ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

DUALツアーからその先へ

 折からの台風の影響で、日本中が大雨に見舞われている中、DUALツアーの大千穐楽の武蔵野の森スポーツプラザ公演のティザーがYoutubeで配信されました。

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 このツアーで見ることができた各メンバーの選りすぐりの、美しく、カッコよく、そして熱くて、日々を生ききってる端的な言葉。本当によい映像だなあ思ってみておりましたが、中でもひときわ目を引いたのが、フロアでペンラを振り、喜びに声上げ、感激をあらわにしているファンの人達を映した映像でした。

 この「ファンの姿」が少し、ファンの間で物議をかもしたのですね。見たいのはメンバーやライブそのものであってファンの姿ではないとか、マスクをしていないファンも大きく写されたので、感染症対策的に問題があるのではないかとか。自分も最初はそう思うところもあったのですが、見ているうちに、こうした「ファンの喜ぶ姿」であったり、「みんなでペンラを振り一体となって盛り上がってる姿」を見てもらいたかったんだろうなあと思ったのでした。よくメンバーが「うちのファンは凄い」であったり「自分たちとファンの皆で7ORDERなんだ」と言ったりしますが、その言葉を現前させている「その姿」を見てもらいたかったんだろうなと。

 そういう映像の造りをスタッフサイドの自己満足とする向きもありますが、個人的はどうしてどうしてしたたかに次の一手を考えている、野心を秘めた動画なのかなあと思ったりもします。なぜなら、7ORDERと言うグループの魅力は彼らのパフォーマンスのみならず、初めて見た人でも一度で巻き込んで、一体感溢れる楽しい体験をさせてくれるところにあるんだ、という事実を言葉ではなく一目で伝わる形で作られているからです。

 まだ7ORDERを知らない沢山の人もこれを見れば、ああこんな風に楽しい体験ができるのだなと感じられるでしょうし、どこかのお偉いさんたちがこの映像を見て、このグループの持つポテンシャルを、観客を感動させ巻き込む力があることを、会議の資料に書いてある色々な実績の数字以上に感じることができる、そんな働きをこの動画は担っているように感じたのでした。もしかするとそのお偉いさんの中には外国の方、今現在の日本の人とはコロナ対応などで異なる常識を持つ人もいるかもしれない。そういう人が見ても、不自然に見えない映像になってるようにも思いました。 

 つまりはこの動画が、今の7ORDERの魅力を更に広く大きくよりワイドな場所に伝え、次には、海外を含めたより広い場所でも彼らが戦えるように、次の7ORDERの世界を拓くことができるように、という役割や意図を持って作られているのかなあと思った次第です。自分はこの映像を見て、「彼ら」の野心を感じて、どこかワクワクしたのでした。

 さて、そのDUALツアーの「次」を感じさせるメンバーの動画がぽつぽつと上がってきています。まずは、モロちゃんこと諸星翔希くんがRKB毎日放送の「コモンセンス」という番組に出て語ってくれたこと。まずはぜひぜひ配信動画を見ていただければと、ぜひぜひ見ていただきたいとお願い申し上げます。

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 明るく楽しく熱くて、更に優しくて、周りを一杯に笑わせてくれるモロちゃんの魅力が一杯のトークも、Rの法則でご一緒だったという(私は当時見てなかった)新谷あやかさんとの熱い再会と時を飛び越えたような親密さが溢れるトークにも、お客さんもいれた中でのいつものようにかっこいいサックス演奏も本当に素敵でした。

 個人的には、モロちゃんが2016年の5月21日に、メンバー4人で始まったLove-tuneに加入した時のお話をしてくれたことにやっぱりグッときました。当時、自分はそのことについて、本当に嬉しかったけれど、一方で複雑な思いも抱えておりました。特にその複雑な思いの元になったのは、その4⇒7について、誰もほとんど語られないままきたことにあったかもしれません。彼らにとってらぶ4ってなんだったんだろう・・みたいなちょっとした、でもこれまで埋まることがなかった小さな穴。でも、今回、モロちゃんが誘われて加入できて本当に嬉しかったこと、その時の恩みたいなものはいまでもあると言ってくれたことで、なんとなくその穴がすーっと消えて、成仏したような気にもなりました(自分語りすみません!)。ともあれ、4⇒7のことを、初めて公式に語ってくれたようにも思うのでそれだけでも嬉しかったな~。

 そんな過去のことも嬉しかったですが、何より嬉しかったのがモロちゃんがこれから7ORDERを大切にしつつも、「自分でバンドをやってみたい」と言ってくれたこと。自分がやりたい音楽をもっと純度を上げてやってみたいと言ってくれたことなんですよね。モロちゃんのサックスや音楽的な急速な向上がどれだけ7ORDERのバンドや音楽を高めてくれたか、そしてメンバーに刺激を与えてくれたか。本当にどれだけお礼を言っも十分でないほど。だからこそ、もっと音楽を高めたいと前を向くモロちゃんを全力で応援したいなあって思うんですよね。まだまだ広い音楽の世界を経験して行って欲しいなあって思います。

 個人的にはその時に武者修行的に他のミュージシャンの人と一緒にやるっていうだけじゃなくって、自分の奏でたい「音楽」とは何かを見つめられる、そして新しい場所でもやっていくってのは凄く大事なことなんじゃないかなあって思っています。自分ももう40年弱バンドも見てきていますが、ミュージシャンってそういうところがあるし、そこで得られるものをモロちゃんの中に築き上げてくれたらなあって思うのです。それはきっと「結果的に」7ORDERにも良いバイブスとして戻ってくるだろうから。大事なのはそこの順番を間違えないこと、まずはグループ関係なくモロちゃんがやりたいことをやっていってくれたらなあって思うのでした。

 さて、活躍の場をちゃくちゃくと広げている顕嵐くん。今度はArtistspokenというサイトでラジオ番組を始められました~。1回目は無料で、2回目からは有料だそうですが、毎週水曜日の23時から配信。1回目は自己紹介的なのかな、自分が好きなもの、興味あるもの、やってみたいことなどを話していましたね~。宇宙にも行きたいのはちょっとびっくりだったけれど、なんとなく月とか本当にいっちゃいそうな気がしましたね。番組自体が、自分の本業とは違う世界を語っていくという、そして世界を豊かにしていくというコンセプトで、ひとつまた7ORDERとは違う姿を今まで以上に見せてくれるのかなあって感じました~。

 そして、声優と言う新たな世界に飛び出して、ゲームの世界からその世界に更に杭を打ち込もうと奮闘中の萩ちゃん!とうとう、テクノロイドでご一緒した峯田大夢さんや大好きなモンストのご縁から、ひとつお仕事(たぶんw)に結びつくことができました~。もんすと放送局さん、峯田さん本当にありがとうございます!

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 自分はまだ全然モンストことはわからないんですが、峯田さんや同じく声優でめちゃめちゃモンストがお上手な美藤さんや牛木さんに手ほどきもうけながら、3時間の番組をやりきった萩ちゃん。一喜一憂する萩ちゃんの表情をみながら、モンストってこういうもの??みたいなのを勉強っていうか感じておりました~。

 今回初めて知ったのですが、峯田さんがモンストで声を担当していらっしゃる28キャラクターと言ってらっしゃいました。やっぱりそれだけ積み上げてこられてるいる実績があるんだなあと。そして、一つ一つのキャラクターのボイスのカッコよさに打たれつつ、萩ちゃんもモンストでも声優できたらなあってつくづく思ったし、萩ちゃん自身もお願いしていたから、これも萩ちゃんの「次」なのだなと感じた次第です。今回、萩ちゃんが参加させていただいた「みねた軍」の直近の目標はモンストのオフラインイベント、7月8~9日のモンドリに出演(出場?)することなんだそうです。もんすと関係では初めての具体的な「次」の目標。どうか夢・・じゃなく、その目標が叶うといいな~。声優萩谷慧悟がもっと広がっていきますように!(そして俳優も頑張って!)。