ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ALL NEED IS LOVE

 ちょこっとぐだぐだと呟いてみます・・・。 

 Jr祭りが終わって、4月16日は東京ドームでのジャニーズ運動会でも、らぶはデビュー組の先輩や満員の観客の前でCALLを演奏して、会場の一体感や盛り上がりは凄いものだったそうです。ツイッターなどでの反響もすこぶる良くて嬉しい限り。個人仕事の番宣に登場したあらんちゃんもらぶのことを一杯紹介してくれて、らぶのお仕事も他のお仕事も頑張り、双方によい影響を与え合うというらぶの基本理念を理想的な形で見せてくれているし、バンド×ダンスという他にないかたちを取ったらぶの良さ、インパクトが思う存分出ているのかな・・と嬉しく思う毎日が続いております。

 なので、前に書いたように「もっと」とか「デビュー」とか願うし、そうでなきゃダメだろう願うべきであろうと思うのですが、これがちょっと考えだすだけでほんとに色々としんどくなると。今回の祭りで見えた今のJr界の姿は本当に横一戦。キンプリ世代の人気の高さと華やかさ、らぶら兄組のアリーナクラスのライブも大成功できそうな実力の高さと野望に満ちた輝き、そしてフレッシュさで勝負可能にみえるハイハイB少年世代の魅惑。

 一つのグループがすべてを奪い取るくらいのものを発揮できないから、そして事務所側がそうさせないから・・なんていう声もあるようですが、真正面に競争させあう限り彼らにはっきりとした差など生まれないでしょうし、競争し合っているからこその各グループの輝きや創意工夫や、そこから生まれているジャニーズの新しい風景があるんじゃないかなぁと実感した今回のアリーナJr祭りでした。

 そういう自然に生まれている競い合う関係に手をいれて、何かしらの選抜グループを作って、何か本当によいものが生まれるのか・・。人気がある、パフォーマンスのレベルも高い、そういう子たちだけのグループを作って、さて何をさせるのか、そのアイデアはあるのか。デビュー組でさえグループの色がでてくるまでに数年かかっているジャニーズで、今20歳前後の子たちで新たなグループを作って、誰もが「新しい!強い!!」と感じられるグループを作り出せるのか。

 すのとらすとは数年かかってできあがっているグループですし、らぶだってバンドのコンセプト自体は2年前からあるものだったりする訳ですから・・。そういう「自然」を全部乗り越えるような「人為」があるのか・・やらなきゃということは簡単だけれど、それってホントにできるの?。それには多くの花を刈り取らなければならない可能性もあるけれど、ゲインとロストを本当にちゃんと考えてるの?そんなシロートみたいなことをついつい考えちゃうわけです。
 それを思うと、「綺麗だから仕方ないね」とそれぞれにそれぞれの速度で伸びていく花々の庭を自然のままにしている人、それはきっと祭りの最後に「世界で一つだけの花」を歌わせた張本人だと思うのですが、その気持ちが少しわかるような気がするのです。人為の極みのようなジャニーズJrの世界がたどり着いた自然。だから思うんですが、このまま自然にどこまで伸びていけるのかほおっておけばいいんじゃないかと。あるものは庭の中に根を残しつつ、塀を超えて伸びて行って外で大きな実を付けるでしょうし、あるものは庭の中で端正に咲き続けるかもしれない、あるものは外からきた人に刈られていくかもしれない。伸びていくそのものの赴くままに行けるところに、最小限の支え木と肥やりをしていただければ、それでいいんじゃないかと・・。
 4月7日の少クラでケンティが「最近青いバラを飾るようにしている。花言葉が『不可能を可能にする』」だから」とおっしゃていましたが、何かそんな不可能の領域を探る1年になりそうな気もします。そんな中でらぶがすべてという気持ちでのんびりとやっていこうかなと思うのでした。