ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ジャニーズ YOU&ME アイランドのLove-tune(9/8昼)

夢アイランド行ってきました~。まずは、Love-tune中心でざくっとした感想を。ネタバレあります。すみません。

 

  • この秋のジャニアイは、キングとプリンスの友情、平野とうとう宇宙の果てに住む老人になる、中高生Jrの大活躍、の3本立てだったように思う。ジャニアイも世代交代が近いのかなっていう感じ。平野くんがジャニーさんの期待に応えられるか、もちろんそうしてねみたいな近未来。らぶとらは専科っていう位置づけだった気がしたなー。微妙に入れてもらっていない感じがあるものの、その分、出てる時にはまじりっけのないお芝居やダンスの世界が見ることができるのは、それはそれでよかったなーって。出演者も去年より少な目だから、若い子たちも、らぶめんも両方、目が届いたなあって感じたな。
  • いがれおをいっぱい見れて嬉しかったし、藤井プロの体のキレや形の明瞭さは舌を巻くし、れんれんはお芝居凄くよかったと思うし、ゆうぴーの独特の芝居感覚が、リアルな高校生の思いが出せる感じがよかったなー。あと今野くんのお顔が印象的過ぎて、舞台映えするお顔立ち。
  • らぶの登場曲。やすあらダブルボーカル曲。二人の声の響きがとっても綺麗。みゅーさんが微動だにせずニヒルな笑みを浮かべて、青いベースを弾いている。ながつが上手のBOX。はぎちゃんは下手のBOXでドラムだけれど、ドラムが正面を向いていて、客席からはっきりお顔が見ることができるのが嬉しい。
  • 暴走する平野くんを批判するらぶめんたち。みゅさん「仲間を思いやれないヤツは・・」萩「あいつはもう変わらないんだよ」。二人ともとても発生がよい。慌て過ぎず、太く通るお声。今回。らぶめんの発声が本当によくって、さなぴの指導や、稽古を本当にやったんだなあって感じた。あの忙しさの中で。本当に凄い。
  • スネア隊のセンターがはぎのえちゃかちゃん。はぎちゃんの横にやっすー。はぎちゃんが非常に軽く無駄のない感じでスネアをやっていた。冬とは違うさりげなさ。もう自然に体に染みついている感じが今までにない。隣ののえるさんがビシビシとポーズと目線を決めてくるのと対照的だった。スネアもだったけれど、どの演目もサイズ小さ目。あっという間に終わる。
  • 孤立し苦悩する平野くんに天から過去を見ろと突き刺さるような声が響く。もちろん、さなぴのお声。ヴァサくんと一緒に下手ピットから平野くんに過去の日本の悲惨な事件を滔々と語る。聞き取りやすく、響くのに、硬さのないお声が素晴らしい。タキシードの立ち姿もまた素敵。
  • 学徒出陣と戦場。ここでもらぶめんの声の通りが本当によい。絶望するながつに「故郷に待ってる人がいる。帰らなくては」というはぎちゃん。少し笑みを浮かべて、ながつを励まそうとしている。しかし、「まだ生きている。死ぬまで戦う」と絶望的なセリフを突きつけるように言うさなぴ。足を引きずるみゅーさん。戦う悔しさが滲むやっすーの声。みんな素晴らしい。
  • ハム機は、下手からさなはぎながつもろやす。みゅーさんがその前のダンス隊のセンターでかなり長く踊る。ビシビシと切れるダンス。いがれおがその隣で踊っていてホント嬉しかった。あらんちゃんは上手で歌隊。
  • クロバットタイム!兄組からはのえるさん梶くんもろちゃんながつを確認。のえるさんがリーダー格。率先してハンドクラップを会場に求めるのえるさん。オープンな態度がホントにかっこいい。もろちゃん、ながつもみんな笑顔で力技を決めていく。一番大変な演目かもしれないけれど、みんな頑張ってーー。
  • 烈火。はぎちゃんはギラリと光るまなこで、少し軽蔑の色を浮かべながら、刃を口元にすーっと持っていた後、周囲の人間に次々と切りかかる。若い子を後ろから羽交い絞めにし、首元にぐさっと刃を突き刺す。残忍な殺し方。舞台の上手前列から、奥に歩いていく時に、どこかふざけた雰囲気を背中に漂わせ、持った刀を腰のあたりにつけて、右手首だけでをクルクルと回す。クレイジー慧悟だった。はぎちゃん、本当にカッコ良かったなぁ。殺陣にすごくあざとさがあって、魅力的なんだよなー。ちょっとびっくりした。
  • 1幕のトニトニ。らぶとらで旗を持ってドリル。すぐに左右に分かれてはけていくのだけれど、旗を掲げたはぎちゃんが凄い勢いで走って帰ってくのが可笑しかった。その後、最後列で旗を振るらぶとら。ちょっともやっと見ていたら、はぎちゃんが大股開いてコマネチのポーズみたいなので、ぶんぶん旗を振っていた。今日はすっごく元気w。
  • タイタニック。冒頭のやっすーの柔らかくよく通る声での長台詞。船長のみゅーさんが上段中央ですーっと立っている時の存在感が凄くて。どこか先を予感しているような哀しげな表情だった。そして、下では、キャップをかぶったあらんちゃんとちゃかちゃんが夢を語らい、いちゃこらするパート。ふたりのキャハキャハした幸せな興奮ぶりが本当に可愛かった。本当にこのお二人可愛い・・。
  • ヒンデンブルグ。舞台の下手からナチの制服を来たさなぴ将軍が出てくる時の圧がもう強い。その声と、身のこなしのキレで、空間を切り開いていくように見えてしまう。その将軍にそれに付きまとうのえるさんの怪しさと確かなセリフ回し。上手ではやっぱりキャップをかぶったはぎちゃんが手振りを交えて軽そうにしゃべっていく。可愛らしいけれど、ホントに軽い。手振りや、前に差し出す手の仕草のどこかオーバーな親愛の感じがなんとなく青木アナにも見えるw。
  • ヒンデンブルグ2 事故が起きると、下手のもろちゃんのアナウンサーがその惨状を慌てながら、身を乗り出して伝える。声の裏返りが生々しい。追い詰められるさなぴ将軍。本当に声がよく通る。自決の場面、一度銃をこめかみに突きつけるもののできず、その後顔いっぱいに恐ろしげな笑みを浮かべ、大声で何かを叫び、言い終わらないうちに銃声が鳴り響く。このタイタニックからのヒンデンブルグの緊張感は凄かった。らぶめん全員のお芝居の力、本当に凄い。
  • 「まともじゃない」のところ。やっすーのらぶにかける思いの強さを語りながら、らぶめんたちのまともじゃなさが展開される。地響きにも聞こえるドラムを叩くはぎちゃんに、狂気も含んだディストーションを響かせるさなぴ。ピエロじみたアクロを交えながら、二つプロペラの戦闘機を竹やりで撃ち落とそうと言うもろれおのセリフに、ふっとドラムの音を止めて、「お前、まもとか?」と肝が冷える様な声で言い放つはぎちゃん。怪しいみゅーさんのベースの響き。混然一体となったまともじゃない思いが狂おしい。本当にここカッコよかった・・・。
  • 帝劇のもろちゃんが好き過ぎて。白や赤のタキシード姿で魅せてくれる端正な足の角度、指先まで柔らかく差し伸べられる腕、品のある笑顔。ほんとに大好きだ~~!
  • ホントに7人のスケジュールが合わせやすい今のうちに(もう超売れるとぅーんさんと思ってるw)主演舞台やって欲しいなぁってつくづく感じた。・・いや、ってもう決まっているかなw。れおれおのキーボードソロ伴奏も、クリエ→橋パラ→ジャニアイと来て、前から準備していたんだろうし、きっと芝居力の向上もどこかに繋がっているはず。まだまだ妄想の域だけれど、そんな夢を、すぐ近くの夢を見たくなる秋のジャニアイでした。