ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

1年たちました。今の気持ち。

 このブログを始めて今日で1年が経ちました。これまでこのブログを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます。のめり込みやすい性質ではあるんですが、ここまでジャニーズJrに嵌るとは自分でも思ってみなかった怒涛の展開でした。

 もちろん、その最大の原因は大好きならぶとはぎちゃんのミラクルな進撃ぶりなのですが、ジャニーズJrという集団が見せる様々な魅力、いいことも辛いことも次々と降ってくる魅力のボリューム自体も大きいんでしょう。それぞれに独立しているところもあるけれど、「デビュー」というものを軸に長年の月日を積み重ねてきて、今ここにあって、そしてお互いに関係し合っている。そこに尽きせぬ魅力を感じている今日この頃です・・。この1年ジャニーズJrを経験して、色々と知識も増えて、個々人にも愛着も湧いてきました。例えば、ステナビのすのインタビューを読んで、色々と思うところはあれど、彼らの辛い気持ちを未熟だとはばっさりと切り捨てられない、そんな気持ちだったりしています。

 でも、その反面、自分の性根みたいなものは変わんないなと思うこともあります。その性根というのはこのブログのタイトル、「ラボを捨て、ビーチに出よう」という思いです。今のJrグループの乱立時代。すのとらすとらぶの4グループはこれからどうなっていくんでしょう。私は、彼らには彼らのグループを完成させて欲しい。そこまでは続けていって、今彼らが育てつつある新しいアイドルグループの姿を見せてほしい、と強烈に願っています。もし、仮に、「ジャニーズ流のデビュー」にすぐにはたどり着けなかったとしても、何かの形で続けていけないか、そんなことばかり考えています。
 上手く事務所と掛け合って、自分たちの身の丈にあった、そして、自分たちの目指す姿をそれなりに少しずつ適えていけるようなやり方を開拓していけないか。小さなハコからコンサートやお芝居を打っていって、採算があうような形で少しづつお客さんを増やしていけないか。そうやって実績を積み重ねていって、お金を稼げるようになって、そんなに遠くない未来にメジャーのレコード会社との契約やメディアへの出演を勝ち取る。そこでも地道に実績を積み重ねていって、いつかドームでのコンサートを実現する。お茶の間に広く名前が知られるようになる・・。
 そうやって大きくなってきた個人アーティストやグループのは決して少なくないはずです。もちろん「ジャニーズ流のデビュー」を否定するわけではないですし、らぶが「デビュー」できたらこんなに嬉しいことはないですが、それだけが道ではないと思ったりもするし、何より今の7人のらぶというグループを極めて欲しいなぁと、そのためには、どんな道でも選んでほしい・・ついついそう思ってしまうのですね。
 はぎちゃんが生まれた時にはもうすでにSMAPがありました。彼らの大きな魅力と大きな事務所とメディアの力で、新しいアイドル像を、新しいアイドルのモデルを作り出した凄いグループでした。たぶん、今のJrのほとんどやファンも、アイドルになるということはSMAPみたいになる、SMAPみたいに仕事をし、売れることなんだ・・そう思っているのではと思います。

 でも、そこから20年以上も経って、また時代が変わって、「新しいアイドルモデル」を作り出す時期にやってきているような気がします。見せるべきものの核をしっかり持った今のJrたちならきっとできるのではないかとお花畑な妄想を育てつつ、次のステージを、彼ら自身の前進を追っていこうと思うのでした。