ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

舞台「仮面ライダー斬月」ブルーレイがやってきたよ~

 ちょっと遅くなりましたが2019年10月9日、待ちに待った舞台「仮面ライダー斬月-鎧武外伝-」のブルーレイディスクがおうちにやってきました。本当に待ち遠しかったですし、思ったよりも仕上がりが斜め上の素晴らしさでめちゃめちゃ感動でした。私の大好きな萩ちゃんこと萩谷慧悟くんの、ジャニーズを退所して初の作品であると共に、退所後初めてのお仕事の記録となった作品(ジャニーズ時代の演劇作品も含めると2014年以来)ですので本当に嬉しい限りです。関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。

 さて、私の購入したのは、日本青年館で購入した東映さん公式のライドウォッチバージョンのもの。こちらには通常の特典映像(アフタートーク集&バックステージ集&ライブビューイング&配信特典)の他に、劇場購入特典として、呉島貴虎役久保田悠来さん、鎮宮雅仁役丘山晴己さん、作・演出の毛利亘宏さん、そして、アイム萩ちゃんが、舞台映像を見ながら2時間しゃべりまくるというビジュアルコメンタリー(DVD)が更なる特典映像としてプレゼントされておりました。本当にありがとうございます!ちなみに、その収録をした時の模様をお伝えする久保田さんのインスタグラムはこちら・・

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 ざっと感想を書きますと、最初、ちょっと油断していたんですね・・自分。舞台は10回見たし、ライビュ&DMM配信に加えてニコニコ生放送での配信もディレイまで含めて見まして、かなり本編の映像は見たと思っていたんです。なので、ついついビジュアルコメンタリーの映像から見始めたんですが、なんか違うんです!。ディスク仕様なので、アップとか違うアングルからの映像も違うのですが、収録回が違う・・。ベリアル&フォラスの小ネタも、鍵臣写真館のネタも、そしてちょっとしたセリフのあちこちが違うんですーー。つまりは、何度も見てきたあの京都劇場での大千穐楽映像ではなかったという・・。ビジュアルコメンタリーでは千穐楽の映像と言っていた気がするので、おそらく前楽、3月31日の昼公演だと思うのですが(違っていたらすみません)、それが今回の円盤となっていたようです。勢いとエネルギーが溢れた大千穐楽とはちょっと違ったお芝居の細かいところが密な公演。それが、今回、円盤として残ることになりました。
 そんな訳で、「うわー。これはちゃんと本編から最初から見なければ・・」とブルーレイの方をセットしなおして再度見ましたが、これが本当に素晴らしくって。まずは、アップが多い。役者さんの細かい表情までしっかりと見ることができます。アイムのリーダーを倒すあたりの表情とかグラシャとの戦いのところとか見ているだけで泣きそうになりますよね。もちろん一人一人の演者さんの表情も本当によく見える。配信の時には引きの映像が多かったのでそこは本当に満足しましたね。そして、カメラも何台も入っていて、下からのあおり、左右からのショットも豊富。それがうまく切り替えられた編集となっていて、まるでTVドラマを見ているようでした。プロジェクションマッピングの映像もおそらく本来あるべき映像として再現されていて、特撮感もより高まり、でも舞台の上での生身のアクションや芝居という面もきちんと残されていて、毛利さんや久保田さんが何度もおっしゃていた「仮面ライダーの演劇化」の素晴らしさを伝える映像になっていたと思います。さすがは東映さんの本気を見た気がします。このあたりは7ORDER projectもゆくゆくは目指すべきところとしてしっかり心にとめておきたいと思った次第です。
 そして、アフタートーク集の充実ぶり。東京公演に加えて、京都公演の分も。鎧武本編のキャストのみなさんの登場し、本編への熱い愛を、そして今回の舞台についてもしっかりと語られているんですよー。またね、久保田さんとの仲良しぶりが本当に可愛くって素敵でね。あと、司会をやっていたベリアル小沼さんの可愛らしさとかフォラス宇野くんのパワフルさとか本当によかったですね・・。あと原嶋くんの演劇への熱い熱い心が溢れた語りとかもものすごく惹かれました。また、どこかで本編のキャラクター&キャストにも新たな作品の中で会いたいな(新たな小説化も決まったことですし)とつくづくと思った次第です。バックステージ映像は15分と短めだったんですが、若者組の仲のよさがホントに可愛らしくって~。萩谷ファンがみんな言ってますけど、萩ちゃんがあんな風に生き生きと(主に大千穐楽前だったからかもしれませんが)してバックステージにいたなんて心から嬉しかったですよーー。なぜかツイッターなどではなかなか一緒のところを見ることができなかったですけど、萩ちゃんと千田くんと大ちゃんのトークとかめちゃめちゃ貴重ですから・・。ほんと素晴らしかった~。
 更にそして、ビジュアルコメンタリー。久保田さんとはるちゃんが70%くらい冗談(フォラスの服装がそうだったからなんですけど、「肩フェレット」と命名されたのは本当にツボでしたw)なんですけれど要所要所に鋭いコメントをしてくれるんですよね。毛利さんが今回の座組では一番上の大高さんから一番下の増子くんあたりまで年齢差があったけれど本当によくまとまっていたとコメントしてくださっているんですけど、それを受けて、はるちゃんが萩ちゃんに、若者組と年上組をつなぐ、リンクする役割をよく果たしていたと言ってくれていて、本当に嬉しかったですね。毛利さんの本読みの時にアイムの語りを聞いて「これは勝った」と思ったお話も本人のお話で聞けましたしね。久保田さんは座長らしく、その場にいないキャストのことを本当によく話してくださて凄いなあって。また、下の名前で呼ぶんですよ、ケイゴもアツキもキョウヘイもルイもダイもケイトもユウヤもショウタもモトヒサも、そしてはるちゃんも(大高さんはさすがに大高さんでしたが)・・なんていうかその包容力に痺れましたね・・。
 萩ちゃんはねー。ほんと真面目にコメントをまとめてくるんですよ。ちゃんと鎧武本編とのつながりも指摘してくれたり。久保田さんとはるちゃんが脱線していくのをお話戻したりと、緊張していたけれど、なんだかいつもの萩ちゃんでしたねw。そして、本当にキラッキラの目で、おでこや頬もツヤツヤさせて、本当に嬉しそうに楽しそうに映像を見ているんです。この混じりっけなし200%のお顔をいつまでも見つめていたいなあって思うのでした・・。それで、最後に久保田さんが言ってらっしゃった今後の展開みたいなもの、アイムにインベス化の異変が起きるが、それを貴虎(呉島家?)が助けにくる・・見たいなお話はあれはどうなんですか?あの場のヨタ話でしょうか??ぜひぜひ今後に続けていってくだされば嬉しい限りです・・・。ライドウォッチさんも言ってます「斬月の戦いは終わらない」と・・次の小説が期待されちゃいますね・・。

 さて、最後にお話のことを少し書いておこうと思います。ごくごく個人的な思いのところ。最後にアイムとグラシャが戦いを選択する案件ですが、賛否の分かれるところとは思うんですよね。でも、私には本当にしっくりきていて。萩ちゃんをずっと見てきたせいか、そして今年の3月以降、テニミュの子たちの頑張っている様子とか、ハイチルがCDデビューすることとか、原嶋くんが立て続けに舞台に出ているとことか、宇野くんが中国でのお仕事がたくさんあることとか、増子くんのグループのこととか、色んな様子を見るにつけ、彼らの、若い子たちの今現在の段階ともこの舞台は合致するのかなとも思ったんですね。

 彼らはそうやって戦って、本当に強くなるために、自分の力で世の中を渡っていくために戦ってる最中。それは萩ちゃんがいる7ORDERもそう。弱肉強食の世界・・という意味ではなく、彼らが本当に強くなるために、大きな力で簡単につぶされることなく自分の夢を叶えて行くために、そういう多くの若者のために、この舞台はあるんだろうな・・と思いました。どうか今後もこの鎧武と斬月たちの物語が広がっていきますように心から祈る次第です。本当に素敵な作品をありがとうございました。