ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

クロスハート初日行ってきました~

 諸星翔希くん、寺西拓人くん出演のクロスハート・ミュージカルバージョンの初日に行ってきました~。六本木ブルーシアターには初めて行ったのですが、六本木の雑踏を抜けると、こんな瀟洒なとこがあるのかという立地で、まだまだ東京知らないところがいっぱいあるなぁとちょっと嬉しくなりました。日比谷線六本木駅から歩いて行ったのですが、金曜夜の六本木結構な人ごみで歩きにくかったのと、そしてシアターの敷地の入り口から建物の入り口までびっくりするほど距離があって、駅から建物の入り口に入るまでに30分くらいかかったような気がします。お芝居は定刻通りに始まるし、遅れないように気をつけないとですね・・。

 さてさて、ストーリーは意外な展開の連続!へ~って15分に一回はつぶやいていたような。って、「意外な展開」ということさえ言いたくないくらいネタバレ厳禁のストーリーだと思うので今回は何も書かないでおきます~。そうそう、主役の中山優馬くんのお芝居「自体」に仕掛けがいっぱいあるんですよ。かなり演技力を問われている感じ。でも、いいあ感じでやりきっていたと思います~。お顔の表情とかぜひもっと舞台の近くで見たいな~って思いました。

 さて、初日だった訳ですが、初日とは思えない充実の内容。てらちゃんもろちゃんのお芝居がほんとに舞台によく馴染んでいて自然でした。演じてる自分物のキャラの性格付けがちょっとお二人の普段のキャラに近いのかな。ゆったりしたロドリグ、きゃはっとしたマクシムの人物像がほんとよかったです。ロドリグはライブバージョンの時には、戦闘派であるブルゴーニュ派の一員らしくもっとキリッとした感じだったんですが、今回はもうちょっとゆるやかな感じに。もろちゃんのマクシムは主な登場人物の中で一番声が高くって何かとツッコミいれる方なのかな。ニコラ大山さんがボケでツッコミがマクちゃん。でも、決して三枚目ではない可愛いマスコット的な存在だったように思いました。ほんと可愛い~。

 ほんとニコラ大山さんとマクもろちゃんとのコンビはよかったんですよ。パンフレットでもろちゃんもおっしゃってるけど、もろちゃんの仕掛けをちゃーんと受けてくれて、自然な笑いして舞台に放ってくれるの。もろちゃんも演じてて楽しいだろうし、ぐいぐいとお芝居も得意のボケも磨かれていくと思うんですよ~。そういう経験があと29公演できるのって凄いなと思って、ちょっと羨ましくもなりました。でも、ほんとにいっぱいお稽古したんだろうなあと一目見てわかるというか、ほんと二人とも不安な部分がまったくなかったし、更に声とかフレッシュで張りがあって初々しくもあって、そういう舞台を見せてもらえてホントにありがたいなぁと思いました。

 特に好きだったのは、晩餐会の場面。席について状況を見守っているだけと言えばだけなんですが、この時のお顔の表情が好きで。しっかり周囲の声を聴きつつ、彼の思いもきちん伝わってくるんだけど、細かい芝居し過ぎないで落ち着いて演じてるのがよかったですね。そして、ツイッターとかでみんなが書いていたように、リベルテ派の小屋での5人で踊るワルツの素敵さ、楽しさ。ほんとにもろちゃんのダンスがね、羽が生えてるようで、軽やかに、のびやかに踊るんですよ~。もろちゃんらしい楽しさとエレガントが両立してるダンス。らぶでは割とパワー系というあゴツく見せてるダンスが多いからほんとに新鮮。ほんとに素敵。あれはほんとにみんなに見て欲しいなぁと思いました~。少クラでやんないかなぁ・・・。

 お待ちかねの現代の場面では二人ともキャップにスタジャンのペアルックなのが可愛すぎるし、優馬くんのお顔がいちいち綺麗過ぎし、屋良先輩もほんとにほんとに可愛いし、他のみなさんもみんな素敵で、ほんとにいい役者さんばっかりですで泣いております。そして、ミカエル役の玉野さんがどうしても五関さんに見えてしまってw。孤高な雰囲気だし、とつぜん机の上で踊りだしたりするので・・どうしても五関さんに見える・・それだけ謎な存在です~。

 もちろん、もっと!というところもあったりするのですが、この舞台をここまで楽しく作り上げてくれてるのは凄いと思うんですよね~。初日でこの仕上がりですもんね、次の観劇がほんとに楽しみです~。