ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

人間の成長とは・・みたいな

 さて~、GWも本格的に終了。その最後の週末は色々と考えさせられることがあった週末となりました・・。まずは、金曜Youtube動画。

youtu.be

  いつものように機転の利いたみゅーさんのツッコミポイント、さなぴーの一本のMVにかける戦略。お互いの芝居魂の発露に突っ込みあうさなはぎ父子の、コンセプトは違うのに、方法論は同じだからの二人のぶつかり合い(そこが父子だよね)はいつも興味深い・・。そして、そんな6人をフォローしまくる優しい面と細かいところにどうしても突っ込みたくなっちゃうながつ・・。ほんと1度見たら、あのストイックにかっこいいagitateの世界に戻れなくなっちゃうという爆笑のMV鑑賞会でした・・。

 ただ、今回は2つの点でちょっとファンからも物議が生じて。ひとつはここ何回か続いていたの遅刻動画の件で、ようやく現れたその人のペナルティなのかどうなのかと思うくらいにいでたちが結構強烈だったこと(これは自分的には「あ・・」とちょっと落ち込んだ)。もう一つは、このMVの撮影の日に、撮影中だったながつと萩ちゃんを除く5人が撮影待ちの間(2時間以上あったとか)にアウトレットのショッピングに出かけ、後半の撮影にこれまた遅刻しちゃったことを面白おかしく話してくれたこと。このあたりが、遅刻を繰り返すなんて~とか、遅刻を笑いごとにするなんて~とお怒りになったファンも少なからずいらっしゃったんですね。
 これらの件で、個人的に感じていたのは、遅刻とか寝坊とかは勿論しないで欲しいけれど、そういうのが癖になってる人たちがそれを直すのは結構大変なので(別の応援してる俳優さんで20歳代から40歳くらいまで長らく寝坊&遅刻癖が治らなかった方もいるのですよ)、周りから「気をつけろ」とか「社会人として当たり前のこと」みたいに、言って解決するほど簡単ではないとは思っているんですよね。だからこそ「いい感じで」治していってもらいたいなあと、結構のんびりした感じで思っております。それも含めてその人の人生だなあみたいなスタンスはありますね。

 あと、この寝坊のこととか、収録時の集団遅刻について、こうやって多くのファンや一般の人の目に触れるところで面白おかしくも、かなりキツイ形で触れられるの自体、一種のペナルティとしてあえて見せているのかなとも感じます。先ほど触れた寝坊癖のある俳優さんも毎回その出演番組で触れられて、怒られていましたもの・・。面白おかしくな感じであっても、本人にとったら、隠されることより本当に恥ずかしいだろうしね。まあペナルティなのかの真相はわかりませんが、レコード会社さんが大きくかかわっている案件で、こうやってオープンにされたことはひとまず決着はすんでいることかと思いますが(動画の後半の7人での小芝居の感じ、結構鬼気迫るものがあってよかったですねw)、他のメンバーで過去にやらかしてる子もいたりするのでどうか再発防止でよろしくと「祈っています」という感じです。

 もう一つ、これが最初に感じた事なんですが、やっぱりこの7人はこの7人一緒だからこそ、上手くやって行けるのかなあとも感じましたよ。一人一人のメンバーに良いところもあれば悪いところもある。これまで悪いとは言わないまでも、弱点とか困った点みたいに思われていたことが、実は全体のストッパーとして、いい方向に働いていたりすることもあるのかも、というのも見えたりしましたね。そして、そういうのがそれぞれにあって網目の様に張り巡らされていて、全体のセイフティーネットになってるのかなと感じたりしました。もちろんそこに甘えないで、自律した人間になるべし・・というは正論なんですけれど、お互いに普通にしていることで、いい感じ支え合っていけることは得がたい事でもあるなあと・・。

 そんなことを思っていた土曜日でしたが、深夜のモロちゃんの青春ファンクを聞いたら、とても大事なお話をされていて・・。

 モロちゃん、今一番やりたいのは音楽であり、サックスなんだそうです。高い車を買うくらいならもっとよいサックスを買いたい。舞台やミュージカルに出たいというよりは今は音楽をもっとやりたい。そして英会話も勉強していると・・。本当に熱く熱く語ってくれる30分間で、モロちゃんの思いがビシビシと伝わってきましたよ。私なんて気が早いですから、なんなら自分の大好きなニューオリンズ(何回かお仕事で行かせてもらえたんですよね)のストリートで、サックスを奏でているモロちゃんの姿がありありと目に浮かびましたよ(笑。
 モロちゃんのように、遅くから楽器を始めてここまで素晴らしい速度で上達されて、ファンクミュージックも大好きで、だったら一度は本場で音楽の経験や勉強をしてみたいというのは誰しも思うことではないでしょうかね。安井くんがインスタのストーリーでも伝えてくれているようにモロちゃんが深夜の音楽バーで演奏してる姿を見ていると、本当にいつでもどこでも演奏していなきゃという熱い気持ちと自分を鍛えていく意思の強さを凄く感じています。私は、こんな風に、みんながみんな芸事に熱心で、それを突き詰めていくエネルギーに満ちた姿を見せてくれる7ORDERのメンバーが大好きです。そして、人間の成長って、年齢や身体的精神的な経年変化、そして自分が今置かれている社会的な状況と深くかかわっているから、「今やるべき」っていうのがやっぱりあるんだと思うんですよね。特に20代後半から30代前半って、そういうのに直面して「どちらをとるか」みたいな問題に向いやすい時期の様に感じます。だから、モロちゃんが自分の音楽の力を向上させるためにもっと自分の時間を使いたいというのは、勿論アリだよなあと思うのです。
 叶う事ならば、メンバーのそれぞれが自分の思いを大切にして自分の成長につなげていって欲しいと思うし、一方で自分の基盤となるホームとしての7ORDER、そして、ファンのみんなが大好きなグループアイドルとしての7ORDERが、「いい感じで」つなげ合っていってくれたらなあと思うのです。今回、ここまでストレートにモロちゃんの音楽にかける思いを、青春ファンクと言うラジオ番組で伝えてくれたということは、単にモロちゃん個人の思いということではなく、ラジオのスタッフさんや、おそらくメンバーたちも共有してることと思うんですよね。きっとそういう未来へのビジョンを共有してる・・と思っています。

 7人にとって帰る場所、基本に立ち戻る場所として7ORDERがあって、素敵な7人でのパフォーマンスを見せてくれる場所として思っていてくれたらとても嬉しい。勿論、それを個人の活動と両立させて、現実にはやっていくには時間がかかっていくことでしょう。でも、7人とグループのファンだから、そしてグループアイドルの既存の枠組みに縛られずに活動しようとしている7ORDERというグループへの信頼感があるから、ながーい目で見ていけるんじゃないかなあと思ってる日曜の夕暮れでした。さあ、いよいよ燦参七拍子イベントまであと2週間です~。あ、最後にやっぱり・・。モロちゃんのバラエティの才能は勿論のこと、歌とダンスの力を高く融合したミュージカル適性を高く評価しているのは私だけではぜーったいないと思っているので、音楽修行にひと段落ついたらぜひそっちも・・と末永く祈っておりますね~。