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ラボを捨て、ビーチに出よう

どこにいたって君がアイドルだ

その生き物の行方(2016年7月6日ザ少年倶楽部)

 さて、昨日のザ少年倶楽部で予告通り7人に増員したLove-tuneがFIRE BEATを披露した。前回にも書いたように4人のLove-tuneが好きで好きでしょうがなかったので、7人になったのには正直不安があった。特に先日、発売されたこの日の様子を載せた月刊TVでは新しく加わった顕嵐くんをセンターにしているフォーメーションもあって、センターとバックと言ったわかりやすい形に変えられてしまうのではないか、そんなことを思ってもやもやしていた。放映前には、まるで、転校初日の登校前の小学生の気分だった・・・。

 そのFIRE BEAT。まずははぎやすさなみゅの4人から始まるのだけど、3人の前に腰を落としてポーズをとるはぎちゃんの目がやる気満々で、どんなものでも食い尽くしてやるみたいな目をしていてびっくりした。ほどなく顕嵐くんが颯くんと谷村くんと一緒に堂々と登場。顕嵐くんのラップの後に、彼を飛び越えるように諸星くんが登場。さなぴとみゅーさんを従えて、3匹の獣のような、何か狂ったものに取りつかれたダンスを披露。1回目のブレイクで長妻くんがバック転で登場し、颯くんもヘッドスピンを披露。おまけに二人揃って中央でバック転。加えて、クリエ公演でもバックについた根岸くん、前田くん、基くん、谷村くんも一緒になって、都合11人で揃ってダンスを繰り広げたと思ったら、はぎちゃんがドラムに移動し短いソロの後、さなぴとみゅーさんがギターとベースを引っ提げて、バンドチームとダンスチームが入り乱れてのパフォーマンスで終了となった。

  とにかくボリュームありすぎて、とんでもないことになってる感じがした。事前に頭に入っていた「あらんくん召喚」的な感じではなく、バックメンもふくめて、ズラズラズラと並んですっごい勢いで踊っている・・その迫力に圧倒された。だって、1回目に印象に残ったのは、颯くんと時折すごいカメラ目線で抜かれる谷村くんであり、「なんかエグザイルみを感じる・・」という印象なんだもの。誰かひとりをクローズアップするのでないカメラの魔法はあったと思うけれど、この横並びのごちゃごちゃ感、そしてどこを切り取ってもすごくカッコイイという訳わからなさがすごく好きだった。そういうヘンというか過剰というか、カオスになってるとこがすごく気に入った。こういうのとは正直思ってなかった。

 4人のLove-tuneは流動的に自在に動いているけどどの方向に流れて行くのかも同時に感じられるパフォーマンスが好きだった。7人になってもう少し統制感の強いものになったらちょっと違うなぁと思ったんだけど、そうはならなかった。いくつもの流れがあって、それがぶつかったり、うずまいたり、まるでいっぴきの生き物のように暴れている。そんなLove-tuneがこのステージにもちゃんとあった。もちろんかなり荒削りだけれど、本質は変わらない、そう感じた。そして、その生き物の戦いの場は、ジャニの外の世界に広がっている・・そんな気がした。

 自分がLove-tuneに何を欲していたのかとか、それが7人でも変わらないというか、加わってくれた3人も、そしてバックメンたちも、みんなが共有して何かを新たに作り出そうとしてくれていることとか、色々よくわかった。この日だけかもしれないけれど、Love-tuneは4人でもなく7人でもなくもっとそれ以上で作られていた。人数問題なんて意味がないのかもしれない。らぶのことを思うと無所の誇りみたいなものを感じるんだけど(みんなが無所だった訳じゃないけど)、今日のバックジュニアと一体になった強いパフォは、その延長線上にあって、そこは本当はらぶの根っこだと改めて思った。

 人の目はどこかを定めてを見たがるものだから、それぞれに見たいところを見て想いを語る。見る場所の多いLove-tuneに対して私が見ていなかったものを語る人も当然いるし、見ている人がそれぞれの目線で語るだろう。その語り方もカオスでいっぱいあって、そのカオスを、とんでもなさを育むLove-tune素晴らしいな、と思ったのだった・・・。やっすーは言った「Love-tuneというジャンルを作りたい」その思いにまた一歩前進したステージだったと感じた。