ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

Love-tuneの作られ方第5期(ポポロ2017年11月号より)

 先日発売されたポポロ誌がとってもよかったので、久々に「Love-tuneの作られ方」として感想を書いてみます。今回は7人のそれぞれのアップのグラビアに、少し添えるように「①らぶを色に例えるとしたら」、「②メンバーを色に例えるとしたら」という小さなインタビューがあったのですが、それが何とも言えずよくって。もう既に別の方がはてブロの記事にされています。とても素敵な記事です~。
guru.hatenablog.com

 そんな訳で、完全後追いながらw、自分もひとつ語らせていただきます~。まずは、Love-tuneを色に例えるとしたら・・方向性としては4つかな?

【虹色派】

 もろちゃんとあらんちゃんが回答。7人の個性やキャラクターが立っている(顕)。それぞれにまかせられるシーンがある(諸)。というようにらぶの最大の特徴とも言える「個性的であること」を前面に押し出した回答。
 ひとりひとり違っていても7人だとそれが「虹」というひとつのものにイメージ化できるのも素敵ですよね。そうそう、虹というと、WEST先輩のなにわ侍の主題歌「レインボードリーム」がすぐ頭に浮かぶのですが、そこにやすもろみゅはぎの謎4がメインバックとして出演していたのもなんだかしみじみする一因。自分が最初に見た「デビューの光景」がこの作品と言うことが大きいのかもしれないですが、らぶの目指すひとつのかたちであるような気がします。そうそうあの5月21日クリエでよく似たコントやってましたもんね・・。
 さて、閑話休題w。もろあらふたりとも、それぞれが他の人の個性を尊重していて個人主義にならない(顕)。とか、ここぞと言う時に自然に一体化できる(諸)と言っていて、お互いを尊重しつつ一つになれることも語ってくれていています。らぶの集団と個人の関係をわかりやすくオーソドックスに伝えてくれている気がします。

【白&透明派】
 
面白いことにやっすーとれおれおの最年長と最年少が同じようなことを言っていて。ふたりともらぶの幅広い表現ができるところ、何にでも染まれるところを特徴とあげていますね~。個人的にはらぶの一番好きなところって、その振り幅の広さとか、なんでもやってみよう精神なんですが、それを長男と末っ子ががっちり押し出しているのが、本当に強いなぁと思いますねー。本当にれおれおはらぶのパフォーマンスやお兄ちゃんたちの言ってることをきちんとわかって、進んでそうやっていっているんだなあってちょっと感動してしまいました。
 あと二人とも、どっちかというと「染まる」のではなくって「染める」ってニュアンスなのが面白いなあと。先輩たちの曲をリスペクトしつつ、自分たちの色に染められる(安)、色んな色を表現するのを俺は楽しんでいる(長)とあくまでも自分たちが主体となって、自分たちを染めているってスタンスなのがカッコいいなあと。周囲の多くのスタッフのと一緒になりながらも、自分たちでやるという広い意味でのセルフプロデュース精神が染みているんだなあって感じました。

【寒色系炎派】

 みゅーさんは他の人と違って、一人だけ青系の色をあげていて。そこが俯瞰的にものを見ていると言われるみゅーさんならではの視点のように感じました。そこには色んな意味が詰まっているみたいです。ワイルド、可愛い、キュート、セクシー(美)。そして、赤い炎より温度の高い青白い炎の色。そこに込められた野心。みゅーさんによればこれも青春の青なのだそうです。。。
 そういう冷静な熱さを読ませてもらうと、やっぱりあの2016年4月のえびラジオのみゅーさんの発言「もう誰よりも先にデビューしたい」(かなり意訳ですw)を思い出しますねぇ。野心を持って妥協しない。その強さが「爽やかで明るい青春の青」に秘められているとしたら本当に強いよなあと思うのでした。

【暖色系炎派】

 さて、さなぴとはぎちゃんは共に「朱色」とか「赤系の暖色」と赤系の色を答えていて、二人とも「可愛らしさと暖かさ」をらぶのイメージとして持っているのが意外な感じが。でも、確かにギラギラと言われやすいらぶですが、もう一つの特徴がとにかく可愛いパフォーマンスをしてくれることだったり、メンバー間の温かい人間関係であったりして、そこは本当に大事なキラーポイントだったりしますよね。お互いに強い意志を持って、認め合い、愛し合い、燃えて、いつもグループをよくしようという熱を持った人たちの集まり。でも、ちゃんと「可愛い」。だからアイドル。

 さなぴ&はぎちゃんとみゅーさんは反対の色ながら、ひとつのトーンを回答しているところが、上の4人とは異なるところかなぁって感じましたね。このあたりはこの3人がらぶのバンドの要となっていて、一つの作品を作っていく上では、その方向性をまとめる色を与える必要があるからかなあって、なんとなくですが感じています~。でも、だからこそ、7つの個性が、染まりたい&染めたい色たちが、一つのキャンパスの中でアイドルとして調和していられるのかなって。さなぴがケンカしても回復力が早いと言っているのは、やっぱり一つの方向に向いているところがきちんとあるからなんだろうなあと思いました。

 そんな話を読みつつ、するっと頭の中に浮かんできたのがこんなイメージだったりします。7人の素敵なコメントをまとめるには簡単すぎるものではありますが、また次のらぶのイメージが湧くまでの踏み台としておいておきます~。いやー。本当に積み上げて、整理して、広げて行くグループなんだなあって改めて感じました。

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ジャニーズ YOU & ME アイランド3回目(9/28夜)

 あっという間に月が替わってしまいましたが、ジャニアイ3回目に行ってきました。9月28日の夜の公演。お誘いいただいていくことができたもので、これまであまり舞台の後半戦を見たことがなかったので、本当に貴重な体験ができました。ありがとうございます!!それでは簡単に感想を。

  • 平野くんの動きが本当にキレていて。最後のフライングの高速なこと!今回のジャニアイ、Jrみんな本当に色んな事やっていて。でも、フライングや壁のぼりの時に他のパフォーマンスも入れちゃう(書初めとか)ので、どこか印象が散漫になりがちだったと思うんですよね。でも、回を重ねて、個々の力量がぐんとついてきてアピール度というか、客席への届き度みたいなものがどーんと増した気がしました。
  • セリフ回しも好きな感じの子が増えてきて。ゆうぴの間の取り方とか大好きだし。いわちの演じ演じる感じが少ない感じも好きだし、カイちゃんのコントの客席に語る間もとっても好きでした。これはファンの欲目なんでしょうが、トラジャのダンスとらぶのお芝居の見本がぽんと置かれて、後はJrみんなが切磋琢磨して学んでねというのが上手く機能しているのかなあって思いました。
  • それにしてもこの1か月のみんなの成長ぶりというのは凄いなあと。どの子も歌もダンスも上手くって。この秋のジャニアイは初めの方と終わりの方に入って、長い舞台をやり続けてきた成果みたいなのを見せてもらった気がしました。個人的には、ビューティフルワールドのバックが本当によかったなと。明るさと楽しさの中に気合いのようなハリがあって。ぜひ少クラでもこの子たちのパフォーマンスをがっつり見せて欲しいなと思いました。
  • さて、Love-tuneの感想。
  • 烈火。もろちゃんの本格的な殺陣からはぎちゃんのアニメのニヒルな剣士のようなスタンドでのひらりと舞うアクション。さなやすのパッションぶつけ合うような表情まで、殺陣そのものというよりるろ剣映画のようなGCも満載したような映像作品の趣。このままPV作って。いいのか悪いのかわからないんだけれど、他のグループのパフォーマンスって、PMとか動く舞台装置とかステージならではの演出が多いんだけれど、らぶはあまりそうではなくって(竜は別w)。そこが逆にすぐにPVになりそうな感じがあるんだなー。PV撮って売りましょうー。
  • 烈火は歌と芝居と殺陣(ダンス)、まともじゃないはバンドと歌とダンスと芝居。異なる要素を一つのパフォーマンスに融合していく面白さはLove-tuneが得意とする面白さだなあと思います。目指すところは足し合わせるのではなく、混然一体となる世界なんでしょうね。どんな完成形になるのでしょうね。その日が楽しみです・・。
  • ヒンデンブルグストーリーテラーさなぴから将軍になる瞬間。今日は、制帽を被って、つば先をぐっと下に下ろした瞬間にスイッチが入ったように見えました。あの物語が始まる瞬間が今日も素敵です。自決の場面。背中の反り具合が綺麗に弧を描いていて。その線の鮮やかさ、目の奥に焼き付きました。きっと忘れられないことでしょう。
  • タイタニック。死体の皆さんが生き返って、往時に戻る時、がしっと正面を向いていた船長みゅーさんは、ゆーっくり動き出して、後ろを向く。その間が凄く時間を飛び越えて昔に戻る感じがあってよかった。あと、船倉のダンスに拍手を送っているのが人格者って感じで素敵でした。
  • 最後に、はぎちゃんの感想。
  • スティックもライフルも旗もぶんぶん回して絶好調ぽかったです。はぎちゃんは本当に調子よさそうでノリノリでした。確かなダンスにはぎちゃんらしいアクセントを随所に散りばめて、本当に可愛かったです!
  • 今日は双眼鏡使わずに、舞台全体を見ようと思ったんですが、はぎちゃんが登場すると、すっかりロックオン状態になっちゃって。特に今日は嬉しそうというか本当に体全体がイキイキしてて。特に舞台の後ろの方に下がった時のアピールが大きくって思わず笑っちゃうくらいでした。
  • まともじゃないの最初のドラムソロの音の粒感とかタイトな感じとか、出る音の大きさとか。公演を積んで凄くパワフルになってるなあと。スネアも最近のレポ通り、バッチーンと抜けて響く音を出していて。相互に上下にすり抜けながらのパフォーマンスの時だから、凄いもんだなあと。
  • LGTT。上手からしめちゃん、はぎちゃん、しーくんと並んでいるんだけれど、はぎちゃんもきちんと揃えて踊っていて、素人目ながら、ダンス上手くなられたなあって。伸ばしきる、反りきるタイミングの周囲への揃い方と、アクセント入れるところのメリハリがいい感じだなあと。
  • ヒンデンブルグのはぎちゃん。登場時にはキャスケット被っていたけれど、実況時には脱いでいたような(被っていたという方もあり)。今日も誠実で、でも滑舌よく、耳にしなやかに届くお声だった。ドリボの時から比べても本当にセリフが柔らかく確実に通るようになった気ががします。
  • 今回のジャニアイのはぎちゃんのお芝居。本当にセリフの間がよくなったなあと。焦らないで、滑舌よく、お声がしっかりでるようになって。何回も書いているけれど、ドリボの時とは凄い差だなと。はぎちゃんにはまずは音楽のお仕事をして欲しい自分ですが、今回のジャニアイでもっともっとはぎちゃんのお芝居が見たくなりました。
  • この日のはぎちゃんの髪色が不思議で。最初、下手ピットにいる時に黒髪に見えたものだから勝訴か?と思ったら、その後は、濃い目の茶髪に見えたり、白い光が透けるくらいアッシュに見えたり。かなり照明で髪色が違って見えました。痛んでいるのかなーって思うけれどw、他の子ではそんなことなかった(ファンの欲目でしょうww)ので、はぎちゃんの新たな特性発見とほくほくしていますw。

 こんな風に、千穐楽2日前のはぎちゃんはとても良い調子に見えたのですが、翌日9月29日の昼公演の後半、夜公演と舞台から姿を消しまうことになりました。30日の千穐楽では一部出演となったので、おそらく体調不良だったのでしょう。しかし、ここまで仕上げてきた中でのアクシデント。きっとはぎちゃんは非常に悔しい思いをされたのではないかと思います。ツイッターでレポを読む自分も本当に気が動転してしまって、そしてはぎちゃんの気持ちを想うと、悔しくて、悲しくて。どんどん辛くなって。こんな思いをしたのは初めてでした。
 そんな中でアンダーを務めてくださったJrの子たち、そしてはぎちゃんがいない中きちんと舞台を繋げてくれたらぶめんやのえるさんたち。らぶめんは嬉しいことにはぎちゃんの不在を伝え、でも一緒にいるとアピールしてくれたみたいです。本当に最高の仲間たちです。そして舞台にかかわるすべての皆様、現場からはぎちゃんの様子を伝えてくださった方々。はぎちゃんのことを心配してくださった方々。そんな立場じゃないとはわかっていても、どうしても言いたい!本当にありがとうございました。見ているだけで自分も元気をもらえました。本当に不思議でありがたい体験でした。
 あっという間に記念すべきLove-tuneの名前を冠したZeppでの単独ライブがやってきます。はぎちゃんどうしているかな。しっかり寝て、しっかりご飯食べて、悪いところがあったらちゃんと病院行って。しゅんしゅんたちとほっこりしてくれていたらいいなあと。しっかり準備ははぎちゃんの得意技だから大丈夫。どーんと立ち向かって欲しいなってちょっと祈っています。

Love to love youバックのLove-tune(2017年9月22日のザ少年倶楽部)

 あっという間に9月も最終週になりそうです。家族の入院があったりとか、なのに外せない1週間の出張があったり、本当にばったばた。そんな中での心の支えというかかけがえにない楽しみがらぶだったりします。改めてそのありがたさを実感したここ最近でした。

 さて、9月初回のザ少年倶楽部Love-tune、オープニングでCALL、橋本良亮くんソロのLove to love youのバック、そしてあらんちゃんがJrにQに登場でした~。メインともいうべき橋本くんのLTLYでのバックは、夏の橋パラのお昼公演が終わって、そのまま少クラ収録に臨んだというもので、本当に出来立てホヤホヤ感が素敵です。最近はライブもたくさんやっているので、その姿、つまりは「今のらぶ」を全国のお茶の間に届けて欲しいと思う訳で、それを叶えてくれる演目でありました。

  その橋パラとは少しだけ違って、今回は前半部分は橋本くんがひとりで歌い上げて、もうその歌の切ないこと、狂おしいこと。前にも書きましたが、本当にはっしーって「歌うたい」だなぁって思うんですよね。凄く自分がある歌を歌う人。そのはっしーの歌の世界を、支えて引き立てるらぶめんたちのバックダンスをしっかり楽しませてもらうことができました。7人がお揃いの海老茶のベスト&パンツで、トーンを合わせて踊るらぶめんたち。らぶメインのパフォーマンスでは見られない世界で、本当にありがたかったです。しかしながら、じっくり見ていくと、彼ら一人一人の、個性と言うか表現したいものが浮かび上がってくるようです。

 まずは、ながつ。あんなに長い足と腕を最後の最後まできちんと矯めて踊れるのが本当に凄いなあと。最後まで立膝のポジションを守って回転して、最後まで足をまっすぐ投げ出して寝転んで回転して、最後まで右手の指からから左手の指までウェーブさせて。繊細に動かしてるからこそのダイナミック。ダイナミックで、丁寧な気持ちが溢れていて、もっともっと上手くなるんだよなあと誰もがわかるダンスに感じました。

 あらんちゃん。動くたびにグンッと艶が溢れてるのが凄くて。できるだけ体の正面を保って、涼やかなお顔をいつも見せつつ、肩や手首や指先はしっかり動いていて。柔らかく表情豊かで、でも強さもちゃんとあって。シックで、甘くて、きらめいていて。宝石みたいなダンスだなぁと思いました。暗い美術館の中でも光をクッキリ放つ宝石というのがあらんちゃんのイメージ。

 はぎちゃん。誰よりも熱く激しく、失いそうな恋人を追いかける感情が溢れるダンス。髪を振り乱し、強くかき抱き、愛を求めて力の限り伸ばす腕。元々、熱い気持ちが溢れるダンスだったけれど、体幹がしっかりしてきて更に激しく狂おしく踊れるようになって。この人の気持ちの熱さがまっすぐ伝わってくる、思いの強さに引き込まれるようなダンスが本当に好き。ラストの抱こうと天を仰いで伸ばした両手が哀しい。

 みゅーさん。センターで美しいポーズを取っている時でさえ、自分という気を消して、お顔にボカシがかかっているようにさえ見えるダンス。メインで踊っている時とは本当に違う人が踊っているようにさえ感じる。ただの美しい線と、見えないくらいの速さの移動で、形を作り出す。その中でただ一か所、右手の小指に掲げた恋しい人から顔をそむける仕草に切ない感情が見えるのが、そこだけだから余計に胸に迫る。

 もろちゃんのダンスは、体の部分部分で綺麗な曲線を作るのが本当に上手で。2回目の「嘘みたいに綺麗な涙」の直前で最善に出て来た後姿の、両足の交差の丸さとか、その時のシャラララ~っていう音楽に合わせて開いていく腕の動きの丸さ滑らかさとか。音をきちんと捕まえ、そこに本当にコントロールされた体を乗せていく。柔らかで、でも人の心もしっかり捕まえるもろちゃんみたいなダンス。

 さなぴのダンスは、腕が作り出す線が本当にまっすぐで、すぱーっと空間を切り裂いていくのが凛々しくって。それなのに、お顔の表情の中にはいつもアンニュイでふわーっとソフトフォーカスのトーンがある。表情もまたさなぴのダンスの一部で、確固たる表現なんだなあと改めて痛感する。「違う恋に落ちても」の人差し指をやや高く掲げて下から見つめているのが哀しくて。遠くて、尊い、とても大切な恋しい人。

 やっすーって、こんなに隙のないダンスをする人だったっけ?と思うくらいに細部まで正確で、バランスが取れていて、そしてしなやかで。ほぼいつも体が正面を向いていて、やっすーを見つめる客席の視線までわかっているダンス。そんな理性的なダンスの中に、時折、妖艶な表情を見せてくるのが怖い。右手の小指をすうーっと、優しくくちづけるように寄せていく時の表情が官能的だった。連れていかれたいって迂闊に思うニュアンスでした。
 橋本くんの歌とダンスを引き立てるように、全体のトーンを合わせつつも、上に書いたようならぶめん一人一人の個性の表現も写していっているんだなあって。右手の小指をあげるしぐさと、その時の姿勢も、書いたようにひとりひとり違っていて。それは、橋本くんのの歌が、彼が歌い上げる人の姿が、聞き手の人となりによって違う像を結ぶように、聞き手の心をあぶりだすように、届く力があるからなんだろうと。だから、7人はそれぞれ違う想い慕う男としてそこにいる・・なーんて思ったりしているのでした。本当に素敵な1曲でした。

ジャニーズYOU & MEアイランド感想2回目(9/10夜)

 2回目行ってきました。今度は2階席のかなり後ろのほうの超下手。やっぱり下手側は見切れましたねー。下手の上方にあるピット(はぎちゃんやさなぴがいたりするところ)はほぼ見切れ。下手の端後方もやっぱり見切れ。とはいえ、帝劇ならではの天井席からステージ全体を見下ろす高度感や、双眼鏡で覗いた時のキラキラな輝きはこの席ならではで、素敵な劇場だなあとやっぱり思いました。帝劇2階席、好きだーー。
 まず、今回のジャニアイのお話の感想ですが、ますますジャニーさんのJrへのメッセージ性が強い内容だったかなと思います。2015-2016年ジャニワ、2016-2017年ジャニアイと見てきて、これは演劇やレビューといったエンターテーメントというよりも、ジャニーさんの訓話といいますか、ジャニーズの芸能人としてのしての心構えや所作を叩き込む、公開研修会みたいなもんだと感じています。その上に、ジャニーズ流のキラッキラのレビューやお芝居が乗っかっていく。とても不思議な世界。

 それは決してネガティブなニュアンスで言っている訳ではなく、昭和から平成を股にかけた稀代のアイドルプロデューサーだから許されることであるし、その人の心の中を覗かせてもらえる貴重な機会だなあなんてロートルのおばさんには感じられます。もちろん、もっと以前のジャニワの頃を知っていればまた違う感想や評価なのでしょうが、この3回のシリーズは、現実とステージ上の虚構の世界、85歳のジャニーさんの思いと若いアイドル各個人の思い、それらが渾然一体としてステージの上に乗っているように感じられました。

 今回は主人公のひらのくんに的がかなり絞られているのですが、その彼が老人になってしまうというくだりがあります。前回のアイランドで老人(宇宙に飛び立ったプロデューサーのその後の姿)はひらのくんらに教え諭すという役割を担っていたのですが、今度はその老人自体をひらのくんに直接体験させてしまえ・・という強引さなのです。このあたりは妄想なのですが、言っても教えてもわからないなら、自分自身を経験させてしまえということなのでしょうか。最終的にそのことが効果があったのかはよくわからいまま、ひらのくんは仲間達の支えにより立ち直るというストーリーであったりあしますが。

 そして、もう一つの特徴が、演じ手たちが夢を探り、語る際に、ますます彼らのプライベートと一体化するような形をとるようになっていること。プリンスの3人やハイBの子たちにも語らせている。きっと、これは自分の夢を打ち立てる際には、自分の根っこのひっかかりみたいなもの、一番創作のエネルギーになるのは、そのプライベートにあるんだと教えているように感じます。年始のジャニアイの時にも感じたけれど、エンターテーメントがどんどん高度化し、専門化していく中で、本当に強い、力のあるパフォーマンスってそういう泥臭いエネルギーを基にしているんだと言いたいのかなあって思ってしまうところで、これまた凄く興味深いなあと思いますね・・。今の子に合うのかわからないけれど、本当に禁じ手だけれど、そこがホントに芸能の世界なんだなあって感じるところです・・。

  最後に文明と戦争と平和に対する思いについて。この部分は年始から引き続きの部分だったので、本当にざくっとだけれど、内容やお芝居が巧みになっていて、何より演じ手のJrたちが戦争の怖さや平和の脆さが実感できているのではないかと感じました。若いJrたちの戦争の怖さの実感、プリンス3人が演じるの戦争体験者の反戦への実感。そしてLove-tuneメンバーが演じる戦争に巻き込まれていってしまう人々の宿命と悲惨さへの実感。その実感の背景には、演じ手側と見ている側が感じている今の時代の危機感があるのかもしれないですが、前回よりも身に染みました。。
  今回のジャニアイ、本当にシンプルで。中高生のJrが一杯出てくるのもまたシンプルで。ジャニーさんの思いをストレートに感じることができる舞台だなあって思いました。そんな舞台に、舞台全体を締めるような立場で参加しているLove-tuneのメンバーがいるのも色んな意味での幸運だったり運命だったりするのかもしれません・・・。
 

  さてさて。後は10日のざくっとしたらぶなどの感想を・・。

  • 今回、各グループの新曲がたくさん発表されているけれど、一番好きなのがプリンスの、プロジェクトマッピングの中で唄う曲かもしれません。プリンスらしいシンプルで爽やかなメロディ。サビの広がる感じが凄く好き。ギラギラした烈火の後だから余計にですね。烈火はフルで曲を聞かないと、殺陣の印象が強すぎてどんな曲だったかよくわからないので、ぜひ早めに少クラで披露してください~。
  • みゅーさんがただ立っていてる時の存在感が素敵だったなと。少年兵を率いる隊長の威圧的な立ち方。タイタニックの船長の船の中すべて俯瞰的に見ている立ち方。「サティスファイ(とんでもない)」のベースの時の、何ももう感じないといった寒々とした立ち方。戻ってきたひらのくんが泣くシーンでもぐっと踏みとどまって彼の様子を見てる時の力の感じが素晴らしいなーと。舞台の俳優さんって、ただ立ってる時の存在感や手持ちぶたさじゃないのが凄いなーって思っているんですが、みゅーさんもそんな感じになってきたのかも・・。
  • 戦場。ながつともろちゃんの弱音。はぎちゃんの理性的な励ましの声と遠い故郷を思う一瞬のまなざし。負傷したみゅーさんを励ますあらんちゃんの声が太くて、必死で、本当に好きでした。そこにかぶさるさなぴの絶望の命令。そして、やっすーの平和の危うさを訴える辛くうめくような長台詞。今回のやっすーのセリフの中で一番好きかも。さすが最年長とつい思っちゃいます。
  • 烈火。全体的にぶつかり合う本当の切り合いのような殺陣というよりも、遠い間合いの中で舞い合うような殺陣だったなあとも感じましたねえ。その分、切る時の眼の怖さと切り捨てた後の動きに一つ一つ味がある。竜を退治した後、切り捨てたはぎちゃんが前方に向かってつばを吐き捨てるような仕草に本当にゾクゾクしました。今回のはぎちゃんの殺陣のあざとさが本当に好きです・・。
  • ヒンデンブルグ。アナウンサーのもろはぎ。飛行船の興奮を柔らかくも流れるように伝えるはぎちゃん。あんなに滑舌よくセリフを、それも早過ぎることなく、ちゃんと耳に残るように言えるようになったなんて、その上達振りにやっぱり感動(盲目)。そして、事故後、目を口をいっぱいに広げて何度も身を乗り出して伝えるもろちゃん。文明の明と暗を二人の様子が象徴的に表してるんだなーって感じました。
  • ヒンデンブルグ2。タイタニックの経緯を落ち着いた口調で説明したさなぴがナチの制帽をかぶった途端に、ナチの将軍に変貌する。背中を大きく動かし、腰をボンボン叩いて、ヒンデンブルグへの興奮した口調に変身する。目の前で違う人物に変わる芝居の醍醐味を魅せてくれる一瞬。ほんとうに、さなぴとタイタニックのやっすーは空間の色を変えるお芝居ができていて、本当に凄いです。ぜひLove-tune7人の主演舞台ください~。
  • LGTEとLGTT。こういうレビューらしい曲を踊る時のらぶめんの動きの華やかさが本当に好きなんですよね。7人がそれぞれの体の特徴を生かした、それぞれの出自も感じさせて、でも、みんな大きくてゆったりした動きが眩しくて。また、この2曲でのはぎちゃんの笑顔や弾むような体の動きが本当に好きなんですよ。本当に嬉しそうにこの2曲歌っているしねー。歌うはぎちゃんが今大好きかも。そして、ステージ最後、小っちゃい子を前に出してね・・って感じで、みゅさんの横に押し込んでて笑いましたw。 ホントに一杯ステージ楽しんでねーー。

顕嵐ちゃん長妻くん舞台「何者」。おめでとう!

 遅ればせながらなんですけれど・・・。あらんちゃんの初主演舞台が決まりましたよ!なんと長妻くんも一緒に出演です。本当に本当におめでとうございます!!タイトルは「何者」。佐藤健くん主演の映画の舞台化に抜擢される顕嵐ちゃん。いやー。凄いです!。そして、長妻くんは初の外部舞台なのかな?

mdpr.jp

 ながつのコメントに「爪痕を残し」とあって、らぶのモットーが織り込まれているのがものすごく嬉しい。そして、お二人のお名前の後に、Love-tuneっていうグループ名があるのがやっぱり嬉しいですよね。ふたりの個人のお仕事だけれど、こうやって名前が外に出て行くのが本当に感激。二人とも本当にありがとう!!。二人のお芝居をジャニアイで見た限りは、本当に上手くなっているし、めっちゃ期待するし、この経験が彼らの力をまた伸ばしてくれるのだろうなあと。あと、嬉しいのが、演出が丸尾丸一郎さんで、5月の安井くんの劇ラジもやってくだった方なので、安井くんのお仕事がここにも繋がっていて、そこも本当に嬉しいですね~。顕嵐ちゃんの魔女宅は見ることができなかったので、今度こそ行って見たいな~。ただ、天王洲の銀河劇場で2週間。共演の方々も人気者ばかりだから、チケット取れるといいなあ・・・。

 さてさて、あらんちゃん。魔女宅でミュージカルW主演、秋には初の主演舞台ときて、来年の3月には長瀬くん映画で銀板デビューと来て、いい勢いを見せてて、本当に嬉しいなぁと。出たばかりのdeut誌のらぶの座談会で、あらんちゃんの長所としてはぎちゃんが「自分の中で『これ!』というものがあって、絶対に曲げないもんね」と言ってるのだけれど、きっと彼の中でお芝居の仕事を絶対したいってのがあって、ずっと準備してきて、今のここがあるんだろうなあって感じるので、このチャンスを絶対に掴んで大きく羽ばたいてほしいなあと思うばかりだったりする。ながつも初の外部舞台。もろちゃんがクロスハートでぐんと伸びたように、きっと色んな人から刺激を受けて、またどんどん伸びていくんだろうなー。本当に本当に楽しみ・・。

 前に俳優坦していたので思うんだけれど、テレビドラマで活躍できる若手俳優さんって、本当に限られている。大手事務所でも完全な主役級は2人程度、準主役級まででも5人くらい。在籍している若手は山のようにいるのに、20歳前後から、ほぼ同じメンバーを継続的に推してきて、それでもずっとその位置にいられるとは限らない。実力はもちろん、人気も、そして推しも全部揃っていないと本当に厳しい世界だなあって常々思っている。だから、あらんちゃんには長いスパンで事務所にきちんと推してもらって、いわゆるジャニーズ枠を超えて活躍できるような俳優さんになって欲しいし、ずっとずっと貪欲に頑張っていって欲しいなーって思う。
 あと、らぶの中では、やっぱり真田くんのお芝居の力って人並み外れたところが溢れている人なので、舞台だけじゃなくってテレビドラマや映画でぜひ活躍して欲しい。さなぴの場合、可能性じゃなく、今現実として外に打って出られるのになあって、いつも思ってしまう。一刻も早くさなぴのお芝居を見ることができる日が来るのを待ってる今日この頃だったりする。

 今回のジャニアイを見て、本当に、らぶめんって、芝居に堪能な人が集まったグループになりつつあるなあ本当にワクワクしている。上の3人の他にも、やっすーのしっかりでもしなかかに耳の奥まで届く声、もろちゃんのオープンで豊かな表情と体技、みゅーさんの何もしないで立っているだけでその人の背景がわかるくらい立ち姿の美しさ。はぎちゃんも柔らかくも明瞭な発声とひとつニュアンスを含ませたような間の取り方ができるようになって。それぞれに経験を積んできた人たちだけれど、7人が一緒になったことで、お芝居の力が更に早く進化している気がします。7人とも本当に素晴らしい。ぜひぜひ今回のお芝居が起爆剤となって、7人が揃った主演舞台をそう遠くないうちに見せて欲しいなあと思うのでした。

ジャニーズ YOU&ME アイランドのLove-tune(9/8昼)

夢アイランド行ってきました~。まずは、Love-tune中心でざくっとした感想を。ネタバレあります。すみません。

 

  • この秋のジャニアイは、キングとプリンスの友情、平野とうとう宇宙の果てに住む老人になる、中高生Jrの大活躍、の3本立てだったように思う。ジャニアイも世代交代が近いのかなっていう感じ。平野くんがジャニーさんの期待に応えられるか、もちろんそうしてねみたいな近未来。らぶとらは専科っていう位置づけだった気がしたなー。微妙に入れてもらっていない感じがあるものの、その分、出てる時にはまじりっけのないお芝居やダンスの世界が見ることができるのは、それはそれでよかったなーって。出演者も去年より少な目だから、若い子たちも、らぶめんも両方、目が届いたなあって感じたな。
  • いがれおをいっぱい見れて嬉しかったし、藤井プロの体のキレや形の明瞭さは舌を巻くし、れんれんはお芝居凄くよかったと思うし、ゆうぴーの独特の芝居感覚が、リアルな高校生の思いが出せる感じがよかったなー。あと今野くんのお顔が印象的過ぎて、舞台映えするお顔立ち。
  • らぶの登場曲。やすあらダブルボーカル曲。二人の声の響きがとっても綺麗。みゅーさんが微動だにせずニヒルな笑みを浮かべて、青いベースを弾いている。ながつが上手のBOX。はぎちゃんは下手のBOXでドラムだけれど、ドラムが正面を向いていて、客席からはっきりお顔が見ることができるのが嬉しい。
  • 暴走する平野くんを批判するらぶめんたち。みゅさん「仲間を思いやれないヤツは・・」萩「あいつはもう変わらないんだよ」。二人ともとても発生がよい。慌て過ぎず、太く通るお声。今回。らぶめんの発声が本当によくって、さなぴの指導や、稽古を本当にやったんだなあって感じた。あの忙しさの中で。本当に凄い。
  • スネア隊のセンターがはぎのえちゃかちゃん。はぎちゃんの横にやっすー。はぎちゃんが非常に軽く無駄のない感じでスネアをやっていた。冬とは違うさりげなさ。もう自然に体に染みついている感じが今までにない。隣ののえるさんがビシビシとポーズと目線を決めてくるのと対照的だった。スネアもだったけれど、どの演目もサイズ小さ目。あっという間に終わる。
  • 孤立し苦悩する平野くんに天から過去を見ろと突き刺さるような声が響く。もちろん、さなぴのお声。ヴァサくんと一緒に下手ピットから平野くんに過去の日本の悲惨な事件を滔々と語る。聞き取りやすく、響くのに、硬さのないお声が素晴らしい。タキシードの立ち姿もまた素敵。
  • 学徒出陣と戦場。ここでもらぶめんの声の通りが本当によい。絶望するながつに「故郷に待ってる人がいる。帰らなくては」というはぎちゃん。少し笑みを浮かべて、ながつを励まそうとしている。しかし、「まだ生きている。死ぬまで戦う」と絶望的なセリフを突きつけるように言うさなぴ。足を引きずるみゅーさん。戦う悔しさが滲むやっすーの声。みんな素晴らしい。
  • ハム機は、下手からさなはぎながつもろやす。みゅーさんがその前のダンス隊のセンターでかなり長く踊る。ビシビシと切れるダンス。いがれおがその隣で踊っていてホント嬉しかった。あらんちゃんは上手で歌隊。
  • クロバットタイム!兄組からはのえるさん梶くんもろちゃんながつを確認。のえるさんがリーダー格。率先してハンドクラップを会場に求めるのえるさん。オープンな態度がホントにかっこいい。もろちゃん、ながつもみんな笑顔で力技を決めていく。一番大変な演目かもしれないけれど、みんな頑張ってーー。
  • 烈火。はぎちゃんはギラリと光るまなこで、少し軽蔑の色を浮かべながら、刃を口元にすーっと持っていた後、周囲の人間に次々と切りかかる。若い子を後ろから羽交い絞めにし、首元にぐさっと刃を突き刺す。残忍な殺し方。舞台の上手前列から、奥に歩いていく時に、どこかふざけた雰囲気を背中に漂わせ、持った刀を腰のあたりにつけて、右手首だけでをクルクルと回す。クレイジー慧悟だった。はぎちゃん、本当にカッコ良かったなぁ。殺陣にすごくあざとさがあって、魅力的なんだよなー。ちょっとびっくりした。
  • 1幕のトニトニ。らぶとらで旗を持ってドリル。すぐに左右に分かれてはけていくのだけれど、旗を掲げたはぎちゃんが凄い勢いで走って帰ってくのが可笑しかった。その後、最後列で旗を振るらぶとら。ちょっともやっと見ていたら、はぎちゃんが大股開いてコマネチのポーズみたいなので、ぶんぶん旗を振っていた。今日はすっごく元気w。
  • タイタニック。冒頭のやっすーの柔らかくよく通る声での長台詞。船長のみゅーさんが上段中央ですーっと立っている時の存在感が凄くて。どこか先を予感しているような哀しげな表情だった。そして、下では、キャップをかぶったあらんちゃんとちゃかちゃんが夢を語らい、いちゃこらするパート。ふたりのキャハキャハした幸せな興奮ぶりが本当に可愛かった。本当にこのお二人可愛い・・。
  • ヒンデンブルグ。舞台の下手からナチの制服を来たさなぴ将軍が出てくる時の圧がもう強い。その声と、身のこなしのキレで、空間を切り開いていくように見えてしまう。その将軍にそれに付きまとうのえるさんの怪しさと確かなセリフ回し。上手ではやっぱりキャップをかぶったはぎちゃんが手振りを交えて軽そうにしゃべっていく。可愛らしいけれど、ホントに軽い。手振りや、前に差し出す手の仕草のどこかオーバーな親愛の感じがなんとなく青木アナにも見えるw。
  • ヒンデンブルグ2 事故が起きると、下手のもろちゃんのアナウンサーがその惨状を慌てながら、身を乗り出して伝える。声の裏返りが生々しい。追い詰められるさなぴ将軍。本当に声がよく通る。自決の場面、一度銃をこめかみに突きつけるもののできず、その後顔いっぱいに恐ろしげな笑みを浮かべ、大声で何かを叫び、言い終わらないうちに銃声が鳴り響く。このタイタニックからのヒンデンブルグの緊張感は凄かった。らぶめん全員のお芝居の力、本当に凄い。
  • 「まともじゃない」のところ。やっすーのらぶにかける思いの強さを語りながら、らぶめんたちのまともじゃなさが展開される。地響きにも聞こえるドラムを叩くはぎちゃんに、狂気も含んだディストーションを響かせるさなぴ。ピエロじみたアクロを交えながら、二つプロペラの戦闘機を竹やりで撃ち落とそうと言うもろれおのセリフに、ふっとドラムの音を止めて、「お前、まもとか?」と肝が冷える様な声で言い放つはぎちゃん。怪しいみゅーさんのベースの響き。混然一体となったまともじゃない思いが狂おしい。本当にここカッコよかった・・・。
  • 帝劇のもろちゃんが好き過ぎて。白や赤のタキシード姿で魅せてくれる端正な足の角度、指先まで柔らかく差し伸べられる腕、品のある笑顔。ほんとに大好きだ~~!
  • ホントに7人のスケジュールが合わせやすい今のうちに(もう超売れるとぅーんさんと思ってるw)主演舞台やって欲しいなぁってつくづく感じた。・・いや、ってもう決まっているかなw。れおれおのキーボードソロ伴奏も、クリエ→橋パラ→ジャニアイと来て、前から準備していたんだろうし、きっと芝居力の向上もどこかに繋がっているはず。まだまだ妄想の域だけれど、そんな夢を、すぐ近くの夢を見たくなる秋のジャニアイでした。

亀梨くんソロコンサートに行ってきました(8/30夜)

 さて、9月です~。なんとなくジャニーズは9月始まりなのかと思うほど色んな節目がやってくる(きた)9月。Love-tuneの動きやメンバーの動きも止まりません。まずは、顕嵐ちゃんがTOKIOの長瀬くん主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演が決定。映画には初出演なんだそうです!本当におめでとうございます。

soratobu-movie.jp

  本当に、あらんちゃん、凄い勢い!ずっと、俳優さんにとって20歳前後って本当に大切な大切な年齢だと思っていて。大向こうを張っていく若手俳優さんって、このくらいの年齢で凄く印象的な役をやっているんですよね。この映画も本当に期待しちゃうし、この1年、あらんちゃんが、20歳ならではの印象的な役を掴めるのか、めっちゃ楽しみです。頑張って頑張って頑張って欲しい。しっかり応援させていただきます!

 そして、ジャニーズJrの単独ライブシリーズが決まりましたよ!お台場の特設ステージで何やら色々とあるのではとも噂されていますが・・

http://www.johnnys-net.jp/page?id=consta&artist=21#547

 Love-tuneは12月16日17日とのこと。まずは今度こそ当たりたいですよね~。先行きどうなるかはさっぱりわかりませんがw、そんな時だからやることはシンプル。一回一回に爪痕を残すライブをすることが、明確な達成を示すライブをすることが、次に繋がる。持っているものが少ないから、失うことに恐れず前に向かうことが容易いのかもです。ともあれ、素晴らしいらぶのライブを1回でも多く見たいので、どうぞよろしくお願いします!って祈るばかりです。もちろん、全力で応援していきますーー!

 

 さて、本題です~。ありがたいことにお誘いいただけまして、8月30日に亀梨くんのソロコンサートを見に行くことができました。貴重な機会をありがとうございました!亀梨くんはドラマなどではよく見ていたのですが、もちろんライブにはまったく行ったことがなく、初めての生亀梨くんでした。そして、会場もジャニーズのライブでは初めての国際フォーラムホールA。デカイです!!

 まあ、そんな風なので、ほとんど亀梨くんに関する予備知識がないまま、ソロコンサートを見せてもらいました。まずびっくりしたのが、亀梨くんが魅せるジャニーズ舞台の技の数々。歌はもちろんのことですが、フライング、ロープなどを使ったアクロバットや体技、映像とシンクロするパフォーマンス、華々しい殺陣、ドラマチックだったり、ちょっと笑わせたりする小芝居。拙い経験ながら、SHOCKやドリボやジャニワやなど見てきたジャニーズの舞台のエッセンスが、次から次へと披露されるのにびっくりでした

 またですね。一つ一つの技と言うか姿勢のキレが凄いんですよね。美しい姿勢、美しい表情、少年の匂いも残る甘くもきりっとしたお声。バックについた宇宙Sixと作るフォーメーションがまた見事で。ホールAの後方のお席からも双眼鏡がほとんど必要がないほど、空間の使い方が見事で、舞台に立つひとりひとりがくっきり目に飛び込んでくる。そのあたりは、まさしくSHOCKを見た時と同じ感覚。自分の知識と経験が足りないからの感想なんですけれど、亀梨くんがこんなにTHEジャニーズなコンサートをされる方だと思っていなかったので、本当にびっくりして、こんな風にデビュー組の先輩がJrとつながっているんだなと思い知った次第です。

 自分の主演した(?)ドラマの主題歌のメドレーとか、人気のバラエティ番組のナレーターの人との掛け合いのコーナーとか、映像の大物ゲストとか、そのあたりのデビュー組感もさりげなくて、そこがまた凄かったのですが、そんな大物なのに、MCが本当に可愛くてて。激しいステージだからかもしれないんですけれど、ふわんと気が抜けちゃう感じ、言えば、じいな感じ、が本当に可愛らしくって。真面目なんだけれど(バンドをまっすぐやってるところ、バンドの使い方が本当に真面目だなって思いましたね~)愛らしくって、こうやって、色んな姿を見せてもらえるのも、コンサートならではで本当に貴重な経験でした~。

 そして、衝撃を受けたのがメインバックを務めた宇宙Six。ちゃんと見るのは初めてだったんですけれど、本当に上手くて、迫力あって。ダンスもキレがあって攻撃的で、バック仕事も物凄く上手い。バックの大道具や小道具の扱いにも一つ一つ華がある。MCも面白くって、さすがスーパー兄組Jrなんだなあって。去年のえび座で山本くんにもかなり惹かれたのですが、更にハマリそうでした。あと原くんがホントに目立ってて、朝日くんと同じような視線泥棒で。目黒くんも長身でダンディでカッコよくなっていて。Jrの層の驚くべき厚さ、熱さを実感したのでした。この厚さはどこかに絶対繋がっていくはず。胸を張って、誇っていきたいなあと思うのでした・・。

 色々とみることで知っていくジャニーズの広さとつながり。今を生きていく、生き延びるための知恵とエネルギー。色々と実感したステージでした。