはっきりと示すことができた、それは本当に大きな一歩のように思うのだ。さなぴーがやってのけたのことはすべての彼の仲間の先頭に立って大きく旗を振るものだったなあと、やっぱり思ってしまうのだ。
 別に、だから外に出ろというのではない。だから会社は間違っているんだと言いたいわけでもない。プライドを持って会社の中で頑張ることをきっと選択したであろう彼らにとっても、自分たちのキャリアと市場価値をきちんと示して、会社と渡り合うことができる可能性がでてきたのではないか、ということだ。みんなが活きるように、みんながプライドとやりがいと富を得ることができるように、存分に考えて、存分に話し合って、頑張って欲しい。会社もそれを踏まえて今まで以上にちゃんと考えて欲しいなあと思うのだった。外に出た人も、中に残った人も、きっとみんな幸せになる日がきっとくる・・と相変わらずのお花畑脳は思うのだった。      

あらんちゃんとさなぴーが世に出て行く

 いや、2019年、ハンパないっす。われらがLove-tuneメンバーの阿部顕嵐くんと真田佑馬くんが活動を始めました。10日の萩ちゃんの舞台発表に続き、11日にはあらんちゃんがインスタグラムを始め、18日にはさなぴーが自作自演の楽曲の配信を始め、ツイッターも始められましたよ~。

 まずは、あらんちゃんのインスタグラム!

www.instagram.com

 あらんちゃんのインスタはお写真のみ。いつも午後8時30分というお誕生日時間にアップロードしているのがめっちゃ可愛い。でも、投稿されるお写真は本当におしゃれというかアーティスティック。お顔や姿の美しさを素材にして、一つの絵を作り上げてるんですよね。また、時々、見ているものに強い意味を伝えてくれるようにも見えるものもあって。上の写真は身につけるものであるけれど、その色合いで強くあの阿部顕嵐という人をパワーアップして伝えてくれる気もします。ほぼ毎日のように投稿してくれるお写真、本当に嬉しいです。こんなに好きなアイドルの活動が日々を心を強くしてくれるとは・・・と思う毎日です。
 そして、昨日1月18日。さなぴーが楽曲の配信を始めました!そして、ツイッターでお知らせしてくれましたよ!

  もう見た途端、やっぱり涙が溢れて。「夢を見続けよう」の一言で、今この時が、あの横アリのDream onと地続きであったように思えて。気が早い自分ですから、「報われた」と迂闊にも思ってしまったですよ。それはともかく早速楽曲を購入、ダウンロードして聞いてみました。夢に見た大好きなアイドルへの直接課金の一瞬でしたよ(今回、配信しているtunecoreでは楽曲料が100%アーティストに入るのだそうです)。

 1曲目のBOW!!はさなぴーの愛犬サスケくん目線の愛が溢れる曲。2曲目のタイムトラベラーは夢を叶えるために旅を続ける若者たちの曲。「幻想さえも叶えよう」という歌詞に本当に力づけられましたよ。妄想しててもいいのかもしれません(涙)。BOWもタイムトラベラーもさなぴーらしい世界がくっきり目の前に広がるんですよね。曲調と歌詞とあの声とまっすぐなギターソロと、景色がはっきりと見えましたよ。さなぴーの世界を作り出す力はシンガーソングライティングでも発揮されているのだなあとつくづく思いましたし、やっぱりさなぴーは大きく旗を振る人なんだなあと思いました。

 そして、あらんちゃんのインスタもさなぴーの配信&ツイッターも反響が凄いんですよ。あらんちゃんは15万越え、さなぴーは5万越えのフォロワーがいて、さなぴーの楽曲は配信ランキングで4位とかで、こんなにも多くの人がこのおふたりに関心をもっていたんだなあと、世に出ていくことの凄さを実感したのでしたよ。お二人の新しい1歩がこんなに多くの人に受け入れられたこと、本当に嬉しかったです!   

 更に、お二人とも嬉しいことにLove-tuneというグループを自分に感じさせてくれるところがあって。あらんちゃんのインスタにはらぶのメンバーカラーじゃないかなあという色が強調された投稿があったり、さなぴーのアカウントがsa7daだったり・・やっぱり夢見ちゃいますよね・・いや、いいのかー。夢見続けてもいいのか・・と。
 それにしても・・萩ちゃんの仮面ライダー舞台での俳優活動、あらんちゃんの視覚表現だけのインスタグラム、そして、さなぴーのシンガーソングライティングというように、これまでの活動とはちょっと違う方向性で、自分の力を開放するようなパフォーマンスをしてくれているところが本当に嬉しくって。新しいステージに新しい力を磨いて向かい合ってるところが本当に凄いなあと思うのですよね。
 で・・・やっぱりグループって面白いですねえ。ひとりひとりが羽を伸ばしながら新しいことに挑んでいても、別々ってところでかえってひとつの大きなかたちを作っていくように見えますもんね。それぞれの新しいピースが出来上がった時、どんな絵が見えてくるのかなあ。勝手な期待かもしれないけれど、気長にまっていようと励ましていただいたお二人の新しい1歩でした!。

萩ちゃんの新しいお仕事が決まったよ!

 あの怒涛の2019年1月10日からもう2日も経ってしまいましたよ。萩ちゃんこと萩谷慧悟くんの新しいお仕事が突如発表されました。舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝-への出演です!久々の外部舞台への出演、本当に、本当におめでとうございます!萩ちゃんを選んでくださった皆様に心よりお礼申し上げます!まずは、公式ページのお知らせのスクショ、貼っておきますね!!

f:id:tanusun:20190112104321j:plain

 続いて、ネットニュースも山ほど、ツイッターのTLは萩ちゃんのお顔で埋め尽くされたといっても過言ではありませんでしたw。いつもお世話になっているマイナビニュースさんのを貼っておきます~。

news.mynavi.jp

 その瞬間、嬉しいと言うよりも、もう頭の血の気が引いて、心臓はバクバクするし、手は震えるし、言葉なんて全然出てこなくって、どんどん興奮が強くなっていく自分。周りの人の声とか何言ってるかもわからなくなってきたし、フォロワーさんが「お顔が美しい」と褒めていただく言葉も、色々と教えてくれる情報も全然読めないし、もう訳わかんなくって、思わず外に頭を冷やしに出たくらいです。ほんとに文字通り「頭を冷やす」でしたww。自分がどんなに萩ちゃんのことを好きだったのか、「好き」という気持ちの意味を知った瞬間でもありました。
 それにしても、スティールパンの演奏活動の次が仮面ライダー舞台なんて、この幅の広さ、バラエティ。本当に萩ちゃんらしくて素晴らしいです。Love-tuneが2016年に結成されてからは、なぜか萩ちゃんには個人仕事の機会がなく、ご自分でも「お芝居の仕事がしたい」と言っていたのに残念だなあと萩谷担として思う時期もありましたが、ここに来ての大舞台。本当によかったです。
 これは自分個人の思いではありますけど、Love-tuneはメンバー7人がそれぞれに個人の活動も積極的にやってきたグループで、そのコンセプトが萩ちゃんのこのお仕事でようやく確立されたのではないかと思っています。だから、この萩ちゃんのお仕事がらぶめんたちの新しいスタートラインというのではなく、この後、この舞台の大千穐楽の2019年3月31日が終わった後が、らぶめんの、そしてLove-tuneの本当の新しいスタートラインになるのではと思うのです(もちろんそれまでに他のメンバーのお仕事もどんどん知らせて欲しい、やって欲しいですけどね!)。               
 それにしても、本当に萩ちゃんにはびっくりさせられることばっかりです。そして、そのたびに自慢の自担様だなあと毎回思います。今回もなんたって、新しいお写真のお顔のなんて綺麗なこと。22歳のきりっとして、これから前を向いて進んでいく、その気概に満ちたお顔だなあと。やっぱりこの目のちからの強さが、見つめるまなざしの強さが、萩谷慧悟くんなんです。そこは本当にこれまでと変わらなくって。クレジットの順番とか、色々なファンの方の思いとかを見るにつけ、本当にチャレンジングなお仕事だと思うので、どうぞ頑張って、お体に気を付けて、新しい世界を切り拓いていってください!いやー、本当によかったーー!!

雑誌記事のこと

 やっぱり気になるあの雑誌記事。ツイッターにもちょこちょことまとめ的なものが流れてくるので、生半可に知っていたのですが、だったらちゃんと読もうとオンライン版を購入して読んでみました・・。その感想というか、気になった点というか。ちなみに、有料放送で伝えられた件については、直接自分で聞いていないので、このエントリーでは触れていません。

  • ファンとして知りたかったのは、多くの方が指摘しているように保留した契約書の内容。でも、それについては一切触れず。そここそが今回の問題でのアイドルとファンの信頼関係に一番大きくかかわるところなので、知りたかったところ。でも、雑誌側としてはそれよりも別のところに注目していた。
  • 雑誌の内容をまとめると、グループのメンバーは、事務所にタテをつく気はなかった。あくまでも契約保留は一時的なものであった。何度も、誤解を解きたいと自分たちの本当の気持ちを景子さんに伝えようとした。11月30日の時点でも。しかし、一発契約をしなかったらぶを、景子さんが一貫して拒否し、退所に追い込んだのだと雑誌はまとめている。この雑誌のいつもの論調もあるのか、らぶ側のことを全面的に擁護しているような形になっている。これはファンとしては、ありがたいと考えるべきか、どうなのか。ちょっと解釈違うかなともw。
  • これは個人的な感想だけれど、この一連の説明には違和感がある。雑誌ではまったくノーチャンスだったような書きぶりだったけれど、「Jrのらぶ」としての最後のお仕事なってしまった雑誌掲載がなくなってからも、個人で掲載されるメンバーが複数いたり、別のグループのお仕事にかかわったり、事務所の大物さんやデビュー組からもお名前を出してもらったり、11月30日の5人の退所までジャニショのお写真が何度も何度も増刷されていたり、HPにお名前の記載があったり、事務所から個々のメンバーへの引き合いはそれなりにあったと感じることは少なからずあったように感じていた。メンバーが出演する2本の映画への力の割かれ方も相当なものだったように思う(1つのグループに使えるお金が決まってるのかな?)。そして、ラジオのお仕事は問題の発端と言われた2018年1月の後の4月の改変期を乗り越えてまだ続いている。
  • つまりは、事務所の中は一枚岩ではなかった可能性や、全員ではないにせよ、事務所に残らせたいという考えもかなりあったのではないかと思うのである。それとも、12月1日の記事が伝える9月頃にあったという「グループでの活動はできない」という側近の話というのがターニングポイントだったのか。。
  • でも、なぜ7人揃って退所という、ものすごく辛いけれど、ある意味、グループとしての筋を通すことになった結果は、夏以降の動きからは大逆転だったようにも思うけれど、その疑問に応えてくれる雑誌の説明はなかったなあと感じるのであるし、逆に、事務所の公式発表の説明は(色々な肝心な点を端折っているとは思うが)時系列的にはまだ理解できるのである。
  • この微妙に状況を見ていない感は、12月31日の記事にもあって。退所した彼らの近況として、「大学生メンバーは卒業に向けて学業に専念できている」と書いたすぐ後に、あのふたりのSNSデビュー(というのではないけれどw)の文章が続いている。もしかするとこの記事を書いた方は、大学生が誰を指すのか知らないのかなとちょっとだけ感じてしまったのだな。まあ笑い話みたいなものではあるけれど。
  • 何より、12月1日の記事で「今年3月くらいから事務所内にはメンバーと向き合って、話を聞いてくれるようなスタッフはほとんどいませんでした。それは今でも変わらない。」とあって、そんな状況であの素晴らしい横アリ公演ができたのか、その後の素晴らしい編集の局動画の編集は誰がやったのか。また、らじらースタッフさんの毎回の素晴らしい気配りぶりを見聞きしていると、会社側から完全に切り離されている感じではない気はする。
  • まあ、そんなかんなで、やっぱりあの雑誌だな・・と穿った見方をしてしまうのだけれど、タクチケのこととか微妙に大事な話も書いてくれたのは面白かったなーと。これはあくまで個人の主観だけれど、この話を聞いてとっさに思ったのは、いじわるとか差別ニュアンスというより報奨か?みたいな?とか、だとすればあの2月・・などと、まあ余計に自分の根の暗さを露呈してしまうので書きませんが、ホントにメンバーは辛いこと多かっただろうなあと思うのだった・・。
  • ともあれ、メンバーの全員のお名前とかこれまでのお仕事の経歴とかきちんと書いていただいているのは、これからの彼らにとってはマイナスにはならないだろうし、何より、「しかし、彼らからは『諦めた』という言葉は一度も聞いていません。」と書いてあるのはちょっとだけ嬉しかったなあと・・。もちろん、ソース不明だけどな!w
  • こういう雑誌は往々として、アンチを先導するためとか、書かれる側を陥れるためにとか言われがちではあるけれど、おそらくそうではなく、そういうものを読みたい読者がすでにいて、彼らの注意をひくために書かれているのように思う。12月1日の記事はかなりの多くの人の目に触れたようで、それは、単に自分たちファンだけではきっとないだろう。それをチャンスに変えるような逞しさがこれからのらぶめんにはきっと大事になってくるだろうし、事務所も変わっていってくれるといいなあとふんわりと考えてる。

映画「ニート・ニート・ニート」の感想:北海道編

 ちょっと時間が経ってしまいましたが、あけましておめでとうございます~。2019年はどんなブログになるか見当もつきませんが、Love-tuneLove-tuneの7人のメンバーをこれからをぼちぼちとはなると思いますが、見続けていこうと思っております。もちろん萩ちゃんをはじめ彼らに熱く熱く応援出来たらとは思うのですが、あと、せっかく、彼らが事務所から離れたこともあるので、色んなアイドルを見学したりなどして、なぜかはまってしまったアイドルのことをゆる~くと考えてみたいなあとかも。

 そのきっかけになったのは、先日、長年ゆるゆると追いかけている(最近はそんなのばっかりw)あるバンドの再結成ライブに行ったのですが、そのバンドから一番離れていたメンバーからベイビーメタルにハマって、その悲喜こもごものお話を聞いたことで。その方の話し方の感触が自分とも何か共通することがあるように思えて、中高年にとってのアイドルって、やっぱり何か大きな働きを持つのかなあととても印象に残ったんですね。ABC座2016年の株式会社応援屋もそんなお話でありましたしね。色んな事を見てみる2019年にしたいなあと思っているところです。よかったら、またお付き合いいただけますと幸いです。

 さて、映画「ニートニートニート」、嬉しいことに年を越しての上映中。ほんと嬉しいですね~。都内では池袋とお台場で1月10日くらいまでの上映が決まっているみたいだし、名古屋では復活上映が決まったんですね~。色んな意味でハートフルな映画ですし、もし、まだ・・という方がいらっしゃったらぜひ見ていただければと思う次第です~。
 そんな映画「ニートニートニート」の感想などを思いつくままに何回かに分けて書こうと思います。内容的にはこんな感じ。なお原作はまだ未読です。   

  1. 舞台となった北海道のこと
  2. 伏線ではなく、想像で埋めていくストーリーの進め方
  3. 家族と守る人たちというテーマ
  4. 4人の俳優の魅力とその布置

  さて、最初は北海道とこの映画のこと。自分が北海道大好きの観光人間なもので、そんな面でもとっても期待していた映画だったのですが、雄大で綺麗な自然の北海道だけではない、でも北海道らしい色々な側面を組み込んでくれたのがとても好きでした。まず好きなのが、稚内に向かう道すがら、薄暗く、靄も立ち込める中で、暗く光るモーテルの看板の情景。北海道って自然が豊富というか人工物が何もないところが延々と続く場所もたくさんあって、日が暮れかけてくると茫洋とした自然がなんとも怖く感じることもあるんですね。自分も稚内に向かう道道66号(海沿いのあの道です)で、同じような心細いような光景を見た記憶があります。旅のほの暗い面を予感させるようなワンショットのようで凄くいいなあと思いましたよ。

 次に、何回か出てくる野宿の情景もすごく好きでしたねぇ。北海道にはたくさんの安価なキャンプ場があって、お金がなくても泊まれる場所がたくさんあって、貧乏旅行の味方でもあるのですが、それが、本州から逃げてきたニートたちの止まり木になっているのが切ないながらも心憎くて。理由はそれぞれ違えど、若者が「逃げていく場所」、「さすらう場所」としての北海道の象徴みたいなところだなあと。そして、自然の中で火を囲むという原始人みたいな生活をする中で自分の中の大事な何かを見つけていくという、昔ながらの若者の姿を見るようで、好きなシーンです。
 3つ目は、十勝の羊小屋をみんなで修理するシーン。北海道は開拓の土地。多くの人が生まれた土地を離れて、新しい自分の住処を築くために切り開いていった土地なんですよね。特に十勝は、藩や屯田兵という国主導ではなく、民間の人たちが主導で拓かれた土地らしくって、この映画の、このシーンの舞台としてうってつけの場所なんでしょうね。昭和の頃は、北海道を旅する若者がお金がなくなって農場などでちょこっとバイトさせてもらうことなんてよくあったみたいですしね(コジさんはこういう人ですよね、おそらく)。昔から見つけ出したい、変わらなければいけない若者たちが、働く中から見つけ出す、人と人の交流や、自分の能力・才能というこの映画の大切なテーマがその土地にしっかりと埋め込まれている、そんな映画の作りになんとも言えない感動がありました。

 そして4つ目。月子が最後に行きたかった遊園地。そこの廃墟になった姿が、ある意味、とても北海道らしくて心を打ちました。上の話にも繋がるんですが、北海道は色んな夢が形になっていき、そしてそれが潰えていく土地でもある。その上、広大な土地。その二つが重なったせいなのか、北海道にはあちこちに昔の施設の遺構がたくさん残っています。きちんと保管されているものもあれば、廃墟同然で放置されているものもたくさんあるんですね。十勝にもちょうどそういう潰れてしまった遊園地があってまだ残っているそうですが、道に残っているその遊園地の看板を見るにつけ、人間の営みの運命というか宿命を感じるのですが、この映画の一番大切なシーンとしてそういう光景(あくまでもモデルではあるでしょうが)を持ってこられたことに本当にズキンとしましたよ。
 そんな風に、映画「ニートニートニート」は、生きている、生きてきた北海道の光景がたくさん詰め込まれていて、その光景の中で、青春の一時さすらう人たちを守る土地となっていることがすごく感じられる映画でした。そこが本当に好きなんだなあと思うのでした。