ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

7ORDER projectへの想い

 さてさて、やすさなもろみゅはぎあられおの新プロジェクト7ORDER projectとは、なんなのか。自分にとっては7人が一緒で何かをする・・っていうだけで嬉しいわけですが、やっぱりもちろん何をしていくかも大事な訳で、ちょっと最初に見ておきたいと思います。嬉しいことに、ちゃんと公式HPに書いてあったりいたします。さすがプロジェクト!        

”Make Happy ORDER"
7 ORDER プロジェクトとは?
Happyをみんなで作りあげていくプロジェクトです。
活動を通して、ファンの皆さんとかけがえのない瞬間を楽しみたいと思っています。

1人1人が音楽、演劇、アート、ファッションなどジャンルレスに挑戦していき、その経験を混ぜ合わせ、自分たちなりのエンターテインメントを作り上げていきます。

一度きりの人生をカラフルにするために…。

                       7ORDER project Official Site

 まずは、ハッピーをつくるためのプロジェクトであるということ。何より大切なのはみんなのハッピーであり、みんなで作るというものであること。どんなに素晴らしいものができたとしても、その裏側で悲しい結果や悲しい感情をたくさんもたらすとしたらやっぱり寂しすぎる。去年1年、いえ、これまで様々な悲喜こもごもの体験をたくさんしてきた人たちだからこそ、ちゃんと「笑っていられる」活動をしたい。そんな想いがとても感じられました。そして、ジャニーズ事務所から外に出た彼らが、ファンはもちろんのこと、色んな人たちと「みんな」で作っていきたいと願っていること、その大切さを何より感じていることがよく伝わってきました。
 2番目が、彼らの多様な才能や多様な興味を最大限に生かして、ジャンルレスな自分たちのエンターテーメントを作りたいということ。この点はLove-tune時代から変わらない彼らの特徴で、それが彼ら自身の言葉でしっかり発信された・・そんな嬉しさがあります。思えば、自分も1年くらい前にこんなことを書いていました。 

tanusun.hatenablog.com

  思えば、ノンジャンル、ミクスチャージャンルというのはジャニーさんも目指していたもので、彼の元で長く学び育ってきて、様々な方法を本当に身を粉にして(みゅさんの掛け持ち時代が目に浮かぶ・・)身につけてきた彼らが自然と目指すべきところだったと思うんですね。実際にLove-tuneの時にはバンドとダンスを高いレベルで融合していた。横アリでの単独ライブの時の演出はそれに加えて演劇的なドラマチックな要素も多分に含まれていた。でも、その完成はジャニーズの中では理由はわからないけれど叶わなかった・・。でも、外に出て、更に磨きをかけてそういうものを目指していく。そう考えると、今回、7ORDER projectが一緒に仕事をしていただくネルケプランニングは、私はまだまだ見始めて間もないのですが、舞台「仮面ライダー斬月」がそうであったように、そうしたミクスチャージャンルに大変強いところだと思うのです。だから、本当に彼ら7人の舞台を引き受けてもらうにはぴったりだったのかもしれません。
 あと、もう一つ感じられるのが、イケダンMAXのオープニングの7色の絵の具がそれぞれ飛び出していくようなアニメーションのように、7色の7人が混じってしまうのではなく、それぞれに飛び出していく、自分の力を高めたいという姿勢。ひとりひとりが「本当に強い」と言われる存在になるために、決して踏みにじられることがない存在となるために。そんな意気込みが感じられたりもするなあと思うのでした。

 もひとつ加えれば、プロジェクトの第一弾が舞台というのも本当に嬉しくて。9月の日生が決まればなあと何度も何度も思っていましたし、真田くんを始めお芝居のうまい子が揃ったグループなのですよ~~。安井くんは何より声が通るし耳に残る。真田くんの空間を作り出す力。諸星くんの心のひだに入り込む歌と切れのよいダンス。美勇人くんのスタイリッシュなダンスとくぐもった感情表現の上手さ。萩ちゃんの声の自在さと崩れないお芝居。顕嵐ちゃんの美しさの裏に込められた激しさの表現。長妻くんの舞台にくさびを打ち込むような存在感。舞台経験の少なかった萩ちゃんも斬月舞台で準備万端なのですから、本当に本当に楽しみなのですよー。

 彼らがこうして最高のスタートを切れたのは周囲の人々の力や助けがどんなにあったか、ちょっと想像するだけでも泣けてくるくらいです。本当に助けてくたり引き立ててくれる周囲の人たちの力はすっごく大事です。でも、やっぱり本人たちの気持ちとヴィジョンがないと人は集まってはくれません。所属先ありきじゃなくって、なんていうかやる気と才能ありきみたいな世の中の流れに、今再びなりつつあるように思います。だって、自分の周りにも、世界にも問題は山積みで、既存の枠では解決できないことばっかりなのです。新しいものを目指して、彼らならではのいっぱい笑えて、いっぱいハッピーになれるエンターテーメントを目指す7ORDER projectの7人をこれからも心から応援したいと思うのでした。